【完結】彼女が幸せを掴むまで〜モブ令嬢は悪役令嬢を応援しています〜

かわもり かぐら(旧:かぐら)

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悪役令嬢エリザベス

11. はじめて *

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 あの後、エリザベスはレオナルドと入れ違いになるような形でやってきた国王と少しだけ会話したあと、イェーレと共に学園の寮に戻ってきていた。
 国王からはただ一言。すまなかった、という言葉だけだった。やや疲れたような表情を浮かべていたのは、きっとイーリスのしでかした内容に頭を抱えていたのだろう。横領と不貞だというが、詳細な内容はエリザベスには伝えられていないため、どんなことをしたのかは分からない。けれどエリザベスの前でこんな表情を浮かべるほどには、国王も精神的に追い詰められていたのだろう。

 イェーレに部屋の前まで送られたエリザベスは一息ついて、ありがとう、とイェーレに告げた。


「ずっと傍にいてくれて心強かったわ」
「それは何よりです。明日からは、いつも通りにお付き合いいただけると幸いです」
「ふふ、もちろんよ…おやすみなさい、エレン」
「はい。おやすみなさいませ」


 それでは、と敬礼をしたイェーレが自室へと戻っていく。それを見届けたエリザベスも自室のドアを開けて、部屋に戻った。

 ミミィに手伝ってもらいドレスなどの装いを外していき、風呂に浸かって疲れを癒やす。風呂上がり、生活魔法でミミィに髪を乾かしてもらいながら今日の出来事をミミィに話していった。
 さすがにイーリスとの婚約が破棄された件と、イェルクと婚約することになった件は大層驚かれたがイェルクとのことを話すエリザベスにミミィは微笑みを浮かべる。


「お嬢様がお幸せになれるのであれば、ミミィはお嬢様を応援いたします」
「ありがとう」
「さあ、お疲れでしょう。軽食と紅茶をご用意いたしました。少しお腹に入れられてからお休みくださいませ」
「ええ…ああ、明日、エル…イェルク殿下と会うお約束をしているの。朝に何か連絡が来るかもしれないわ」
「承知いたしました。お出かけできるよう、準備をいたしましょう」
「お願いね」


 いつ頃来るのか、先触れが来るといいけれど。そんなことを思いながら、エリザベスは紅茶の入ったカップに口をつけた。



 翌朝。
 いつも通りの時間に起き、いつも通りにミミィに支度をしてもらったエリザベスはミミィが用意した朝食を食べた後、届けられたイェルクの手紙を開封した。
 14時頃に城下にあるテラフェリア・カフェに行かないか、という誘いだった。返事は2枚めの手紙に描かれているマークに魔力を込めながら触れて、それで出てきたものに伝えてくれれば良いとある。たしかに、2枚めの便箋に不思議なマークが描かれていた。


「ねぇミミィ。このマーク、見たことある?」
「失礼します…ああ、これは精霊魔法の一種ですね。ここに魔力を込めて触れると、精霊が召喚されるんですよ」
「え?!」
「召喚された精霊は、この手紙の差出人に伝言を伝えることができるんです。一方通行で一度限りの召喚になるので、例えばこのマークが書かれている紙を持って旅に出て、目的地についたときに無事についた、などの伝言に使われたりします」
「そうなの…わたくし、精霊魔法は初めてだわ。うまくできるかしら…」
「大丈夫ですよ。発動に必要な術式はこのマークに組み込まれているので、お嬢様は魔力を込めるだけで良いのです」


 なるほど、と頷いたエリザベスは、早速魔力を指先に纏わせてそのマークに触れる。するとマークがぼんやりと光り、そこからシュルリと何かが現れた。
 手のひらサイズで、ぼんやりと体に光を纏わせた小人。パチリとその丸い目が開いてキラキラとしたサファイアの瞳をエリザベスに向けた。


「まぁ…これが精霊なのね」
「精霊と交流できないひとでも唯一精霊を見ることができる方法ですね。やり方はお手紙にありましたか?」
「ええ」
「ではそのように」


 精霊はふわふわとマークの上に浮かんだまま、じっとエリザベスの言葉を待っている。エリザベスは手紙を読み返しながら、ええと、と言葉を続けた。


「イェルク様へ、エリザベスより。お誘い嬉しく思います。ぜひ、ご一緒させてくださいな。ご指定いただいたカフェにて、14時にお待ちしております…精霊様、どうかこの言葉をお伝えくださいませ」


 こくり、と頷いた精霊がエリザベスの目の高さまで浮かび上がると、一瞬のうちにかき消えた。ほぅ、とエリザベスが感嘆の息をつくと、これで先方に伝言が届けられましたとミミィが補足した。
 さて、これで予定ができた。イェルクと初めて一緒に出かけることになる。城下に降りる用の実用的なドレスはいくつか持ってきてはいるが、可愛らしいのはあっただろうか。
 ソワソワとし出したエリザベスにミミィはクスリと笑うと、ドレスを選定いたしましょうとエリザベスを誘う。エリザベスも頷いて、部屋にあるクローゼットへと足を向けた。




 時間は過ぎて、その日の夜。
 ミミィにおやすみなさい、と就寝の挨拶をしたエリザベスはひとりベッドの上に座ると、枕をぎゅうと抱き込んだ。その顔は真っ赤で、枕に口を押し付けてうーうーと小さく唸る。ミミィの前では取り繕っていたが、ひとりになったら限界だった。


(あ…あんな、あんなこと…!)


