撃鉄

中村夢野助

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最終話「聖戦の終わりとそして戦いを求めて」

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「はぁー!!」

「ふん!他愛も無いその

程度か?」

悠太郎はダースインス

レイブに苦戦していた

わけじゃなく母エルザ

を傷付けてしまうんじゃ

ないかという不安に駆ら

れ本気を出せずにいた。

空から此方に向かって

神衣姿の真太郎が現れた

「悠…死んでないみたい

だな。」

「余計なお世話だ…親父

は何しに来たんだ!」

父真太郎の言葉を悠太郎

は鬱陶しく言葉を返した。

「お前に何故ソハヤノツ

ルギ・草薙の剣をお前に

託したか…解るか!…その

二つの刀剣には浄化剣

の役割があるからだ!」

真太郎はそれだけ伝え

襲って来たフリーメイソ

ン達を七星剣で叩き斬

った。

「親子の最後の話しは

終わったかい?」

「悪いが最後はダースイ

ンスレイブお前だ!ソハヤ

ノツルギウツスナリ!!

アメノムラクモ覚醒せり!!」

悠太郎の神衣に変化が起

こり髪は紅から白に面は

紅に変化した。

通称神衣修羅と呼ばれる

姿だなったのは歴代で

神武・雄略・崇神・聖徳

太子・天武・坂上田村麻呂

・アテルイ・聖武・源義経

等歴代天皇・武将達で

先祖早見長三郎・父真太

郎ですら無し得なかった。

「もう一度言う俺の名前は

引導ありだ迷わず地獄落

ちるが良い!!」

「ほざけがー!!」

悠太郎は気でダースイン

スレイブを吹き飛ばし

アメノムラクモモードに

なった草薙の剣でダース

インスレイブで母エルザ

の身体から引き離し

「此れで終わりだ!!はぁー!!」

ソハヤノツルギ・アメノ

ムラクモモードの草薙の剣

でダースインスレイブを

破壊した。

「グギャー!!おのれ…早見

悠太郎だが…聖戦はまた

再び始まる此れで終わり

ではない良く覚えておけ!!」

叫び声と共にダースイン

スレイブは消滅した。

悠太郎はソハヤノツルギ

・草薙の剣を振り身体を

回転させた後鞘に収めた。

「此れで全てが終わった。」

悠太郎は心の底から笑顔に

なった。

「良くやった悠…まだ聖戦

は終わってはいないまた

戦場で会おう!」

父真太郎は去って行った。

おそらく俺の仲間もハン

ニバル達に助けられただ

ろう。

「遂にダースインスレイ

ブを倒したんだな!」

「悠太郎無事だったんだな!」

「幸運の小太刀のお蔭だよ!」

チャンチェン・スクルド達

悠太郎に合流した。

「所でどうする?この野

心女。」

キュリオはミリアリアの

神衣破壊弾を全部蜻蛉切

で銃ごと破壊した。

「インターポールに引き

渡しておけ。」

悠太郎の言葉にキュリオも

納得し

「了解!」

悠太郎達はフォートレス

に乗ってインターポール

本部にミリアリアをパラ

シュートで落としその後

横須賀に帰った。

そして翌朝宮内庁に呼

ばれ悠太郎達は皇居に

入った。

「早見悠太郎殿貴方に傭

兵大佐の称号と竹股景光

ををお渡しする。」

天皇は読み終えると

傭兵大佐の階級章と竹股

景光を渡され

「階級をいただいて感謝

しますこれからも国の為

世界の為戦う事を誓うと

共に謝辞とさせて

いただきます。」

悠太郎達はそれを終える

と第一傭兵学校に戻り

フォートレスにガソリン

を入れそして出発する。

それを見守った元アメリ

カ海軍大佐で国務長官の

新理事長パウエル・元国防

長官で新校長のラムズウ

ェルドは何も言わずに

フォートレスを見つめて

いた。


































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