Different Place

藤いろ

文字の大きさ
14 / 99
4・CONNT DOWN

14・COUNT DOWN K 5-1

しおりを挟む
気になります。
何をって?それは当然先輩の事です。
いつも考えてます。好きな人の事ですから。
只今平日の午前十時四十分、ちょうど三時間目の終わった所です。
一週間後とLINEしてから一切連絡をしていません。
今も私の事を考えてくれてるのでしょうか。
考えて、会いた過ぎて悶えてくれてるでしょうか。
そうだと嬉しいですね。
「佳己ちゃん!遊ぼうー!」
「・・・・何言ってるんですか、まだ午前も終わってません。」
「マジメだなー。面白くないぞ☆」
「面白くなくて結構です。」
「え~~~」
話しかけてきたのは一年生の時からのクラスメイトの壬央恋那さん。
「それで他に用はありますか?」
「ん~何か考えごとしてる顔してたから」
「私はいつも考えています。」
「何を?」
「言いません。」
「好きな人のこと?」
「・・・・だとしたら?」
「それは~私のこと?」
「・・・・は?」
「そうだと嬉しいなぁ~!私佳己ちゃん大好きだからさ~!」
くるくると私を中心に回りながら言う壬央恋那さん。
「・・・・あの、そういうのはあんまり大声で言わない方がいいですよ。」
「え~女子同士こういうのは普通だよ~。手だってつなぐし~腕も組むし~チューだってするよ~」
「はぁ・・・。」
「そんなマジメに注意するなんて~佳己ちゃん本物みたいだよ~」
壬央恋那さんと目が合う。
「フフ~ン♪」
屈託のない笑顔を見せる壬央恋那さん。
私は友達がいません。
作らないというと上から目線で嫌なのでそうは言いませんけど、自分からは人に近づかないです。
それは私の愛の先が男性ではない事が関係しています。
そういう事は誰にも話した事はありません。それにそれを匂わせる言動、行動もしていません。
それなのにこの人は何故こんな事を言うんでしょう。
この人も私と同じだから?それとも言ってみただけ?悪ふざけ?
どれにしても聞いても分からないです。ここでYESと言われても本当かなんて分からないですし、信じません。
ましてや私が私の事を私から言うなんて絶対ありません。
「何言ってるんですか?」
「おぉまだ子供ですかな~佳己ちゃんは☆」
私の髪に触ろうとする壬央恋那さんの手を払う。
「止めて下さい。」
「あ~残念♡」
私の髪は今度先輩に触ってもらう予定なんです。
先輩以外には絶対触らせたくありません。


先輩・・・・。
先輩は今何をしていますか?
先輩一人で寂しくありませんか?
友達は出来ましたか?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

春に狂(くる)う

転生新語
恋愛
 先輩と後輩、というだけの関係。後輩の少女の体を、私はホテルで時間を掛けて味わう。  小説家になろう、カクヨムに投稿しています。  小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n5251id/  カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330654752443761

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

【完結】【ママ友百合】ラテアートにハートをのせて

千鶴田ルト
恋愛
専業主婦の優菜は、夫・拓馬と娘の結と共に平穏な暮らしを送っていた。 そんな彼女の前に現れた、カフェ店員の千春。 夫婦仲は良好。別れる理由なんてどこにもない。 それでも――千春との時間は、日常の中でそっと息を潜め、やがて大きな存在へと変わっていく。 ちょっと変わったママ友不倫百合ほのぼのガールズラブ物語です。 ハッピーエンドになるのでご安心ください。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

放課後の約束と秘密 ~温もり重ねる二人の時間~

楠富 つかさ
恋愛
 中学二年生の佑奈は、母子家庭で家事をこなしながら日々を過ごしていた。友達はいるが、特別に誰かと深く関わることはなく、学校と家を行き来するだけの平凡な毎日。そんな佑奈に、同じクラスの大波多佳子が積極的に距離を縮めてくる。  佳子は華やかで、成績も良く、家は裕福。けれど両親は海外赴任中で、一人暮らしをしている。人懐っこい笑顔の裏で、彼女が抱えているのは、誰にも言えない「寂しさ」だった。  「ねぇ、明日から私の部屋で勉強しない?」  放課後、二人は図書室ではなく、佳子の部屋で過ごすようになる。最初は勉強のためだったはずが、いつの間にか、それはただ一緒にいる時間になり、互いにとってかけがえのないものになっていく。  ――けれど、佑奈は思う。 「私なんかが、佳子ちゃんの隣にいていいの?」  特別になりたい。でも、特別になるのが怖い。  放課後、少しずつ距離を縮める二人の、静かであたたかな日々の物語。 4/6以降、8/31の完結まで毎週日曜日更新です。

処理中です...