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第44話 殺られる前に行くしかないだろ!
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2人で黙々口に頬張ってると、足音がしてパーティションのドアがガチャリと開いた。
「お待たせー!サトミいるー?あっ、いたい……た。」
ニコニコ顔のエジソンが、殺し屋みたいな2人の目つきに瞬間冷凍した。
クルリと引き返す。
「また来ます」
ダンッ
エジソンの目の前にいきなりナイフが飛んできて刺さった。
「きゃーーー!な、な、なに??」
サトミがジュースで流し込み、プハーッと息を吐く。
ドアまで来ると、ナイフ抜いてニッコリ笑った。
「悪い、エジソン君、何持ってきたの?」
「し、試作の、スタンガンにするパーツ……」
「よし、付けろ。」
さっと腰の投げナイフの1本を渡す。
「えっ?!これ使い捨てじゃない?」
「やだな、捨てたりしないよ?使ったら回収不能になるだけさ。」
それを使い捨てって言うんだけど。
エジソンの顔がヒクヒク引きつった。
「もういいよ、どうせ一回切りなんだし。
電池一回30秒、出力50万ボルトくらい。スイッチここ。
もう!ちゃんと動作してどうなるか報告してよね!」
「了解、了解、だいたい覚えとく。よし!」
バーガーの最後の一口を食べて、ジュース片手にサトミ専用棚から砂糖を1つ取り、袋の角を噛みきった。
ザアアアアアーーー
むしゅむしゅむしゅゴクゴクゴク。
エジソンの前で、砂糖を口いっぱい頬張り、オレンジジュースで流し込む。
「え、えーーーーーー!!な、なんで?え?なんで砂糖食ってんの?
え?なんで2人とも止めないの?」
ダンクとキャミーが大きくため息を付いた。
「作戦前の儀式ですって。これが無いと頭が回らないから邪魔するなって。
困るわ、困るのよ。」
「そうだよ!砂糖食べるなんて健康に悪いよ!」
「うちはポリスじゃ無いって何度言えばわかるの?
あなたはもう郵便局員で、軍人じゃないの!」
「えっ?!そっち?」
「キャミーの言う通りだぜ?俺たちはポリスじゃない。
勝手に殺すと局長に迷惑をかける。俺はそれだけは嫌なんだ。」
ダンクがうつむく。
すると、サトミが笑って指を立てた。
「馬鹿だな、俺たちは加勢に行くんだぜ?殺しを目的に行くんじゃない。
別にあいつらが無事に帰ればそれでオーライだろ?俺のカンだって、外れることもある。」
「でも、ほんとに心配なのよう。
向こうから一緒に4人で帰って来るんだし、今まで往復で襲われたことは無いわ。
きっと大丈夫だって!」
キャミーがひどく焦っている。
彼女には、こちらから仕掛けることなんて、頭にないんだろう。すべては後手だ。
「キャミー、帰りは襲われない、4人いれば大丈夫だ。
その油断が全滅を生む。そんなシチュエーション何度も見てきた。
今回、手を貸した奴がいる。軍が関係するなら俺が関係するかもしれない。
俺は出るべきなんだ。」
大きくため息を付いて、ようやくキャミーが肩を落とす。
甘い言葉で言いくるめなきゃ、下界の奴らは動こうとしない。
これが砂糖無しでやってられるかよ、下界で暮らすってのはこう言うことだ。
どいつもこいつも自分が殺られる事を考えてない。
ぬるい、ぬるすぎるぜ。
「で……でも、こっちから仕掛けるなんて無理だわ……それは法令に違反する。
サトミとダンクが逮捕される事態は困るのよ。わかってよ……」
サトミが目を閉じて、そしてキャミーを見据える。
「キャミー!116条5項、速達運行の妨害をするもの、及び武器を持って妨害するものには、武器での対応を許可する。特記すべきものとして、これに傷害罪及び傷害致死罪は当たらないものとする。
それは、これから妨害をしようとする者を排除する事には当たらないのか?キャミー!」
キャミーが突然の問いに腕を組み、ハッと口を開く。
「前例は……あるわ!
