17 / 41
第17話 過去との邂逅
しおりを挟む
「湊と花澄、だと……? その話、もっと詳しく教えてくれ!!」
龍が口にした名に思わず反応し、大声をあげるオレ。
それを見た龍は一瞬不思議そうな顔をするが、すぐにその時のことを話してくれた。
『あの者達がここへ来たのは何かを探してのことだった。なんでも深い眠りに落ちた者、あるいはそうした呪いにかかった者を解除できる手段を求めて。人物、魔法、アイテム、そして魔物。そのようなものがないか各地を回って調べていると言ってた』
「それでお前のところにも?」
『ああ、奴らに敵意はなかった。どこで聞いたか我が知性ある龍と知って話してきた。だが、残念ながら連中の求めるものは我は持ち合わせなかった。そこで我は帝国へ向かえと助言した』
「帝国……?」
『帝国には古くより古代遺産と呼ばれるものがある。その中にあの二人が探し求めているものがあるかもしれぬと伝えたのだ』
「…………」
そうだったのか。
目覚めたから初めて、湊達の行方を知り、オレはほんの少し嬉しくなる。
「少しいいか? ここに来たのはその二人だけなのか? オレが知る限り、その兄妹にはあと二人仲間がいたはずだが……?」
『さてな、我は知らぬ。探し物のために今は別行動をしていると呟いたような気もするな』
どうやらこの龍は壮一と俊に関することは知らないようだ。
とはいえ、彼のおかげでオレはこの時代における湊達の足取りを初めて知れた。
そのことを感謝しながら、オレは最後に気になったことを彼に尋ねる。
「最後にもう一つ。ここに来た湊と花澄。二人とは戦わなかったのか?」
『……あの者達も奇妙でな。我は悪い龍ではないので戦う気はないと言っていた。村を守っている龍になんの理由もなく戦いは挑みたくないと。できればこれからも村を守ってほしいと、そのようなことを言っていたな……』
「湊と花澄が……」
『さて、話は終わったかな。では、我の首を落とすがいい。異邦者よ』
そう言って再び首を差し出す龍。
オレはそんな龍を前に剣を構え――静かにそれを鞘へと収める。
『……なんのつもりだ?』
「こういうつもりだよ」
そう答えながらオレは取得しておいた『回復魔法LV10』の呪文『フルヒール』をドラゴンに使う。
すると、オレの攻撃によって傷ついた体が見る見る内に回復し、切り裂かれた右目はもちろん、腕、足、翼と切り落とされた部位すら再生した。
さすがは回復魔法のLV10。死者を生き返られることは不可能だが、瀕死状態ならばそれを全回復できるようだ。
一方のドラゴンは回復した自らの体を見て、驚いた様子だ。
「湊達がお前にこの地を任せたんだ。オレはあいつらの選択に尊重する。というかあいつらが信じて残したものを壊したくない」
ましてそれがネプチューンに近づくためとは言え、奴のために湊達が生かしたものを殺すなんて冗談じゃない。
オレは自分の選択だけでなく、過去この地を訪れた湊達と同じ選択を取ることにした。
『よいのか? お前の事情は分からぬが、お前は我を殺すためにここまで来たのだろう? それを放棄して……』
「まあ、確かに今後のことを考えれば、ちょっとつまづくかもな。けど、これくらいでオレの歩みが止まるわけじゃないさ」
そう言って龍に背を向けながら、オレは迷うことなく歩き出す。
確かにこれでアリスからの任務は果たせなくなったが、だからと言ってまだ聖十騎士への道が絶たれたわけでもない。
今後、他の場面でいくらでも活躍してやるし、ちょっと躓いても最終的にはオレはネプチューンの元へと近づいてみせる。
その途中にドラゴンを一匹くらい見逃したところで大差なんかないさ。
そう思い、オレは先程までの自分の悩みを一笑に付しながら、この場を後にするのだった。
◇ ◇ ◇
『……ふっ、変わった異邦者だ……』
そう笑いながら龍は完治した体の居心地を確かめながら、静かに休息を取ろうとする。が、その瞬間、龍の耳に無邪気な少女達の声が響く。
「あれあれ~、ネネ。ブレイブお兄さん龍に止めを刺さずに出て行っちゃったアルよ~?」
「本当ネ~。あとは止めを刺すだけの雰囲気っぽかったのに~。もしかして龍に同情して帰っちゃったアルか~?」
「えー! それってどういうことアルかー?」
「わかんないアルー。けど、そういうことなら私達が後始末するしかないアルねー」
『!?』
無邪気な双子の囁き。
それにはじかれるように龍はいつの間にか暗がりに潜んでいた双子の獣人を見る。
それは一見するとただのあどけない少女達。
