妖精王の味

うさぎくま

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44、妖精王の味

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「凛音、大丈夫か?」

「な、なんとか…」

「すまない…少しのつもりだったのだが」

(ええ、私もそのつもりでしたよ。なんで丸一日ずっと腰を振れるんですか!? あっ!?)



 無意識のうちに凛音は凄い形相でエティエンヌフューベルを睨んでいた。
 そして凛音は睨んでいたが、二人のイチャイチャを丸一日根気強く待っていた面々は、呆れを通り越し尊敬の眼差し。

 色々突っ込みどころ満載だったが、静かに二人の成り行きを見守る。

 皆をズタボロにし、爽やかな森の入り口を地獄絵図に変えて、正気に戻った瞬間その場からいなくなり。
 街に戻れば、凛音とエティエンヌフューベルは性行為中だと伝えらた。

 屈強な男達の、安心し脱力しながらの男泣きは、街の人々を困惑させた。



 凛音は皆に頭を下げていた。

「お手数をおかけして、申し訳ございません」

「凛音?」

 不思議がるエティエンヌフューベルを再度睨んで黙らす。

「エティエンヌフューベル様が迷惑かけたので、私が謝ります」


 迷惑はかけてないとは口が裂けても言えないエティエンヌフューベルは黙るしかない。

 カフェテリアには、ハクリとルル夫妻、ハーベストとキャルル夫妻、ハーブさんとガガットさんが恐縮しながら、凛音と同じく頭を下げている。

 ミミルは謝り大会みたいな雰囲気を、ポーと観察中だ。


「謝らないで。僕はもう死んでもいいって思っていたし。妖精王の本気はやはり神だと分かったから。今後は自慢話にするよ」

「ハクリさん、本当にありがとうございました!」

「こちらこそだよ、実は人身売買の奴らね。街に来ようとしていたのは幹部ばかりで、もう壊滅したも同然。妖精王、本当にありがとうございました」

「いや、すまなかった。凛音が絡むとどうも正気を保てなくなる…精進するつもりだ」

「ママは最強なの!!」


 ミミルのはいっ!!と手を上げての宣言に、カフェテリアは笑いに包まれる。

 必ずまた遊びに来ると手を取り合って笑い合う。

 別れは寂しい。でもこの異世界で、凛音は大切な友人を作ったのだ。生まれ育った場所も、家族も友人も全てを失って、決して凛音を裏切らない運命の伴侶を得た。

 失ったけれど、友人も家族もまた作ればいいのだ。凛音を求め続けてくれる愛しい人は、望めば永遠に側にいてくれる。


「本当に、ありがとうございます!!!」

 凛音は心から皆に感謝を述べた。



 ***


 何日かかけて凛音達は、フェア国に帰ってきた。思う以上に帰りは楽で、肩透かし。


 一度シェルバー国の王宮に顔を出すというエティエンヌフューベルについていき、病で倒れた若き国王と挨拶をした。

 万が一の場合を考え、身体の構造が弱い凛音は近づかなかった。遠目からも痩せていると分かる身体だが、その身体から出るオーラみたいなものは偉大で綺麗だと思った。

 見えないはずの魔力のオーラを、凛音は感じれるようになっていた。

 そして病の王にエティエンヌフューベルは、元は涙だったあの宝石を、内緒で飲ませた。
 絶対に言うなとシェルバー王に約束させ、さらに生きたいかと、問うた。目線を外すことなく「生きたい」と答えたシェルバー王に、エティエンヌフューベルは飲ませた。


