男子校でスカートの着用が許可された男子たちの話

雷尾

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男子校でスカートの着用が許可された男子たちの話

 私立箔恵木(はくえき)学園は、比較的都市部に設立された歴史ある進学校である。偏差値は勿論のこと、何故か毎年顔の良い生徒が数多入学してくる顔面偏差値が高いここは男子校だ。
比較的立地の良い都市部にあるにもかかわらず、周囲から隔離されているのかというぐらいに不自然に小高い山の上に、この学園は建てられた。

 在校生曰く「嫌になるぐらい男子校」「イケメン収容所」と呼ばれるこの場所では、近隣の他校の女子に容易に触れることは疎か近づくこともできず、教師も売店の人も用務員も見事に男だ。

そしてまるで何かの呪いのように顔面偏差値の高い男子たちが集結し隔離されたようなこの場所では、多感な時期に気が付きたくもなかった自身の可能性を開花させ、ゲイやバイとなる者も少なくないのだという。
多様性の時代となった今であれば、そこはさほど問題にもならないだろうか。

問題なのは、箔恵木学園の古さにある。古き良き校舎という言い回しは、悪く言えば最新の設備が整っていないという事実をオブラート5枚分程度に包んだような表現とも言える。雪が滅多に振らない地域が幸いして、まだ暖房は旧式であっても可動するが、夏など悲惨なものだ。
流石に高価なPCが置いてあるコンピューター室などは冷房が備え付けられているが、美術室や理科室など一部の部屋までは設定が及んでいないため、夏の移動教室や廊下は地獄の暑さだ。

そして、あろうことかある夏の日に、全校朝礼中にムサく暑苦しい男子共もといフローラルな香りのする美少年美男子達が集まる体育館の冷房が故障し、生徒たちの不満は爆発した。

「夏用スカートの導入を許可してください!」

 じりじりとした暴力的な日差しと熱気で、地面が歪み車のボンネットで卵焼きが作れそうな夏のある日。各々のクラスからアンケートと署名を取って回収した生徒会長率いる生徒会メンバーは皆真面目な顔で、職員室へそれらを突き付け直談判に行った。
繰り返すが、箔恵木学園は男子校である。また偏差値も非常に高い。生徒たちは皆熱さで気か頭か、或いはその両方が狂っていたのかもしれない。

「先生方、見てくださいこの惨状を!みんな暑くて蕩けたハーゲン○ッツのようになってます!」

「さりげなく自分らを高級アイスクリームに例えるの腹立たしいな……」

「3組の為我井(ためがい)君なんて、ワイシャツの袖とズボンを自分でカットしてノースリーブ短パンになってしまいました……!」

「道理で最近やたらガタイの良い光GENJIみたいなやつが、校内をうろついていると思ったら……」

「ほかのクラスの連中も『為我井に続け』と真似し始めて、今では70人ぐらいがノースリーブ短パンです。もうこれが箔恵木学園の新制服ですかって!」

「光GENJI超えちゃった」

「制服を改造するなんて……規律正しい箔恵木学園の生徒として、これは由々しき問題です」

 それであれば、夏用の薄いスカートに半袖シャツのほうが真面目な学生でも抵抗なく着られるはずと、生徒会長は真面目に頭を抱えているが「それはどうだろうか、論点は最早そこだろうか」と教員も同じように頭を抱えがっくりと項垂れる。
けれども、若くして勉強だけはできる頭の良い規格外の馬鹿どもを抱え指導してきた実績のある学年主任は早急に動く。最早この者たちは始末に負えないと。

「校長先生、生徒たちは皆暑がっています!もう限界です!頭が」

「相分かった!」

 鶴の一声により、箔恵木学園のスカート導入は難なく認められた。
いや、そうじゃねえだろうと後から自席にもどり、自身の机に何度も頭を打ち付けたのは学年主任その人だった。夏の暑さはどんな人間をも確実に狂わせるものらしい。

 学校内の冷房については順繰り補ってゆく予定だが、予算の都合とこの時期は単純に冷房設置や修理の予約が取りにくいという事情から、時間がかかることは見込まれていた。
 ただ、箔恵木学園の生徒が自主的に、平たく言うと各々自費でスカートを作る分には好きにしろというのが校長の意向である。中々にこの校長も狸であったのだ。

「おはよう」

「おーおはよう為我井!早速取り入れたか」

「ああ、涼しくて金玉がいい感じに冷やされる」

「お前が着ると女装じゃなくて、ただのスカートを穿いた屈強な男でしかないな……」

 意図せず箔恵木学園のファッションリーダーとなってしまった為我井(ためがい)君は柔道部の主将で、顔立ちはさっぱりとした平凡寄りの塩顔で表情に乏しいところもあるが、身長187cmという長身でかなりの筋肉質である。
存外肌は白くムッチリとした雄の胸はふとした瞬間ぴくぴくと動くこともある。胸筋ぴくぴくは為我井の鍛練の成果であるマッスルコントロールから来るものであるが、意図せず行われる雄乳のサービスショットは、箔恵木学園の男子たちの性癖を狂わせる。

