新約ユータ伝 ~最強の俺が異世界を救ってやる~

ヨシダダダ

文字の大きさ
42 / 64

42

しおりを挟む
戦闘すると時間がかかるので相手に見つからないよう透明化の魔法を使った。
ついでに消音や隠匿の魔法も使ったので誰も俺を見つけることはできない。
覇者の威圧感すら消し去ってしまえる俺の魔法はさすがだな。
まあ俺の魔法だから当然だけどな。
こうして俺は王都に侵入し、王城にも楽々侵入できた。
「まるでザルだな」
厳重な警備でも俺なら関係ないけどな。
だが楽できるならそれでいい。
無駄な苦労はしたくないからな。
城の中でも偉い人がいる場所なんて決まっている。
予想通り偉そうな男がいた。
俺は王の前で魔法を解除し俺の王としての威厳を見せつける。
「お前が王か」
「そうだ」
「俺の国を攻めた責任を取ってもらうぞ」
「全然知らないな?」
「そうか」
往生際が悪いとは王としての器が小さいな。
小悪党なんだな。
だからといって許すはずがない。
「本当に知らないのか?」
「だから本当だと言っている」
やれやれ、本気でこいつの記憶力が不安になってきたぞ。
こんな無能でも王になれる制度に問題がある。
そうだ、こんな国滅ぼして俺の国にしてやれば国民も救われるだろう。
「罪もない俺の国の国民たちを苦しめた責任を取ってもらう。覚悟はいいか?」
「だから知らないと言っているだろう」
もういいだろう。
こんな奴にまともな対応をしても時間の無駄でしかない。
「ユータジャスティスアタック!」
俺の正義の鉄拳が王に天罰を下す。
王は吹っ飛んでいった。
無様に床を転がり壁にぶつかって止まった。
まあ悪くない手加減だった。
俺はやればできる。
気を抜くと即死させてしまうけど繊細な力加減によって即死させないことに成功した。
楽しんで余計な殺傷をするような殺人鬼ではない。
それは綺麗好きのユータだ。
あんなゴミがいるからこの世界は救われないんだ。
「ゴミは異世界へ」
異世界へのゲートを開いて王をどこかへ送り出した。
どの世界に行っても王としての才覚があれば王としてやっていけるだろう。
無能ならば死んでしまうのも自己責任だ。
「口だけではないことを期待しているぞ」
あんな奴でも一応は王だったからな。
期待できないしもう声も届かないけど少しくらいは無事を祈ってやろう。
俺は慈悲深いからな。
「さて、これで責任の追及は終わったな」
後は補償で金目のものを貰っていくとしよう。
リンを探しつつ収納魔法で片っ端から価値がありそうな物を何でも収納していった。
「若い女は娼館で働いてもらおう」
見かけた女は戦利品だ。
若い女には隷属の魔法をかけて俺の国へ転移魔法で送っておいた。
「男は労働力だ」
労働力になりそうな男には俺に逆らうことがないよう隷属の魔法で命令しておいた。
転移魔法をかけてやるのも面倒だったので歩きで移動するよう命令した。
「他は価値がないから自由にさせよう」
その他は隷属の魔法をかけて俺に逆らわないようにして後は自由にさせる。
まあ俺の国に移住したいというなら受け入れてやろう。
後は好きに選べばいい。
「リンはいないな…」
まあまだ探索が済んだわけではないからどこかに幽閉されているのかもしれない。
「これはハズレだな。まあ娼館送りにしてやろう」
リンに似た姿かと思ったら顔が全然違っていた。
おっぱいの大きさは同じくらいだったんだけどな…。
まあ他の女と同じように娼館送りだ。
俺のためではなくマーシオのためだ。
マーシオの要望に応えてやるのも王の務めだからな。
マーシオはずいぶん恵まれた環境だよな。
王に直接意見できるなんて普通じゃない。
普通の感覚なら恐れ多くてそんなことはできないだろう。
だがマーシオは違う。
バカは恐れることをしらないから恐ろしい。
それがバカの生き様だ。
そんなバカが治安を乱さないよう娼館で性欲を発散されて国の治安を維持させるのも国王としての腕の見せ所だ。
「マーシオが真の支配者なのかもしれないな」
いくら俺だって本物のバカには勝てる気がしない。
「そんなことよりリンはどこにいるんだ?」
「こっちだ」
まさかの反応があった。
声はリンではないし不快感を覚えた。
ならスルーでいいな。
余計なことに首を突っ込んでいるほど俺は暇ではないからな。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。

Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。 現世で惨めなサラリーマンをしていた…… そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。 その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。 それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。 目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて…… 現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に…… 特殊な能力が当然のように存在するその世界で…… 自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。 俺は俺の出来ること…… 彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。 だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。 ※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※ ※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界亜人熟女ハーレム製作者

†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です 【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

男が少ない世界に転生して

美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです! 旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします! 交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。

処理中です...