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⒑油断大敵です
しおりを挟むリデイザ様の事で心配は残りますが、とにかく今はシアエスタ様からも了承を頂くことを考えなければいけません。昨日は少し油断して面会に臨み、危うく認めて貰えない所だったので今日は油断しません。
「初めまして。ウル・シアエスタと申します。本日はよろしくお願いします」
「初めまして!ルダノーナ・カミラーネと申します。本日は御足労頂きありがとうございます」
「初めまして。リサ・メーランドと申します」
いつもと同じように始まりました。さあ、気を抜いてはいけないのはここからです。
「…失礼ですが、カミラーネ様とメーランド様はどのようなご関係で…?」
「実は私、シアエスタ様がお付き合いされているメデラウス様の婚約者なのです。しかし、多くの方と浮気されていますし、良い評判を聞かないので、婚約破棄をしたいと考えているのです。」
「確かに、4人の方とお付き合いされていますものね」
さらっと言われたので、びっくりしてしまいました。
「し、知っていたのですか!?」
「ええ。私は遊びで付き合っているつもりですから」
「あ、なるほど…」
「それで、どうなんですか?」
「えっと、それで、その4人の方に今了承を頂いているのですが、シアエスタ様にも了承を頂きたいと思いまして。その中で、メーランド様が婚約破棄を手伝ってくださると仰ってくれたのです」
「そういう事ですか。私も手伝っても良いですけど、条件がありますわ」
「条件ですか」
今日は油断せずに構えていたので、すんなりと受け入れられました。
「ええ。婚約破棄の際、私、いや私たちも現場に立ち会わせていただきます」
良かったです。突拍子もない事を言われたらどうしようかと思いました。
「分かりました。今の所、学年集会で婚約破棄をする予定なので、大丈夫です」
「それならいいですわ。私も手伝いましょう」
「ありがとうございます!!」
これで、4人の方全員の了承を頂きました。遂に婚約破棄が現実味を帯びてきました。これからもっと頑張らなくては!
「では、1度皆様全員で集まる必要がありますね」
「そうですわね。では、日取りを決めましょうか」
どんどん話が進んでいるので、ついて行くのに必死です。
「それなら、3日後でどうでしょう!?」
「いいですわね。ちょうど予定もないですし。シアエスタ様はどうですか?」
「私も大丈夫です。あとお二方にも聞いてみましょう」
何か発言しなくてはと思って、適当に言いましたが、良い方向に行ったようです。
「では、リデイザ様とバレンタ様にも連絡しておきますね!」
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