4 / 72
第4話・2人目、3人目
しおりを挟む
何がどうなったかは分からない。全然分からない。
「お前よくも邪魔したな・・・・・!」
「邪魔なのはそちらです。僕はちゃんと言いました」
「お前も殺すぞ!!」
「賞金稼ぎじゃないんですか、僕に賞金はかかってません」
「うるせぇ!!!!」
めっちゃ切れてる~!目血走ってるもん!右手を挙げたまま俺は賞金稼ぎを見る。
そして次に店員さんを見る。こんな時になんだけどやっぱり美形な店員さんだ。
何て思っていると挙げたままの右の手のひらからあの時の魔法陣が現れた。魔法陣はあの時と同じようにピンクの光を発した。
「おおおおおおおおおおお!?」
「魔法陣!?」
「あのガキ、マジか!」
「マスター!!」
光は店全体を包む。最初の時は全然余裕なくて分からなかったけど、何というか心地良い暖かさの光だ。
約15秒程光り、魔法陣は光と共に消えた。
で、今度は何が起きる?あの時と同じ状況じゃない。人は沢山いるし、俺が誰かを相手している訳でもない。
「・・・・・・・・・・・・」
何も起きない・・・・。光っただけか!?ダメだったのか!?何が正しいかは分からないけど!
色々考えていると目の前の景色が変わった。理由は俺をお姫様抱っこしてる店員さんが反転してその場を動いたからだ。
そしてその場を離れようとしている。
「おい!どこ行く気だ!?」
それに気付いて賞金稼ぎが声を上げる。
「その人置いてきな!」
その人?誰??
「この人に何か御用で?」
「おお、俺はその人に尽くして愛されてぇんだ!」
アイ?あい?愛!?
「そうですか・・・・僕もです」
ボクモデス??
何だどうなってる!?でも似てるバイコさんの時と!この二人だけか!?他の人はーーーうん!変わらずざわざわしたりしてる!
「おい!マスターをおろせ」
店員さんに剣を向けるバイコさん
「・・・・何言ってるか分かりません」
「その賞金首はその人おろせって言ってんよ」
「嫌です・・・・とお伝えください」
「俺は通訳じゃねぇぞ!」
「そうですか・・・・・」
また俺の景色が変わった!店員さんそのままダッシュ!!
「わーーーーーーーーーーーーーー!!?」
「大丈夫です、幸せにします!」
と走りながら俺に笑顔を向ける。いや~今の所そんな感じ全然しなけど~!?
「マスター!!」
「待てコラァ!!」
追いかけてくれるバイコさんと賞金稼ぎ。
俺は~ダメだ~腰が抜けてる~この状態から何も出来ない~。
「あの!な、何で急にこんな事を!?」
「・・・・何故と言われると分かりませんが、一つ言えるのは僕はあなたが好きなんです!」
「友達?」
「いえ恋人で」
人生(転生前も入れて)で初めて告白された・・・・。相手は男だった・・・・。
相手が美形だからか、嫌な気持ちはない。が、どうしたら良いか分からない!
フリーズしてる間に店員さんは店を出て、大通りを激走!
ハッ!フリーズしてる場合じゃない!考えろ!何でこんな事になったのか!いや~原因はぁの魔法陣でしょ。
バイコさんの時とこの店員さん。そして賞金稼ぎの言葉・・・・考えられるの、こんな事ありえないけど!ここは異世界!考えられるのは・・・・・。
あの魔法陣には性別関係なく人を俺に惚れさせる力がある!!
