家に帰ると幼女ががお出迎えしてくれる日常

てる-たこ

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はじまり

とある幼女の全裸待機

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6/23     雨

今日で4日連続で雨だ。下校する生徒のほとんどがいつもの活気を失っていた。

雨は嫌いだ。

青夜慧はいつにも増して不機嫌だった。ビニール傘で上半身は守れても膝から下はベチョベチョだ。
さらにたまに通りすがる車の水しぶきで制服の右腕からは水がしたたっていた。

「こんな格好じゃ買い物なんていけねぇな。」

慧は今日よる予定だったスーパーマーケットの前を通り過ぎた。

雨は嫌いだ。

雨が降ると良いことなど一つもない。服が濡れて買い物にも行けないし、洗濯物は乾かない。さらに嫌な記憶が頭の隅をつつく。おかげで雨の日は必ず軽い頭痛がする。

家に帰るまでの間、慧はずっと下を向いて歩いていた。

家の前に着き、ビニール傘を閉じる。そしてポケットの中の鍵を鍵穴に刺し回す。

今晩の夕食をどうしようかと考えながら、いつものように、返ってくるはずのない挨拶をする。

「ただいま…」


『おかえりなさい、お兄ちゃん!』


慧は一瞬全身が固まった。

目の前の光景を現実のものだと受け入れるのに数秒の時間を要した。そして現実だと受け止めてもなお、自分の目を疑っていた。


慧の腹までくらいの身長、長く輝いている金髪はゴムでまとめ、ツインテールになっており、目は薄く青が入っている____________

全裸の幼女が立っていた。 

彼女は眩しいほどの笑顔で目を輝かせてこちらを見ていた。


慧は混乱していた。

お前は誰だ、なぜ俺の家にいる、これ見つかったら俺捕まるんじゃないか、つーかなんで服きてねぇんだ、……

「とりあえず、お前…」

言いたいことは山程あったが今ここで言うべき言葉はこれだと慧は判断した。


「俺がロリコンじゃなくて良かったな。」


全裸の幼女は言葉の意味がわからなかったのか、笑顔のまま小さい顔を少し傾けた。

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