 ベッドに倒れ込み、ゴロゴロと何度も寝返りをうつ。そうやっても頭の中からは帰り際の出来事は消えてくれない。
 けれどそれに嫌悪感があったかと問われると否だと言える。エリザベスは、嫌ではなかった。恥ずかしくて仕方がなかったが、嫌ではなかったのだ。


 それは、イェルクとカフェで楽しくお茶をした後の帰りの馬車の中での出来事だった。


 イェルクは、国民に変な動揺を与えないためと、お忍びのため髪の色を茶髪に変えて来ていた。いつもと違う印象の彼にエリザベスは心臓をぎゅっと掴まれたような感覚に陥っていて、変に緊張していただろう。
 カフェで話題のスイーツに舌鼓をうちながら楽しく会話して、緊張が解けた頃合いに帰る時間帯となった。お忍び用の馬車に相乗りさせてもらい、共に来ていたミミィはヴェラリオン皇国からイェルクと共に来たという従者と一緒に御者台に座っていた。

 狭い馬車内でふたりきり、という状況に気づいたのは馬車が出発してからで、また目に見えて緊張しだしたエリザベスの様子に気づいたのであろう、エリザベスの向かいに座っていたイェルクが、ふふ、と笑った。


「そんなに緊張しなくても」
「だ、だって…家族以外の男性とふたりきりなんて…」
「あのイーリスとは?」
「…なかったわ。共に遠出することもなかったし、会うときは常に侍女や従者が誰かしらいたもの。だから、その…家族以外の男性と、こうやって一緒に出かけるのも、はじめてで…」


 そもそも、こんな相手にわかるほどに緊張した態度が出てしまっているのは王子妃教育を受けてきたエリザベスにとってはよろしくないことだ。本来であれば何でもなかったかのように、にこやかに会話するのが正しい。だが、いまのエリザベスにはそれがとても難しいもののように感じられてしまっている。
 今日のカフェでの態度を見たミミィが生暖かい目で見守っていたのに気づいていたからこそ、どうにか立て直さなければならなかったのに、できなかった。

 エリザベスの回答にそっか、と応えたイェルクだったが、あ、と思い出したように声をあげる。


「話すのすっかり忘れてたよ。今日付で、僕とエリザベスの婚約が成立したよ。たぶん、明日には家からの手紙が寮の方に届けられてるんじゃないかな?」
「まぁ…そんな大事なことを忘れるなんて」
「あはは、エリザベスと一緒にいるのが楽しくて。これからもよろしく、エリザベス」
「わたくしも、楽しかったですけれど…こちらこそよろしくね、エル」


 正直なことを言えば、異国の皇子妃となることに不安を抱いている。けれどきっと、イェルクと一緒なら乗り越えられるだろうとエリザベスは感じていた。

 差し出された手に思わず握手をしてしまったが、はたと緊張で手に汗をかいていたことを思い出したエリザベスは慌てて手を引っ込めようとした。しかし、それは叶わず握られたままだ。
 恥ずかしいから早く離してほしい、と思っていたところ、そんなことすら頭から吹っ飛ぶお願いがイェルクから出てきた。


「隣に座っても?」
「は、え?ええ…」


 思わず頷いてしまって、イェルクがエリザベスの隣に移動してきてから気づく。
 これは、普段よりも近い。昨夜プロポーズを受けたときと同じくらいの距離だ。しかも、手は握られたままである。


「ねぇエリザベス。僕も君のこと、愛称で呼びたいんだけどいいかな?」
「か、まいません、が…」
「本当は真名を呼びたいけど、それはもうちょっと仲良くなってからがいいかなと思ってるんだ。たしか、フェーマス卿からはベスって呼ばれてたよね?」
「なかよく…?あ、ええ、そうね。ベスと呼ばれているわ」


 もうちょっと仲良く、の意味合いをはかりかねたエリザベスは、続けられた愛称の問いに意識を移した。というか、それよりもイェルクの声がいつもより近く感じられてエリザベスの心臓は早鐘を打っていてそれどころではない。
 まともにイェルクの顔が見られないため、視線をさまよわせる。本日のイェルクの格好はいたってラフで、シャツのボタンが2つ3つ外されていて喉や鎖骨が見えている。ちらりと見える鎖骨下の筋肉に意識がいかないよう、エリザベスは必死だった。

 だから、聞き逃してしまったのだ。


「―― いな。いい?」
「え?ええ」


 この後のことを考えれば軽率に頷いてはいけなかった。普段であればそんなことはないのに、エリザベスはこのときだけ聞き返すことをしなかったというミスを犯してしまったのだ。

