149 / 211
悠久の王・キュリオ編2
サイドストーリー9
しおりを挟む
音もなく姿を現したのは、彼自身が月の化身かのように淡い光に包まれた眉目秀麗な青年だった。
整った鼻筋に強い意志を宿した瞳、陶器のように真っ白な肌は透けるように美しく、灯に照らされた銀の髪は黄金色の輝きに放っていた。
興奮のあまり周囲を取り囲もうとする大衆をキュリオの従者らが懸命に抑えるも、その勢いは雪崩のようにキュリオへと迫った。
「……」
視界の端に巨大な人の塊を捉えたキュリオの瞳がわずかに細められたかと思うと――
蜃気楼のように消えてしまったキュリオらの姿を誰もが探し狼狽えた。
「……っ! キュリオ様!?」
まさか今見ていた王の姿が幻だったのではないかと皆が目を疑っているころ、後方にいたエリザが小さく呟いた。
「……あれが、キュリオ様の力……」
(……まったく見えなかった。風の動きを読めれば……なんとか追いかけられると思ったけど、まるで空間を切り取ったかのように痕跡さえ残されていない……)
エリザの背を冷たい汗が流れる。他の誰よりも魔導師としての素質があると自負していたエリザは、これほどまで力の差のある王の前で魔法を披露するなど最初から場違いだったのだと、わずか数秒で悟ってしまったのだ。
「エリザ!」
震える拳を握りしめたエリザを聞きなれた声が呼んだ。
「……マイ、ラ……?」
幼馴染のマイラの嬉しそうな顔が近づくと、はっと我に返ったエリザはいつものような冷静さを手繰り寄せて深い呼吸を繰り返す。
「……何か御用?」
「うん! ……会えて嬉しい。シンシアもマリ―も来てるよ。皆エリザがお店に来なくなって寂しがってる。もちろん私も」
エリザの強い視線を受けたマイラは一瞬悲しそうに足元を見つめるも、すぐにいつものような笑顔を取り戻してから視線を戻して笑いかけてくる。
「おーい、マイラ! エリザも!!」
ふたりが顔を合わせているのをマリ―とシンシアが見つけ駆けてくる。
「……もしかして、あなたたちもキュリオ様に魔法を……?」
「そう。あ……王様の名前、キュリオ様っていうんだね」
「当たり前でしょ。知らないほうがどうかしているわ……」
呆れたようにため息をつくエリザだったが、彼女の強い口調からは嫌味がまったく感じられないのはやはり親友だからだろう。
毒のある言葉にも愛が感じられるいつものエリザに安堵感を覚えたマイラだが、王の名さえ知らなかった彼女は殊更恥ずかしそうに頭をかいている。
「王様どこ行っちゃったんだろうな……もうお城帰ったとか?」
遠くを探すような仕草で比較的高身長のマリ―があたりを見渡すと……
「うげっ! もうあんなとこにいるっ!!」
彼女が指さした方向、そこにはすでに用意された玉座へ腰をおろしているキュリオの姿があった。
「これじゃあほとんど見えないな……」
あまりに遠くにいるキュリオの姿はまるで夜空に浮かぶ星ほど小さく見えた。それでも彼を見分けられるのはやはり比類なき美貌と神々しい光を纏っているためだろう。
「もう少し前に……行けそうもないね」
彼女らが人の群れを行けば忽ち身動きがとれなくなり埋もれてしまうであろうことは明らかだった。
シンシアが気落ちしたように前へ行くことを諦めると、マリ―はパッと右手を開いてニンマリと笑う。
「?」
そこにいたマイラたちが首を傾げると……
「見て驚きな! おりゃぁあっ!!」
ポタポタと彼女の指の間へ集まったわずかな水滴たちは忽ち小さな渦を作り、やがて四つの水の珠が姿を現した。
「凄いっ! マリ―こんなこと出来るの!?」
マイラとシンシアはきゃあきゃあと手を叩いて喜んでいるが、それが何なのかよくわかっていない。
「ほいっ! これはエリザのねっ」
「あ、ありがと……。で、これでどうするの?」
まさか喉を潤すためではないだろうと、ゼリーに似た冷たく柔らかな感触の物体を月の光に翳しているとマイラがあっと声をあげた。
「これ遠くまでよく見えるよ!!」
「……レンズの役割をしてるのね。なかなかやるじゃないマリ―」
エリザが少し感心したようにマリ―に向き合うと、言われた彼女はエヘンと腰に手をあてて胸を張った。
「皆上達したのね。偉いわ」
成長している幼馴染たちを内心誇らしく思ったエリザの顔が柔和な笑みを浮かべる。
「シンシアも凄いんだよっ! もう擦り傷くらいなら痕も残らないくらいに治せるんだからっ!」
「……シンシアはもう少しね」
マイラが引っ込み思案なシンシアを褒めると、苦笑したエリザだったがその瞳はどこまでも優しかった。
「さぁ見なきゃ損だよ! 王様が見れるなんて一生に一度あるかないかなんだろっ!」
キュリオが小高い場所に座しているお陰で集まった民は小さいながらもその姿を拝むことが可能だったのが救いだ。
そして有能な術者ほどその力の差を測る能力に長けているため、エリザ以外の者はキュリオの桁違いの能力に気づくことさえできないのだ。
「…………」
マリ―の力によって生み出された水の珠を見つめたままキュリオの顔を覗けずにいた彼女へシンシアが戸惑ったように声をかけた。
「……エリザ大丈夫? 顔色悪いよ?」
「……だ、大丈夫よ……。人の多さにすこし眩暈がしただけだからっ……」
こんなに弱ったエリザを始めて目にしたシンシアはただ事じゃないと座れる場所はないかとあたりを見回す。
「マリ―、マイラ……私たち向こうでちょっと休んでくるね」
「え? どったの?」
「ちょっと疲れちゃって」
シンシアはエリザを庇うように後ろへ隠すと、そそくさと暗がりへ消えていく。
「シンシア、大丈夫かな……」
心配そうなマイラを他所に楽観的なマリ―は「あとで様子見に行こう」と、すぐに視線を戻し握りしめた水の珠でキュリオの御尊顔を拝み始めた。
「うっひょ~! いい男だこりゃっ!!」
「うん……」
ふたりが消えた方向を見つめるマイラはどうすることもできず立ち尽くしていた――。
整った鼻筋に強い意志を宿した瞳、陶器のように真っ白な肌は透けるように美しく、灯に照らされた銀の髪は黄金色の輝きに放っていた。
興奮のあまり周囲を取り囲もうとする大衆をキュリオの従者らが懸命に抑えるも、その勢いは雪崩のようにキュリオへと迫った。
「……」
視界の端に巨大な人の塊を捉えたキュリオの瞳がわずかに細められたかと思うと――
蜃気楼のように消えてしまったキュリオらの姿を誰もが探し狼狽えた。
「……っ! キュリオ様!?」
まさか今見ていた王の姿が幻だったのではないかと皆が目を疑っているころ、後方にいたエリザが小さく呟いた。
「……あれが、キュリオ様の力……」
(……まったく見えなかった。風の動きを読めれば……なんとか追いかけられると思ったけど、まるで空間を切り取ったかのように痕跡さえ残されていない……)
エリザの背を冷たい汗が流れる。他の誰よりも魔導師としての素質があると自負していたエリザは、これほどまで力の差のある王の前で魔法を披露するなど最初から場違いだったのだと、わずか数秒で悟ってしまったのだ。
「エリザ!」
震える拳を握りしめたエリザを聞きなれた声が呼んだ。
「……マイ、ラ……?」
幼馴染のマイラの嬉しそうな顔が近づくと、はっと我に返ったエリザはいつものような冷静さを手繰り寄せて深い呼吸を繰り返す。
「……何か御用?」
「うん! ……会えて嬉しい。シンシアもマリ―も来てるよ。皆エリザがお店に来なくなって寂しがってる。もちろん私も」
エリザの強い視線を受けたマイラは一瞬悲しそうに足元を見つめるも、すぐにいつものような笑顔を取り戻してから視線を戻して笑いかけてくる。
「おーい、マイラ! エリザも!!」
ふたりが顔を合わせているのをマリ―とシンシアが見つけ駆けてくる。
「……もしかして、あなたたちもキュリオ様に魔法を……?」
「そう。あ……王様の名前、キュリオ様っていうんだね」
「当たり前でしょ。知らないほうがどうかしているわ……」
呆れたようにため息をつくエリザだったが、彼女の強い口調からは嫌味がまったく感じられないのはやはり親友だからだろう。
毒のある言葉にも愛が感じられるいつものエリザに安堵感を覚えたマイラだが、王の名さえ知らなかった彼女は殊更恥ずかしそうに頭をかいている。
「王様どこ行っちゃったんだろうな……もうお城帰ったとか?」
遠くを探すような仕草で比較的高身長のマリ―があたりを見渡すと……
「うげっ! もうあんなとこにいるっ!!」
彼女が指さした方向、そこにはすでに用意された玉座へ腰をおろしているキュリオの姿があった。
「これじゃあほとんど見えないな……」
あまりに遠くにいるキュリオの姿はまるで夜空に浮かぶ星ほど小さく見えた。それでも彼を見分けられるのはやはり比類なき美貌と神々しい光を纏っているためだろう。
「もう少し前に……行けそうもないね」
彼女らが人の群れを行けば忽ち身動きがとれなくなり埋もれてしまうであろうことは明らかだった。
シンシアが気落ちしたように前へ行くことを諦めると、マリ―はパッと右手を開いてニンマリと笑う。
「?」
そこにいたマイラたちが首を傾げると……
「見て驚きな! おりゃぁあっ!!」