 どうしてそこまでするのかと、質問する凛音に、エティエンヌフューベルは真っ直ぐに答えてくれた。

『よい王の下には、よい国民があつまる』そう微笑んでいた。

 地震を引き起こした事、国土を焼き尽くした事への謝罪。そして凛音を保護したハクリのような王宮騎士に敬意を表して。

 色々な思いがあってなのだ。凛音はそんな優しいエティエンヌフューベルを再度惚れなおした。



 ***




「いやぁー、アユーバラ王国からシェルバー王国まで、大冒険でしたよ!」

「大冒険ですませないが…」

「私、生まれて初めての経験ばかりで、今の脳内ファンタジーぃーです」

「ファンタジー? なんだそれは?」

「エティエンヌフューベル様みたいなのを言うのですよ。想像上のお話という事ですかね」

「よく分からないが、凛音が楽しいなら構わない」


 フェア国の王宮内。

 寝室でエティエンヌフューベルと凛音は抱きつきながら、ベッドインしていた。


 そう、ミミルはというと、まだ小さな子供だが、寝室は一緒でない。帰ってきた当初からバラバラに寝ている。

 ミミルは大変 聡い子で「一緒に寝ようか」とエティエンヌフューベルと凛音は提案したが、返ってきた言葉は子供らしくなく。

「パパとママには、私の弟か妹かを頑張ってつくってもらうの。だから、ミミルは一緒に寝ないの」

 と誰に聞いたか知らないが、ワクワク感満載。満面の笑みで断ってきた。そして引きつる笑みの凛音に、容赦無い願いが追加される。

「ママも綺麗だけどね、ミミルはパパみたいな綺麗な弟か妹が欲しいの。ママ似ではなくて、パパ似がいいの!!」

 撃沈させられた凛音を抱き寄せながら、エティエンヌフューベルはおしゃまなミミルを見送る。


「…私は凛音に似てる子がいいが…」

「酷い…けど、分かると思う自分がいる…グスン」



 そんな感じで、一件落着だったが。エティエンヌフューベルの快楽地獄にはならなかった。

 凛音が月のモノが来た為、無論しばらく性行為は無し。そして生理中に真っ裸では寝たくないと涙ながらに訴えた結果。

 現在、凛音もエティエンヌフューベルも服を着用して就寝。

 あれだけドバドバ出されても妊娠しないのに、凛音はかるくショックを受けたが、エティエンヌフューベルは普通だった。

 少し寂しげに『妖精族は、本当に子供ができにくい』と言うもんだから、大丈夫だと力説する羽目になった。


「エティエンヌフューベル様」

「ん?」

「呼んでみただけですぅー」

「凛音の声で紡ぐ私の名前も好きだが、愛の告白を聞きたい」


 大変嬉しそうな顔をするエティエンヌフューベルに、凛音は羞恥で真っ赤になる。

 忘れもしない。

『エティエンヌフューベル様ぁぁぁ!!!愛してますーーーーー!!!
 私の愛する貴方に戻ってぇぇぇぇーー!!!』
 と、叫んだ凛音。

 実はそれをシェルバー国民が、しかと聞くという結果になり。初対面のシェルバー王から「情熱的で素敵だったよ」と言われた時は、失神しそうだった。


「思い出したくない。エティエンヌフューベル様だけにって言ったのに!! ミミルの馬鹿ぁぁ」

「私の唯一の伴侶なのだ、隠す必要もなければ。恥ずかしがるのも違う」

 麗しい美貌の王であるエティエンヌフューベルには、このむず痒い羞恥心は一生分からないだろう。諦めた。

「……愛して、ます」

 凛音が【愛している】と発言する度に、それは激甘な表情を披露するエティエンヌフューベルに、どハマりしていた。
 だから二人きりの夜、顔の赤さが分かりにくい時には、言う事にしていた。

「私も、愛している」

 互いを確認するくらいの優しい口づけに、目がトロンとしてくる。

 向こうの世界ではキスなんて何度もした。唾がつくし、鼻息あらく、息がくさいから好きじゃなかったはずが、身体から不快な匂いを一切させないエティエンヌフューベルとの口づけは最高だった。

 うにうにと形を変えて、舌を突き合う。眠るギリギリまで口づけは終わらない。

(甘っ、エティエンヌフューベル様の身体って、本当に甘い、わ…)


 凛音が緩やかに夢の世界に落ちていくのをしっかりと見届け。
 それからエティエンヌフューベルは己の瞳を閉じ、眠りにつく。




 あたりが薄らと明るくなる頃に、凛音の意識は浮上してくる。
 生理中もあり、腹の痛さと股のぐじょっとした感じに目覚めたのだ。

(あ、今、出た…絶対に出た。シーツ血塗れになってたらどうしよう…はぁ、タンポンも駄目なのか…つらい)


 生理中に当て布的な物は存在するらしい。しかしタンポン的なのはない。

 凛音が必死に説明するも「凛音の膣内に私以外のモノを入れる意味が理解出来ない」とエティエンヌフューベルは聞く耳持たず、で溜め息しか出ない。

 血がシーツにつきますし、とタニアや他の女性陣に凛音が言っても。「はい、シーツは洗いますから」でそれが?とキョトンとした顔でいわれた。

 一年に2、3回ほどしか生理が来ない妖精族には、凛音の発言は未知の世界。
 凛音だってこちらの世界は未知の世界で、妖精族はもっと未知の世界人。

 色々諦めた。


 もぞもぞを動けば、足に硬い棒らしきモノが当たる。寝起きな為、それが何かすぐに頭に入ってこず。確信に変わった瞬間に、顔から火をふきそうになる。


(これって、あれよね!やだ、初めての体験!)