そんな黒髪短髪でいかにも日本男児といった風のキリリとした清楚系マッチョの彼は、どこで購入したのだろうメンズ用のノースリーブワイシャツに薄手の夏用ミニスカートをなびかせて、颯爽と教室へ入っていった。
その姿は、まるでイギリスのキルトスカートを纏った氏族の男子や軍人のように凛々しくも雄々しい。驚くほどに恥じらいといったものが一切なかった。

彼は品行方正で真面目な学生なので、いくら暑さに耐えかねてとは言え制服の改造は内心とても心が痛んだのだという。
そんな最中、まるで日サロで丹念に焼いたかのような色ムラ無く美しい赤銅色の肌に金髪の、どこからどうみても内面はともかく見た目は完全にチャラ男な、同じクラスであり為我井の幼馴染である伽羅同(きゃらどう)君が「ためちゃん。シャツも買えばいいんじゃね」と、ノースリーブシャツの存在を教えてくれたのだ。

為我井は代謝が非常に良いのかとても暑がりだ。灼熱に耐えかねてやむなく光GENJIになってしまったある意味新しい学校のリーダーな彼は、生徒会長に「君は人望が厚いが故に、影響力があり過ぎる。暑いのはとてもわかるが制服の改造はやめてくれ」と懇願されており、彼と学年主任の努力により与えられたスカート着用許可について「せっかくだから」と好意としてありがたく受け取ることにしたのだ。

「おはよ、ためちゃん。パンツ見えるよ」

「ああ、すまん伽羅同。涼しいのはいいんだが、困ったな……」

 真面目な為我井君は通気性の良いトランクスを愛用していたが、ぴたりとフィットしていないので、いたずらな風さんによって時折トランクスが見えてしまうようだ。至極どうでもいい。ついでに言えば何がいたずらな風だ。

「為我井せんぱぁい、おはようございます♡」

 為我井に憧れる妄信的な信者チワワもとい小柄で美少年な後輩たちは、自分の魅力を存分に分かったうえで半袖シャツにサマーニットのベスト、そして下はスカートをはいている。
その姿はぱっと見女子高生にしか見えない小柄な者も多いが、逆に箔恵木学園の生徒たちからの評判は今一つだ。
小柄女子高生風の生徒たちは、雄の香りを求める者が多い箔恵木学園では意外にも不評であり、ノンケやフタナリや男の娘など極々一部の癖の者しか興味を引かない。

そのため雄と性欲に飢えた猛獣の檻のような箔恵木学園内であっても、性犯罪予備軍もとい健全な男子生徒からは「女っぽすぎて逆に萎える」と嫌遠されがちであり、性的な目で見られやすい美少年達にとっても、学園内限定で性犯罪減退効果があるようなのだ。
そういった意味でスカートは自衛の意味で理にかなっていたのだ。

「おはようみんな」

「スカート導入のおかげで、僕ら逆に狙われにくくなったんですぅ♡」

「うち、しばらくこれでいこうかなぁ♡」

 美少年たちも美少年達で、しばらくは下半身の涼しさとコスプレを享受するつもりのようだ。箔恵木学園だというのに、その風景だけはまるで共学のようだ。学園の数少ないノンケ男子たちは、天を仰ぎ「まやかしとは言え、教室に女子の概念をありがとう」と為我井に感謝の意を表した。その後、美少年達に「誰がまやかしだ」と足蹴にされていたようだが。

「困ったな……スカートに響かない下着を用意しないと」

「ためちゃん、これどう?」

「ん?」

 伽羅同が差し出したスマホには、格闘技を嗜む人が履くようなファールカップ風デザインのエロ下着が、画面いっぱいに映し出されていた。形状としては前から見ればちょっとハイレグ気味な股間プロテクターだが、しかしてその実体は。
布は薄手で保護と呼ぶには非常に心許ないサテンやシルク地、そしてあろうことかシースルー素材のものまで存在する。股間だけは通気性が良くも優しく急所を保護するようにフィットした作りだが、後ろに関しては臀部がすっかり丸見えになっている。

辛うじてパンツとしての形状を取るためだろうか、まるで過激なOバックのように尻の部分の布がなく、穿く際に足をくぐらせるパンツのゴム部分だけが存在するセクシーすぎる仕上がりとなっていた。

