転移なんてしたく無い!〜来てそうそう人攫い!?〜

Kouhe

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いきなり異世界転移!?

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『謎の穴出現?』

私は如月 彗、25歳のOLです。
「やっと、残業終わった~、あのクソ上司!いきなり仕事を人に押し付けるなんて!信じらんない!」
残業が終わり今から愛しの我が家に帰るとこだったのですが…
「え、何コレ!え?え!え~」
突如として私の前に現れた謎の黒い穴。底の見えない穴にどんどん引きずり込まれ真っ暗な世界が私を覆う。
「おい、何かいるぞ?」
「は?こんなとこにか?しかも夜だぞ」
_な…何…?誰…なの…?__
ぼんやりとする視界の中私は必死に思考を張り巡らす。
何…?この音…松明…?松明…?!
飛び起きる
「わ!何だコイツいきなり起きた…ぞ…」
周りにはなにかの集団だろうか、リーダー核らしき人が驚くが彗をじっと見ている。
ん?何この人達…変な格好…それに何か…景色も違う…
「おい、お前どこから来た?」
リーダーらしき人が彗に話しかける。
「え…私は日本というとこから…」
素直に答えるが少し困惑している。
「ニホン?聞いたことあるか?」
周りの仲間らしき人に聞く。
「いや?聞いたことがないぞ」
「え…」
思わず動揺する。
「ん~とにかく、ここに居たら危険だぞ、野宿でいいんだったら俺達のとこにいるか?ここは魔獣も出るしな」
リーダーらしき人が彗に手を差し伸べ
「ま、魔獣!?」
ま、ま、ま、魔獣なんて!何コレ…ラノベ?!
アニメと漫画の世界のものじゃないの!?
で…でも…もしこれが本当ならこの人達についていったほうがいいよね…会ったばかりで危険かもだけど…ここに居たらもっと危険かも…
「わ…分かりました。ありがとう御座います。」
差し伸べられた手を取る。
「おう!」
笑顔で手を引っ張り彗を抱える。
「な!?」 
顔が赤くなる。
「お前、怪我してるだろ、その足ではあるけんだろ」
驚くことの連続で全然気づかなかったが確かにタイツが破け血がにじみ出でいる。
うわ…最悪…NEWタイツが…というか…この人、格好からみたら山賊とか人攫いとかに見えるけど優しいんだな…
しかも…改めて見たらイケメンだ…ま、眩し~
「あ…ありがとう御座います…」
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感想 1

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みんなの感想(1件)

スパークノークス
ネタバレ含む
2021.09.12 Kouhe

有難うございます!
とても嬉しいです。これからもよろしくお願いします!

解除

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