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番外編
舟橋・A・依未 編
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依未「さあ!ふゆくんメリークリスマス!」
雪緒「あのさァ」
依未「なーにー」
雪緒「だからさあ、その格好はすごく可愛いけど時期が違くない!?今まだ11月だよ」
依未「あら。わたしのサンタマジカルが効いてないなんて。流石ふゆくん。サンタの下僕たるトナカイの素質が高いね」
雪緒「何言ってんの……?依未ちゃんそんなにクリスマス好きだっけ?今年はクリスマスツリー買おうか?飾りたいなら僕は別にいいけど」
依未「好きだよ!ってことで、毎年恒例ふゆくんにクリスマスプレゼント」
雪緒「……本気?」
依未「うん!あ、でもプレゼント交換ね」
雪緒「えっ」
依未「じゃあ、この舟橋・A・依未ちゃんからふゆくんにプレゼント」
雪緒「えー、なんだよそのAって……うわっ、プレゼントの袋デカ!」
依未「アドヴェントの略記!今日のわたしはフナハシ・アドヴェント・エミ!二代目サンタの役割を担う!アドヴェント一族の次女!星歌衣を身につけることでサンタマジカルを使用することが可能!」
雪緒「(この人、酔ってんのかな……)」
依未「はい、ふゆくんへのプレゼントだよ。どうぞ」
雪緒「お年玉じゃんコレ!」
依未「猫ちゃん柄のポチ袋じゃふまん?」
雪緒「そうじゃなくて!だから!違くないか?!お正月じゃんこれ!クリスマスですらないし!気が早いよ!」
依未「ちっ、わがままさん……」
雪緒「なんでさっ!」
依未「じゃあー、これはどう?じゃらじゃらするけど」
雪緒「え?……えっ、なにそれ、首輪を渡されても困る。別に僕ら犬とか飼って無いじゃん……もしかして今から飼えと」
依未「まさか!二度も言わせないでよー」
雪緒「一度も言わせてないよ!」
依未「ふゆくん用ですよ……ふふふ」
雪緒「だと思いましたー!ちくしょう!っ、ちょっと!いつの間に僕の首に嵌めたの!」
依未「サンタマジカルだよ!ちなみに今回の首輪は豪華な銀メッキのチェーン付き!」
雪緒「別にそれ豪華じゃないよ!わりとフツーだわ!」
依未「それちょっと高かった!高いよ!4750円!」
雪緒「えっ、ナンデ!?それちょっとじゃないでしょソレ!」
依未「ちなみにプレートにはふゆくんの名前入りだよ!舟橋雪緒くんって、フルネーム!」
雪緒「(名前も首輪もいらないから4750円分の別の何かが欲しかったな……)」
依未「さてさて、お待ちかねのふゆくんからのプレゼントは?」
雪緒「……、…」
依未「黙ってるねー、なにか喋ってほしいかもー」
雪緒「……、……。いや、そもそもまだ11月じゃ……」
依未「おい」
雪緒「ぐえっ、げほっ、ちょっ、急に首輪のチェーン引っ張らないで!首が絞まるから危ないって」
依未「言い訳とかいらないんだけど……え?まさか」
雪緒「すみません……あの……じゃあ、プレゼントは僕ってことでも……いいかな?」
依未「ほう」
雪緒「……、…」
依未「じゃあこの聖なる夜にふゆくんを好きにして良いってことなんだね。クリスマスの最高権力者であるサンタの役目を担うこのわたしに。ぬかしよるわ」
雪緒「(言ってから気づいたけど、この超絶地雷系女がはいそーですかってノーマルなイチャイチャを求めるわけないだろ!くっそー、机の上にあるミカンでもあげとくべきだった!)」
依未「じゃ!今から二代目サンタの役目を全うするためにキャンディケインキー(※鍵)を使って、作品同士の時系列と整合性をメタメタに破壊してプレゼントを配りに行くよ!」
雪緒「えっ」
依未「いやね?わたし達って小説組の中では何気に人気カプなんだってさ。ここらで古参の方々にごますっておいて好感度を上げて余計な敵は減らすって寸法だよ。だから!クリスマスプレゼントを届けるの!この赤と白のシマシマ柄の鍵を使えば、あら不思議!差したドアノブの先が望んだ場所に繋がるんだよ!」
