1 / 8
第1話 出会い
しおりを挟む
空は雲一つない快晴。日差しが強く、目をまともに開けることができないほど眩しい。青空の下、荒野に生えている野草や花は逞しく咲いている。
そこの岩場に座っているのは、肩くらいまである整えられた癖毛の髪と、顎髭を生やし、猫背姿勢の男。外見からして四十ほどだろうか。帽子を被り、シャツの上に、黒のコートの袖に両腕を通さず羽織っている。
そして、光を放っているようにも見える、艶のある金具が付いた茶色の革ブーツ。腰にはホルスターを巻き、コートの間から見えるのは、パーカッション式シングルアクションの36口径リボルバー、コルトM1851が。
「もう目の前じゃないか、水の町ミネラル。アレが楽しみだ」
目を細めながら、前方に見える町を眺めた後、満足そうな笑みを浮かべる。そして手に持っている小樽に入った水を口の中に運ぶ。
「最高の一杯だ」
猫背男が水を堪能していると、辺りが急に暗くなる。
「あれ? おかしいな。さっきまでは明るかったのに」
猫背男は辺りを見渡し、状況を確かめるが、岩場から半径二メートルほどが暗いだけ。
「まあいいや。影出来たことで涼しいし――影?」
そう思った瞬間、金属音が噛み合わさった音が耳に届く。猫背男は冷や汗を垂らしながら、恐る恐る上に視線を移す。顔に落ちてきたねっとりとした感触で、口元が思わず歪む。
「こりゃマズイよ」
大木のような巨躯を持ち、銀色の輝きを放つ鋼鉄の皮膚。ブレード付きの巨大な鋏は胴体の倍近く。八本の強靭な足に、高々と上げている細長い尾は、太陽を遮断し、先端が花のように開いている。深紅の瞳は不気味に微笑んでいた。
「ご機嫌よう、サソリちゃん」
次の瞬間、尾の先端の開いた部分には赤いコアがあり、そこからレーザーが放たれた。猫背男が座っていた岩場周辺の地盤が沈下してしまう。
慌てて前に飛んで回避したと同時にコートが肩から落ちる。銃を抜き、猫背男はサソリの目を狙って、引き金を引く。
三十六口径から放たれた弾は、見事に眼に直撃した。そこからは紫色の血が噴射し、残っている片目で猫背男を睨めつける。
「恨まないでくれよ」
もう一発。再び、猫背男はサソリの眼に鉛玉をぶち込んだ。だが――。
「えっ――ちょっとタイム!」
そんな声も虚しく、サソリは嗅覚を頼りに、手当たり次第、レーザーを発射するため、猫背男はサソリの尻尾が向いている向きを確認しながら、前にひたすら走る。その尻尾の向きを見て予測するものの、ずっと避けきる事はできず。
「っつ……」
左足に直撃してしまい転げてしまう。同時にコルトを手放してしまった。そしてズボンに血が滲んでいき、脚に力が入らない。
「参ったね。こりゃ動けないよ」
猫背男の眼前には巨大な鋼鉄のサソリ。口調は余裕を持っているのだが、顔は冷や汗を垂らしながら引きつっている。
サソリが自慢の 鋏を天にかかげて、振り下ろそうとしたときだった。
「こっちよ!」
その声を聞いて後ろを振り向くサソリ。馬に乗った女性が、掌サイズの透明の球体を投げると、光り輝きながら鋼鉄の胴体に触れる。
どういう原理か、サソリの体は見事に二つに分かれてしまった。そして、地面に倒れる二つになった巨大生物。
黒色の腰まである長い髪にほんの焼けた色黒の肌、少し厚めの唇に青色の瞳を持つ女性。ダイアモンドの首飾りに、胸元を開いているシャツと茶色のパンツ、そして黒のブーツ。やはり彼女も腰にはホルスターを巻き、パーカッション式シングルアクションの44口径リボルバー、レミントンM1858を備えている。だが、銃の色が全て銀のため、どこか最先端のような雰囲気が漂っている。
「大丈夫?」
「有難う、助かったよ。少し足が痛むけどね」
「待ってて」
女性は馬から降りて、猫背男を見るなり驚く。
「もしかして、ただの銃でアレと戦っていたの?」
「そうだけど」
猫背男がそう言うと、はあと溜め息をつく。