「伽羅同こ、れは……」

「これなら必要最低限だけしか覆われていないから涼しいよ?」

「でも」

「スカートにも響かないし。ああお金?下着にしては高いよね。もうすぐためちゃんの誕生日だし、俺がプレゼントしてあげる」

 幼馴染の好意により、数日もしない内に1週間分の下着が届いた。住めば都ではないが履けば愛着も湧くのだろう。
サイトの商品レビュー通り股間部分は存外風通しがよく、かつフィットして守られている感じはあるのに窮屈な締め付けも感じられなかった。どれだけ伸縮性に富んでいるのだろうか。それよりも何よりも、尻がスースーして心許ないぐらいには非常に涼やかなつくりをしている。

「ためちゃんいいね。前みたいに普通にしていればパンツが見えちゃうこともないよ」

「そうか……ありがとう伽羅同。こんな高いもの、買わせてしまって」

「大好きなためちゃんが喜んでくれるなら、俺はそれでいいよ」

 にこりと微笑む伽羅同は、見た目こそチャラ男のそれだがこの学園に通っている者の宿命、いや性(SAGA)と言うべきだろうか。
ともかく例に漏れず、彼も非常に顔立ちも均整も整った極上のイケメンなのである。非常に整った顔からふわりと漂うムスクの香水は、稀に下界もとい山の下の街に降り立つ際、近隣の女子高の生徒から黄色い声が上がるほどだ。
 為我井ほどではないが筋肉も程よくついており、身長は彼と同程度ほどある。

「きゃらちゃん、一緒に下校デートしよ?」

 彼の腕にしがみ付いてくるぱっと見ギャル系の女子も清楚系の女子高生も皆がまやかし、全てが箔恵木学園の男子生徒である。

「興味ねー」

 怠そうに、けれども洗練された仕草でチワワ達をどかすと「ためちゃん部活頑張って、俺先に帰ってるね」と為我井の耳元にぼそりと呟いてから、伽羅同は教室から去っていった。為我井も「ああ、ありがとう」とにこやかに微笑んで見送った。

 顔と頭だけは良い個性が凄まじすぎるイケメン共の隔離施設と化したこの学園には、遠方からはるばるやって来る者も数多いるため、学生寮が存在する。
 近隣に住む者の中にも親から離れたい、単純に人里まで降りるのが面倒だから山にある寮で暮らしたいという者まで、理由は様々だが寮で暮らす者も多い。後者は熊か何かだろうか。
 寮は基本的に二人一部屋であり、為我井と伽羅同は同室だった。

『伽羅同、俺。箔恵木学園を受けようと思うんだ』

『……何で』

 数年前のある日、伽羅同の家でアイスを齧りつつゲームに興じていた二人だが、為我井の進路先を聞き、伽羅同の顔は固まる。

『あそこ、文武両道で柔道も強いし』

『……』

 箔恵木学園は、しつこいようだが確かに偏差値の高い進学校だ。部活動も柔道部を含めて強豪が多いと言って差し障りもないだろう。
だが、それ以上にあそこは禁断の薔薇の花園で、平たく言えば新入生の八割がノンケからゲイやバイに、性的指向の進路が切り替わってしまう。
無事に入学できたとしてもそこは同級生や先輩後輩、挙句の果てには教師まで血に飢えた野獣と化し男が男を食い荒らす精液で精液を洗う修羅道のような学校、ちょっとした治外法権のような場所と言えるかもしれない。

また伽羅同自身は元々ノンケで、小中学時代に付き合ってきた恋人も皆女子だったが、不思議と長続きはせず今はフリーであり、幼き頃と同じように為我井にくっついている。
早熟な彼は早くに性体験も済ませてはいるが、ファーストもセカンドもサードも「まあこんなもんか」というのが正直な感想だった。

そんな彼にある日突然、性的指向と書いて人生の転機が訪れる。

体育の時間、同じクラスの為我井がTシャツを脱ぎ白い肌と胸筋を露わにした際、伽羅同は彼の胸の尖り、突起、バストトップ、未開発の淡い桜色の乳頭……平たく言えば乳首を目撃してしまった。
男たちの着替え中なのだから意図せず目に入ることも無論あるだろうが、彼はその桜色を見た瞬間勃起し、トイレへ駈け込んで抜いた。そして帰宅して自室でも肉棒を扱き、風呂場でも扱き、さらに寝る前にも数回は扱いてびゅるると飛んだ白濁を幾度もティッシュに包み廃棄することになった。

たまたま彼女とも別れフリーになって久しい時期でもあり、伽羅同はどちらかと言えば色白の巨乳がタイプでもあったので、きっと何かの誤差だと思い込もうとした。
しかしそれ以来、為我井の首筋から伝う汗にも、彼の匂いにも、そして下腹部やその先にある肉棒にも目が行ってしまいその度に脳が性欲と情緒不安とよくわからない熱で掻き回されたようになり、八つ当たりのようにティッシュの消費量も増えていった。

