犯人は空気を読まない

アルパカ

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僕が殺人を犯すまで 1章

帰ってから…

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やっと家に帰ることができる。

「キリーツ。レイ。さような」

「「「さようなら」」」

ふぅー。やっと終わった。

「裕太!早く帰ろうぜ!」

「うん!」

僕は部活には入っていない。
雅俊は入っているが今日は休みらしい。

僕らは学校を出た。

「なあ、裕太!」

「?なに」

「明日の何だっけ?エ、エパランス!」

「おしい、エペランスだ。」

「そ、そう。それ!なんかアメリカや、ヨーロッパで取り合いになってたけど、日本が最初に見つけたからって横取りしたらしいんだぜ!」

「へ~。そうなんだ」

『がくっ!』

ん?

「やっぱり…。お前って賢いのに、世間知らずだな」

「へ?」

「この話。テレビで何度も取り上げられてるぞ…」

「え!うそっ!そんなのいつあったの?」

「はあぁー。ちゃんと事前学習しとけよな」

「う、うん。」

「じゃあこれは知ってるか?えーっとだな~…」

「へ~」

僕はこの時点で雅俊の言葉は左の耳から右の耳へ抜けて行ってた。
なぜなら知っているからだ。

それぐらい知ってるよ…。

何故か。それは…
話題作りである。
僕と雅俊がであって間もないころ、今日と同じように誘われたのだ。
その時にものすっごく困った。
それは、僕と雅俊のかぶりさえしないほどの正反対な趣味なのだ。
例えば、僕は本が好きだけど、雅俊はじっとしているのが苦手で本が嫌い。(勉強は大丈夫らし
い…)
雅俊は運動が得意だが、僕は運動系が嫌い。などだ。
とにかく、その時に知らないふりという話題提示の方法を生み出したのだ。

学校だったら話すことがあるのになぁ。

「ん?どうしたんだ?裕太」

「いや、なにも」

「そうか。ああ、もう家だ」

雅俊よりも、僕の方が家は学校に近い。

「いつもありがとうな!気をつけて帰ってよ!」

「おうっ!」

雅俊は帰った。

「さてと」

ここからが本当の帰り道だ。

僕の家族について説明するよ。
僕の家族は、今はお母さんだけ。
僕のお父さんは僕がまだ小学校4年生の時に他界。(事故でぽっくりだ)
雅俊にはまだ言ってない。話すととってもめんどくさそうだからだ。
まあ、それから、お母さんが変わってしまった。
働いてはくれるんだけど、家に帰ったら、もの壊すは、投げるは取り返しがつかなくなっている。
つまり、お母さんは今日何故か仕事が夜で、今、お母さんがいて、1階は危険地帯と化している。
僕の部屋は2階で鍵を閉めているから、お母さんの侵入はなし。安全地帯だ。

「よ~し」

まず、庭に植えてある木を登る。
次に、枝から飛び移って、部屋のベランダに着地。
毎日しているから簡単だ。

「いよっと!ぴょん、ぴょんっと!できた!」

窓から部屋に入る。
お母さんはさすがに木は登れない。
ごはんはって?
大丈夫。何故か僕の部屋には冷蔵庫がある。
コンビニで昨日買ってきたのがある。おこずかいは一応もらえる。
ついでにトイレもあるから安心してほしい。
明日の準備はお母さんがいないうちに頑張った。

僕は早速コンビニ弁当を並べて、パソコンを開き、
夕ご飯を食べながら明日のエペランスという島について調べ始めた。

「雅俊とまわるなら、地図も覚えておかなきゃなあ。あいつ方向音痴だし」

そう言いながら、エペランスの地図をインプットした。
いろいろ調べていたら、いつの間にか寝る時間を過ぎていた。

「そろそろ寝なきゃ怒られるな。」

大激怒している残念教師の顔が目の前を通過した。

「……。寝るか」

そう言って、時計をセットしてベッドに横になった。

_____________________________________________

 最後まで読んでくれてありがとうな!
 いよいよ明日だぜっ!遠足…じゃなかった課外授業!
 言っとくけど俺は早くに寝たぜ!11時になっ!(いつもは1時2時)
 そうだ!字とか自信ないから間違ってたら教えてくれよな!
 これからもよろしく!
                           雅俊より
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