 凛音は生理で腹が痛いのも忘れ、朝勃ちなるものに大興奮だ。
 過去の彼らと朝まで抱き合って眠るという経験がない凛音は、そのしっかりと勃ち上がった陰茎に興味津々。

 わざとらしくそれに足を当てていたら、それの持ち主を起こしたようだ。頭上から稀に見る、激甘使用の台詞が降ってくる。


「…凛音、遊んでくれるな。あまり先端を刺激されると、でてしまう」

「あ、すみません。…お、おはようございます、エティエンヌフューベル様」

「おはよう、凛音」


 ぐっと腹筋だけで起き上がったエティエンヌフューベル。下は履いているが上半身は裸。普段は真っ裸なのだが、凛音に合わせて着用してくれたのだ。

 至近距離からみるエティエンヌフューベルの身体は眼福の一言。
 その綺麗に割れた腹直筋と腹斜筋は、目の保養過ぎて気を抜けば涎がたれてしまう。

 筋肉骨格標本のような見事な肉体美をさらけ出しながら、長い髪をかきあげる寝起き姿の惚けた表情は、汚れを知らない青少年の初々しさを感じさせる。

 そんな母性本能をくすぐる表情に反して、下半身は見事に盛り上がり、厚手のトラウザーズを物ともせずテント張りを披露していた。


(うわっ、立派っ! これを埋めれる私も相当な膣だな)


 凛音も一緒に起き上がったが、もうこのテント張りの股間が気になって気になって仕方ない。

 明るい場所でマジマジとみた試しがないので、見てみたいという欲望に支配された。


「あの、エティエンヌフューベル様」

「ん? なんだ」

「勃ってますけど、生理中で出来ないし。手と…その、口で…抜きましょうか?」


 凛音の提案に驚きと嬉しさが爆発しそうになるが、口淫は何よりも嫌だと、まだエティエンヌフューベルが両性具有の時に聞いたから、高らかにやってくれと言いづらい。

 嫌悪感しかない、本当に嫌だと力説したからこそ、何故そう発言したのか凛音の心理を探す。


「勃ってはいるが、しばらくで戻る。凛音の生理中に襲いかかる真似はしない、これは気にしなくていい」

「違います!!」

「何が違う?」

「……み、見たいというか、興味があってですね。その、変態みたいですみません。でも見たいです!!」


 最初はボソボソだったが、最後はキラッキラッの瞳をずいっーと近づけてくる。

 見たいなら好きに見たらいい。エティエンヌフューベルは凛音からの願いに拒否をする気はさらさら無い。


「見たいなら、構わないが、しかし気持ち悪く思うならすぐにやめてくれ。
 性器を合わせる以外の戯れは嫌いだと、以前言っただろう?」

 エティエンヌフューベルの真剣な顔に、ふと思い出した。

(言ったな、言った。エティエンヌフューベル様が女の人で小さかった時に。
 無理矢理、口淫や精液を飲ましてこようとする男が死ぬほど嫌いって、熱く語ったな…私)


「言いましたけど、エティエンヌフューベル様は別次元の話です。嫌じゃないです」

「ならいい」


 紐らしきモノで前を縛っているトラウザーズだ。紐を解くと生地が一気に広がり、中に押し込まれていた巨根がグイッと存在をしめしてくる。

 さらに紐を緩め、完全に前をくつろがせると生々しくもぷりッとかぶり付きたくなる亀頭が顔を覗かせた。

(あ、ヤバイ、舐めたい)

 思考と行動は同列になる。エティエンヌフューベルの返答も聞かずに、まるっとぷくっと膨れるカサを食む(ハム)と口に含む。

 鼻から抜ける香りに「あれ?」と思う。


「…っ、…ァッ……」


 頭上から漏れる官能たっぷりの声色に、思考は消され喜びに満ち溢れる。凛音の口淫が気持ちいいのだろう。逞しい腹筋が、グッと盛り上がり伸縮を繰り返す。


「…りん、ねっ、…ァッ……ぁ…」


 エティエンヌフューベルは凛音が嫌がらないよう我慢しているのだろうが、腰が自然と上下に動いている。

(あはぁんっ、エティエンヌフューベル様の声、録音したいッッッ、生理中なのに入れて欲しくなるわ)


 これは癖になりそうだった。しかし亀頭の割れ目から先走りがプクっと溢れた時に、また疑問が脳をよぎる。


(あれ? 甘い…?)


 凛音が想像する先走り汁ではない…。生臭くもない、苦くもない、喉に張り付きえづく感じもない。むしろ、美味しい…。


(えっ? 美味しい?)