背中に背負っているのは彼女達の体よりひときわ大きい荷物。商人が好んで使うバックであり、そこから溢れんばかりの商品を見え隠れしている。
素人目には彼女達がただの商人、無邪気な双子の姉妹にしか見えないであろう。
だが、龍はその二人から凍えるような殺気を感じていた。
『なんだ、お前達は……?』
「わっ! すごいアル、ネネ! 人語を介するドラゴンアルよー!」
「うわー! これは貴重ネ! できれば生のまま持ち帰りたいアルー! けど、そういうわけにもいかないアルネ」
『何者かと……聞いている!』
己の中に発生した危険信号。それに従うように龍は火炎のブレスを放つ。
万全の状態の龍から放たれた炎は人間はおろかオーガといった凶悪な魔物すら一瞬で蒸発させる力を持つ。だが、
「何者って聞かれたら、答えるのが騎士の流儀アルネ」
『!?』
見ると片方の少女が手に持つ氷のような盾によって、龍のブレスは一瞬にして霧散した。
そして、もう片方の少女の両手には刀身に奇妙な文様が刻まれた剣と、身の丈を超える巨大な斧が握られていた。
「私達はネプチューン様に仕える聖十騎士ルルとネネ」
「後輩の――ブレイブお兄さんの後始末をするアル」
『なッ……!?』
刹那。振り下ろされた剣と斧。
それは眼前に立つ龍の体を切り裂き、アッサリとその命を奪った。
「にしても帝国から戻ってくるなり、ギルバート統括からいきなりこの場所の視察をしろなんて言われてびっくりしたアルけど」
「面白そうな逸材に会えたし、あのブレイブって私的には全然ありありネ。聖都に戻ったら彼のこと、私の専属騎士にしてあげたいアル!」
「けど、あの子、もうすでにアリスちゃんの専属になってるって話アルよー」
「えー! もうすでに取られてたアルかー! 残念アルー!」
そう言ってまるで何事もなかったかのように双子の姉妹は血にまみれた武器を瞬時に収め、先ほどの殺戮の余韻を感じさせぬまま無邪気な笑顔で闇の中へと消えるのであった。
龍が口にした名に思わず反応し、大声をあげるオレ。
それを見た龍は一瞬不思議そうな顔をするが、すぐにその時のことを話してくれた。
『あの者達がここへ来たのは何かを探してのことだった。なんでも深い眠りに落ちた者、あるいはそうした呪いにかかった者を解除できる手段を求めて。人物、魔法、アイテム、そして魔物。そのようなものがないか各地を回って調べていると言ってた』
「それでお前のところにも?」
『ああ、奴らに敵意はなかった。どこで聞いたか我が知性ある龍と知って話してきた。だが、残念ながら連中の求めるものは我は持ち合わせなかった。そこで我は帝国へ向かえと助言した』
「帝国……?」
『帝国には古くより古代遺産と呼ばれるものがある。その中にあの二人が探し求めているものがあるかもしれぬと伝えたのだ』
「…………」
そうだったのか。
目覚めたから初めて、湊達の行方を知り、オレはほんの少し嬉しくなる。
「少しいいか? ここに来たのはその二人だけなのか? オレが知る限り、その兄妹にはあと二人仲間がいたはずだが……?」
『さてな、我は知らぬ。探し物のために今は別行動をしていると呟いたような気もするな』
どうやらこの龍は壮一と俊に関することは知らないようだ。
とはいえ、彼のおかげでオレはこの時代における湊達の足取りを初めて知れた。
そのことを感謝しながら、オレは最後に気になったことを彼に尋ねる。
「最後にもう一つ。ここに来た湊と花澄。二人とは戦わなかったのか?」
『……あの者達も奇妙でな。我は悪い龍ではないので戦う気はないと言っていた。村を守っている龍になんの理由もなく戦いは挑みたくないと。できればこれからも村を守ってほしいと、そのようなことを言っていたな……』
「湊と花澄が……」
『さて、話は終わったかな。では、我の首を落とすがいい。異邦者よ』
そう言って再び首を差し出す龍。
オレはそんな龍を前に剣を構え――静かにそれを鞘へと収める。
『……なんのつもりだ?』
「こういうつもりだよ」
そう答えながらオレは取得しておいた『回復魔法LV10』の呪文『フルヒール』をドラゴンに使う。
すると、オレの攻撃によって傷ついた体が見る見る内に回復し、切り裂かれた右目はもちろん、腕、足、翼と切り落とされた部位すら再生した。
さすがは回復魔法のLV10。死者を生き返られることは不可能だが、瀕死状態ならばそれを全回復できるようだ。
一方のドラゴンは回復した自らの体を見て、驚いた様子だ。
「湊達がお前にこの地を任せたんだ。オレはあいつらの選択に尊重する。というかあいつらが信じて残したものを壊したくない」
