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第39話・チームシンドバッド2[詩人アブー・ヌワース]
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「その方にグランド語をお教えするんですか?」
「そう!もう通訳はごめんだぜ!」
「ボクもだ」
「そういやアラジン、お前もエア語分かんないよな?」
「そうなのか?意外だな何でも出来そうな顔して」
「・・・・うるさいです」
「じゃあ本探しとぉバイコ君にグランド語、まぁ良い機会だアラジンにエア語よろしくぅ」
「え!?」
「増えた!?~~まぁ良いでしょう!シンドバッド様から貰った教王の名にかけて完璧に教えてましょう!・・・ちなみにその本とは何ですか?」
「千夜一夜物語」
名前を聞いた教王は目を見開いてシンドバットさんとアラジンさんの顔を見たという。
「なるほど。そうですかシンドバット様・・・・」
「そういう事ぉ」
その後教王に詩人アブー・ヌワースが最近入り浸ってる場所聞き、バイコさんとアラジンさんを残し3人は城を出た。
「アレ?俺は何故残る流れ?」
「ちょっとシンドバッド!?」
教王の街唯一の酒場は街外れにある。本だらけの街の落ち着いた雰囲気とは違い薄暗く、本より目の前の快楽が優先の人達が集まる場所らしい。
酒場に入るとアウトローのような世捨て人のような不良のような人達で溢れかえっていた。
「おーおー悪そうなのばっかりだなぁ!」
笑顔でアーズさんが店な中を見渡した。
「お前の故郷みたいだな」
「んだと盗賊野郎!」
「止めなさいぃ、2人共」
「王様また顔隠してるのか」
「そりゃあねぇ。こんな危ない所怖くて怖くてぇ」
「お前が1番怖いっての」
「さてぇどの子がアブー君かなぁ。カウンターで聞いてみようぅ」
3人はカウンターに向かう。
「ご注文をどうぞ」
無表情で坊主頭の眉毛のない店員は無骨に言い放った。
「ん~とぉ」
「アラック3つ!なぁアブー・ヌワースって奴知らねぇか?」
「アラックです。アブーさんはどんな方ですか?」
「どんな奴だ?」
「えとぉ聞いた特徴は右頬に星の模様があってぇ真っ赤なルージュをつけてて、特徴的な訛りで話すだったかなぁ」
「変な奴だな。ボクの趣味じゃない」
「そりゃあ傷つくわぁ。ワイは趣味やでお兄さんの事♪」
「ん!?」
「今どこから聞こえた!?」
アーズさんとバイオさんが周りを見回したが近くには誰もいない。
「特徴に変装も得意を加えとこうか?」
そう言ってシンドバッドさんはアラックを一気飲みした。
「おかわり、アブー君」
「はぁ!?」
「この店員がアブー!?」
2人がアブーに目をやった時には店員の顔の右頬に星の模様が付いていて、真っ赤なルージュを塗っていた。
そしてさっきまでの無表情はどこにやら、笑顔でこう言った。
「あちゃあ前髪兄さんの素顔が気になって声かけてもうたわ~」
「そう!もう通訳はごめんだぜ!」
「ボクもだ」
「そういやアラジン、お前もエア語分かんないよな?」
「そうなのか?意外だな何でも出来そうな顔して」
「・・・・うるさいです」
「じゃあ本探しとぉバイコ君にグランド語、まぁ良い機会だアラジンにエア語よろしくぅ」
「え!?」
「増えた!?~~まぁ良いでしょう!シンドバッド様から貰った教王の名にかけて完璧に教えてましょう!・・・ちなみにその本とは何ですか?」
「千夜一夜物語」
名前を聞いた教王は目を見開いてシンドバットさんとアラジンさんの顔を見たという。
「なるほど。そうですかシンドバット様・・・・」
「そういう事ぉ」
その後教王に詩人アブー・ヌワースが最近入り浸ってる場所聞き、バイコさんとアラジンさんを残し3人は城を出た。
「アレ?俺は何故残る流れ?」
「ちょっとシンドバッド!?」
教王の街唯一の酒場は街外れにある。本だらけの街の落ち着いた雰囲気とは違い薄暗く、本より目の前の快楽が優先の人達が集まる場所らしい。
酒場に入るとアウトローのような世捨て人のような不良のような人達で溢れかえっていた。
「おーおー悪そうなのばっかりだなぁ!」
笑顔でアーズさんが店な中を見渡した。
「お前の故郷みたいだな」
「んだと盗賊野郎!」
「止めなさいぃ、2人共」
「王様また顔隠してるのか」
「そりゃあねぇ。こんな危ない所怖くて怖くてぇ」
「お前が1番怖いっての」
「さてぇどの子がアブー君かなぁ。カウンターで聞いてみようぅ」
3人はカウンターに向かう。
「ご注文をどうぞ」
無表情で坊主頭の眉毛のない店員は無骨に言い放った。
「ん~とぉ」
「アラック3つ!なぁアブー・ヌワースって奴知らねぇか?」
「アラックです。アブーさんはどんな方ですか?」
「どんな奴だ?」
「えとぉ聞いた特徴は右頬に星の模様があってぇ真っ赤なルージュをつけてて、特徴的な訛りで話すだったかなぁ」
「変な奴だな。ボクの趣味じゃない」
「そりゃあ傷つくわぁ。ワイは趣味やでお兄さんの事♪」
「ん!?」
「今どこから聞こえた!?」
アーズさんとバイオさんが周りを見回したが近くには誰もいない。
「特徴に変装も得意を加えとこうか?」
そう言ってシンドバッドさんはアラックを一気飲みした。
「おかわり、アブー君」
「はぁ!?」
「この店員がアブー!?」
2人がアブーに目をやった時には店員の顔の右頬に星の模様が付いていて、真っ赤なルージュを塗っていた。
そしてさっきまでの無表情はどこにやら、笑顔でこう言った。
「あちゃあ前髪兄さんの素顔が気になって声かけてもうたわ~」
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