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5年後─私、5歳になりました!

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ずっと家族でいていいんだ!
って思って5年─私、5歳になりました!

「レナ様、朝ですよ~」
メイドのユズが声をかける
「ふぁああ~𓂃𓈒𓏸 」
「おはよ~ユズ」
「おはようございますレナ様」
「まだ眠いよぉ~」
本当に眠くて寝そうになる
「だったら勉強しますか?」
「しません!」
勉強はやだぁ~~
ユズ厳しい……
そう思いながらも私は、鏡の前にすわる
あっ!そうだ!
「ユズ!今日って皆集まる日だよね!」
「そうですよ」
「やったー!皆に会える~!」
皆と言うのはお父さんとお母さん達のことだ皆忙しいので水曜日の朝だけ皆集まることになってるんだ!
「ユズ!早く準備して!」
「はいはいwww」
ユズは厳しいけどそのぶん優しいんだ!
ヘアセットや服を着替えて部屋を出る

とってってって💨
私の足短い~
早く伸びたい…

はぁはぁ
やっとついた!
「お父さん!お母さん!」
私が元気に挨拶する
「あら~元気ね~」
お母さんも楽しそうっ!
「ご飯たべよっ!」
「おうっ!もちろんだ!」
お父さんも…、
あれ!?変化ない!?
…ふ、…普通かな……
「失礼します」
お姉ちゃんとお兄ちゃんが入ってきた
「お姉ちゃん!お兄ちゃん!」
「レナ、どうしましたか?」 
「どうした?」
「お母さんとお父さんも!」
「どうしの~?」
「どうしたんだ?」
ニコーッって満面の笑みでいう
「あのね、皆だーいすき!」
ふふふっ!皆びっくりしてる!
「あらあら~」
お母さんは案の定これだけど…
「ありがとう!だか他の人に言っちゃだめだ!分かったか?」
「うん!」
お父さんはお嫁に行ってその人に大好きって言ってるのを想像するらしい…
私まだ5歳なんだけどなぁ~
「レナ!」
声がする方に振り返る
「俺も大好き!」
お兄ちゃんにギューってされた
えへへ
嬉しいな……
お姉ちゃんはというと……
そっぽを向いてる
けど、耳が赤くなってるから照れてるんだ!
お姉ちゃん、ちゃんとしてるけどピュアなんだよなぁ…
いやぁ…ギャップ萌えだわ…
この世界最高☆
幸せにひたっているとお母さんが後ろから声をかけた
「今日は魔法の練習しないの?」
「する!」
私ね、歩けるようになってから南の森に行ってるんだ!
そこでね、魔法がんばってるんだ!
「レナは凄いもんね~」
お母さんが突然言う
「今なにが出来るんだ?」
お父さんも不思議そうに言う
なんとね…
「精霊を召喚─」
「レナは精霊を召喚出来るんだよ!」
お兄ちゃんに言われたー!
「なんでお兄ちゃん言っちゃ─」
「凄いな!」
…………
──皆、ひどい
「大丈夫ですよ」
お姉ちゃんがなでなでしてくれた
うぅ💦ありがとう…
お姉ちゃんだーいすき!
私がお姉ちゃんに抱きつく
「////」
お姉ちゃん可愛い~!
「レナ~パパにもやってくれ~」
お父さんもやってほしいみたい
「ギュー!」
「ありがとうな!」
お父さんも嬉しそう!
お母さんも!
「ギュー!だよっ!」
「あら~ありがとう~」
「お兄ちゃんもギュー!」
「ありがとう!」
心の底から思える言葉
「みんなみ~んな!大好き!」
「それ何回だよwww」
「2回目!」
「3回目じゃないか?」
「「違います/違うわよ~」」
お姉ちゃんとお母さんなんか圧がかかってる様な…?
き、気のせい…かな?
「すいません」
案の定、お父さんは誤った
けど…お姉ちゃんとお母さんこわい~!
「怖くなっちゃったの…?💦」
お姉ちゃんとお母さんにたずねる
「違うわよ~/違います」
ほっ…良かったぁ~
「良かったぁ~怖くなっちゃったのかと思った!」
一安心!
「…なぁなぁ、俺空気?」
わぁ~!お兄ちゃん忘れてた!
「違うよ!/違います/違うわよ~」
「よがった~」
安心してる…なんかお兄ちゃん…
「可愛い~!」
「違うからな!?」
戸惑ってるwww
「お兄ちゃんはカッコイイぞ~!」
うんん!違うよ!
「お兄ちゃんは可愛い!」
「なんでそうなる!?!?」
盛大なツッコミをいれたお兄ちゃんw
「ねぇねぇ!お姉ちゃん!」
「今日も学校ついていっていい!?」
私は昨日お姉ちゃんの学校についていったのだ
それがと~っても!楽しかったの!
「もちろん!」
……え?お姉ちゃんが敬語じゃない!?
明日雪ふるかも!?
流石のお姉ちゃんも気づいたのか
「………です///」
恥ずかしそうに言った
お姉ちゃん…!ギャップ萌えだよっ!
私、お姉ちゃん推す!
この世界最高☆ ※2回目
「魔法の練習はどうするの?」
「う~ん…学校終わってから!」
「仕事終わる?」 
「終わるわよ~」
「仕事、終わらせておくわね~」
お母さんは仕事がすっごい早いからすぐ終わっちゃうらしい
凄いよね!
じゃあお姉ちゃんの学校へゴー!
楽しみだなぁ~!
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