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漫画に影響される系男子

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 前回、僕が昔漫画家になりたかった話をちらっと話したが、ではなぜ漫画家を目指すこと止めたのか。それは、僕が”漫画に影響される系男子”だったからだ。

 子どもの頃の榊少年はというと、タッチやドカベン、Mr.FULLSWING、ドラベースを読んで野球をし、テニスの王子様を読んでテニスをし、ヒカルの碁を読んで囲碁を打ち、ピンポンやP2を読んで卓球をして。と言った具合に、漫画にすぐ影響される少年だった。
 そのせいで、将来の夢が目まぐるしく変わっていた。プロ野球選手、テニスプレイヤー、囲碁のプロ棋士、卓球でオリンピックなどなど。流石にONE PIECEをも読んで海賊になったり、NARUTOを読んで忍者を目指そうとは思わなかったけどね。笑

 そんな榊少年が、考えに考え、全ての夢を叶えられる方法として辿り着いたのが漫画家だった。漫画の中で全ての夢を叶えてしまえばいい。”主人公に自分を重ねる”的なあれね。
 しかしながら、そう上手く行くはずもない。一作品で全ての夢を叶えようものなら、収拾がつかなくなってしまう。まぁ頑張ったとして二ついけるかどうか。平野歩夢的なね。
 とりあえず初めの一歩として、どれか一つに絞ろうと決意。色々考えた結果、全然決められなかった。笑 もう、どうする?アイフル?笑
 はい。ここまで話せば分かると思うのですが、そんなこんなで漫画家の夢を諦めた訳です。絵も特に上手く無かったしね。そんな簡単に夢見るなって話よ。何事も。

 それからは、なんの夢も叶えられずにサラリーマンをしている。働きながら、作家志望でエッセイや小説を書いている。時々音楽もやりながら。これが一番のオリジナルかもしれないね。自分の人生を自分で歩んでいる感じ。いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 ちなみに今は、映画の影響もあり、スラムダンクにどハマりしている。例に漏れず、バスケがしたくなっている。安西先生。バスケがしたいです。
 まぁ今からNBA目指したりは出来ないから、夢にすることは無いけどね。それでも一度でいいからダンクシュートは決めてみたいよね。なんてね。



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