リードが以前、休暇の時に偶然待ち伏せした強盗と撃ち合いになって倒した。
でもね、でも、大変だったのよ。局長が何度もポリスと協議して……」
「じゃあ!! キャミー!! もう一度協議頼む。
リードは死んだが、生きている時良い前例を作ってくれた。
俺たちは襲われるのを待つわけには行かない。リードの生きた証しを生かす時だ!」
ダンクとキャミーが目を丸くしてサトミを見つめる。
キャミーの脳裏に、リードの「見逃せなかったんだ」と笑う顔が鮮やかに思い出される。
あまりにもショッキングな死に方で、なにも思い出せなくなっていた、思い出すことをやめていた彼の、あの人懐っこい明るい顔が、彼がいつも座っていた場所に彼の姿が蘇った。
ああ…………
ああ……リード……あなた、ずっとそこにいたのね。
ごめんね……私たち、ずっとあなたを見ないようにしてた……
「ずるい……ずるいわサトミ……
わかったって、任せてって、言うしか無いじゃない。リードの分もがんばってって言うしか無いじゃない。」
微笑むキャミーの頬を、涙が流れる。サトミが、親指を立てて笑った。
「よし、バックアップは任せた!動こう!
ダンク、急げ、エリザベスに馬着着せるんだ。」
ダンクもうなずき、食い残しを口に詰め込む。
その時、誰かがドアをノックした。
「キャミー!軍から支給品届いたわよ!ほら、これなんて言うんだっけ?
軍人さんの服!」
でかいダンボール3つ分、戦闘服とボディアーマーと、ヘルメットまで入っている。
「マジ?!これ凄いじゃない!丁度いいわ、ダンク、サトミ、着ていって!
これで少しは安全が確保出来る!」
ダークグリーンの戦闘服広げて、キャミーが明るく顔を上げる。
ダンクも嬉しそうにダンボールに飛びついた。
「うわ、懐かしいなー。サトミ、ほらお前のサイズも入ってるぜ!イニシャル書いてある。」
ダンクとキャミーで中を出して確かめる。
サイズ別で並べていると、何故かサトミの特注サイズが入っている。
キャミーはサトミの分も発注したのは最近なので、入っていることに少し驚いていた。
だが、サトミはそれを見るとため息しか出ない。
「俺はいい。」
「いいって、そんな事言ってる間は無いだろ?ほら!早く着替えるぞ!」
ダンクが手を引っ張ろうとすると、サトミはサッと避ける。
嫌悪感丸出しで、その戦闘服に苦々しい顔をして唇を噛むと背けた。
なんでロンドでまで、そんな物着なきゃならねえんだ。
俺は、そんな物着たくねえから辞めたんだ。
気持ち悪い、ムカムカする。
くそう、ボスの野郎、俺のサイズ手配しやがったな。
「これ、戦闘服って全部防弾なのかな?」
「違う、通常ボディアーマーのベスト部分だけだ。上下服の型式ナンバーはなんて書いてある?」
俺達の部隊は、一般が着ている物より機能が優れた試験的なもので、すべて特注だった。
「ナンバー?これかな?SS-Zって書いてある。」
あーー、あの野郎、特注品送って来やがった。
「だったら防刃防弾には優れてる。でもクッション性が無いから弾を受けると衝撃はまともに来る。だから手足の外側にチタンセラミックの板が入ってる。
耐久性能が落ちるから、少なくとも2年で更新だ。」
俺の雑学に、ダンクたちが座った目でじっと見る。
あーーーー、喋りすぎだろ俺。ヤバい。
と、思ってると、ダンクがバサッと俺の頭にかけた。
「そんだけ頭に情報あるクセに、着ないとか言うな!作ってくれた人に失礼だろうが!」
大きくため息付いて、服を掴む。まあ、ただの服だ、郵便局の制服だ、制服!
「仕方ねえ、着てやんよ。めんどくせえけど。」
服持って、間のカーテン引いてダンクと着替える。
あーやだやだ。着たくないのに着なきゃなんない。
「マジクソ、こんな物持って帰らねえからな!」
「置いてってオッケーよ、ちゃんと行くとき着替えてねー。」
「これが最初で最後だっ!」
そう言いつつも、着れば着たで落ち着く、この条件反射が憎い!ガッデム!
