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主人と首輪
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「…蓮様」
「ん?なーに?」
「…もう少し、離れていただけませんか?」
「やだ」
ソファで私を後ろから抱きしめながら、至近距離で、子供のようにぷくっと頬を膨らませる。
主人は、何事もないように本を読んでる。
私の肩に、顎を置いて。
首輪になって、1ヶ月。
主人が、ここまで長く首輪を外さなかったのは私が初めてらしく、校内では、私たちがデキてるとまで噂が流れ始めた。
冗談も大概にしてほしい。
この1ヶ月は遅いようで短かった。
「あの、蓮様。私何かすることは…」
「ない。みゆがすることは何もないって言ってるじゃん。」
気を遣ってそう言ってはみるものの、毎回これだ。
それに最近は、
…主人が少し甘い。
「んー、みゆの匂いって眠くなる」
私の肩に顔を預けたまま、目を閉じる主人。
その彫刻フェイスは、やっぱり健在で。
見るたびに、その遺伝子に感動してしまう。
「蓮様、横になられますか?」
「んー、」
「毛布持ってきますね……、きゃっ」
立とうとした私を離すことなく、一緒にソファに倒れ込む。
「いい。一緒に寝よ?」
抱き寄せられた、主人の首元からは心地のいい爽やかな香水の香りがした。
「…蓮様、最近お疲れですね」
最近、主人の顔色がよくない日が続いてた。
目の下の大きなクマは、主人の綺麗な顔に不似合いだ。
「バレてた?父さんの仕事手伝っててさ。」
「無理しすぎもよくないですよ」
聞くところによると、学校終わりと、休日も東雲財閥が所有する会社に出勤してるらしい。
この若さで、もう"副社長"のポストについているらしく。たまに、学校でもこの専用部屋で仕事をしてるし。
それを考えると、やっぱりこの人は私とは格が違うんだって考えさせられる。
やっぱりすごい人だ。
「大丈夫だよ、みゆに癒してもらえるから」
そしてぎゅっと、抱きしめる腕に力を入れる主人。
「私が、癒しになってるんですか?」
「うん、みゆといる時だけは心が軽いんだ」
素直に嬉しかった。
まさか私ごときが、主人の役に立ててるなんて。自然と口角が上がるのを、主人に見せないように
「そう、ですか」
主人の胸に顔を埋める。
「今日なんか可愛いね」
「…えっ?」
「顔見せて?」
そう言った主人は、両手で私の顔を上に向ける。また、目が合う。
そして、何秒か見つめあった後、主人の綺麗な唇が、私のを包み込んだ。
「ん?なーに?」
「…もう少し、離れていただけませんか?」
「やだ」
ソファで私を後ろから抱きしめながら、至近距離で、子供のようにぷくっと頬を膨らませる。
主人は、何事もないように本を読んでる。
私の肩に、顎を置いて。
首輪になって、1ヶ月。
主人が、ここまで長く首輪を外さなかったのは私が初めてらしく、校内では、私たちがデキてるとまで噂が流れ始めた。
冗談も大概にしてほしい。
この1ヶ月は遅いようで短かった。
「あの、蓮様。私何かすることは…」
「ない。みゆがすることは何もないって言ってるじゃん。」
気を遣ってそう言ってはみるものの、毎回これだ。
それに最近は、
…主人が少し甘い。
「んー、みゆの匂いって眠くなる」
私の肩に顔を預けたまま、目を閉じる主人。
その彫刻フェイスは、やっぱり健在で。
見るたびに、その遺伝子に感動してしまう。
「蓮様、横になられますか?」
「んー、」
「毛布持ってきますね……、きゃっ」
立とうとした私を離すことなく、一緒にソファに倒れ込む。
「いい。一緒に寝よ?」
抱き寄せられた、主人の首元からは心地のいい爽やかな香水の香りがした。
「…蓮様、最近お疲れですね」
最近、主人の顔色がよくない日が続いてた。
目の下の大きなクマは、主人の綺麗な顔に不似合いだ。
「バレてた?父さんの仕事手伝っててさ。」
「無理しすぎもよくないですよ」
聞くところによると、学校終わりと、休日も東雲財閥が所有する会社に出勤してるらしい。
この若さで、もう"副社長"のポストについているらしく。たまに、学校でもこの専用部屋で仕事をしてるし。
それを考えると、やっぱりこの人は私とは格が違うんだって考えさせられる。
やっぱりすごい人だ。
「大丈夫だよ、みゆに癒してもらえるから」
そしてぎゅっと、抱きしめる腕に力を入れる主人。
「私が、癒しになってるんですか?」
「うん、みゆといる時だけは心が軽いんだ」
素直に嬉しかった。
まさか私ごときが、主人の役に立ててるなんて。自然と口角が上がるのを、主人に見せないように
「そう、ですか」
主人の胸に顔を埋める。
「今日なんか可愛いね」
「…えっ?」
「顔見せて?」
そう言った主人は、両手で私の顔を上に向ける。また、目が合う。
そして、何秒か見つめあった後、主人の綺麗な唇が、私のを包み込んだ。
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