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死闘続発★ホモら共存編
平和な日常。そう、平和だ。平和だっつってんだろ!
「暗黒パァァァァンチ!!!」
「神聖キィィィィック!!!」
ドゴォォォォォォォン
あの『選べ事件』から1ヶ月。
未だ登城命令は出ておらず、俺はのんびりほのぼのと平和に、ギルドで過ごしていた。
ギルドの外ではいつも通り、ガレとカイルが喧嘩している。
………ホントにパンチとキックなのか疑わしい音が聴こえているが、本当にパンチとキックしかしていないので困る。
大抵、夕方に痣だらけになって帰ってくるので、お説教ついでに治療してやるのだ。
俺のクエストの同行は当番制。
いつも同じ人が同行しないように、カイルが提案し、クジで順番を決めた。
今日の当番はリイサスさんとセキ。
1人だと俺が襲われる可能性があるからって、俺の側には必ず2人いる。
…マ、それでも1度、結託したセキとロイに森の中で襲われたんですけどね。
いやぁ、挿れられる前にチョップ(身体強化)したから、素股で済んだけどさ。セキは本気で俺とセッセしたいみたいだし、ロイは真顔で冗談を言うような奴だから、抵抗するのが遅れたんだ。
クエストが終わって、喧嘩してきたバカらを治療したら夜ご飯だ。
勿論、ワーナーさんお手製の絶品豪華料理!
みんな…えっと、ルークさんリイサスさんジャックさんワーナーさんガレカイルロイセキセイオウな! みんなとおしゃべりしながらもぐもぐもぐ。
え? 行儀が悪いって? 知らんな。ここはヨーロッパ系の異世界だ!
もぐもぐ中は大抵、リイサスさんとワーナーさんか、ガレとカイルが口喧嘩を始める。
ほらちょうど、今みたいに。
「だーーかーーらぁーー!! 俺は別に無差別に殺して回ってる訳じゃねぇぇぇぇんだよこのクソ高飛車野郎!!! ちゃんと悪と極悪の違いを理解しろ猪口才な!!!」
「無差別だろうが違かろうが殺人に重さの違いは……ん!? 待て!! 悪と極悪の違いだと!? 罪の重さだろう!!?」
「ばぁーーーーか極悪の方がまだマシなんだよ俺の主観だがなぁ!! いいか、悪っつぅのはそこら辺にゴロッゴロいる。言うなればお前も一種の悪だ」
「…………なんだと?」
「お前に捕まえられた暗黒属性は何人いる? ソイツらの家族は? コージのような奴がいないって言い切れるか? もしコージが最初からこの世界に産まれていて、暗黒属性だったらどうしてたよ? 殺してたんだろ?」
「…やめろ」
「お前よぉ、この前コージの事、全部知ったんだろ? コージが創造主ゼロアの愛し子って知ってどう思った? そのコージが暗黒属性の象徴とも言えるこの俺を庇ってんだぜ? なぁどう思ったよ。今まで殺してきた奴らに何て言うつもりだ?」
「やめろッッッ!!!!」
「だったら認めるんだな。テメェも悪だ。な? 悪なんざそこらにいるだろ? 正義は人によって違う。俺にとって正義はコージのみ。例えコージが何人の人間を殺そうが俺はそれが正義だと信じる。何故ならコージは創造主ゼロアの愛し子だからだ。結局、自分の思う正義なんてものは自分の凝り固まった常識だ」
なんか俺が正義にされてるんですけど。しかもあながち間違ってないと思うのはガレの話術が上手いからだろうか。
「人を殺してはいけません、物を盗んではいけません、好きな奴だろうが嫌いな奴だろうが人を強姦してはいけません。知るかって話だ。なぁ聖騎士団長さんよォ。お前辛くないか?」
「…何がだ」
「全部だよ全部! お前は今まで頑張って来たんだろうな。マァ相当の努力があったんだろう。自分の信じる正義を貫く為に暗黒属性であれば女子供すら地下街にぶち込んで来たんだろう。だがそこまでして手に入れたものは何だ? 地位権力金…。そのぐらいだろ? 肝心の最も手に入れたいコージは? 犯罪という犯罪をコンプリートした、ガレ・プリストファーの腕の中で眠ってたぜ? お前が感情を圧し殺して暗黒属性を断罪している時にな」
「………っ」
「もうやめたらどうだ? 『生きるため』ならコージはある程度目を瞑ってくれるぜ?」
「……………」
うっわぁ誘惑して敵を減らそうとするなんてガレってば性格わるーい。やっぱ詐欺師に向いてるな!
……というか、まるで宗教だ。
『もう俗世に悩む必要はありません。コージ・アヤマを正義とし、信じていれば救われます』みたいな?
いや俺としては辞退したいんですがね!
……………口論しているガレとカイルを除いたが全員が、この宗教に入りたそうにこちらを見ている…。
教祖なんてヤだぜ俺!
「………俺は、決してこの地位を退かない」
「その理由は?」
「俺が辞めればまた悲劇は繰り返される! あぁ認めよう。正義は教会ではなく、コージだった!! だが、俺は正義を知る者として、教会の間違いを正したい! もう貴様のような極悪人を暗黒属性から出さぬ為にもだ!!!」
「………クソ真面目め…」
第29回食卓口論、カイルの折れず勝ち~。
なんか俺は正義にされてますけど。
こうして夜ご飯中は、真面目な話題からクッソふざけた話題で口論が行われている。
ふざけた話題から真面目な話になる事もある。例えば、リイサスさんVSワーナーさんの『飯は食えれば良い派か味までこだわる派か』討論。
結局、個人の生き方によるって結論で終わったけど、俺は美味しい方が良いなぁ。
「…ところでガレ。悪と極悪の違いって結局何だったんだ?」
「ん? あぁ、悪は『自分が悪である事を自覚していない』状態。極悪は『自分が悪である事を自覚していながらも、悪事を止めない』状態だな」
「…『俺の主観だがな』って言っておく辺り、流石ガレ」
「ははっ、褒めても金貨や各国の極秘魔法研究資料ぐらいしかでねェぞ?」
「充分ですから!!!!」
********************
「どっちかなぁ…」
ニコニコ笑顔で俺の手元の2枚のカードを見詰めるリイサスさん。俺とリイサスさんの周囲でニヤニヤしながら、俺達を見守るみんな。
時刻は午後9時。閉店ガラガラな後のギルドの仮眠室で、俺達はババ抜きの真っ最中です。
ちなみに負けたら罰ゲーム。
全員の望む場所に、自分からキスしないといけない。俺とリイサスさん以外はもう上がった。
俺は…俺はなんとしてでもリイサスさんに勝たなければならないのだ…。
「右かなぁ。左かなぁ…」
俺の顔色を窺うように手元をさ迷わせるリイサスさん。卑怯だ。
「過保護野郎、さっさと引いてやれよw」
「ふふ。いやぁ勝たせてあげたい気持ちもあるんだけど、意地悪したくなっちゃってさ。ごめんねコージくん」
ひょいっ
「あっ、あぁーっ!」
あっさり引き抜かれたハートのエース。俺の手元に残ったのは、まるで最後まで持っていた人を嘲笑うかのようなムカつく笑みを浮かべた悪魔。ジョーカーだった…。
「残念だったなコージくん。じゃ、さっそく罰ゲームを…」
「んがぁぁぁぁなんでだぁぁぁぁっ!! なんで!? 誰か1人2人に負けるなら分かるけどなんで全員に負けんの!!? イカサマしましたぁ!!?」
「いやイカサマっつぅか…、コージくん、顔に出まくりっつぅか…」
ジャックさんが苦笑いしながら呟いた。
……顔…に出まくり………。
「がーーん………」
「ククク、まぁ、負けは負けだからな。俺は勿論口に頼むぜ」
「ぐぅっ…」
…俺も男だ……。
そう覚悟して、1番最初に上がったガレの唇にちゅっとキスをした。
ディープじゃないのかよって目で見られるけど知らん。
俺の腰に回されようとしたガレの腕をペシッと叩き、2番上がりのロイの希望を聞いて、首筋にちゅっ。
……マニアックだなぁ。
次のルークさんはお鼻にちゅってした。熊さんだからお鼻でかくて、かぷってしたら興奮された。オーラが一気にピンクになった。何故だ。
カイルはガレと同じ、口にとの事だったから、ちゅっとした。ぶっ倒れた。やっぱりポンコツだった。ガレが大爆笑してた。
次はジャックさん。眉間にキスしてくれだって。お望み通りキスしたら、にへらって顔がとろけたのでもう1回キスしたら椅子から落ちちゃった。…あらら。
ワーナーさんはマジで兄貴。ほっぺで良いって。口はまだ恥ずかしいって。ウブかよ可愛い。大好き。天使。抱いて。ちゅってしたら真っ赤になって『んへへへへぇ』って。ドワーフ萌え。新しい。
セキは……、セキは酷い。もうあんまりだ。ちんこにキスしろってよ。絶対フェラさせた後にセッセに持ち込む気だろ。仕方ないから、2人きりに時にやってやる事にしたけどさ。
リイサスさんはおでこだった。ちゅってしたらちゅってされた。トランプで最後、意地悪したからって難易度の低いおでこにしてくれたっぽい。うーむありがたい。
最近は毎日がこんな感じだ。
朝、リイサスさんかルークさんに起こされて、朝ごはんを食べる。
ギルドに行ってみんなに挨拶して、完全体のポーションを10個ほど作って、後は色々な属性の人から攻撃魔法を教わる。
物理属性はルークさん、火炎属性はリイサスさん、氷結属性はロイ、暗黒属性はガレ、神聖属性はカイル、電雷属性と核熱属性はセキ、疾風属性と結界属性はセイ、自然属性と念動属性はオウから。
勉強&訓練が終わったら、ワーナーさんの昼ご飯をいる人と食べる。ルークさんやガレ、カイルなんかは結構忙しい身だから、昼ご飯の時にはいない事もありけり。