 エリザベスの返答に嬉しそうに笑ったイェルクは、いつの間にか握手から絡めるように握り込んでいた手を離すと、するりとエリザベスの頬に手を滑らせた。
 自然とエリザベスの視線はイェルクの瞳へと向けられる。その瞳が熱を帯びている、と気づいた瞬間には、イェルクの顔が近づいてきてエリザベスは思わず目を瞑った。

 唇が重なる。エリザベスにとってはじめての体験だった。
 一度唇が離れた、と思ったらまた重ねられる。

 狭い馬車の中、隣同士に座っていて距離も近かったのにイェルクはさらにエリザベスの腰を抱き寄せた。バランスを崩しそうになってイェルクの胸元に手を添え目を開くと、こちらを間近で見ているルビーと視線が交わった。悲鳴があがりそうになり、思わず口を開いたエリザベスの口内にぬるりと何かが入ってくる。

「ん?!ふ、ぁ…っ」


 それがイェルクの舌だ、と気づいたときには遅かった。
 歯列をなぞられ、引っ込めようとした舌を絡め取られる。何度も角度を変えて吸われる舌に、ぞくぞくとエリザベスの背筋が震えた。舌を吸われる度に、下腹部がなぜかきゅうと切なくなる。
 頭がぼんやりとして、息苦しくなってきてイェルクの服を引っ張れば、彼はふと瞳を細めて笑った。
 イェルクがようやく離れて、ぷは、とエリザベスが息を吸うとイェルクは耳元に唇を寄せて囁く。


「しているときは、鼻で息をすればいいよ。リズ」
「ひぅっ」


 もともと、エリザベスはイェルクの優しいテノールの声が好きだった。それが耳元で優しく囁かれたものだから、また背筋が震える。
 ちゅ、と耳にキスをされてエリザベスはイェルクの胸元に縋るしかなくなった。体勢を整えようにも、力が抜けているのとイェルクが腰を抑えているため動けない。

 次は何をされるのか、と恐る恐る見上げれば、イェルクが口を真一文字に結んだ。それから、はぁーと深いため息をつくと、エリザベスを抱きしめる。
 肩に顔を埋められたせいか、イェルクの髪がエリザベスの首筋に当たってぞくりと背筋が震える。意識しているのか、そうでないのか。イェルクは何度かぐりぐりと額をエリザベスの肩に擦り付け、その度にエリザベスは出そうになる声を我慢して身体を震わせた。


「…ごめんリズ。性急過ぎた」
「…える?」
「ずっと好きだったから、ちょっと抑えが効かなくなって…次からは、馬車の中でも誰かしら一緒にいてもらおう」


 次も抑えられる自信がない、と弱々しく告げるイェルク。エリザベスは少し迷ったあと、そっとその背に腕を回した。


「…わたくしは」
「…うん」
「…ふたりきりの時間も、ほしいと思っているわ」


 ガバッとイェルクが顔を上げた。大きく目を見開いて、エリザベスをじっと見つめる。

 自分が言っている内容をエリザベスは正しく理解している。恥ずかしさに内心悶えながらも、ここで言わねばイェルクが一歩引いてしまうとエリザベスは耐えた。
 あの深いキスが、どういう意味を持つものかエリザベスも理解している。じわじわと頬がまた熱くなっていくのを自覚しつつ、エリザベスは視線をイェルクから反らした。


「…ただ、次からは…その…事前にお声がけいただけると…心の準備ができるので…」
「僕、キスしたいんだけどいい?って聞いたつもりだったんだけど…」
「…あ」


 困惑したイェルクの声にあのときか!とエリザベスは両手で顔を覆った。
 そんなエリザベスの様子に、ふふ、とイェルクは笑いエリザベスは両手から顔をどけてイェルクを見上げた。

 彼は怒っておらず、おかしそうに笑っている。


「じゃあ、僕がエリザベスのことをリズって呼びたいっていうのも、聞いてなかった?」
「…ごめんなさい」
「うん、いいよ…その代わりと言ってはなんだけど」


 にっこりと告げられたその内容に、エリザベスは卒倒してしまいたかった。



 そのあと寮に着くまでの短い間だったものの、エリザベスはイェルクの膝の上に座るというある意味拷問のようなご褒美のような時間を過ごす羽目になった。
 座ってる間、エリザベスのお尻辺りに感じられた硬いものに意識を向けないようにするのが必死で、また話を聞いていない状態になりかけたときに「リズ」と熱の籠もった声色で囁かれてまた下腹部が変な感じになったのは、イェルクには内緒だ。


(明日から…エルと一緒)


 恥ずかしさから気を紛らわそうと、エリザベスはベッドに入りながら明日のことを考える。イェルクと一緒に行動できるのは昼休みと夕方ぐらいだろうか。
 少し前までにイーリスの婚約者として周知されていたのに、明日からはイェルクの婚約者として振る舞っていいものかどうか悩むところがある。イェルクは隠すのだろうか、それとも。


(…明日、エルがわたくしのことをどう呼ぶのかで決めよう)


 イェルクと一緒に学園にいられるのは3ヶ月ぐらいしかない。せめて悔いのないように過ごさねば、と考えながら、エリザベスはゆっくりと睡魔に身を任せて瞳を閉じた。
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