 疑問を持ちながらも、エティエンヌフューベルの甘やかな声に思考はまたも消され、止めるという選択肢がなくなる。

 亀頭部分に唇を擦りつけながら、右手は根元から かり首までを強弱をつけながら扱き、揺れ動く陰嚢を左手でタプタプと転がしながら、射精に導く。


「…ぁっ、ぁっ…で、るッッッ」


 グッと硬くなった陰嚢を掌に感じ、凛音はさらに深く加えた。「エティエンヌフューベル様のは飲みたい」そう思ったから、口を離さなかったのだ。


 ビュックッッッッ、ビュックッッッッ、ビュックッッッッ

 凛音が苦しくない程度に、飲みやすいスパンで射精される精液酒キャラメルマキアート。

 あの生臭くて粘っこい吐き気のする精液ではない。人肌の熱さのちょうど良い温度と甘さ。


 ビュックッッッッ、ビュックッッッッ、ビュックッッッッ

 ビュックッッッッ、ビュックッッッッ、ビュックッッッッ


 鼻に抜けるのは、キャラメルの香ばしい香り、ミルクの甘み、それを包みながらも濃くの深い焙煎されたコーヒー豆の香り。

 最高に美味しい【キャラメルマキアート】


「は?」


 ビュックッッッッ。

 最後の射精は、口を離した為に飲めず凛音の顎にかかった。



「…っ、ンッ……飲むなら口を外すな、溢れてしまった」


「……キャラメルマキアートですよ?」


「そうだな。美味かったか? 朝の分はグラスに出すから朝食と一緒に飲めばいい。
 少し冷やしておこうか? 凛音は冷たいのも好きだろう?」


「……精液がキャラメルマキアート。まさかの、キャラメルマキアート味の精液。
 キャラメルマキアート…私ずっーと、飲んでましたよね。なんだったら最初から、ずーっと…」


「あぁ、本来の名前は精液酒と言う。妖精族特有のものだ。妖精族だけは飲めるほど精液を出せる。私はとくに量が出せるから、遠慮はいらない。
 直接飲みならどこでも飲めるし、好きなだけ飲んでくれ」


 射精した後だからか、いつも以上にエティエンヌフューベル様の顔は天使だ。

 頭がしっかり理解した瞬間。


 凛音は絶叫した。




「ぃ、い、い、イャぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」

 そして走り出す。バーーーンと扉を開け、全力疾走で回廊を走りまくる。


「ぃ、い、い、イャぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」

 呼び止める妖精族の皆の声は、悲しいかな凛音の耳には入らない。


「ぃ、い、い、イャぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」

(恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、めちゃくちゃ美味しいから、恥ずかしいぃーーー)


「ぃ、い、い、イャぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」

(しばらく顔みれない、無理だ、恥ずかしいぃーよ、美味しかったし、美味しいぃし、無理ぃぃぃ)


