異世界転生したい!

転生したら？ 2章

3話 魔法を使って

　俺はまた目が覚めた。
　もう暗くなっていた。
　う〜ん、今は夕方かな？
　まだ首が動かないので視線だけを動かした。
　すると、母さんがイスでうたた寝をしていた。
　あれだよな、妊娠後は疲れやすいっていうの。
　起こさないようにしないと。

　異世界チートとかでよくある赤ん坊の頃から魔法を使っておけば、めちゃくちゃ強くなるとかでき
　かな?
　まずは…
　《思考速度アップ》
　よし!これで何時間考えてもＯＫだ。
　
　えーと、異世界転生シリーズでは、魔法が使えるようにならなくちゃいけないんだよな！
　むむむむむ…
　
　あ、そういや俺もう魔法使えてたわ。
　で、次は………。
　忘れた。
　まあ適当にやっとくか!
　
　でも、魔法使ったらばれるかも。
　こういう時は、隠れを使えばなんとかなるかも
　思考速度アップの魔法を…
　《隠れ》!
　あっ、できたかも。実感無いけど何か分かった。
　
　じゃあこれを使ったまま、感知を創作で応用して…
　《結界》
　やった〜使えた〜!
　周りに薄い膜みたいなのができてる。
　じゃあ遠慮なく練習出来るね、

　結界をさらに創作を使って応用して…
　《瞬間移動》
　寝てるベッドの端へ移動した。
　〜〜〜!
　やったぜ〜!
　これを繰り返し使って練度を上げよう!

　…しばらくして…

　……………。
　飽きてきた。
　何かほかのも合わせてしよう!
　始めは結構大変で失敗したりしてたけどやっぱり飽きてくるな〜。
　
　よし!これをしながら考えよう。
　う〜ん…
　集中できん。
　脳に魔力流したら集中出来るかな。
　〜〜〜〜！
　できたっぽい
　
　じゃあ…
　スパイダーを使ってみよう!
　いったん魔法を止めて…
　止めた瞬間、頭が痛くなった。
　ステータスを見るとMPが大幅に減少していた。
　MPが減ると頭が痛くなるんだな。
　気をつけよう!
　
　MP回復を待っていると、
　母さんが目を覚ました。

　「あら、私ったらいつの間に寝ちゃってたのかしら？」
   「あぁーぅあ(おはよう)」
   「あら、起きていたのね。」
   「ごはんかしら？」

   えっ、転生した人が一番苦労する、まさかのアレですか！
  
  「さてと。」
 
   母さんだとはいっても恥ずかしい。
   恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい…
   そう思っていると。
   いつの間にか終わっていた。
   ？
   もしかして、何かに集中していたら本能がなんとかしてくれると
   か？
   …じゃあ、試してみるか！
  
   次のごはんを待ってやってみることにしよう！
   っと思っていてもやはり寝てしまった。

   次のごはんになった。
   よし、実験だ！
   恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい…
   ん？あっ、成功だ！
   じゃあおやすみ～！

____________________________________________________________

   お読みいただきありがとうございます。
   次からは、少し話が飛ぶかもしれませんがよろしくお願いします。
   脱字,間違いなどがあれば感想を通じてお知らせください。
   これからもよろしくお願いします。