「とりあえず手当てするわよ。足見せて」
「すまない」
女性はバッグから包帯を取り出して、猫背男の足に手際よく包帯を巻いていく。当然、彼女の胸元に目がいく。
「はい、これでOK」
女性が立ちあがると、猫背男は思わず目を逸らす。
「どうかした?」
「何でもない。それより、君の名前は何ていうんだい?」
女性は少し悪戯めいた顔をしたが、すぐに質問に答える。
「私の名前はセシリア。政府公認の 賞金稼ぎよ。貴方は?」
「ボクのことはウォーカーと呼んでくれ。なあに、ただの旅人さ」
ウォーカーはそう言うと、ハットを深く被り顔を隠す。
「ウォーカーね。生物が改良されて、より凶悪になってしまったのに、コルトだけで戦っている人なんて初めて見たわ」
そう言いながら、サソリの死体の方に近付いていくセシリア。そのあとをウォーカーが追う。
「ボクは銃以外を扱うことができないほど不器用なんだよ」
「よく、今まで生きてこれたものね。これがあれば少しは役に立つでしょう」
セシリアがサソリから取り出したものは鋼鉄の臓器だった。この生物の全ての部位は鉄に覆われていて、普通じゃなかなか倒せないだろう。
「なんだいそれは? 見たところ臓器っぽいけど」
「メタリックハート。まあ、鉄に覆われている生物の心臓のことは大体そう呼ばれているわね。このメタリックハートを持っている生物を撃破するのはなかなか難しいから、希少価値が高いわよ。強力な武器を造ることもできるし、高値で売れる」
「ボクは今まで、あのサソリを何回か倒したことはあるけれど、真っ二つにしたことはなかったから、心臓まで鉄とは驚きだよ」
ウォーカーはそう言って鉄の心臓に見とれていた。少しグロテスクではあるが、さほど気にならない。むしろ、見たこともないものを目の前にして、興奮しているといったほうが正しい。
「それにしても、さっきサソリを真っ二つにした武器は何だい? あんな恐ろしい武器は初めて見たよ」
ウォーカーは乗馬しようとしているセシリアに問いかける。
「アレは政府が対鋼鉄生物に開発した爆弾よ。太陽の光が強いほど威力が高いのだけれど、今日は日差しが強すぎて、体内から爆発して、綺麗に体が残ってしまったのよ」
「政府も凄いものを開発したな」
「カーリー保安官が鋼鉄生物を生み出したから、政府はこういった武器を造らざるを得なかったの」
「成る程ね。で、君はどこに行こうとしているの?」
ウォーカーそう言うと、小樽に入った水を飲んだ。
「私はミネラルに行くの。そのカーリーがそこで実験していると聞いたわ。貴方もミネラルに?」
「そうだよ。ボクはある物を探しているんだ。それがミネラルにあると聞いてね。それと、水分補給がしたい」
「じゃあ一緒に行きましょう。後ろに乗って」
セシリアはそう言って馬の背中の鞍を軽く叩く。そしてバッグを背負う。
「助かるよ――あっコート!」
「コート? ああアレね。取ってくるから少し待ってて」
セシリアはそう言うと、ウォーカーがサソリと戦闘中に落としてしまったコートを拾って来てくれた。だが、眉を寄せて、コートの裏側の、ポケットの上に付いている赤眼の鷹の刺繍を見て首を傾げていた。
「どうかしたかい?」
ウォーカーは自分のコートを見るなり、それを持っているセシリアに視線を戻す。
「なんでもないわ。行きましょう」
コートを渡すと、セシリアは手を差し延べる。それに捕って馬にまたがるウォーカー。
「宜しく頼むよ」
毛を撫でながら、セシリアと馬に向って言うと、ウォーカーは笑みを浮かべていた。
「任せて」
「ところで、お触りはアリかい?」
「降ろすわよ」
そう言った彼女は、冷たい声で言い放った。微笑んではいるものの不気味な笑みにしか捉えることができない。思わず、降ろす=殺すに脳内変換されたくらいだ。
「すみません。冗談です」
ウォーカーが謝ると、セシリアは笑って馬を出発させた。一マイル先に見えるミネラルを目指して荒野を駆け抜ける。