雪緒「どういう原理?まあ、いいよ。プレゼントを配るだけなら」
依未「はいどーん!ちなみにふゆくんの衣装はこのミニスカサンタちゃんです!」
雪緒「ゲェー!罰ゲームだろコレ!」
依未「着ないなら離婚だからね!」
雪緒「そんなにシビアなの!?」
依未「ドアノブ捻ればあら不思議!見知らぬマンションの屋上にとうちゃーく!時系列が歪んでるから今はクリスマスだし!空間も歪んでるから本来同じクリスマスを過ごすことがない人達が同じ街でクリスマスを過ごしているよ!イベント軸のご都合主義って素敵だね☆」
雪緒「さっきから、依未ちゃんは誰に何を話してるの?デケェ独り言?」
依未「……」
雪緒「都合悪くなると急に黙るし……双眼鏡片手に」
依未「あのねー、今からこのサンタカラーの不思議な双眼鏡で町中のあらゆる場所を盗撮……じゃなかった、盗み見て目的人物がいたらそいつのハウスにブツをぶち込むんだよっ」
雪緒「言い方がスナイパーじゃん!」
依未「サンタマジカル!集中モード!」
雪緒「(くっそー、いくら引っ張ってもスカートの丈がこれ以上伸びない。この姿を誰にも見られたくねえー)」
依未「ハッ、発見!見つけた!見つけたよ!ふゆくん!」
雪緒「え?だ、誰だ。僕の知ってる人?」
依未「ず、ずるい……神戸愛花と園原創が二人で焼肉してる……」
雪緒「誰?依未ちゃんのお友達?」
愛花「ぼくのトングさばきが唸るぜ!うおおおおお!」
創「神戸さんお肉焼く上手だねー。でも、野菜も食べないとだよ?」
愛花「なははは。いやはや、しかし、やはり焼肉屋さんに来たからには肉をたらふく食べないことには始まらないとぼくは思うわけで……」
創「そんなこと言って……神戸さんって野菜苦手?好き嫌いしちゃ、メッ!」
愛花「ギックンチョ!……ままままさかー。あっ、園原さんったら急にぼくからトングを奪い去って野菜を焼き始めて、そんな……」
創「もぉっ、わたしがあーんで食べさせてあげるからね」
愛花「あっ、園原さんみたいなスーパーウルトラハイパー×∞美少女にあーんをされるなんて!月夜に紛れたクラスの男子どころか地球上で暮らす生命体の全てから目の敵にされて明日の朝日を拝む前に殺されてしまうぜー!」
創「はい、あーんっ」
愛花「熱ッ!?ギャッ、待って、園原さん、熱っ、むぐっ」
雪緒「あー、焼肉か……確かに美味しそうだな……依未ちゃんもこの後行く?あれ、忙未ちゃん?依未ちゃーん?」
依未「あのリア充なぴゅあぴゅあ百合ップルにはこのお年玉という名の爆弾を……最悪死別良くて一生モンの火傷の威力だぜ……真実の愛には苦しい痛みと試練が伴わなくてはならないのです……」
雪緒「コラッ!そんなことしちゃダメだろ」
依未「ふゆくんその服寒くない?真冬に夜のマンション屋上で生足。すごいね」
雪緒「あなたが着せたんだろ……」
依未「あ、続いて春瀬秀典と天女目沙那を発見。デパートのケーキ屋さんで呑気にケーキを選んでる」
沙那「わたし、クリスマスにケーキをたべるの、はじめてで……春瀬さん、嬉しいです」
秀典「そっか。喜んで貰えて良かったよ。沙那ちゃんは何が食べたいんだい?」
沙那「はうっ、ま、迷いますね……ブッシュドノエルがやはり王道でしょうか……でもでも苺のショートケーキも捨てがたい……むむむ」
秀典「ははは。遠慮しなくていいんだよ?そんなに食べたいなら、両方買っていこうか」
沙那「えっ、い、いいんにですか?そんな……じゃあ、二人で分けっこしましょう!良い考えじゃないですか?あ、勿論、春瀬さんが嫌じゃなければ……です、けど……」
秀典「まさか、嫌なわけないじゃないか。沙那ちゃんは本当に優しくて良い子だね」
依未「未来の夫婦が二人でケーキ……そんな二人にはこの四角くて0.01mmの何かをプレゼント……」
