アルビリオン皇国物語

第三章ジャンヌ・アニスが加わる

「ルイスアロンダイト卿に会うぞ」

シュウの言葉に

アニエスは不機嫌な顔しながら

「アロンダイト卿の娘は聖女騎士

ですもの戦力にはなるでしょうね」

アニエスは納得はしてないが彼女

の能力は認めている。

美しい容姿に金髪の髪ジャンヌの称号

を持つ人物しか着れない白銀の鎧

・白銀の剣・白銀の槍を持ち

アニエスにも引けをとらない。

アロンダイト卿の家に向かうと

ジャンヌ自ら迎えてくれた。

「お待ちしておりました。

皇となる主がお越しなるとは皇竜

アゾスのお導きでしょう。」

シュウはジャンヌの真っ直ぐな瞳

に圧倒されていた。

アニエスは苦笑しながら

「はいはいジャンヌ貴女の信仰心は

解ったから本題に入りましょう。」

ジャンヌは顔を紅くしながら

「アニエス貴女は教会で皇竜アゾスに

お祈りもろくしないくせに」

アニエスはどうでも良さそうに

「お祈りは教会でしなくても良いと

いう決まりでしょう!」

お互いが火花を散らそうとしたした

時にシュウが割って入りようやく

収まった。

「では本題に入るジャンヌ俺の仲間に

なってもらいたい。」

シュウの言葉を聞きジャンヌは

笑顔で応じ

「アロンダイト家はずっとこの言葉

を待っていました…無論お味方致します

私達の兵を行かようにお使い下さい」

こうしてジャンヌそしてアロン

ダイト家はシュウの味方に加わった。

シュウとアニエスが家に戻り

読書をしていると

メイドのアイラさんがノックをし

ドアを開けた。

「失礼致します。ウェイドリッヒ卿の

代理人のアニスウェイドリッヒ様が

参られました。」

シュウは家に入れるよう命じた。

「アニスウェイドリッヒ主の元に参上

しました。」

アニスは頭を下げた。

シュウが頭を上げるよう命じた。

アニスは頭を上げシュウをじっと

見つめ「いよいよ動かれるのですね…

私もお供致します。時代を変える為

剣と為りましょう。」時代の風は

シュウの味方になろうとしていた。