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僕はこのエッセイの投稿を始めると同時に、Twitterで執筆用のアカウントを作成した。まだフォロワーは数人で知る人ぞ知るアカウントなのだが、最近よく通知が来る。それはファボ(ファンボタン:いいね!)やリプ(リプライ:返信)やリツイート(拡散)といったものではなく、″〇〇さんがあなたをリストに追加しました。″というものだ。

内容を見てみると、一見単なるヤリモクのエロ垢に見えるが、よくよく見てみると、それは外部リンクでのやり取りを求めてくるタイプの非常に劣悪なアカウントばかりだった。まぁ、そのようなものに関心の無い僕からしたら、実にどうでもいいことだ。

しかしながらそのリストというのは、リスト内の人ならば、作成した本人以外の人も見れるものらしい。つまりこれは、リスト内の人に僕が変態だと思われかねないのではないか。濡れ衣を着せられた感じがして、非常に気持ちが悪い。

では、なぜ僕のアカウントがリストに追加されてしまうのか。それは、以前投稿した″エロとハゲの因果関係″が関係している気がする。結局のところ、投稿の内容やプロフィールに″エロ″と言う言葉を記載すると、闇夜の灯に群がる蛾の如く、卑猥なアカウントが群がり、リストに追加されてしまうのではないだろうか。そして、そこを伝って蛾達が集まってくる訳だ。これがエロアカウントではなく、読書アカウントだったらどれだけ嬉しかったか。

ここまで話しておいて、もしリストに追加され、その後様々なハードルをくぐり抜け、甘い蜜に辿り着けた人が居たのなら、それはそれで教えて欲しい。単なるノリで最果ての地まで辿り着いたのか、熟考した後に細心の注意を払ったうえで辿り着いたのか、実に興味深い。

まぁそんなこんなで、皆さんのところにも、そう言った蛾達が飛んでくるかもしれません。どうかお気をつけください。
3月3日のひな祭りに何を書いてるんだろうね。随分アダルトなひな祭りだ。


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