雪緒「アウトー!」
依未「さ、ふゆくん!どんどん行くよ!」
雪緒「えっ、僕この服で!?というか、少ないな人数!」
依未「プレゼントすらない」
雪緒「!?……うっ、ちょっ、首輪引っ張らないで、痛いから!」
依未「再びキャンディケインキーを突き刺してドアノブ捻れば、あら不思議!目的地に着いたよ」
雪緒「人がいないからって妻帯者の良い大人が首輪付きミニスカサンタのまま着替えさせて貰えないって何プレイ……」
依未「完璧羞恥プレイだね」
雪緒「……。誰にプレゼントあげるの?」
依未「日頃の感謝を込めてわたしとふゆくんからってことで……」
雪緒「大きい箱だな。見た目は今までで一番ちゃんとしたプレゼントだし」
依未「こちらをふゆくんの実家暮らしの六歳年下の妹さんに渡しに行きます」
雪緒「なんてこった!僕、この格好で会えるわけねーじゃん!」
依未「え、なにその格好。引く……」
雪緒「あなたがサンタマジカルとやらで僕に着せたんですよ!?ねえ、帰ろうよ!妹宛のプレゼントは僕が後日郵送しとくから!帰って二人で美味しいもの食べよう!?」
依未「えー……わかった……じゃあ、プレゼントだけでも!えいっ!サンタマジカル!魔法という名の物理シュート!唸れ!わたしのバスケットボール魂!」
??「ギャー!なに!?敵襲!?ワイルドな泥棒!?」
雪緒「うわ!窓ガラス割れた!僕の実家めちゃくちゃギャーギャー言ってるじゃん!そもそもあのプレゼントの中身って何なの!」
依未「シャンメリー×12本入り。ちなみに3100円。ふゆくんにプレゼントした首輪より安いのです」
雪緒「僕、知らないからね……」
依未「さっ、帰ろっか!えへへ、実は今回ごちそうはわたしが買ってきましたー」
雪緒「嘘!?珍しいな……明日は雪でも降るのかな」
依未「わたしとふゆくんが好きなものたくさん用意したからね。お腹すいたぁ。さ、帰ろ帰ろ!」
雪緒「ぐっ、だから首輪を引っ張らないで!苦しいって!」
依未「皆さん、良いクリスマスを!」
▼ E N D
雪緒「あのさァ」
依未「なーにー」
雪緒「だからさあ、その格好はすごく可愛いけど時期が違くない!?今まだ11月だよ」
依未「あら。わたしのサンタマジカルが効いてないなんて。流石ふゆくん。サンタの下僕たるトナカイの素質が高いね」
雪緒「何言ってんの……?依未ちゃんそんなにクリスマス好きだっけ?今年はクリスマスツリー買おうか?飾りたいなら僕は別にいいけど」
依未「好きだよ!ってことで、毎年恒例ふゆくんにクリスマスプレゼント」
雪緒「……本気?」
依未「うん!あ、でもプレゼント交換ね」
雪緒「えっ」
依未「じゃあ、この舟橋・A・依未ちゃんからふゆくんにプレゼント」
雪緒「えー、なんだよそのAって……うわっ、プレゼントの袋デカ!」
依未「アドヴェントの略記!今日のわたしはフナハシ・アドヴェント・エミ!二代目サンタの役割を担う!アドヴェント一族の次女!星歌衣を身につけることでサンタマジカルを使用することが可能!」
雪緒「(この人、酔ってんのかな……)」
依未「はい、ふゆくんへのプレゼントだよ。どうぞ」
雪緒「お年玉じゃんコレ!」
依未「猫ちゃん柄のポチ袋じゃふまん?」
雪緒「そうじゃなくて!だから!違くないか?!お正月じゃんこれ!クリスマスですらないし!気が早いよ!」
依未「ちっ、わがままさん……」
雪緒「なんでさっ!」
依未「じゃあー、これはどう?じゃらじゃらするけど」
雪緒「え?……えっ、なにそれ、首輪を渡されても困る。別に僕ら犬とか飼って無いじゃん……もしかして今から飼えと」
依未「まさか!二度も言わせないでよー」
雪緒「一度も言わせてないよ!」
依未「ふゆくん用ですよ……ふふふ」
雪緒「だと思いましたー!ちくしょう!っ、ちょっと!いつの間に僕の首に嵌めたの!」
依未「サンタマジカルだよ!ちなみに今回の首輪は豪華な銀メッキのチェーン付き!」