着替えると、ダンクが意を決したようにロッカーからストックを折りたたんだロングバレルの(銃身が長い)MK17を持ち出した。
サトミと目を合わせ、そして厳しい顔で目を伏せる。
彼の本当の持ちなれた得物はこのアサルトライフルなのだろう。
ツナギのポケットに、マガジンを2本突っ込み、銃をサトミの刀のように背中にたすきにかけた。
「行こうぜ!サトミ!」
「おう!」
「行ってこい!グッドラック!」
キャミーが親指を立て、手を振る。
2人はそれぞれ馬に乗り込むと、ゲートを出るなりスピードを上げて馬を走らせた。
「お待たせー!サトミいるー?あっ、いたい……た。」
ニコニコ顔のエジソンが、殺し屋みたいな2人の目つきに瞬間冷凍した。
クルリと引き返す。
「また来ます」
ダンッ
エジソンの目の前にいきなりナイフが飛んできて刺さった。
「きゃーーー!な、な、なに??」
サトミがジュースで流し込み、プハーッと息を吐く。
ドアまで来ると、ナイフ抜いてニッコリ笑った。
「悪い、エジソン君、何持ってきたの?」
「し、試作の、スタンガンにするパーツ……」
「よし、付けろ。」
さっと腰の投げナイフの1本を渡す。
「えっ?!これ使い捨てじゃない?」
「やだな、捨てたりしないよ?使ったら回収不能になるだけさ。」
それを使い捨てって言うんだけど。
エジソンの顔がヒクヒク引きつった。
「もういいよ、どうせ一回切りなんだし。
電池一回30秒、出力50万ボルトくらい。スイッチここ。
もう!ちゃんと動作してどうなるか報告してよね!」
「了解、了解、だいたい覚えとく。よし!」
バーガーの最後の一口を食べて、ジュース片手にサトミ専用棚から砂糖を1つ取り、袋の角を噛みきった。
ザアアアアアーーー
むしゅむしゅむしゅゴクゴクゴク。
エジソンの前で、砂糖を口いっぱい頬張り、オレンジジュースで流し込む。
「え、えーーーーーー!!な、なんで?え?なんで砂糖食ってんの?
え?なんで2人とも止めないの?」
ダンクとキャミーが大きくため息を付いた。
「作戦前の儀式ですって。これが無いと頭が回らないから邪魔するなって。
困るわ、困るのよ。」
「そうだよ!砂糖食べるなんて健康に悪いよ!」
「うちはポリスじゃ無いって何度言えばわかるの?
あなたはもう郵便局員で、軍人じゃないの!」
「えっ?!そっち?」
「キャミーの言う通りだぜ?俺たちはポリスじゃない。
勝手に殺すと局長に迷惑をかける。俺はそれだけは嫌なんだ。」
ダンクがうつむく。
すると、サトミが笑って指を立てた。
「馬鹿だな、俺たちは加勢に行くんだぜ?殺しを目的に行くんじゃない。
別にあいつらが無事に帰ればそれでオーライだろ?俺のカンだって、外れることもある。」
「でも、ほんとに心配なのよう。
向こうから一緒に4人で帰って来るんだし、今まで往復で襲われたことは無いわ。
きっと大丈夫だって!」
キャミーがひどく焦っている。
彼女には、こちらから仕掛けることなんて、頭にないんだろう。すべては後手だ。
「キャミー、帰りは襲われない、4人いれば大丈夫だ。
その油断が全滅を生む。そんなシチュエーション何度も見てきた。
今回、手を貸した奴がいる。軍が関係するなら俺が関係するかもしれない。
俺は出るべきなんだ。」
大きくため息を付いて、ようやくキャミーが肩を落とす。
甘い言葉で言いくるめなきゃ、下界の奴らは動こうとしない。
これが砂糖無しでやってられるかよ、下界で暮らすってのはこう言うことだ。
どいつもこいつも自分が殺られる事を考えてない。
ぬるい、ぬるすぎるぜ。
「で……でも、こっちから仕掛けるなんて無理だわ……それは法令に違反する。
サトミとダンクが逮捕される事態は困るのよ。わかってよ……」
サトミが目を閉じて、そしてキャミーを見据える。
「キャミー!116条5項、速達運行の妨害をするもの、及び武器を持って妨害するものには、武器での対応を許可する。特記すべきものとして、これに傷害罪及び傷害致死罪は当たらないものとする。
それは、これから妨害をしようとする者を排除する事には当たらないのか?キャミー!」
キャミーが突然の問いに腕を組み、ハッと口を開く。
「前例は……あるわ!
