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第三章【音楽室のピアノ編】
第十六談【放送】
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第十六談【放送】
三人は保健室でこの状況を解決する方法を考えていた。
阿部「...俺は少し休む...」
近藤「ああ。そうしろ。結構無茶するよなお前。」
井上が近藤の耳を見ると血が出ていた。
能力を使おうとあの音の中耳を塞ぐのをやめたからだ。
井上「亮介!あんた鼓膜が、、、」
近藤「悟に比べたら大丈夫だ。それより何か考えないと。」
井上は近藤に質問した。
井上「そういえば。亮介ピアノに攻撃しようとしてたけど攻撃技覚えたの?」
近藤「ん?ああ。これだ。」
近藤が持っていた玉を左手に置き、右手をその前に構える。
玉は右手を貫通し引き寄せの勢いで飛んでいく。
井上「おお!これが言ってた新技か、、、。」
近藤「うん。飛ばすものは俺が引き寄せれるものなら行ける」
井上「なるほどね。」
近藤「とりあえず耳栓になりそうなもの探そう」
井上「わかった」
二人は焦っていた。
さっきピアノの音が聞こえたからだ。
阿部が真っ二つにしたはずのピアノの音が、、、。
二人は耳栓になりそうなものを見つけた。
近藤「あとは、、、どうやって倒すかだな」
井上「やっぱり倒すしか逃げる方法ないのかな?」
近藤「わからない。でもとりあえずは待機だな。時間で消える可能性もあるし、悟もこれだし。」
井上「そうだね。」
近藤「もし相手が俺らを探してたらやばい。対策を練ろう」
二人が真剣に考え出す。
【19時30分-保健室-】
近藤がある案を思いつく。
近藤「相手が霊でも触れはするから物理で返そう。塩を使うのはダメだ。」
井上「どうして?さっき苦しんでたしちょっとぐらいなら、、、」
近藤「塩を使うのは最終手段だ。数に限りがある。出来るだけ使いたくない」
二人が話し合いをしていると上からまたピアノの音が聞こえた。
井上「また聞こえてきた!」
近藤「さっきと比べて演奏っぽいな」
井上「じゃあ相手の音量調節次第じゃやられるんじゃない?急いで耳栓しないと!」
井上が急いで耳栓を用意するのを近藤が止める。
近藤「いや待て。あいつが無差別にあの爆音を鳴らしてるとは考えにくい」
井上「え?」
近藤「もし毎回あの爆音なら七不思議の噂ではそれが語り継がれるはずだ。もし今までそれが無いなら、、、」
井上が話を聞いて気づき出す。
井上「こっそり隠れてたのに気づいてて攻撃してきたってこと!?」
近藤「ああ。さっきの攻撃は完全に俺たち狙いだな。後もし俺達みたいな人がいても生き残れて無いから受け継がれてない可能性もある」
井上が怯え始める。
井上「これって本当にやばいじゃん、、、」
近藤「大丈夫だ!俺たちには塩もあるし能力もある。場所もバレてない。」
近藤が井上が怯えているのを和らげようとしていると放送が流れ始める。
放送「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン~」
近藤&井上「!?」
放送「こん、りょ、い、奈緒、、さと、、急、三、一、来な、い。」
声の主はノイズにより分からない。
だが放送中もピアノの演奏は止まっていない。
ただ三人が呼ばれていることが分かっている。
井上「どうする?」
近藤「......」
近藤が悩んでいるとさっきの放送で目が覚めた阿部が話しかけてきた。
阿部「行こう」
井上「悟!あんた大丈夫なの?」
近藤「どうして行くんだ?」
井上が心配しているが近藤は事態の事でいっぱいだ。
阿部「俺はもう大丈夫だ。行く理由はあれはベートーヴェンの放送じゃないと思うからだ。」
近藤「どうしてそう思ったんだ?」
阿部「集中して聞いていたら一瞬ノイズの中に女の声のように聞こえた気がした。後放送中に演奏が止まってないことを考えると敵じゃないのかも。」
阿部の推測に二人が考え込む。
近藤(心の中)「これがもし罠だったらどうする?」
井上(心の中)「悟って昔から耳良いしもしかしたら本当に、、、。」
近藤が考えをまとめて話し出す。
近藤「...分かった。だが俺だけで行く。」
阿部「なんでだ?」
近藤の真剣な表情に阿部は少し身構えている。
近藤「もし罠だったら三人ともおしまいだ。もしお前が一人で行ったら井上を助ける奴が俺になるぞ?」
阿部「俺の能力なら逃げるのに打ってつけって事か?」
井上「...」
阿部と井上の不満は伝えられない。
近藤のリーダーとしての覚悟に二人はそんなことを言える雰囲気じゃなかった。
阿部「わかった。まぁお前の能力は一人での逃げに向いてるしな!」
近藤「ああ。任せとけ!逃げ足なら誰にも負けねえ!」
近藤が保健室から静かに出ようとドアに手をかけると井上が話しかけた。
井上「絶対生きて帰ってきてね」
近藤「当たり前だ。」
近藤は気を引き締めて自分のクラスに向かった。