雪緒「別にそれ豪華じゃないよ!わりとフツーだわ!」
依未「それちょっと高かった!高いよ!4750円!」
雪緒「えっ、ナンデ!?それちょっとじゃないでしょソレ!」
依未「ちなみにプレートにはふゆくんの名前入りだよ!舟橋雪緒くんって、フルネーム!」
雪緒「(名前も首輪もいらないから4750円分の別の何かが欲しかったな……)」
依未「さてさて、お待ちかねのふゆくんからのプレゼントは?」
雪緒「……、…」
依未「黙ってるねー、なにか喋ってほしいかもー」
雪緒「……、……。いや、そもそもまだ11月じゃ……」
依未「おい」
雪緒「ぐえっ、げほっ、ちょっ、急に首輪のチェーン引っ張らないで!首が絞まるから危ないって」
依未「言い訳とかいらないんだけど……え?まさか」
雪緒「すみません……あの……じゃあ、プレゼントは僕ってことでも……いいかな?」
依未「ほう」
雪緒「……、…」
依未「じゃあこの聖なる夜にふゆくんを好きにして良いってことなんだね。クリスマスの最高権力者であるサンタの役目を担うこのわたしに。ぬかしよるわ」
雪緒「(言ってから気づいたけど、この超絶地雷系女がはいそーですかってノーマルなイチャイチャを求めるわけないだろ!くっそー、机の上にあるミカンでもあげとくべきだった!)」
依未「じゃ!今から二代目サンタの役目を全うするためにキャンディケインキー(※鍵)を使って、作品同士の時系列と整合性をメタメタに破壊してプレゼントを配りに行くよ!」
雪緒「えっ」
依未「いやね?わたし達って小説組の中では何気に人気カプなんだってさ。ここらで古参の方々にごますっておいて好感度を上げて余計な敵は減らすって寸法だよ。だから!クリスマスプレゼントを届けるの!この赤と白のシマシマ柄の鍵を使えば、あら不思議!差したドアノブの先が望んだ場所に繋がるんだよ!」
雪緒「どういう原理?まあ、いいよ。プレゼントを配るだけなら」
依未「はいどーん!ちなみにふゆくんの衣装はこのミニスカサンタちゃんです!」
雪緒「ゲェー!罰ゲームだろコレ!」
依未「着ないなら離婚だからね!」
雪緒「そんなにシビアなの!?」
依未「ドアノブ捻ればあら不思議!見知らぬマンションの屋上にとうちゃーく!時系列が歪んでるから今はクリスマスだし!空間も歪んでるから本来同じクリスマスを過ごすことがない人達が同じ街でクリスマスを過ごしているよ!イベント軸のご都合主義って素敵だね☆」
雪緒「さっきから、依未ちゃんは誰に何を話してるの?デケェ独り言?」
依未「……」
雪緒「都合悪くなると急に黙るし……双眼鏡片手に」
依未「あのねー、今からこのサンタカラーの不思議な双眼鏡で町中のあらゆる場所を盗撮……じゃなかった、盗み見て目的人物がいたらそいつのハウスにブツをぶち込むんだよっ」
雪緒「言い方がスナイパーじゃん!」
依未「サンタマジカル!集中モード!」
雪緒「(くっそー、いくら引っ張ってもスカートの丈がこれ以上伸びない。この姿を誰にも見られたくねえー)」
依未「ハッ、発見!見つけた!見つけたよ!ふゆくん!」
雪緒「え?だ、誰だ。僕の知ってる人?」
依未「ず、ずるい……神戸愛花と園原創が二人で焼肉してる……」
雪緒「誰?依未ちゃんのお友達?」
愛花「ぼくのトングさばきが唸るぜ!うおおおおお!」
創「神戸さんお肉焼く上手だねー。でも、野菜も食べないとだよ?」
愛花「なははは。いやはや、しかし、やはり焼肉屋さんに来たからには肉をたらふく食べないことには始まらないとぼくは思うわけで……」
創「そんなこと言って……神戸さんって野菜苦手?好き嫌いしちゃ、メッ!」
愛花「ギックンチョ!……ままままさかー。あっ、園原さんったら急にぼくからトングを奪い去って野菜を焼き始めて、そんな……」
創「もぉっ、わたしがあーんで食べさせてあげるからね」