ましてそれがネプチューンに近づくためとは言え、奴のために湊達が生かしたものを殺すなんて冗談じゃない。
オレは自分の選択だけでなく、過去この地を訪れた湊達と同じ選択を取ることにした。
『よいのか? お前の事情は分からぬが、お前は我を殺すためにここまで来たのだろう? それを放棄して……』
「まあ、確かに今後のことを考えれば、ちょっとつまづくかもな。けど、これくらいでオレの歩みが止まるわけじゃないさ」
そう言って龍に背を向けながら、オレは迷うことなく歩き出す。
確かにこれでアリスからの任務は果たせなくなったが、だからと言ってまだ聖十騎士への道が絶たれたわけでもない。
今後、他の場面でいくらでも活躍してやるし、ちょっと躓いても最終的にはオレはネプチューンの元へと近づいてみせる。
その途中にドラゴンを一匹くらい見逃したところで大差なんかないさ。
そう思い、オレは先程までの自分の悩みを一笑に付しながら、この場を後にするのだった。
◇ ◇ ◇
『……ふっ、変わった異邦者だ……』
そう笑いながら龍は完治した体の居心地を確かめながら、静かに休息を取ろうとする。が、その瞬間、龍の耳に無邪気な少女達の声が響く。
「あれあれ~、ネネ。ブレイブお兄さん龍に止めを刺さずに出て行っちゃったアルよ~?」
「本当ネ~。あとは止めを刺すだけの雰囲気っぽかったのに~。もしかして龍に同情して帰っちゃったアルか~?」
「えー! それってどういうことアルかー?」
「わかんないアルー。けど、そういうことなら私達が後始末するしかないアルねー」
『!?』
無邪気な双子の囁き。
それにはじかれるように龍はいつの間にか暗がりに潜んでいた双子の獣人を見る。
それは一見するとただのあどけない少女達。
背中に背負っているのは彼女達の体よりひときわ大きい荷物。商人が好んで使うバックであり、そこから溢れんばかりの商品を見え隠れしている。
素人目には彼女達がただの商人、無邪気な双子の姉妹にしか見えないであろう。
だが、龍はその二人から凍えるような殺気を感じていた。
『なんだ、お前達は……?』
「わっ! すごいアル、ネネ! 人語を介するドラゴンアルよー!」
「うわー! これは貴重ネ! できれば生のまま持ち帰りたいアルー! けど、そういうわけにもいかないアルネ」
『何者かと……聞いている!』
己の中に発生した危険信号。それに従うように龍は火炎のブレスを放つ。
万全の状態の龍から放たれた炎は人間はおろかオーガといった凶悪な魔物すら一瞬で蒸発させる力を持つ。だが、
「何者って聞かれたら、答えるのが騎士の流儀アルネ」
『!?』
見ると片方の少女が手に持つ氷のような盾によって、龍のブレスは一瞬にして霧散した。
そして、もう片方の少女の両手には刀身に奇妙な文様が刻まれた剣と、身の丈を超える巨大な斧が握られていた。
「私達はネプチューン様に仕える聖十騎士ルルとネネ」
「後輩の――ブレイブお兄さんの後始末をするアル」
『なッ……!?』
刹那。振り下ろされた剣と斧。
それは眼前に立つ龍の体を切り裂き、アッサリとその命を奪った。
「にしても帝国から戻ってくるなり、ギルバート統括からいきなりこの場所の視察をしろなんて言われてびっくりしたアルけど」
「面白そうな逸材に会えたし、あのブレイブって私的には全然ありありネ。聖都に戻ったら彼のこと、私の専属騎士にしてあげたいアル!」
「けど、あの子、もうすでにアリスちゃんの専属になってるって話アルよー」
「えー! もうすでに取られてたアルかー! 残念アルー!」
そう言ってまるで何事もなかったかのように双子の姉妹は血にまみれた武器を瞬時に収め、先ほどの殺戮の余韻を感じさせぬまま無邪気な笑顔で闇の中へと消えるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
異世界配信中。幼馴染みに捨てられた俺に、神々(視聴者)がコメントしてくるんだが。
葉月
ファンタジー
コルネ村で、幼なじみであり恋人でもあったユリアナと、ささやかな幸福を分かち合って生きていたロイド。
だがある日、ユリアナは女神の愛子として目覚め、国王の命により王都へと連れ去られる。
突然、日常を奪われ、運命に引き裂かれたロイドは、抗う術も持たぬまま、否応なく大きな流れへと呑み込まれていく。
これは、奪われたものを取り戻すため、そして理不尽な運命に抗おうとする、一人の少年の物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる