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第3話 魔法とは?
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「ふぅ…?どうかされましたかお嬢様。私の顔をそんなに見ても意味がありませんよ。それよりもそろそろ休憩を終わりましょう。お嬢様はお勉強もありますからね。頑張ってください。」
「勉強ねぇ…私嫌なのよね。魔法の勉強は好きなのだけど、どうも勉強は好きになれなくて…勿論やらなくちゃいけないことだってのは分かってるの。」
「大丈夫ですよ。メイドさんが迎えに来てくれてますし、向かった方が良いですよ。私はこの場にてお待ちしております。」
「分かったわ。それじゃあまた後で会いましょう。」
私はメイドのリーナに連れられて、講師に会いに行くことになった。
「ねぇリーナ。私、勉強したくないわ。魔法の勉強をしたいのだけど…だめ?」
「いくらお嬢様の頼みと言えど、駄目です。それに今後、学校に行くに当たってちゃんとお勉強しないと馬鹿にされてしまいますよ。」
「そうね…ちゃんと勉強しないとね。私は侯爵家の娘よ。他家に馬鹿にされるわけにはいかないの。ちゃんと頑張らないとね。」
「その意気です‼お嬢様のことですから、勉強しだせばすぐに成績も伸びますよ‼それに、お嬢様考えてください。勉強したことは魔法にも活かせると思いますよ。」
「確かに…言われてみればそうね‼そう考えたら、勉強も頑張れる気がするわ‼」
勉強も魔法に活かせると考えれば、前世から苦手だった勉強も克服できるかもしれない。
前世で学んだことと言えば算術くらいだ。
とはいえその算術も必要最低限程度しかやっていない。
魔法に応用するなんて考えたこともなかった。しかし言われてみれば算術は使いようがあるのかもしれない。
そうと決まれば学べるものは全て学んで、自分の力にしてみせる‼
私はそう意気込んで、講師の元へと向かった。
「御機嫌ようアリア様。本日よりアリア様の講師を務めさせていただくニナと申します。以後お見知りおきを。」
「宜しくお願いしますね。えっと…ひとつ質問をしたいのだけど良いかしら?」
「勿論大丈夫ですよ。遠慮なく私にお伝え下さい。専門性がとても高い問題以外でしたらお答えできます。それ以外でも必ず二日以内に答えをもってまいります。」
「それは頼もしいわ。それじゃあ質問ね。魔法をサポートするというか…魔法を行使する上で役立つ科目はあるのでしょうか?それと、10歳になってから入る魔法学校に必要な科目は何なのでしょうか?」
私がそう聞くと、眼の前の彼女…ニナはすぐに返答してくれた。
「そうですねぇ…例えば、魔法に応用できる科目でしたら魔法力学というものがありますよ。他にも基礎的な算術もそれらを支えてくれるでしょう。」
「なるほど。つまり、魔法を鍛えたり工夫したり小細工するためにはそういったものが必要になってくるというわけですね‼」
「小細工…まぁそうですね。ちゃんと学べば、魔法にも応用できるでしょう。ちなみにアイリス様は魔法がお好きなのですか?」
「はい‼まだもらったばかりですが、すでにひとつは安定して発動できるんですよ‼」
「それは素晴らしいですね‼その魔法の腕を伸ばすためにも一緒に頑張っていきましょう‼2年後の受験に向けて今からちゃんと勉強していきましょうね‼」
ニナとの勉強は毎日約2時間と比較的短めだ。
これには『私が集中して取り組めるであろう最大の時間』という考えを両親が持っているからだそうだ。
外見は8歳程度だが…中身は実に合わせて20年以上経っている女だ。
勉強に2時間以上集中して取り組むことも問題ではない。
ただ正直…こっちの体に引っ張られているようで、真剣に勉強をすることは難しかった。
ただ魔法に応用できると聞いた以上…私はちゃんと学びたい。
私にとってこれから何よりも一番大切になる魔法…まだまだ伸びしろがあるものの、いつかはその伸びしろも短くなっていく。
そんなときに大切になってくるのが、基本を振り返りちゃんと自分のことを見つめ直す力だ。そして自分の事を見失わないことだ。
前世ではこれが出来ていなかったせいで、私は周囲を巻き込んでしまった。
私が私と向き合って、葛藤する限り周囲を巻き込まないようにできる。
今世では自分だけで葛藤するのではなく、ちゃんと周囲にも頼り支え合っていきたい。
そのためにも…今は努力を惜しまないべきだ。
私は彼女との勉強時間以外で、魔法に関係する事や受験に必要な勉強に力をいれていった。
1日に学ぶ時間は合計で4時間近くにも及んだ。
だが勉強を進めていったお陰か、私はいろいろな魔法を会得することが出来た。
私が習得した魔法はまだ強力とはいえないが、どれも将来性はある魔法だ。
それに…まだまだ時間はある。