愛花「あっ、園原さんみたいなスーパーウルトラハイパー×∞美少女にあーんをされるなんて!月夜に紛れたクラスの男子どころか地球上で暮らす生命体の全てから目の敵にされて明日の朝日を拝む前に殺されてしまうぜー!」
創「はい、あーんっ」
愛花「熱ッ!?ギャッ、待って、園原さん、熱っ、むぐっ」
雪緒「あー、焼肉か……確かに美味しそうだな……依未ちゃんもこの後行く?あれ、忙未ちゃん?依未ちゃーん?」
依未「あのリア充なぴゅあぴゅあ百合ップルにはこのお年玉という名の爆弾を……最悪死別良くて一生モンの火傷の威力だぜ……真実の愛には苦しい痛みと試練が伴わなくてはならないのです……」
雪緒「コラッ!そんなことしちゃダメだろ」
依未「ふゆくんその服寒くない?真冬に夜のマンション屋上で生足。すごいね」
雪緒「あなたが着せたんだろ……」
依未「あ、続いて春瀬秀典と天女目沙那を発見。デパートのケーキ屋さんで呑気にケーキを選んでる」
沙那「わたし、クリスマスにケーキをたべるの、はじめてで……春瀬さん、嬉しいです」
秀典「そっか。喜んで貰えて良かったよ。沙那ちゃんは何が食べたいんだい?」
沙那「はうっ、ま、迷いますね……ブッシュドノエルがやはり王道でしょうか……でもでも苺のショートケーキも捨てがたい……むむむ」
秀典「ははは。遠慮しなくていいんだよ?そんなに食べたいなら、両方買っていこうか」
沙那「えっ、い、いいんにですか?そんな……じゃあ、二人で分けっこしましょう!良い考えじゃないですか?あ、勿論、春瀬さんが嫌じゃなければ……です、けど……」
秀典「まさか、嫌なわけないじゃないか。沙那ちゃんは本当に優しくて良い子だね」
依未「未来の夫婦が二人でケーキ……そんな二人にはこの四角くて0.01mmの何かをプレゼント……」
雪緒「アウトー!」
依未「さ、ふゆくん!どんどん行くよ!」
雪緒「えっ、僕この服で!?というか、少ないな人数!」
依未「プレゼントすらない」
雪緒「!?……うっ、ちょっ、首輪引っ張らないで、痛いから!」
依未「再びキャンディケインキーを突き刺してドアノブ捻れば、あら不思議!目的地に着いたよ」
雪緒「人がいないからって妻帯者の良い大人が首輪付きミニスカサンタのまま着替えさせて貰えないって何プレイ……」
依未「完璧羞恥プレイだね」
雪緒「……。誰にプレゼントあげるの?」
依未「日頃の感謝を込めてわたしとふゆくんからってことで……」
雪緒「大きい箱だな。見た目は今までで一番ちゃんとしたプレゼントだし」
依未「こちらをふゆくんの実家暮らしの六歳年下の妹さんに渡しに行きます」
雪緒「なんてこった!僕、この格好で会えるわけねーじゃん!」
依未「え、なにその格好。引く……」
雪緒「あなたがサンタマジカルとやらで僕に着せたんですよ!?ねえ、帰ろうよ!妹宛のプレゼントは僕が後日郵送しとくから!帰って二人で美味しいもの食べよう!?」
依未「えー……わかった……じゃあ、プレゼントだけでも!えいっ!サンタマジカル!魔法という名の物理シュート!唸れ!わたしのバスケットボール魂!」
??「ギャー!なに!?敵襲!?ワイルドな泥棒!?」
雪緒「うわ!窓ガラス割れた!僕の実家めちゃくちゃギャーギャー言ってるじゃん!そもそもあのプレゼントの中身って何なの!」
依未「シャンメリー×12本入り。ちなみに3100円。ふゆくんにプレゼントした首輪より安いのです」
雪緒「僕、知らないからね……」
依未「さっ、帰ろっか!えへへ、実は今回ごちそうはわたしが買ってきましたー」
雪緒「嘘!?珍しいな……明日は雪でも降るのかな」
依未「わたしとふゆくんが好きなものたくさん用意したからね。お腹すいたぁ。さ、帰ろ帰ろ!」
雪緒「ぐっ、だから首輪を引っ張らないで!苦しいって!」
依未「皆さん、良いクリスマスを!」
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