そこの岩場に座っているのは、肩くらいまである整えられた癖毛の髪と、顎髭を生やし、猫背姿勢の男。外見からして四十ほどだろうか。帽子を被り、シャツの上に、黒のコートの袖に両腕を通さず羽織っている。
そして、光を放っているようにも見える、艶のある金具が付いた茶色の革ブーツ。腰にはホルスターを巻き、コートの間から見えるのは、パーカッション式シングルアクションの36口径リボルバー、コルトM1851が。
「もう目の前じゃないか、水の町ミネラル。アレが楽しみだ」
目を細めながら、前方に見える町を眺めた後、満足そうな笑みを浮かべる。そして手に持っている小樽に入った水を口の中に運ぶ。
「最高の一杯だ」
猫背男が水を堪能していると、辺りが急に暗くなる。
「あれ? おかしいな。さっきまでは明るかったのに」
猫背男は辺りを見渡し、状況を確かめるが、岩場から半径二メートルほどが暗いだけ。
「まあいいや。影出来たことで涼しいし――影?」
そう思った瞬間、金属音が噛み合わさった音が耳に届く。猫背男は冷や汗を垂らしながら、恐る恐る上に視線を移す。顔に落ちてきたねっとりとした感触で、口元が思わず歪む。
「こりゃマズイよ」
大木のような巨躯を持ち、銀色の輝きを放つ鋼鉄の皮膚。ブレード付きの巨大な鋏は胴体の倍近く。八本の強靭な足に、高々と上げている細長い尾は、太陽を遮断し、先端が花のように開いている。深紅の瞳は不気味に微笑んでいた。
「ご機嫌よう、サソリちゃん」
次の瞬間、尾の先端の開いた部分には赤いコアがあり、そこからレーザーが放たれた。猫背男が座っていた岩場周辺の地盤が沈下してしまう。
慌てて前に飛んで回避したと同時にコートが肩から落ちる。銃を抜き、猫背男はサソリの目を狙って、引き金を引く。
三十六口径から放たれた弾は、見事に眼に直撃した。そこからは紫色の血が噴射し、残っている片目で猫背男を睨めつける。
「恨まないでくれよ」
もう一発。再び、猫背男はサソリの眼に鉛玉をぶち込んだ。だが――。
「えっ――ちょっとタイム!」
そんな声も虚しく、サソリは嗅覚を頼りに、手当たり次第、レーザーを発射するため、猫背男はサソリの尻尾が向いている向きを確認しながら、前にひたすら走る。その尻尾の向きを見て予測するものの、ずっと避けきる事はできず。
「っつ……」
左足に直撃してしまい転げてしまう。同時にコルトを手放してしまった。そしてズボンに血が滲んでいき、脚に力が入らない。
「参ったね。こりゃ動けないよ」
猫背男の眼前には巨大な鋼鉄のサソリ。口調は余裕を持っているのだが、顔は冷や汗を垂らしながら引きつっている。
サソリが自慢の 鋏を天にかかげて、振り下ろそうとしたときだった。
「こっちよ!」
その声を聞いて後ろを振り向くサソリ。馬に乗った女性が、掌サイズの透明の球体を投げると、光り輝きながら鋼鉄の胴体に触れる。
どういう原理か、サソリの体は見事に二つに分かれてしまった。そして、地面に倒れる二つになった巨大生物。
黒色の腰まである長い髪にほんの焼けた色黒の肌、少し厚めの唇に青色の瞳を持つ女性。ダイアモンドの首飾りに、胸元を開いているシャツと茶色のパンツ、そして黒のブーツ。やはり彼女も腰にはホルスターを巻き、パーカッション式シングルアクションの44口径リボルバー、レミントンM1858を備えている。だが、銃の色が全て銀のため、どこか最先端のような雰囲気が漂っている。
「大丈夫?」
「有難う、助かったよ。少し足が痛むけどね」
「待ってて」
女性は馬から降りて、猫背男を見るなり驚く。
「もしかして、ただの銃でアレと戦っていたの?」
「そうだけど」
猫背男がそう言うと、はあと溜め息をつく。
「とりあえず手当てするわよ。足見せて」
「すまない」
女性はバッグから包帯を取り出して、猫背男の足に手際よく包帯を巻いていく。当然、彼女の胸元に目がいく。
