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05 裸婦という名の花
裸よりも
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03
「じゃあ、剃っていきますからしばらく動かないで下さいね-」
そう言って、佐奈が剃毛用のローションを瞳のお尻と股間に塗りつけてくる。
(冷たい…!
これやばい…。無理無理無理…!恥ずかしいって…)
瞳は恥ずかしさで林檎のように真っ赤になってしまう。
昔の俗説に、肛門を見られるのを恥ずかしがるのは処女で、排泄物を見られるのを恥ずかしがるのは非処女だ、などというものがあった。
が、瞳は非処女であるにも関わらず、佐奈に尻の穴をさらして恥ずかしさで消えてしまいたくなっていた。
むだ毛に覆われているからこそ、よけいに恥ずかしい。
むだ毛処理用のカミソリが尻の割れ目にあてがわれ、じょりじょりと剃り落としていく。
(沙菜ちゃん、本当に剃るの上手だな。なんだか気持ちいいかも…)
優しく丁寧にむだ毛が剃り落とされていく感触は、恥ずかしいがなんだかさっぱりして安心する。
「ちょっと股開いてもらっていいですか?
最低限必要なところだけ残して剃っちゃいますから」
「う…うん…」
瞳は佐奈に言われるままに股を軽く開く。
今度は会陰部から大陰唇の周りにかけてのむだ毛が処理されていく。
(どうしよう…佐奈ちゃんに見られてると変な気分になっちゃう…。
それに…なんだか気持ちいい…?)
SMに剃毛プレイというのがあるのを思い出す。
むだ毛に覆われた恥ずかしい部分をあえてさらし、剃られる。
こんな感じなのだろうか。
カミソリが優しく肌の上を動き回り、むだ毛がどんどん処理されていく。
瞳は、恥ずかしさの向こうに感じてはいけない感覚を覚えそうで怖かった。
むだ毛の処理が終わり、ウェットティッシュとタオルで後始末がされるまでの間がずいぶん長く感じられた。
「さあ終わり。先輩、鏡で確認してみて下さい」
佐奈が大きな手鏡で、処理が終わった瞳の恥ずかしい部分を全て大写しにする。
(ちょっとやめてよ…。そんなの見せられたら恥ずかしいよ…)
瞳はまた顔を赤く上気させる。
自分でむだ毛を処理するときは、鏡に尻の割れ目や股間を映す。
だが、こうして佐奈に自分の股間を鏡に映されるのは、なにかのプレイのようでどうにも恥ずかしかった。
「じゃあ、前張り張っちゃいますね」
佐奈がテープ状の前張りを伸ばし、瞳の股間から尻の穴にかけて貼り付け、ハサミで長さを調節する。
(これが前張り…なんか…すごく変な気分…。
これでみんなの前に出るの…?)
瞳は落ち着かない気分だった。
股間から会陰部、そして尻の穴にかけてぴったりと張り付いている感触は、どうにも変な感じだ。
それに、本当に恥ずかしい部分を最低限隠しているだけの姿は、ある意味で素っ裸よりいやらしい感じがしてしまう。
顔が赤く上気して、心臓が早鐘を打っている。
そして、下腹部の奥が勝手にじんと熱くなってしまうのだった。
「じゃあ、剃っていきますからしばらく動かないで下さいね-」
そう言って、佐奈が剃毛用のローションを瞳のお尻と股間に塗りつけてくる。
(冷たい…!
これやばい…。無理無理無理…!恥ずかしいって…)
瞳は恥ずかしさで林檎のように真っ赤になってしまう。
昔の俗説に、肛門を見られるのを恥ずかしがるのは処女で、排泄物を見られるのを恥ずかしがるのは非処女だ、などというものがあった。
が、瞳は非処女であるにも関わらず、佐奈に尻の穴をさらして恥ずかしさで消えてしまいたくなっていた。
むだ毛に覆われているからこそ、よけいに恥ずかしい。
むだ毛処理用のカミソリが尻の割れ目にあてがわれ、じょりじょりと剃り落としていく。
(沙菜ちゃん、本当に剃るの上手だな。なんだか気持ちいいかも…)
優しく丁寧にむだ毛が剃り落とされていく感触は、恥ずかしいがなんだかさっぱりして安心する。
「ちょっと股開いてもらっていいですか?
最低限必要なところだけ残して剃っちゃいますから」
「う…うん…」
瞳は佐奈に言われるままに股を軽く開く。
今度は会陰部から大陰唇の周りにかけてのむだ毛が処理されていく。
(どうしよう…佐奈ちゃんに見られてると変な気分になっちゃう…。
それに…なんだか気持ちいい…?)
SMに剃毛プレイというのがあるのを思い出す。
むだ毛に覆われた恥ずかしい部分をあえてさらし、剃られる。
こんな感じなのだろうか。
カミソリが優しく肌の上を動き回り、むだ毛がどんどん処理されていく。
瞳は、恥ずかしさの向こうに感じてはいけない感覚を覚えそうで怖かった。
むだ毛の処理が終わり、ウェットティッシュとタオルで後始末がされるまでの間がずいぶん長く感じられた。
「さあ終わり。先輩、鏡で確認してみて下さい」
佐奈が大きな手鏡で、処理が終わった瞳の恥ずかしい部分を全て大写しにする。
(ちょっとやめてよ…。そんなの見せられたら恥ずかしいよ…)
瞳はまた顔を赤く上気させる。
自分でむだ毛を処理するときは、鏡に尻の割れ目や股間を映す。
だが、こうして佐奈に自分の股間を鏡に映されるのは、なにかのプレイのようでどうにも恥ずかしかった。
「じゃあ、前張り張っちゃいますね」
佐奈がテープ状の前張りを伸ばし、瞳の股間から尻の穴にかけて貼り付け、ハサミで長さを調節する。
(これが前張り…なんか…すごく変な気分…。
これでみんなの前に出るの…?)
瞳は落ち着かない気分だった。
股間から会陰部、そして尻の穴にかけてぴったりと張り付いている感触は、どうにも変な感じだ。
それに、本当に恥ずかしい部分を最低限隠しているだけの姿は、ある意味で素っ裸よりいやらしい感じがしてしまう。
顔が赤く上気して、心臓が早鐘を打っている。
そして、下腹部の奥が勝手にじんと熱くなってしまうのだった。
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