幼馴染兼親友である為我井をオナペットにした罪悪感は数日続いたが、次第に彼が誰かと話して笑いかけているところを見ると、相手が男女問わず伽羅同は胸がじくじく疼くのを覚えた。彼の笑顔も羞恥に歪む顔も、何もかも自分だけが知っていればいい。恋と呼ぶには歪んだ仄暗い感情を嫌でも認めざるを得なかった。

そんな過去を持つ伽羅同は、箔恵木学園に非常に適性がある生徒と呼べるかもしれないが、穢れなき清楚な為我井を肉食動物の檻の中に、一人でやるわけにはいかない。
あの学校で柔道部にでも入部させたのなら、寝技と称して何をされるか分かったものじゃないと偏見に満ち溢れた黒い憎悪が彼の心を駆け巡った。

為我井を守らなければならない。伽羅同は聖騎士のようにその瞬間心に誓い、魔界箔恵木学園への入学をほぼ同じくして決めたのだった。
……聖騎士は守るべき者で自身の肉棒を勃起させ、夜な夜なオナペットになどしないとは思うのだが。

「おかえりためちゃん」

「……」

 部活から帰ってきた為我井の様子がおかしかった。どこか俯き加減で何かを堪えるように自室に戻っていく。不穏な気配を察知した伽羅同は、為我井の後に続いて彼らの寝室へと向かった。

「……っ!どうしたためちゃん」

 為我井は涙を零していた。ぼたぼたと溢れる涙が止まらないのだろう、両腕で子供のようにぐしぐしと拭っている為我井の両手をゆっくり掴んで「そんなに擦ったら目が赤くなるよ」とやんわり諭し、その代わりに自身の指や舌で伽羅同は為我井の涙を拭ってやる。
 動物でもあるまいし、普通は舌で涙など舐め取らないだろう。幼馴染や親友にしても距離感がバグっているのは、伽羅同のマインドコントロールもとい教育のたまものだ。

「よしよし、泣かないでためちゃん。どうした?ほら、ギューしよう?」

 大人しく胸元に顔を寄せてされるがままにされている屈強な塩顔色白筋肉は、伽羅同の心をかき乱しペニスを苛立たせるが、今はそれどころではない。
彼が落ち着くまで、伽羅同は為我井の背に両腕を絡め、ゆっくりゆりかごのようにゆすってやった。

「……怒らない、か?」

「俺が?どうして。怒らないよためちゃん」

「本当に?」

「うん、俺が嘘吐いたことあった?」

「……ない」

「じゃあ、何があったか教えてくれたら嬉しいな」

 こつんとおでことおでこをくっつけて、伽羅同はじいと為我井の方を見つめている。その眼差しは慈愛に満ちていて、親友や親や兄弟や恋人のように愛情あふれるものであった。彼の下半身は熱を帯びて夜の機関車が暴走寸前だというのに。

「……痴漢にあった」

「は?」

 スタンバトン、木刀、ハンマー、マチェット、どこで手に入れたのか本物としか思えないトカレフを装備すると、伽羅同はドアを足蹴りして外へ飛び出そうとした。

「怒らないって言っただろ!待て!!」

「ためちゃんには怒ってないよ。でも痴漢野郎には怒るに決まってるでしょ!?」

 傷心ではあるが柔道部の主将だ。為我井は瞬時に伽羅同を羽交い絞めにしてそのまま自室のベッドに押し戻した。物騒なエモノはいったんそのままにして。

 経緯はこうだ。部活が終わり体育館近くに備え付けられたシャワーを浴びると、彼は薄暗い校舎をいつものようにノースリーブのシャツとスカートで歩いていた。夜になっても気温は下がらず、むしろ湿度が高く不快指数が増すその時間帯に、マスクを着けた数名の男子生徒が為我井の元に立ちふさがり襲い掛かってきたというのだ。

『!?』

 為我井は人当たりも良く恨みも買っていない、男女関係もとい男男関係も綺麗であり箔恵木学園では珍しい人格者の一人だ。そんな彼は今、複数の男に身体を弄られスカートをたくし上げられ、さわさわとふとももやエロ下着のせいで露わになった臀部、そしてワイシャツ越しに胸などを触られている。

『はぁーえっろい。やばい、何これかわいい』

『怯えないでね、大人しくしてたら怖いことは何もしないよ』

『可愛がってあげる、はぁはぁ。怯えた平凡塩顔チンポに来る♡可愛い♡』

 衝撃と恐怖ですくみ上っていた為我井をよそに、男たちの手は乳首やペニス、そして尻の穴まで侵入しようとしていた。
身に危険を感じた為我井はビクリと全身を震わせると、快楽で痙攣させたと勘違いし油断した輩の手を捻り一人を放り投げ、もう一人の足を蹴り上げて屈服させ、更にもう一人は背負い投げをしてその場から脱出することに成功したのだった。