リードが以前、休暇の時に偶然待ち伏せした強盗と撃ち合いになって倒した。
でもね、でも、大変だったのよ。局長が何度もポリスと協議して……」
「じゃあ!! キャミー!! もう一度協議頼む。
リードは死んだが、生きている時良い前例を作ってくれた。
俺たちは襲われるのを待つわけには行かない。リードの生きた証しを生かす時だ!」
ダンクとキャミーが目を丸くしてサトミを見つめる。
キャミーの脳裏に、リードの「見逃せなかったんだ」と笑う顔が鮮やかに思い出される。
あまりにもショッキングな死に方で、なにも思い出せなくなっていた、思い出すことをやめていた彼の、あの人懐っこい明るい顔が、彼がいつも座っていた場所に彼の姿が蘇った。
ああ…………
ああ……リード……あなた、ずっとそこにいたのね。
ごめんね……私たち、ずっとあなたを見ないようにしてた……
「ずるい……ずるいわサトミ……
わかったって、任せてって、言うしか無いじゃない。リードの分もがんばってって言うしか無いじゃない。」
微笑むキャミーの頬を、涙が流れる。サトミが、親指を立てて笑った。
「よし、バックアップは任せた!動こう!
ダンク、急げ、エリザベスに馬着着せるんだ。」
ダンクもうなずき、食い残しを口に詰め込む。
その時、誰かがドアをノックした。
「キャミー!軍から支給品届いたわよ!ほら、これなんて言うんだっけ?
軍人さんの服!」
でかいダンボール3つ分、戦闘服とボディアーマーと、ヘルメットまで入っている。
「マジ?!これ凄いじゃない!丁度いいわ、ダンク、サトミ、着ていって!
これで少しは安全が確保出来る!」
ダークグリーンの戦闘服広げて、キャミーが明るく顔を上げる。
ダンクも嬉しそうにダンボールに飛びついた。
「うわ、懐かしいなー。サトミ、ほらお前のサイズも入ってるぜ!イニシャル書いてある。」
ダンクとキャミーで中を出して確かめる。
サイズ別で並べていると、何故かサトミの特注サイズが入っている。
キャミーはサトミの分も発注したのは最近なので、入っていることに少し驚いていた。
だが、サトミはそれを見るとため息しか出ない。
「俺はいい。」
「いいって、そんな事言ってる間は無いだろ?ほら!早く着替えるぞ!」
ダンクが手を引っ張ろうとすると、サトミはサッと避ける。
嫌悪感丸出しで、その戦闘服に苦々しい顔をして唇を噛むと背けた。
なんでロンドでまで、そんな物着なきゃならねえんだ。
俺は、そんな物着たくねえから辞めたんだ。
気持ち悪い、ムカムカする。
くそう、ボスの野郎、俺のサイズ手配しやがったな。
「これ、戦闘服って全部防弾なのかな?」
「違う、通常ボディアーマーのベスト部分だけだ。上下服の型式ナンバーはなんて書いてある?」
俺達の部隊は、一般が着ている物より機能が優れた試験的なもので、すべて特注だった。
「ナンバー?これかな?SS-Zって書いてある。」
あーー、あの野郎、特注品送って来やがった。
「だったら防刃防弾には優れてる。でもクッション性が無いから弾を受けると衝撃はまともに来る。だから手足の外側にチタンセラミックの板が入ってる。
耐久性能が落ちるから、少なくとも2年で更新だ。」
俺の雑学に、ダンクたちが座った目でじっと見る。
あーーーー、喋りすぎだろ俺。ヤバい。
と、思ってると、ダンクがバサッと俺の頭にかけた。
「そんだけ頭に情報あるクセに、着ないとか言うな!作ってくれた人に失礼だろうが!」
大きくため息付いて、服を掴む。まあ、ただの服だ、郵便局の制服だ、制服!
「仕方ねえ、着てやんよ。めんどくせえけど。」
服持って、間のカーテン引いてダンクと着替える。
あーやだやだ。着たくないのに着なきゃなんない。
「マジクソ、こんな物持って帰らねえからな!」
「置いてってオッケーよ、ちゃんと行くとき着替えてねー。」
「これが最初で最後だっ!」
そう言いつつも、着れば着たで落ち着く、この条件反射が憎い!ガッデム!
着替えると、ダンクが意を決したようにロッカーからストックを折りたたんだロングバレルの(銃身が長い)MK17を持ち出した。
サトミと目を合わせ、そして厳しい顔で目を伏せる。
彼の本当の持ちなれた得物はこのアサルトライフルなのだろう。
ツナギのポケットに、マガジンを2本突っ込み、銃をサトミの刀のように背中にたすきにかけた。
「行こうぜ!サトミ!」
「おう!」
「行ってこい!グッドラック!」
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2人はそれぞれ馬に乗り込むと、ゲートを出るなりスピードを上げて馬を走らせた。
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