「ぃ、い、い、イャぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!」


 叫びながら走り回る凛音をエティエンヌフューベルは確保するのだが、力一杯拒否される。

「顔を見たくないー」と凛音が一番好きだろうはずの顔を真っ先に拒否され、エティエンヌフューベルは硬直。




 ***


 その後。


 自分が毎日毎日嬉々として飲んでいた液体がエティエンヌフューベルの精液(酒)だと知った時の羞恥は過去最高。

 冗談じゃなくエティエンヌフューベルと顔を合わせれなく、数日間逃げ回った。

 凛音に『しばらく会いたくない』と言われ、衝撃に心臓を痛めながら、凛音が落ち着くまで待とうと我慢を試みたが独り寝に耐えれる訳もなく。

 涙を流し恥ずかしがる凛音を強烈な色気で叩き落とし、問答無用でいきり勃った巨根から直接飲んでもらう、という荒技をエティエンヌフューベルは実行した。


「お、美味しいけど、無理ぃ~~!!!」


 と泣き喚く凛音だが。では今後、毎日の楽しみであったキャラメルマキアートを断つという選択は出来ず。

 直飲みだけは…たまにで許してもらい、羞恥にさらされながら、グラスに注がれた精液酒キャラメルマキアートを毎日飲むことになった。




「美味しいか?」

 意地悪たっぷりのエティエンヌフューベルに。

「美味しいに決まってます!! 何度も言わせないでください!!」

 と顔を真っ赤にして凛音は返答する。


「不味いとは言わないのか?」

「嫌味なくらい美味しいですよ。冗談でも不味いなんて言いたくありません!! ふんっ!!」


 恥ずかしながら怒っても、これが何か知っている凛音は不味いとは絶対言わない。

 昔、エティエンヌフューベルにこれを差し出された時、得体の知れないモノと言って彼を傷つけた過去の自分の首をしめてやりたいくらいなのだ。


「くすくすっ、ありがとう」

「なんですか、いきなり」

「凛音、愛している」


 エティエンヌフューベルの薄紫色の瞳が、泣きたくなるほど優しい。

 大事にされて愛されて、夢のように幸せ過ぎて、鼻の奥が痛くて視界が涙で歪む。
 凛音が思い描いた以上の運命の人はいたのだ。地球に残してきた家族には伝えれないのが本当に残念でたまらない。


「…私もエティエンヌフューベル様を愛しています」

「ミミルも!! ママもパパも愛してるの!!」

「もちろん、私もエティエンヌフューベル様も、ミミルを愛してるわ」


 嬉しそうに食事をする大切な命の恩人ミミル。凛音の新しい家族。家族は今からどんどん増えていく。増やしていける。

 告白大会で、胸がいっぱいで食事が喉を通らない。


 身体が離れていても、凛音は常にエティエンヌフューベルに包み込まれている。


(…今日の夜は…久しぶりに……直接飲ませて貰おう…。
 もちろんエティエンヌフューベル様には、たくさん気持ちよくなってもらってからねっ)


 朝の風景には到底合わない甘い夜を思い描きながら、美しいグラスに入った精液酒キャラメルマキアートを凛音は飲みほした。






後書き
長々と連載いたしました。まさか最初の投稿は三年前…。いや、もうびっくりです。
番外編なるものも、一応考えております。ですがひとまず、エティエンヌフューベルと凛音のお話は終了です。
また番外編をアップした時には、読んで頂けら幸いです!!

うさぎくま
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感想 27

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みんなの感想(27件)

ふじこですか

こんにちは、

お疲れ様でした。
いろんな意味でやっぱり凛音は、
最高です!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

2人が幸せならめでたし、めでたし、
ですよね!!
まだまだ、物語としては続いてほしかったですが、、、、。

感想からして、やっと、キャラメルマキアートが、わかって、、、笑笑!
あんなに、わめいてても、最後は、やっぱり、直接飲むんですね(^^)
うん!うん!

他の作品も楽しみに読ませて頂きまーす
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

2020.05.21 うさぎくま

ふじこですか様

こんばんは!! 感想ありがとうございます。やっと完結できて安心しました。三年間、中一年くらい放置でしたが、やっとやる気になり最後まで書ききりました。
伏線回収がラストになりましたが、楽しんで頂けたみたいでほっとしております。

次はアベルとラシェル編をと思ったのですが、頭がまだ妖精国編で、番外編を書いてしまいました。今週末に新作として、アップします。書き溜めてますので、サクサク進むと思います!!
26年後の世界になります。お楽しみお待ち下さいませ。

いつも読んでくださり、本当にありがとうございます!! 励まされております(^^)

解除
さめ姫
2020.05.18 さめ姫

完結おめでとうございます♪。キャラメルのネタバラシ、ついに…笑。
いつか2人のベビーちゃんが誕生するのを密かに楽しみにしてます。もし、いずれおまけを載せて頂けるなら…前向き検討お願いします(><)。今後とも、他作品でもレビュー度々顔出しするので、よろしくお願いします。照。

2020.05.18 うさぎくま

さめ姫様

こんにちは! 感想ありがとうございます!!はい、やっと完結致しました。かなり長く連載しておりましたので、いつ終わるのか…とちゃんと終わってくれるのか、と思われていたと思います。最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。
リクエストも頂きましたので、子供編は考えております笑
こちらだけではなく、他の作品も読んで頂け本当に嬉しいですし、感動です(^^)さめ姫様に面白いと思って頂ける作品書いていきます!!これからもどうぞ宜しくお願い致します。

うさぎくま

解除
あおいちゃん

完結おめでとうござます!

連載当初から読ませて頂いてて、面白い視点の異世界移転だなあと思ってました。
エロくて面白くて最高でした。

楽しい作品ありがとうございました。

2020.05.18 うさぎくま

あおいちゃん様

こんにちは!! ありがたい感想を頂き大変嬉しいです。連載当初から読んで頂いていたとの事で、長くタラタラと書いておりましたのに、最後までお付き合い頂き感謝感激です。
面白い視点と思って頂けるような作品、頑張って書いていきます!!
また機会があれば是非読んで頂けたら幸いです。
本当に最後までありがとうございました!!

うさぎくま

解除

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