「……知らなかった、俺。あんなの……女子が痴漢される気持ちが少しだけわかったかもしれない、こわくて」

「……」

 よしよしと頭を撫でて、幼馴染が落ち着くのを待ちつつ伽羅同はもう片方の手でスマホを操作し、最愛の柔道部主将を襲った連中の特定を急いだ。どこの学校にも裏サイトや闇のライングループというものは存在するらしい。特定については「彼ら」に任せるとして、伽羅同は為我井のケアに努めることにしたのだった。

「怖かったねためちゃん。きれいきれいしよう。あんな奴らにされたこと忘れさせてあげる」

「伽羅同……」

「ためちゃん、チュー」

「う、んぅ」

 両手を広げて為我井を待つと、彼の方から伽羅同の唇に吸い付いてくる。これもぱっと見イケメンチャラ男、中身は執着系激重変態の教育と言う名の調教の成果である。

為我井のファーストキスもそれ以上も、全て伽羅同が奪った。
 伽羅同が執着を自覚した当時、少しばかり二次性徴が遅かったのかもしれない為我井がまだ恋も性欲も知らないうちから、彼はゆっくりと依存させるようにして、幼馴染へのキスや性器への触れ合いをおこなってきた。
野生の動物が少しづつ人に馴れるように、彼は為我井との性的接触をスキンシップと称して行い、世間の常識から取っ払わせるように長い年月をかけて、徐々に感覚を狂わせていった。

「んうっ♡んっんっふぅ、はぁ♡」

 こんな男に調教されたのだ、二人のキスはちゅいちゅいとした可愛いバードキスで終わるわけもない。舌を絡め歯に這わせ、唾液の交換を行い唇を食み、舌をペニスに見立てて唇で扱かせて同じように扱いてやる。ちゅくちゅくと口内で広がる湿ったいやらしい音は互いの身体に熱を与え、それは為我井の肉棒にもぞわりとする刺激を与えた。

「あ、やぁ……♡見ないで、嫌だ」

「どうして?エッチで可愛いよ♡ためちゃん」

 スカートの中で窮屈そうにしていたそこを助けるため、いつの間にかずり下ろされたパンツは、為我井の片足首にひっかかっているだけになっている。

 そしてパンツから解放されたペニスはスカートの上からでもわかるぐらいにそそり立っている。スカートが局部的に盛り上がっている様は、女子には現れない男子特有の現象で、雄の滾りだというのにどこか新芽のように初々しく可愛らしい様なので、伽羅同の下半身に暴力的な熱を与えた。
指先で撫でるように指を先端部分にくりくりすると「あぁあ♡」とびくりびくり身を震わせて、次第にスカートには染みがじんわり滲んでいった。

「やっ♡やっ♡やぁあ♡」

「可愛い声。アイツらに触られた時も、こんな声でちゃった?」

「でなぃい♡伽羅同だけ、他の奴に触られても♡こんなにびくびくしない♡」

「そっか。えらいね、可愛い♡大好きだよためちゃん」

「うぅん♡うむっ♡ちゅっ♡はぅっん♡」

 片手で鈴口を弄ってやりながら、再び唇を吸う。そして舌を絡め合いながらシャツ越しに勃起している胸の突起に指を当てると、かりかり引っ掻くようにごく軽く弄る。ぴんっと指ではじいてやると為我井はガクガク身を震わせて、スカート越しではもどかしくなったのだろう肉棒を無意識のうちに伽羅同の腰に擦りつけていやらしく快楽を強請っている。

「ためちゃん腰動いちゃってる、エッチだな。俺の身体使ってオナニー気持ちい?」

「いやっ♡あぁっ♡言わないでくれ♡」

「ねえ?可愛いの、していい?」

「いやだぁ♡恥ずかしい♡」

「恥ずかしくないよ、可愛いくなるだけだもん」

 やぁん♡とか細く身を捩らせる為我井の姿にぞくりと全身を歓喜に粟立たせると、伽羅同は彼のワイシャツボタンを外して白い胸元を露わにさせた。びんびんに勃った乳首に唇を置いて赤子のように吸い付いてやると、あっと甘い声が零れる。
 スカートをたくし上げて肉棒がそそり勃つそこからは、透明な先走りがだらだら涎のように流れていた。

「こんな格好、恥ずかしい、だろっ……」

 それでも「お願い、隠さないで」と幼馴染に懇願されてしまえば、為我井は抗うことができない。両の拳を手持無沙汰に鎖骨の辺りに当てて、白くてしゃぶりつきたくなるぐらいの胸と突起は両腕で寄せて露わにさせたまま、スカートは腰に巻き付いているだけという状態で両足もいやらしく、あられもなく開かされている。
鍛えられた腹筋は美しくそこに伝う汗すらも扇情的だ。肉棒は可哀想なぐらいに勃起しており、目の前の男に服従するようにふるふると震えていた。

「あっ♡あっ♡やぁあっ♡ちくび、乳首だめだ♡あっ♡あっ♡あっ♡」

 吸われて噛みつかれて、指ではじかれて弄られるとすっかりそこは充血してしまい、切なくもぞわりとした感覚で狂いそうになるぐらいに、執拗に虐められた。

「あぁあっ!!」

 腹のそこがキュウと締まるのを感じ取り「甘イキしたの?かわいい♡」と傷口を癒すかのように、伽羅同はぺろりと彼の突起を舐めた。

「乳首、もっとして欲しい?」

「やらぁ♡ちくびだめ♡だめ♡やぁ♡」

「嘘つき♡」

 こりこりと指で押しつぶされるように責められて、引っ張られて抓られた先端に舌を這わせると、為我井は快楽に抗うかのように腰をガクガク震わせて浮き上がらせる。

「あーっ♡あっあぁあー!!♡」

「シー。声、外に聞こえちゃうかも」

 喘がせているのは彼の方だというのに、伽羅同は嗜めるように幼馴染の唇を塞いでまた舌を絡ませる。この学園で声など漏れても日常茶飯事でしかないが、キスをしていると為我井が大人しくなるのは確かで、喉の奥から零れる「んっ♡んっ♡」というか細い喘ぎは、伽羅同の心に愛おしさと加虐心という相反する感情を抱かせる。
 乳首とキスを同時に行われてしまうと、可哀想な為我井は甘い刺激に全身を痙攣させたまま、成すがままにそれを受け入れるしかない。

「あ、伽羅同っ」

「ん?どうしたの?」

「あれ、してほしい」

「あれってなぁに?」

 すっかりわかっているくせに、伽羅同はわざと「言ってくれなきゃわからないよ?」と困った風にコテンと首を傾げてみせる。為我井が恥ずかしさのあまり両の目尻に涙を溜めると、そちらには瞬時に気付いて「泣かないで?」と涙を舐め取る男は少々意地が悪い。

「ちんぽも、キスしたい……」

「可愛い……いいよ」

 唇を重ね合わせたまま、伽羅同は為我井のペニスと自身の剛直を重ね合わせて、上下に扱き始めた。キスをしながらの兜合わせは、本人は認めたがらないが為我井のお気に入りで、雄の擦り合いだというのに彼からは「んっ♡んっ♡」と媚びるような雌の鳴き声が零れ落ちる。

「んっふぅっはむ……気持ちい?」

「んっ♡ぅううっ♡あぁうっ♡きもちい、もっとくちゅくちゅ、ちゅこちゅこして♡」

 くちゅくちゅと上と下の粘膜が擦れて響く湿った音は、二人を聴覚から犯してゆくようで背徳的な甘くて苦い毒のような痺れが、時折肉棒に流れてゆくようだ。肉棒を擦りながら時折鈴口にも指を滑らせると「あんっ♡」と存外可愛らしい嬌声が上がる。

「ふふ♡ためちゃんのはチンポじゃなくてクリトリスだもんね♡弄り過ぎてすぐ気持ちよくなっちゃう大きなクリちゃん♡」

「やらぁ♡ちがう、クリトリスじゃない♡」

「ふーん?じゃあこっちは何?」

「あっあぁあ♡そこ、だめっやぁ♡」

 使い切りサイズの個包装ローションを口で開封し、その中身を自身の指に垂らすと伽羅同は為我井の後孔にゆっくり指を挿入させた。クルリと弧を描くように捻じ込むそこはすっかり受け入れる雌穴となっており、零れたローションはまるではしたなく伽羅同を強請るように垂らした涎のようだった。

「ためちゃんのここは何?」

「……っうぅ」

「答えて?」

 羞恥に歪む顔に優しくキスの嵐を降らせながらも、彼は甘やかすことなく伽羅同にとっての「正解」を言わせるまで徹底的に焦らすことにしたようだ。後孔と胸の突起を同時に弄られて、為我井からは最早抑えた悲鳴のような声が漏れる。

「やっあ♡はずかしい♡許して」

「だぁめ、答えて?」

「ひぐぅう♡や、やぁあん、やだやだ♡」

「ためちゃん?」

「……うぅっやぁあ♡おっおひりっ♡おしり、まんこっ……」

「うん♡そうだね♡ためちゃんのおまんこだ。じゃあこっちはクリトリスだよね♡」

 ぐりぐりと前立腺を探し当てると、連動するように為我井の身体がガクガク痙攣する。内腿はびくびく可哀想なぐらいに震えており、ペニスの先端からは涙のように透明な液がとめどなくあふれている。
 為我井のすっかり縦に割れた雌穴もクリトリスも焦らすように弄られて、達するまでの快楽には辿り着けてもらえていない状態だ。寸止めを何度も繰り返され、頭が真っ白くおかしくなりそうで、行き過ぎた快楽は彼に恐怖をもたらした。