食べ終わったら同行当番の人達とクエストに出発。夜には帰ってこられるように、近場じゃないといけない。
クエストから帰って達成報告を終えると、夜ご飯まで軽く読書をする。ルークさんは自分の執務室に、俺専用の本棚を置いてくれているのだ。ありがたや。
ワーナーさんの夜ご飯の時には大体みんないる。誰かと誰かが口論し始めては、それが全体の議題になって、みんなで意見を言い合ったりする。
セキセイオウは人間の常識知らずな事も多々あって、思わず『ん!?』ってなるような斬新な意見が出たりもする。
ご飯を食べ終わったら、ギルドは閉店ガラガラ。後片付けを終えて、みんなで出来るゲームをする。トランプとか人生ゲームとか。
家に帰ると暖かいお風呂。たまにリイサスさんやルークさんと入ったりする。
上がったらクールダウンに本格的に読書。
良い時間になったら、ルークさんかリイサスさんと一緒にぽかぽかで寝る。
これの繰り返し。
………うん。今の俺、かなり幸せだ。
ほら俺、一回死んでるからさ。何気ない日常の大切さが分かったりしない事もないんだ。
俺が願えばいつでも抱き締めてくれる人のありがたさって言うの? 身に染みるよな。
唯一不満なのは襲い来る高度なセクハラだけだけど…、………もう何も言うまい。
********************
コージくんは恐らく気付いていない、コージくんを望む者達の絶対的な掟。
私やガレ・プリストファー、マンハット殿などの責任者だけではなく、リイサスやジャックやワーナー…、ロイやセキ殿も含め、全員で決めた。
国の諜報員の…ジルと言ったか。彼のように、これからもコージくんに心を奪われ、コージくんを欲する者は必ず現れる。そのような者共が好き勝手すれば、コージくんが傷付く可能性は充分にあるのだ。
だから決めた掟。コージくんを本気で欲する者は従わなければならないルール。
破れば、良くて肉刑。悪くて死。
まず、絶対にコージくんを害してはならない。
それには心中、無理心中も含まれる。ただし訓練中の事故や、加害者に悪気はなくコージくんが笑って許せる程の軽傷であれば、目を瞑る。
コージくんの人格を否定する事を言ってはいけない。
過去に1人、コージくんに構って貰えず、逆ギレしてコージくんの根も葉もない悪い噂を周囲に吹聴して回った冒険者がいた。幸いにもコージくんの耳に入る前に消し止められたが、悪意に触れ慣れていないあの子の事だ。知られてしまえばコージくんは酷く悲しんだだろう。
件の冒険者はガレ・プリストファーに引き渡した。どうなったかは知らない。
コージくんの安全の為の保護や、総意で決めた軟禁を除き、コージくんを7日間以上拘束してはいけない。
コージくんが完全に壊れてしまう程の快楽を与えてはいけない。
コージくんの前で一般人の殺害は禁止。
コージくんに存在を認識されていて、コージくんを欲する者…、つまり、この掟が適用される者同士で殺し合ってはいけない。
この掟により、マンハット殿はガレ・プリストファーを殺害する事から、捕縛し連行する事に変更したようだ。
コージくんを欲していない者に、コージくんを抱かせる行為は禁止。
コージくんを害する者を発見した際には、必ず同志に報告。のち、始末すること。
コージくんを精神的に追い詰める言動は禁止。
明らかに格上の存在がコージくんを狙ってきた際には、自身の命に代えてでもコージくんを守ること。
コージくんが伴侶を決めてしまった際には、この掟は一部無効とする───。
コージくんを欲する者は、大抵独占欲が非常に強い。そう言う私も独占欲はかなり強い方だと自覚している。
独り占めしたい気持ちは皆同じ。誰も独占禁止と言い出さなかったのは偶然ではないのだろう。
そう、殺し合いさえしなければ、力で他者をねじ伏せてコージくんを独占する事も出来てしまう。
だが、誰もしない。
コージくんには笑顔でいてほしいからである。
誰もが独占欲とコージくんの笑顔で迷っている。
なので今は膠着状態。
コージくんが毎日楽しそうだから、良しとしよう。
コージくんを欲する者の中でも特に親しい者同士で、派閥が出来つつある。
ガレ・プリストファーとロイ、セキ殿は手を組んでコージくんをより多く独占しようとしている。
私とリイサスはコージくんと同棲している状態なので、今さら2人で共有する事を苦痛とはあまり感じない。
マンハット殿は、ジャックとワーナーの親しみやすい性格から、2人と手を組む事にしたようだ。
派閥と言っても険悪な雰囲気にはならない、子供のお遊びのようなものだが、着実とそれぞれの策が動き出している。
国の事や、古龍の事もある。
油断は出来ない。
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