時間をかけて魔法を覚えていけばいいだけの話だ。
おはようございます‼
今日も私の作品を見ていただきありがとうございます‼
今後とも宜しくお願いします‼
「勉強ねぇ…私嫌なのよね。魔法の勉強は好きなのだけど、どうも勉強は好きになれなくて…勿論やらなくちゃいけないことだってのは分かってるの。」
「大丈夫ですよ。メイドさんが迎えに来てくれてますし、向かった方が良いですよ。私はこの場にてお待ちしております。」
「分かったわ。それじゃあまた後で会いましょう。」
私はメイドのリーナに連れられて、講師に会いに行くことになった。
「ねぇリーナ。私、勉強したくないわ。魔法の勉強をしたいのだけど…だめ?」
「いくらお嬢様の頼みと言えど、駄目です。それに今後、学校に行くに当たってちゃんとお勉強しないと馬鹿にされてしまいますよ。」
「そうね…ちゃんと勉強しないとね。私は侯爵家の娘よ。他家に馬鹿にされるわけにはいかないの。ちゃんと頑張らないとね。」
「その意気です‼お嬢様のことですから、勉強しだせばすぐに成績も伸びますよ‼それに、お嬢様考えてください。勉強したことは魔法にも活かせると思いますよ。」
「確かに…言われてみればそうね‼そう考えたら、勉強も頑張れる気がするわ‼」
勉強も魔法に活かせると考えれば、前世から苦手だった勉強も克服できるかもしれない。
前世で学んだことと言えば算術くらいだ。
とはいえその算術も必要最低限程度しかやっていない。
魔法に応用するなんて考えたこともなかった。しかし言われてみれば算術は使いようがあるのかもしれない。
そうと決まれば学べるものは全て学んで、自分の力にしてみせる‼
私はそう意気込んで、講師の元へと向かった。
「御機嫌ようアリア様。本日よりアリア様の講師を務めさせていただくニナと申します。以後お見知りおきを。」
「宜しくお願いしますね。えっと…ひとつ質問をしたいのだけど良いかしら?」
「勿論大丈夫ですよ。遠慮なく私にお伝え下さい。専門性がとても高い問題以外でしたらお答えできます。それ以外でも必ず二日以内に答えをもってまいります。」
「それは頼もしいわ。それじゃあ質問ね。魔法をサポートするというか…魔法を行使する上で役立つ科目はあるのでしょうか?それと、10歳になってから入る魔法学校に必要な科目は何なのでしょうか?」
私がそう聞くと、眼の前の彼女…ニナはすぐに返答してくれた。
「そうですねぇ…例えば、魔法に応用できる科目でしたら魔法力学というものがありますよ。他にも基礎的な算術もそれらを支えてくれるでしょう。」
「なるほど。つまり、魔法を鍛えたり工夫したり小細工するためにはそういったものが必要になってくるというわけですね‼」
「小細工…まぁそうですね。ちゃんと学べば、魔法にも応用できるでしょう。ちなみにアイリス様は魔法がお好きなのですか?」
「はい‼まだもらったばかりですが、すでにひとつは安定して発動できるんですよ‼」
「それは素晴らしいですね‼その魔法の腕を伸ばすためにも一緒に頑張っていきましょう‼2年後の受験に向けて今からちゃんと勉強していきましょうね‼」
ニナとの勉強は毎日約2時間と比較的短めだ。
これには『私が集中して取り組めるであろう最大の時間』という考えを両親が持っているからだそうだ。
外見は8歳程度だが…中身は実に合わせて20年以上経っている女だ。
勉強に2時間以上集中して取り組むことも問題ではない。
ただ正直…こっちの体に引っ張られているようで、真剣に勉強をすることは難しかった。
ただ魔法に応用できると聞いた以上…私はちゃんと学びたい。
私にとってこれから何よりも一番大切になる魔法…まだまだ伸びしろがあるものの、いつかはその伸びしろも短くなっていく。
そんなときに大切になってくるのが、基本を振り返りちゃんと自分のことを見つめ直す力だ。そして自分の事を見失わないことだ。
前世ではこれが出来ていなかったせいで、私は周囲を巻き込んでしまった。
私が私と向き合って、葛藤する限り周囲を巻き込まないようにできる。
今世では自分だけで葛藤するのではなく、ちゃんと周囲にも頼り支え合っていきたい。
そのためにも…今は努力を惜しまないべきだ。
私は彼女との勉強時間以外で、魔法に関係する事や受験に必要な勉強に力をいれていった。
1日に学ぶ時間は合計で4時間近くにも及んだ。
だが勉強を進めていったお陰か、私はいろいろな魔法を会得することが出来た。
私が習得した魔法はまだ強力とはいえないが、どれも将来性はある魔法だ。
それに…まだまだ時間はある。
時間をかけて魔法を覚えていけばいいだけの話だ。
おはようございます‼
今日も私の作品を見ていただきありがとうございます‼
今後とも宜しくお願いします‼
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