近藤(心の中)「こんな事になったのは俺のせいだ。俺が絶対この地獄からみんなを助け出す!」
第十六談【放送】-完-
三人は保健室でこの状況を解決する方法を考えていた。
阿部「...俺は少し休む...」
近藤「ああ。そうしろ。結構無茶するよなお前。」
井上が近藤の耳を見ると血が出ていた。
能力を使おうとあの音の中耳を塞ぐのをやめたからだ。
井上「亮介!あんた鼓膜が、、、」
近藤「悟に比べたら大丈夫だ。それより何か考えないと。」
井上は近藤に質問した。
井上「そういえば。亮介ピアノに攻撃しようとしてたけど攻撃技覚えたの?」
近藤「ん?ああ。これだ。」
近藤が持っていた玉を左手に置き、右手をその前に構える。
玉は右手を貫通し引き寄せの勢いで飛んでいく。
井上「おお!これが言ってた新技か、、、。」
近藤「うん。飛ばすものは俺が引き寄せれるものなら行ける」
井上「なるほどね。」
近藤「とりあえず耳栓になりそうなもの探そう」
井上「わかった」
二人は焦っていた。
さっきピアノの音が聞こえたからだ。
阿部が真っ二つにしたはずのピアノの音が、、、。
二人は耳栓になりそうなものを見つけた。
近藤「あとは、、、どうやって倒すかだな」
井上「やっぱり倒すしか逃げる方法ないのかな?」
近藤「わからない。でもとりあえずは待機だな。時間で消える可能性もあるし、悟もこれだし。」
井上「そうだね。」
近藤「もし相手が俺らを探してたらやばい。対策を練ろう」
二人が真剣に考え出す。
【19時30分-保健室-】
近藤がある案を思いつく。
近藤「相手が霊でも触れはするから物理で返そう。塩を使うのはダメだ。」
井上「どうして?さっき苦しんでたしちょっとぐらいなら、、、」
近藤「塩を使うのは最終手段だ。数に限りがある。出来るだけ使いたくない」
二人が話し合いをしていると上からまたピアノの音が聞こえた。
井上「また聞こえてきた!」
近藤「さっきと比べて演奏っぽいな」
井上「じゃあ相手の音量調節次第じゃやられるんじゃない?急いで耳栓しないと!」
井上が急いで耳栓を用意するのを近藤が止める。
近藤「いや待て。あいつが無差別にあの爆音を鳴らしてるとは考えにくい」
井上「え?」
近藤「もし毎回あの爆音なら七不思議の噂ではそれが語り継がれるはずだ。もし今までそれが無いなら、、、」
井上が話を聞いて気づき出す。
井上「こっそり隠れてたのに気づいてて攻撃してきたってこと!?」
近藤「ああ。さっきの攻撃は完全に俺たち狙いだな。後もし俺達みたいな人がいても生き残れて無いから受け継がれてない可能性もある」
井上が怯え始める。
井上「これって本当にやばいじゃん、、、」
近藤「大丈夫だ!俺たちには塩もあるし能力もある。場所もバレてない。」
近藤が井上が怯えているのを和らげようとしていると放送が流れ始める。
放送「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン~」
近藤&井上「!?」
放送「こん、りょ、い、奈緒、、さと、、急、三、一、来な、い。」
声の主はノイズにより分からない。
だが放送中もピアノの演奏は止まっていない。
ただ三人が呼ばれていることが分かっている。
井上「どうする?」
近藤「......」
近藤が悩んでいるとさっきの放送で目が覚めた阿部が話しかけてきた。
阿部「行こう」
井上「悟!あんた大丈夫なの?」
近藤「どうして行くんだ?」
井上が心配しているが近藤は事態の事でいっぱいだ。
阿部「俺はもう大丈夫だ。行く理由はあれはベートーヴェンの放送じゃないと思うからだ。」
近藤「どうしてそう思ったんだ?」
阿部「集中して聞いていたら一瞬ノイズの中に女の声のように聞こえた気がした。後放送中に演奏が止まってないことを考えると敵じゃないのかも。」
阿部の推測に二人が考え込む。
近藤(心の中)「これがもし罠だったらどうする?」
井上(心の中)「悟って昔から耳良いしもしかしたら本当に、、、。」
近藤が考えをまとめて話し出す。
近藤「...分かった。だが俺だけで行く。」
阿部「なんでだ?」
近藤の真剣な表情に阿部は少し身構えている。
近藤「もし罠だったら三人ともおしまいだ。もしお前が一人で行ったら井上を助ける奴が俺になるぞ?」
阿部「俺の能力なら逃げるのに打ってつけって事か?」
井上「...」
阿部と井上の不満は伝えられない。
近藤のリーダーとしての覚悟に二人はそんなことを言える雰囲気じゃなかった。
阿部「わかった。まぁお前の能力は一人での逃げに向いてるしな!」
近藤「ああ。任せとけ!逃げ足なら誰にも負けねえ!」
近藤が保健室から静かに出ようとドアに手をかけると井上が話しかけた。
井上「絶対生きて帰ってきてね」
近藤「当たり前だ。」
近藤は気を引き締めて自分のクラスに向かった。
近藤(心の中)「こんな事になったのは俺のせいだ。俺が絶対この地獄からみんなを助け出す!」
第十六談【放送】-完-
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