ポタポタと彼女の指の間へ集まったわずかな水滴たちは忽ち小さな渦を作り、やがて四つの水の珠が姿を現した。
「凄いっ! マリ―こんなこと出来るの!?」
マイラとシンシアはきゃあきゃあと手を叩いて喜んでいるが、それが何なのかよくわかっていない。
「ほいっ! これはエリザのねっ」
「あ、ありがと……。で、これでどうするの?」
まさか喉を潤すためではないだろうと、ゼリーに似た冷たく柔らかな感触の物体を月の光に翳しているとマイラがあっと声をあげた。
「これ遠くまでよく見えるよ!!」
「……レンズの役割をしてるのね。なかなかやるじゃないマリ―」
エリザが少し感心したようにマリ―に向き合うと、言われた彼女はエヘンと腰に手をあてて胸を張った。
「皆上達したのね。偉いわ」
成長している幼馴染たちを内心誇らしく思ったエリザの顔が柔和な笑みを浮かべる。
「シンシアも凄いんだよっ! もう擦り傷くらいなら痕も残らないくらいに治せるんだからっ!」
「……シンシアはもう少しね」
マイラが引っ込み思案なシンシアを褒めると、苦笑したエリザだったがその瞳はどこまでも優しかった。
「さぁ見なきゃ損だよ! 王様が見れるなんて一生に一度あるかないかなんだろっ!」
キュリオが小高い場所に座しているお陰で集まった民は小さいながらもその姿を拝むことが可能だったのが救いだ。
そして有能な術者ほどその力の差を測る能力に長けているため、エリザ以外の者はキュリオの桁違いの能力に気づくことさえできないのだ。
「…………」
マリ―の力によって生み出された水の珠を見つめたままキュリオの顔を覗けずにいた彼女へシンシアが戸惑ったように声をかけた。
「……エリザ大丈夫? 顔色悪いよ?」
「……だ、大丈夫よ……。人の多さにすこし眩暈がしただけだからっ……」
こんなに弱ったエリザを始めて目にしたシンシアはただ事じゃないと座れる場所はないかとあたりを見回す。
「マリ―、マイラ……私たち向こうでちょっと休んでくるね」
「え? どったの?」
「ちょっと疲れちゃって」
シンシアはエリザを庇うように後ろへ隠すと、そそくさと暗がりへ消えていく。
「シンシア、大丈夫かな……」
心配そうなマイラを他所に楽観的なマリ―は「あとで様子見に行こう」と、すぐに視線を戻し握りしめた水の珠でキュリオの御尊顔を拝み始めた。
「うっひょ~! いい男だこりゃっ!!」
「うん……」
ふたりが消えた方向を見つめるマイラはどうすることもできず立ち尽くしていた――。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
イケメンエリートは愛妻の下僕になりたがる(イケメンエリートシリーズ第四弾)
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
そのイケメンエリート軍団のキャップ的存在
唯一の既婚者、中山トオルの意外なお話
中山加恋(20歳)
二十歳でトオルの妻になる
何不自由ない新婚生活だが若さゆえ好奇心旺盛
中山トオル(32歳)
17歳の加恋に一目ぼれ
加恋の二十歳の誕生日に強引に結婚する
加恋を愛し過ぎるあまりたまに壊れる
会社では群を抜くほどの超エリートが、
愛してやまない加恋ちゃんに
振り回されたり落ち込まされたり…
そんなイケメンエリートの
ちょっと切なくて笑えるお話
前世で私を捨てた皇太子が、今世ではなぜか執着してきます。でも私は静王妃なので『皇叔母様』と呼ばせます
由香
恋愛
沈薬は前世、皇太子の妃だった。
だが彼の寵愛は側室へ移り、沈薬は罪もなく冷宮へ送られ――孤独の中で死んだ。
そして目を覚ますと、賜婚宴の日に戻っていた。
二度目の人生。
沈薬は迷わず皇太子ではなく、皇帝の弟である静王を選ぶ。
ただしその夫は、戦で重傷を負い昏睡中だった。
「今世は静かに生きられればそれでいい」
そう思っていたのに――
奇跡的に目覚めた静王は、沈薬を誰よりも大切にしてくれた。
さらにある日。
皇太子が前世の記憶を思い出してしまう。
「沈薬は俺の妃だった」
だが沈薬は微笑んで言う。
「殿下、私は静王妃です」
今の関係は――
皇叔母様。
前世で捨てた女を取り戻そうとする皇太子。
それを静かに守る静王。
宮廷を揺るがす執着と溺愛の物語。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
恋愛
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる