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第六話「狙われた翼 前編」
第二章「刺客」・⑦
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※ ※ ※
『たっ、隊長‼ 在日米海軍指揮官のテイラー大佐から、緊急通信です‼』
そろそろ、当直の交代時間か・・・
そう思っていた矢先に、松戸少尉から通信があり──開口一番、とんでもない名前を耳にして、火急の案件である事を理解する。
「至急繋いでくれ!」
叫びながら、隊服を羽織った。
『───と、突然すまない・・・! 私は在日米海軍のテイラー大佐だ・・・うおぉっ!』
しわがれた声の後ろでは、サイレンの音が鳴り響き、男たちの怒号や悲鳴が入り乱れ・・・
そして、遠くで何かの爆発する音が聴こえた。
『き、キリュウ少佐・・・笑わずに聞いて欲しい。ここは、空母ロナルド・レーガンの艦内・・・そして・・・現在我々は、何者かの攻撃を受けている! ───見えない敵の攻撃を、だ‼』
「見えない・・・敵・・・?」
在日米海軍の指揮官ともあろう方が、たかがステルス戦闘機を相手にしてそんな事を口走るとは思えない。
何より、自身の本丸ではなく、こちらに連絡してきたという事は───
「・・・ジャガーノートによる攻撃の可能性があるという事ですね」
『そ、そうだ・・・! 突然、飛行甲板にあった戦闘機が爆発して・・・整備員が、「爆煙の中に巨大なシルエットを見た」と報告して来たんだ!』
・・・その話が本当なら、それはステルスなどではなく・・・「光学迷彩」だ。
『現在、周囲の駆逐艦に状況把握を指示してはいるが、本艦からの反撃は難しい! 艦上の第5空母航空団の戦闘機は、ほとんどがやられてしまった! 急な申し出で、難しい事は承知しているが・・・増援を頼めないだろうか・・・!』
突然舞い込んできた、出動要請───しかし、ためらう事は何もない。
「至急、対応します! 全隊へ通達をお願いします!」
『か、感謝する・・・!』
答えながら、端末を操作し、機動部隊員全員に緊急出動を発令する。
「総員! 聴こえるか! 至急<モビィ・ディックⅡ>に搭乗せよ‼」
『『『『アイ・マムッ‼』』』』
揃った声を聞いて、たった今テイラー大佐から聞いた話を、全員に通達する。
『話を聞く限り・・・保護色による擬態のような生易しいものではなさそうですね・・・。現に、我々のセンサーも反応していないわけですから・・・』
走りながら、柵山少尉の予想を聞く。
・・・まだジャガーノートの仕業と決まったわけではないが・・・まさに、彼の言う通りだ。
人間の目にも映らず、機械によっても観測できない・・・文字通りの「見えざる敵」を、これから私達は相手にするのだ。
いくつかのドアをくぐり、地下のドッグへ辿り着く。
事前に通達しておいたお陰で、整備課によって乗艦の準備は済んでいた。
艦内の作戦司令室へ直行する。どうやら私が一番乗りのようだ。
コンソールの電源を立ち上げながら、外部スピーカーを使って注水を指示する。
それから1分と経たずに全員が集合し、後は発進を待つばかりとなった。
「・・・水量45%──60%───」
ユーリャ少尉がゲージを注視しながら、カウントしていく。
システムの効率化によって、2ヶ月前よりも注水スピードは上がっている。
「艦隊固定台収納後、第二、第三エンジン始動! 出撃用ゲート解放!」
「「アイ!マム!」」
No.006との戦闘後、最も手を加えられたのがエンジンだ。
随分無理をさせてしまった代わりに、かなりのデータが取れたらしく、稼働効率が格段に跳ね上がっている。
「水量100%・・・!」
「システム、オールクリア!」
「出撃ゲート、解放完了!」
報告を受けて、一つ──息を吐く。
「<モビィ・ディックⅡ> ・・・発進ッ‼」
巨大な鉄の鯨が・・・隣人を助けるべく、夜の海へと突入する。
・・・ここまでで、8分5秒・・・悪くないタイムだ。
「ユーリャ少尉! ゲートを抜けたらそのまま緊急浮上だ!」
「・・・アイ・マム」
指示通り、数秒と経たずに下部ジェットが唸り、艦内にいる全員を激しいGが襲った。
・・・しかし、もう弱音を上げるものはいない。むしろ皆、落ち着いているようにも見える。
「・・・・・・フッ」
どんどん頼もしくなっていく部下たちの姿に、思わず口角が上がった。
───そして、あっと言う間に艦は海上へ。
マクスウェル中尉が外部カメラを動かすと──分厚い雲を赤く染める灯りが見えた。
・・・報告通り・・・横須賀基地に停泊する航空母艦ロナルド・レーガンは、その飛行甲板から炎と煙とを出していた。
少しでも基地への被害を免れるためだろう。遠目にも、艦体が沖に向かって進んでいるのが判った。