「きゃら、どう」

「なあに?ためちゃん」

「仲、良し……」

「んー?」

「もう、仲良しして?」

「うん、大好きだよためちゃん♡」

 どちゅんと激しい音を立てて、為我井の身体は肉棒で串刺しにされる。ちゅぷちゅぷ粘度のある液体に満たされたそこは、身体を揺する度に歓喜の悲鳴を上げてしまう。前立腺も奥も滅茶苦茶に突かれてびゅっびゅっと控えめな潮のように、白濁が力なく為我井の鈴口から溢れ出る。

「おっ♡おっ♡あうっ♡やぁうっ♡あぁあっ♡あんっ♡あんっ!♡」
 
 セックスを仲良しという言葉に置き換えて覚えさせたのも、卑猥な行為を日常化させたのも伽羅同で、幼馴染が二度と女など抱けないように、身体から作り替えるように、それから彼だけに依存させるように。伽羅同は幼馴染特権をフルに使いゆっくり侵蝕していった。

「こんなチンポで射精もできなくなった身体じゃ、女の所になんかいけないね♡ずっと俺のだよ♡ためちゃん♡俺のお嫁さんにするから、責任取るから安心してね♡」

 覚めるような金髪を掻き上げて雄そのものの表情を見せた伽羅同は、愛する幼馴染の白い身体を蹂躙し、全身に吸い付き、赤い執着の証をつけて腰を打ち付け続ける。
 獣のように後ろから肉棒を突き刺し、片足を上げさせて恥ずかしい恰好をさせ、正面を向かせては両手を恋人つなぎして交尾を繰り返す。

「ためちゃん起き上がれる?抱っこしよ♡」

「あぁあっ♡や、おく♡おくまで行っちゃう♡ぁああ♡」

 可愛らしく抱っこを強請れば、対面座位でその凶悪な剛直を幼馴染の奥の奥まで突き立てる。ゆさゆさと揺さぶられながら懸命に両手を伽羅同の首に絡めて、か細く喘ぎながら懸命に腰を動かしている為我井の姿は健気ですらある。

「ためちゃん気持ちい?♡」

「きもちい♡きもちぃいよぉ♡あっ♡あっ♡やぁんっ♡」

「俺のお腹にクリトリス擦りつけていいよ♡雄イキもしな♡」

「あぁあああ♡雄イキきもちい♡きもちいぃ♡♡」

 吐き出された白濁はやはり勢いがないが、ペニスから精液を吐き出せた開放感が嬉しかったのだろう「ありがと♡」と為我井は自ら腰を振り伽羅同の唇にキスをして舌を突き出した。

「お礼言えて偉いね♡大好きだよためちゃん♡」

「俺、も」

「っえ……?」

「俺も、好き。伽羅同」

「ためちゃん……」

「セックス、しよう」

 今まで洗脳するように擦り込んできた「仲良し」ではなく、幼馴染は済んだ眼差しを向けて、伽羅同の首に両腕を絡ませている。

「ためちゃん、愛してる」

 じんわり目尻に涙を浮かべた伽羅同は幼い頃泣き虫だった姿のままで、為我井はそんな伽羅同の目尻を舌で舐め取ってやった。両腕がふさがっているからという言い訳もせずに。

「あっ♡あっ♡あぁあんっ!!♡あうっ♡やぁうっ♡あぁあっ♡あっ♡あぁあああっ!!♡」

 そろそろ限界が近づいており、達してしまいたいのにこのままでいたい。解放されたいのにいつまでも奥を突かれたい、肉棒を挿し込んだままでいたい。相反する感情を抱いたまま二人は獣のように、ぐちゅぐちゅ淫靡に音を響かせながら激しく互いの粘膜の擦り合わせを行っている。
 呂律すらも朧気で、後孔を貫くたびに意味をなさない喃語のような喘ぎを上げ続けている幼馴染が、伽羅同にとって世界で一番愛おしい。

「やぁああっ♡もういくっ!いくっ、やだやだやだぁ!!♡」

「いやいやしないの♡一緒に、いこ?」

 不満そうな顔を唇で抑え込んで、腰を数回激しく打ち付けると最愛のナカが捻じれるように激しく動いて、締まる。
 白い肌の美味そうな獲物は、腹から透明な液をぷしゅりと吐き出して、ガクガクガクと下品なぐらいに内腿を、腰を、ナカを震わせる。
その数秒後に、薄い隔たりを通じてぶちゅりとナカに白濁が注ぎ込まれる音が二人の体内にだけ響いた。


「あっ、だめぇ......んっ♡」

 ゆっくり引き抜かれるだけで、達してしまったそこは敏感に感じ取ってしまう。ちゅいちゅいと唇や頬、首筋にキスを落とした後、薄いゴムの隔たりの入り口をきゅっと縛り付けて面白くなさそうにゴミ箱に捨てる様は、過去にどれだけの女たちに同じ姿を見せたのだろうと思うと、為我井は少しだけ面白くない気分になった。

「んむっ」

「いきなりご機嫌斜め、どうした?」

 突然鼻を軽く摘ままれて、為我井は目をぱちくりさせた後に拗ねたようにそっぽを向き、寝る姿勢に入ろうとする。しかし、外見チャラ男風の執着激重男がそれを許すはずもなく、ぐいと正面を向かされてそのまま唇と唇を重ね、舌を捻じ込まれてしまった。

「伽羅同」

「言って」

「……何が」

「何でも」

 余所行きの大人ぶった様子を取っ払って、今は拗ねる子供のように伽羅同は為我井の胸に顔を押し当てて甘えている。
 過去の女たちに嫉妬しても、過去が変えられないのはわかっているのだ。それを伝えたところで伽羅同もどうすることもできないだろうし、この男の事だから最悪「汚い身体でごめんね」と手持ちのトカレフを口に咥えトリガーを引き、自殺に走る可能性も存分にある。目の前の幼馴染がヤバい類の人間であることを、為我井は知っていた。いや、わからされていた。それだからこそ。

「……俺は、お前の最初の男になるのか?」

 ぱちくりと瞬きを二つして、伽羅同はじんわりと目尻に涙を溜める。嫉妬してくれたことへの嬉しさと言葉選びの優しさと、自分の過去、数多の女たちと付き合ってきたことと童貞を簡単に捨て去ったことによる為我井に対する謎の申し訳なさと、それ以外の複雑な感情が彼の心をかき乱す。

「ためちゃんは、俺の最初で最後の男、です」

「……そっか」

 にへらと微笑む普段は表情が乏しい塩顔マッチョの姿に、伽羅同も同じぐらいにへらと情けなくもだらしない、優しさと愛おしさに溢れた笑みを浮かべた。

 ……翌日。箔恵木学園の一番人通りが多い食堂横の掲示板には、学校新聞の号外が貼られている。この学園では異様なまでに性犯罪が多いが、写真付きの記事はそれをはるかに上回る猟奇的で変態的な内容となっていた。

 昨夜未明、体育館と校舎を繋ぐ人気の少ない渡り廊下で、三人の男が毛を刈られ坊主頭にされた状態で体を縄で縛られズボンをずり下ろされて、尻には「一鷹君」というアダルトグッズ、極太ディルトが差し込まれた状態で意識を飛ばし地面に転がっていたのだという。
被害者の性嗜好は皆ペニスを捻じ込みたい側、つまりタチであり三人にとっては屈辱的な恰好で周囲の目にさらけ出されたのだから、たまったものではないだろう。それも縄は綺麗な亀甲縛りにされていたというのだから、きっと何らかの手練れの犯行に違いない。

 しかし、当初は被害者として保護された彼らは、実は部活帰りの生徒を襲い不同意なわいせつ行為を行っていた加害者だった。今回たまたま柔道部であった被害者生徒は、彼らを返り討ちにしそのまま逃走したが、被害者は武器も所持しておらず複数人数に襲われた際の正当防衛の範囲として、無論お咎めはなしであった。
 その後の空白の時間帯に、彼ら三人は別の誰かに亀甲縛りにされ一鷹君を捻じ込まれた。

 被害者生徒は逃げ帰った後、ルームメイトと部屋にいたため彼ら二人にはアリバイがある。寮の近隣住人からも「喘ぎ声がすごかった」「朝までやってた」「声で抜いた」「一晩中壁に耳を押し付けすぎて首が攣った」などと証言が複数上がっているため、彼らが犯行を行うのは難しいと考えてよいだろう。証言内容は皆最悪だが。

また、巧妙な亀甲縛りの手口より犯人は複数いるものとして捜査が進められるはずが、何かの圧でもかかったのか加害者たちから「僕らが悪かったんです、被害届は取り下げます」と歪ないがぐり頭を深々と下げて、そのまま他所の学校へ転校していった。

 いくら性に奔放な箔恵木学園といえど、性犯罪は許されることでは無い。余罪があった彼らに対してまだ思うところもある生徒は多いだろうが、裏で指示と現金を出した某外見チャラ男にとっては、最愛に手を出した目障りな彼らさえ消えてくれるのであれば、後は至極どうでもよいことなのであった。
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