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*実家からの連絡*
ーー再びーー
しおりを挟むラムと離れて暮らして
ラムにとっても
僕にとっても
寂しい思いをしていた。
とあるトリマーのスタッフさんに
そんな話をしていた。
それを聞いたスタッフさんはこう言った。
「どんな環境でもわんちゃんにとって家族がいればそれでいんですよ」
その言葉を聞いて
会いに行く機会を増やそうと思ったが
僕は相変わらず仕事をしていた。
相変わらず帰るのは遅い
繁忙期もあって少し行けなくなった。
母から連絡が来た
「ラムの様子がおかしい」
ラムはご飯を食べなくなっていた
水を飲むことすらできなくなってきていた。
休みの日に行くことにした
ゲージから見えるラムはこっちを見て
尻尾を振っていた。
僕は手渡しでご飯を口に入れてあげた
ラムは普通に食べていた
水もそのあと飲めていた。
あれ?
食べてるね。
僕たちは安心した。
その後もラムは異変もなく
過ごせていると聞いて安心していた。
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