そして、まるでカルガモの親子のように、数隻の駆逐艦がその後ろを追いかけていく──が、どの艦も、手を出しかねているように見える。
・・・当然だろう。自軍の母艦・・・しかも、指揮官の乗っている艦を攻撃するなど、ためらうなと言う方が無理がある。
───だからこそ、我々の出番というわけだ。
「───中尉。初の海上戦闘だ。アレをやるぞ」
「・・・‼ はいっ‼」
気合の入った返事が返ってくる。・・・彼はこういうの好きだろうしな・・・。
コンソールをチェックし──改めて、指示する。
「やるぞ! <戦艦>モードだ!」
「アイ・マムッ‼」
中尉と私が同時にコンソールのボタンを押すと──変形シークエンスが開始される。
万能潜水艦<モビィ・ディックⅡ>の、もう一つの姿・・・
艦内に収納された2つの艦橋と、4つの三連装艦砲とをせり上げ、海上での戦闘を可能にする──<戦艦>モード。
深海においては水圧の関係で変形が難しいため、あくまで海上での運用限定とはなるが・・・
収納されていた大型レーダーを展開するため、索敵性能と、火器の照準制度も格段に上昇する。
「接近するぞ・・・ユーリャ少尉!」
計三基のハイドロジェットが全力で噴射され、艦体は瞬く間に空母へ近づいていく。
ロナルド・レーガンの全長は、333メートル・・・東京タワーを横倒しにしたのと同じだ。
こちらの3倍以上もある巨体に沿って行くと──甲板で、たくさんの兵士たちが慌てふためいているのがこちらのモニターに映った。
「指揮系統は機能しているとは言いづらいな──」
言いかけて、新しい爆炎が上がる。
──視界の端で、戦闘機が突然押し潰されて燃え上がったのを、私は見た。
「・・・・・・我々が出てきて正解だったようだな」
いまだに、こちらのセンサーはうんともすんとも言わない。
つまり、高エネルギーは観測出来ていない。・・・だが、確信があった。
───あそこに、我々の討つべき敵がいるという、確信が。
「竜ヶ谷少尉。全砲門のコントロールを任せる。次にヤツの影を見つけたら、撃て!」
「アイ・マムッ!」
竜ヶ谷少尉は、艦首付近の第一、第二艦砲と、第二艦橋の側面にある第三艦砲の砲口を、飛行甲板の全域をカバー出来るように微調整した。
すると同時に・・・指示せずとも、ユーリャ少尉が、<モビィ・ディックⅡ>の巡航速度を、並走するロナルド・レーガンの速度に合わせる。
狙撃のズレを少しでも緩和させようというフォローだろう。
「・・・・・・さぁ・・・来い・・・ッ!」
『たっ、隊長‼ 在日米海軍指揮官のテイラー大佐から、緊急通信です‼』
そろそろ、当直の交代時間か・・・
そう思っていた矢先に、松戸少尉から通信があり──開口一番、とんでもない名前を耳にして、火急の案件である事を理解する。
「至急繋いでくれ!」
叫びながら、隊服を羽織った。
『───と、突然すまない・・・! 私は在日米海軍のテイラー大佐だ・・・うおぉっ!』
しわがれた声の後ろでは、サイレンの音が鳴り響き、男たちの怒号や悲鳴が入り乱れ・・・
そして、遠くで何かの爆発する音が聴こえた。
『き、キリュウ少佐・・・笑わずに聞いて欲しい。ここは、空母ロナルド・レーガンの艦内・・・そして・・・現在我々は、何者かの攻撃を受けている! ───見えない敵の攻撃を、だ‼』
「見えない・・・敵・・・?」
在日米海軍の指揮官ともあろう方が、たかがステルス戦闘機を相手にしてそんな事を口走るとは思えない。
何より、自身の本丸ではなく、こちらに連絡してきたという事は───
「・・・ジャガーノートによる攻撃の可能性があるという事ですね」
『そ、そうだ・・・! 突然、飛行甲板にあった戦闘機が爆発して・・・整備員が、「爆煙の中に巨大なシルエットを見た」と報告して来たんだ!』
・・・その話が本当なら、それはステルスなどではなく・・・「光学迷彩」だ。
『現在、周囲の駆逐艦に状況把握を指示してはいるが、本艦からの反撃は難しい! 艦上の第5空母航空団の戦闘機は、ほとんどがやられてしまった! 急な申し出で、難しい事は承知しているが・・・増援を頼めないだろうか・・・!』
突然舞い込んできた、出動要請───しかし、ためらう事は何もない。
「至急、対応します! 全隊へ通達をお願いします!」
『か、感謝する・・・!』
答えながら、端末を操作し、機動部隊員全員に緊急出動を発令する。
「総員! 聴こえるか! 至急<モビィ・ディックⅡ>に搭乗せよ‼」
『『『『アイ・マムッ‼』』』』
揃った声を聞いて、たった今テイラー大佐から聞いた話を、全員に通達する。
『話を聞く限り・・・保護色による擬態のような生易しいものではなさそうですね・・・。現に、我々のセンサーも反応していないわけですから・・・』
走りながら、柵山少尉の予想を聞く。
・・・まだジャガーノートの仕業と決まったわけではないが・・・まさに、彼の言う通りだ。
人間の目にも映らず、機械によっても観測できない・・・文字通りの「見えざる敵」を、これから私達は相手にするのだ。
いくつかのドアをくぐり、地下のドッグへ辿り着く。
事前に通達しておいたお陰で、整備課によって乗艦の準備は済んでいた。
艦内の作戦司令室へ直行する。どうやら私が一番乗りのようだ。
コンソールの電源を立ち上げながら、外部スピーカーを使って注水を指示する。
それから1分と経たずに全員が集合し、後は発進を待つばかりとなった。
「・・・水量45%──60%───」
ユーリャ少尉がゲージを注視しながら、カウントしていく。
システムの効率化によって、2ヶ月前よりも注水スピードは上がっている。
「艦隊固定台収納後、第二、第三エンジン始動! 出撃用ゲート解放!」
「「アイ!マム!」」
No.006との戦闘後、最も手を加えられたのがエンジンだ。
随分無理をさせてしまった代わりに、かなりのデータが取れたらしく、稼働効率が格段に跳ね上がっている。
「水量100%・・・!」
「システム、オールクリア!」
「出撃ゲート、解放完了!」
報告を受けて、一つ──息を吐く。
「<モビィ・ディックⅡ> ・・・発進ッ‼」
巨大な鉄の鯨が・・・隣人を助けるべく、夜の海へと突入する。
・・・ここまでで、8分5秒・・・悪くないタイムだ。
「ユーリャ少尉! ゲートを抜けたらそのまま緊急浮上だ!」
「・・・アイ・マム」
指示通り、数秒と経たずに下部ジェットが唸り、艦内にいる全員を激しいGが襲った。
・・・しかし、もう弱音を上げるものはいない。むしろ皆、落ち着いているようにも見える。
「・・・・・・フッ」
どんどん頼もしくなっていく部下たちの姿に、思わず口角が上がった。
───そして、あっと言う間に艦は海上へ。
マクスウェル中尉が外部カメラを動かすと──分厚い雲を赤く染める灯りが見えた。
・・・報告通り・・・横須賀基地に停泊する航空母艦ロナルド・レーガンは、その飛行甲板から炎と煙とを出していた。
少しでも基地への被害を免れるためだろう。遠目にも、艦体が沖に向かって進んでいるのが判った。
そして、まるでカルガモの親子のように、数隻の駆逐艦がその後ろを追いかけていく──が、どの艦も、手を出しかねているように見える。
・・・当然だろう。自軍の母艦・・・しかも、指揮官の乗っている艦を攻撃するなど、ためらうなと言う方が無理がある。
───だからこそ、我々の出番というわけだ。
「───中尉。初の海上戦闘だ。アレをやるぞ」
「・・・‼ はいっ‼」
気合の入った返事が返ってくる。・・・彼はこういうの好きだろうしな・・・。
コンソールをチェックし──改めて、指示する。
「やるぞ! <戦艦>モードだ!」
「アイ・マムッ‼」
中尉と私が同時にコンソールのボタンを押すと──変形シークエンスが開始される。
万能潜水艦<モビィ・ディックⅡ>の、もう一つの姿・・・
艦内に収納された2つの艦橋と、4つの三連装艦砲とをせり上げ、海上での戦闘を可能にする──<戦艦>モード。
深海においては水圧の関係で変形が難しいため、あくまで海上での運用限定とはなるが・・・
収納されていた大型レーダーを展開するため、索敵性能と、火器の照準制度も格段に上昇する。
「接近するぞ・・・ユーリャ少尉!」
計三基のハイドロジェットが全力で噴射され、艦体は瞬く間に空母へ近づいていく。
ロナルド・レーガンの全長は、333メートル・・・東京タワーを横倒しにしたのと同じだ。
こちらの3倍以上もある巨体に沿って行くと──甲板で、たくさんの兵士たちが慌てふためいているのがこちらのモニターに映った。
「指揮系統は機能しているとは言いづらいな──」
言いかけて、新しい爆炎が上がる。
──視界の端で、戦闘機が突然押し潰されて燃え上がったのを、私は見た。
「・・・・・・我々が出てきて正解だったようだな」
いまだに、こちらのセンサーはうんともすんとも言わない。
つまり、高エネルギーは観測出来ていない。・・・だが、確信があった。
───あそこに、我々の討つべき敵がいるという、確信が。
「竜ヶ谷少尉。全砲門のコントロールを任せる。次にヤツの影を見つけたら、撃て!」
「アイ・マムッ!」
竜ヶ谷少尉は、艦首付近の第一、第二艦砲と、第二艦橋の側面にある第三艦砲の砲口を、飛行甲板の全域をカバー出来るように微調整した。
すると同時に・・・指示せずとも、ユーリャ少尉が、<モビィ・ディックⅡ>の巡航速度を、並走するロナルド・レーガンの速度に合わせる。
狙撃のズレを少しでも緩和させようというフォローだろう。
「・・・・・・さぁ・・・来い・・・ッ!」
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