「はい、これでOK」
女性が立ちあがると、猫背男は思わず目を逸らす。
「どうかした?」
「何でもない。それより、君の名前は何ていうんだい?」
女性は少し悪戯めいた顔をしたが、すぐに質問に答える。
「私の名前はセシリア。政府公認の 賞金稼ぎよ。貴方は?」
「ボクのことはウォーカーと呼んでくれ。なあに、ただの旅人さ」
ウォーカーはそう言うと、ハットを深く被り顔を隠す。
「ウォーカーね。生物が改良されて、より凶悪になってしまったのに、コルトだけで戦っている人なんて初めて見たわ」
そう言いながら、サソリの死体の方に近付いていくセシリア。そのあとをウォーカーが追う。
「ボクは銃以外を扱うことができないほど不器用なんだよ」
「よく、今まで生きてこれたものね。これがあれば少しは役に立つでしょう」
セシリアがサソリから取り出したものは鋼鉄の臓器だった。この生物の全ての部位は鉄に覆われていて、普通じゃなかなか倒せないだろう。
「なんだいそれは? 見たところ臓器っぽいけど」
「メタリックハート。まあ、鉄に覆われている生物の心臓のことは大体そう呼ばれているわね。このメタリックハートを持っている生物を撃破するのはなかなか難しいから、希少価値が高いわよ。強力な武器を造ることもできるし、高値で売れる」
「ボクは今まで、あのサソリを何回か倒したことはあるけれど、真っ二つにしたことはなかったから、心臓まで鉄とは驚きだよ」
ウォーカーはそう言って鉄の心臓に見とれていた。少しグロテスクではあるが、さほど気にならない。むしろ、見たこともないものを目の前にして、興奮しているといったほうが正しい。
「それにしても、さっきサソリを真っ二つにした武器は何だい? あんな恐ろしい武器は初めて見たよ」
ウォーカーは乗馬しようとしているセシリアに問いかける。
「アレは政府が対鋼鉄生物に開発した爆弾よ。太陽の光が強いほど威力が高いのだけれど、今日は日差しが強すぎて、体内から爆発して、綺麗に体が残ってしまったのよ」
「政府も凄いものを開発したな」
「カーリー保安官が鋼鉄生物を生み出したから、政府はこういった武器を造らざるを得なかったの」
「成る程ね。で、君はどこに行こうとしているの?」
ウォーカーそう言うと、小樽に入った水を飲んだ。
「私はミネラルに行くの。そのカーリーがそこで実験していると聞いたわ。貴方もミネラルに?」
「そうだよ。ボクはある物を探しているんだ。それがミネラルにあると聞いてね。それと、水分補給がしたい」
「じゃあ一緒に行きましょう。後ろに乗って」
セシリアはそう言って馬の背中の鞍を軽く叩く。そしてバッグを背負う。
「助かるよ――あっコート!」
「コート? ああアレね。取ってくるから少し待ってて」
セシリアはそう言うと、ウォーカーがサソリと戦闘中に落としてしまったコートを拾って来てくれた。だが、眉を寄せて、コートの裏側の、ポケットの上に付いている赤眼の鷹の刺繍を見て首を傾げていた。
「どうかしたかい?」
ウォーカーは自分のコートを見るなり、それを持っているセシリアに視線を戻す。
「なんでもないわ。行きましょう」
コートを渡すと、セシリアは手を差し延べる。それに捕って馬にまたがるウォーカー。
「宜しく頼むよ」
毛を撫でながら、セシリアと馬に向って言うと、ウォーカーは笑みを浮かべていた。
「任せて」
「ところで、お触りはアリかい?」
「降ろすわよ」
そう言った彼女は、冷たい声で言い放った。微笑んではいるものの不気味な笑みにしか捉えることができない。思わず、降ろす=殺すに脳内変換されたくらいだ。
「すみません。冗談です」
ウォーカーが謝ると、セシリアは笑って馬を出発させた。一マイル先に見えるミネラルを目指して荒野を駆け抜ける。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる