一生の弟。

＊最初の出会い＊

運命を感じた日

ある日のことでした。


僕と母はホームセンターに買い物に行きました。


僕たちはホームセンターに行くとペットショップコーナーに足を運ぶのがルーティンとなっていました。


その日も買い物を終えた僕たちは
ペットショップコーナーにいつものように行きました。


生後間もない仔犬、仔猫がいました。


その中に一番大きな部屋に入っていた犬が一匹いました。

その犬だけが生後四ヶ月～五ヶ月経っていました。

僕は生後間もない仔犬に目もいかず
その子を見てピンときた気がしました。

それは母も同じでした。


僕たちはその場でどうするか話しました。


飼うにしても誰が世話をするんだ？

飼うつもりで来たわけではないので
準備も何もしていない状況だった。


僕「僕が絶対世話するから」

母「絶対ちゃんとしなさいよ」


僕たちは話し合う前から
その子の瞳に惚れてしまってたみたいだ。

そして連れて帰ることにした。


これが最初の出会いで
僕たちのこれからの人生を左右する

「運命の日」

でもあった。