「お前よくも邪魔したな・・・・・!」
「邪魔なのはそちらです。僕はちゃんと言いました」
「お前も殺すぞ!!」
「賞金稼ぎじゃないんですか、僕に賞金はかかってません」
「うるせぇ!!!!」
めっちゃ切れてる~!目血走ってるもん!右手を挙げたまま俺は賞金稼ぎを見る。
そして次に店員さんを見る。こんな時になんだけどやっぱり美形な店員さんだ。
何て思っていると挙げたままの右の手のひらからあの時の魔法陣が現れた。魔法陣はあの時と同じようにピンクの光を発した。
「おおおおおおおおおおお!?」
「魔法陣!?」
「あのガキ、マジか!」
「マスター!!」
光は店全体を包む。最初の時は全然余裕なくて分からなかったけど、何というか心地良い暖かさの光だ。
約15秒程光り、魔法陣は光と共に消えた。
で、今度は何が起きる?あの時と同じ状況じゃない。人は沢山いるし、俺が誰かを相手している訳でもない。
「・・・・・・・・・・・・」
何も起きない・・・・。光っただけか!?ダメだったのか!?何が正しいかは分からないけど!
色々考えていると目の前の景色が変わった。理由は俺をお姫様抱っこしてる店員さんが反転してその場を動いたからだ。
そしてその場を離れようとしている。
「おい!どこ行く気だ!?」
それに気付いて賞金稼ぎが声を上げる。
「その人置いてきな!」
その人?誰??
「この人に何か御用で?」
「おお、俺はその人に尽くして愛されてぇんだ!」
アイ?あい?愛!?
「そうですか・・・・僕もです」
ボクモデス??
何だどうなってる!?でも似てるバイコさんの時と!この二人だけか!?他の人はーーーうん!変わらずざわざわしたりしてる!
「おい!マスターをおろせ」
店員さんに剣を向けるバイコさん
「・・・・何言ってるか分かりません」
「その賞金首はその人おろせって言ってんよ」
「嫌です・・・・とお伝えください」
「俺は通訳じゃねぇぞ!」
「そうですか・・・・・」
また俺の景色が変わった!店員さんそのままダッシュ!!
「わーーーーーーーーーーーーーー!!?」
「大丈夫です、幸せにします!」
と走りながら俺に笑顔を向ける。いや~今の所そんな感じ全然しなけど~!?
「マスター!!」
「待てコラァ!!」
追いかけてくれるバイコさんと賞金稼ぎ。
俺は~ダメだ~腰が抜けてる~この状態から何も出来ない~。
「あの!な、何で急にこんな事を!?」
「・・・・何故と言われると分かりませんが、一つ言えるのは僕はあなたが好きなんです!」
「友達?」
「いえ恋人で」
人生(転生前も入れて)で初めて告白された・・・・。相手は男だった・・・・。
相手が美形だからか、嫌な気持ちはない。が、どうしたら良いか分からない!
フリーズしてる間に店員さんは店を出て、大通りを激走!
ハッ!フリーズしてる場合じゃない!考えろ!何でこんな事になったのか!いや~原因はぁの魔法陣でしょ。
バイコさんの時とこの店員さん。そして賞金稼ぎの言葉・・・・考えられるの、こんな事ありえないけど!ここは異世界!考えられるのは・・・・・。
あの魔法陣には性別関係なく人を俺に惚れさせる力がある!!
41
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
小学生のゲーム攻略相談にのっていたつもりだったのに、小学生じゃなく異世界の王子さま(イケメン)でした(涙)
九重
BL
大学院修了の年になったが就職できない今どきの学生 坂上 由(ゆう) 男 24歳。
半引きこもり状態となりネットに逃げた彼が見つけたのは【よろず相談サイト】という相談サイトだった。
そこで出会ったアディという小学生? の相談に乗っている間に、由はとんでもない状態に引きずり込まれていく。
これは、知らない間に異世界の国家育成にかかわり、あげく異世界に召喚され、そこで様々な国家の問題に突っ込みたくない足を突っ込み、思いもよらぬ『好意』を得てしまった男の奮闘記である。
注:主人公は女の子が大好きです。それが苦手な方はバックしてください。
*ずいぶん前に、他サイトで公開していた作品の再掲載です。(当時のタイトル「よろず相談サイト」)
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる