帝都の影の下で~若いノンケの軍人さんが、年上のえっちな男娼さんに捕まってしまったようです~

真田火澄

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 ツェツィーリアの食事を貰いに1階へ行こうとすると、フェリックスがもう寝ると言い出した。彼の部屋まで送りつつも、温かいものでも、と言ったが、首を振られる。

「明日、朝イチで薬の出どころを突き止めなければならない」

「それは、そうですが……」

「それに、早く二人きりになりたそうだったからな。お前が」

「え?」

 唐突な指摘に言い淀んだが、だがそれにしてはフェリックスの顔は渋い。首を傾げて彼の言葉を待つと、フェリックスは何度か口を開いたあとまっすぐこちらを見上げてきた。

「ジークハルト。あまり、こういうことは言いたくないが……あの男には注意しろ」

「フェリックス様……?」

「嫌な目をしていた。ただの男娼にしてはやけに視線と勘が鋭い。あれは、馬鹿なふりをしているだけだろう。確実に何かを隠している」

「………」

「……そんな顔をするな、ジークハルト。俺だって、こんなことは言いたくない」

「いえ。ありがとうございます、フェリックス様」

 安心させるように笑うと、フェリックスもくすりと笑った。フェリックスのしなやかな指がジークハルトの前髪に触れた。まだしっとりとしている髪に絡んで、離れていく。

「それにしても、ヴェルトか。大層な偽名だな」

「……咄嗟に出てきたもので……大した理由はありません」

「ふふ。まあ、そういうことにしといてやるさ。お前もしっかり風呂に入れ。身体が冷えているのはお前も同じだろう。お前も今夜は泊っていけ」

「はい。ありがとうございます、フェリックス様。おやすみなさい」

 パタン、と扉が閉じる。
 フェリックスの言葉は、今は深く考えないことにした。ツェツィーリアは、フェリックスの言うようにまったく学がないわけではないのだろう。学がない、文字が読めないなどと言っている割に、彼の持つ知識量は相当なものだ。

 キッチンにいたカイテル夫人に食事は2人分で良くなったことを伝えて、出来上がっている分だけでも持っていこうとするとキール夫人に止められた。

「いいのよ、赤毛さん。私たちが持っていくわ」

 この夫人たちは、ジークハルトの髪を指して「赤毛さん」と呼ぶ。ちなみに、フェリックスのことは「黒髪さん」と呼ぶ、不思議な二人だ。フェリックスの由来は、彼の髪が黒色だから、とこれまた単純であった。

「いえ、ですが……」

「あなたはあの子のそばにいた方がいいわ。あの子、ずっと不安そうな顔してたから」

 ほらほら、と背中を押されてしまっては、ジークハルトも退室するしかない。2人に礼を言い、足早にツェツィーリアの待つ客間へ戻った。

 客間に入ると、ソファに座って窓の外を眺めていたツェツィーリアがこちらを見た。ジークハルトと目があうと、嬉しそうに立ち上がって駆け寄ってくる。

 この笑顔を、守れるのであれば。

 目の前で慌てて急ブレーキをかけたツェツィーリアを優しく抱き締めると、安心したように息を吐かれ、控えめにこちらの服を摘まれた。細く小さな身体に、柔らかな髪。シャボンの匂いが鼻をくすぐる。

 この小さな身体を守れるのであれば、たとえ彼が嘘をついていたとしても構わない。

 ここは戦時中の世界だ。平和な時代ならいざ知らず、誰だって、他人に知られたくない事情は抱えているものだ。

「疲れたでしょう。早くご飯を食べて寝よう」

「ん。……ねぇ、ヴェルト」

「なぁに?」

「えっと……その……今日は、俺、タダでも、いいよ」

 唐突な言葉に理解が追いつかず、抱きしめていた腕を緩めてツェツィーリアを見る。こちらを見上げてくる彼は、どこか思い詰めたような顔をしていて、今にも大きな瞳から涙が溢れそうだった。

「それは、どういう……?」

 意味がよくわからず困惑するジークハルトから飛び跳ねるように離れたツェツィーリアは、ひと呼吸だけ深く息を吐くと、ゆっくりとシャツのボタンを外していく。

「お礼」

 ね? っと笑った顔には、先ほどの悲痛さは微塵も現れていない。露になっていく艶のある肌。こちらを見上げるツェツィーリアの瞳には欲が塗れていて、ジークハルトは慌ててその手を掴んで止めた。

「いけない、ジルケ」

「……どうして? だって、こんな良くしてもらったのに、俺、何も返せない」

 だから、と跪こうとするその身体を支えて、ぎゅうと強く抱きしめた。ツェツィーリアは不満そうにもがいているが、それを難なく押さえ込む。彼が今まで受けてきた施しを思うと涙が出そうだった。

「そんなことはしなくていい、ジルケ。今は身体を休めることだけを考えて」

「でも、おれ、」

「無事でよかった」

 心からそう零すと、ツェツィーリアは怪訝そうな顔をしてこちらを見上げてきた。なぜそんなことを言うのか、不思議でならないのだろう。こちらの身体を押して「しないの?」なんて言ってくる。

「しないよ」

「……そう。なら、帰る」

「帰るって、この大雨の中どこに?」

「えっと……」

 彼に家らしい家がないのは知っている。いつも馴染みの店の一角を間借りしていて、毎日誰かの疾しい視線に晒されながら生きているのだ。

 逃げ出したいのに、出来ない。

 そこから這い出るために彼は金の話に飛びつき、そして、このような仕打ちに遭ってしまった。ジークハルトが今日彼と行き合えたのは、本当に奇跡としか言いようがない。

 抱き締めていた身体を離して、そっとシャツのボタンを掛けていく。ジークハルトの手を押して退かそうとしてくるツェツィーリアの手が少し震えていて、対価として抱かれることは彼の本意ではないのだとわかった。

「せめて今日はここに泊まっていってほしい」

「なら、お礼……」

「ジルケ。お礼は何も、そんなものじゃなくていいんだよ」

 ヒョイ、と軽い身体を抱き上げてソファに座らせる。その横にジークハルトも座って、ツェツィーリアの両手を優しく握った。こちらを見上げてくる怪訝そうな瞳を真正面から見つめる。

「ぼくのこの行動が、あなたの仕事を奪っているって自覚はある」

「………なら、」

「でも、今日は駄目だ。ちゃんと身体を休めないと」

 ちょうど良いタイミングでドアをノックされる。入るように告げると、カイテル夫人とキール夫人が二人分の食事を持って現れた。

 手際良く並べられる皿を見ているが、ツェツィーリアの表情は暗い。

「ねぇあなた、嫌いなものはある?」

 唐突にカイテル夫人に声をかけられ、ツェツィーリアは猫のように跳ね上がるとソファの隅に縮こまって、だが小さく首を横に振った。

 ツェツィーリアの反応に、夫人たちはあらあらと微笑んで、「もし食べられないものがあったらすぐに言ってね」「シチューはたっぷり用意してありますから、赤毛さんもおかわりが欲しかったら言ってちょうだい」と口々に告げてくる。

 彼女たちの暖かなオーラに、ツェツィーリアは驚きの方が優ってしまっているようで、ぽかんと目を丸くして見つめるばかりだ。

 ツェツィーリアに変わってジークハルトが礼を言い、夫人たちが出ていくのを確認してから、ツェツィーリアはようやくボソボソと口を開いた。

「変な人たち」

「いい人たちだ」

「……それは、まぁ、分かるけど……」

 どう受け取っていいか分からず何も言えなかった、と呟いたツェツィーリアに、ジークハルトは何も言わずに彼の頭を撫でた。

「……それで、俺はどうしたらあんたにお礼ができる?」

 ややあって、ツェツィーリアが話を戻してきた。だが、ジークハルトの返す答えは先ほどと変わらない。

「いらないよ、お礼なんて。ジルケが無事だったって分かっただけで嬉しい」

「それはダメ」

 やたらと頑なだ。貸しを作りたくないとでも思っているのだろうか。
 フルフルと首を振ったツェツィーリアは、しゅんと項垂れてしまう。

「俺、こういうことでしか、あんたに返せないんだ。何も持ってないし、金もない。あんたの手助けができるような技術もない。幸いヴェルトは俺の客だし……嬉しくないの?だって、タダでできるんだよ?」

「嬉しくないよ。本当は、無料だからとか関係なく、ジルケにはもう身体なんか売っていてほしくないと思っているんだから」

「……普段は俺のこと買うくせに」

「そうでもしないと会ってくれないじゃないか」

 不満そうな彼の表情から、おそらくこの話題はずっと平行線を辿るだろうと悟った。ツェツィーリアの価値観と、ジークハルトの価値観は根本的に違うのだ。

 仕方ない、と息を一つ吐いて、ジークハルトはツェツィーリアの髪にまた触れた。

「なら今度、無料で一日ぼくに付き合って」

「一日?」

「そう。それが、お礼」

 きょとんと、首を傾げてくるツェツィーリアに、無理矢理約束を取り付けて、ジークハルトはさっさとその話題を切り上げることにした。

 食事中、ツェツィーリアは一言も話さなかった。
 何か言いたげにこちらを見てきたものの、空腹には勝てなかったようで、ホワイトシチューとパン、温野菜のサラダを次々と平らげた。特にホワイトシチューが気に入ったらしく、三回もおかわりしていた。

 腹が膨れると今度は眠くなってきたのか、カイテル夫人とジークハルトが皿を片付けている間、ソファの隅で膝を抱えてウトウトし始めていて、その姿がなんとも可愛らしくて笑ってしまいそうだった。

 この短時間で、カイテル夫人はツェツィーリアの扱いの難しさを察してくれたらしい。

 笑ったら最後、帰ると言って聞かないだろうと予想できたので、二人はどうにか耐える。

 片付け終わって、夫人が退室した頃には時計の針が十二時を指していた。
 そろそろ自分も風呂に入ろうと腰を上げたところで、パチリとツェツィーリアの目が開いた。

 どうした、と聞こうとしたが、控えめに軍服の裾を摘まれしてしまう。

「……ほんとに、しないの?」

「しないよ。……もしかして、薬の効果がまだ続いているの?」

 催淫作用があるようだったから、効果が持続しているのなら身体が辛いのかもしれない。そう気づいて聞いてみるが、フルフルと首を横に振られる。彼の中にある常識と自分のこの行動がかけ離れすぎていて、理解が追いついていないようだ。

 仕方ない、とは思うが、その思考は時間をかけて正してやりたいと思う。

「ならせめて、一緒に寝よう」

「一緒に?」

「そう。同じベッドで寝るだけなら良いよ」

 ジークハルトの妥協案に、やっぱりツェツィーリアは納得のいっていない顔をする。今は理解できなくても良い。今にも寝そうな彼にそもそも無体を強いることの方が、ジークハルトにとっては理解し難い感情だった。

 色気とは程遠い蕩け方をしている目でこちらを見ていたツェツィーリアを横向きで抱き上げて、客間から自室へ移動する。暴れて嫌がるかと思ったが存外大人しく、そっと顔を覗き込むと今にも寝落ちしそうな顔がそこにあった。

 よくこの状態で「しないのか」と聞けたものだ。この調子でもしツェツィーリアの希望通りにしていたら、行為の最中に寝てしまいそうではないか。そちらの方が彼のプライドに傷がついてしまいそうである。

 自室のベッドに優しく寝かせると、とろりと溶けた瞳が今にも閉じそうなところで、その様子にクスリと笑う。

「シャワーを浴びてくる。先に寝てていいよ、ツェツィーリア」

「……ん」

 ツェツィーリアの前髪を優しく払って、額にキスを落とす。おそらく無意識なのだろう、口へのキスを強請るように顔を上げるのが可愛くて、拒否されないのを良いことに頬と鼻筋と合わせて唇にもキスをする。柔らかい彼の唇の感触に、思わず続行しそうになったが、寝ろと言った手前それでは格好がつかない。

 無理矢理身体を離すと、ツェツィーリアはゆっくりとまばたきをしたが、とうとう眠気に勝てなかったようで、少しして小さな寝息が聞こえてきた。薄く開いた口に、シャツの裾から伸びる艶かしい脚。そしてあまりにも無防備なその寝顔に、くらりと目眩がする。

「(ぼくが守ってやらないと……)」

 掛け布団をしっかり掛けてあげて、ジークハルトは風呂場へ足を向けた。

 今回はたまたま助けられたからよかったものの、次も助けられる可能性はほぼゼロに等しい。

 彼が無防備に心置きなく眠れるように。腹いっぱいになるほど食事が食べられるように。その安寧を確保できるのは、この世に何人いるのだろうか。

 ツェツィーリアのあの反応を見るに、おそらく彼に安寧を与えようとした人間は必ず「お礼」を彼から得ようとした。彼の払える「お礼」はセックス以外に無いと思い込んでいる程度には、それらを「お礼」として要求され続けてきたのだろう。その「お礼」に疑問を持たない程度には。

 それでは、いけない。

 手早くシャワーを浴びて、ツェツィーリアの寝ている自室へ急ぐ。足音をなるべく立てないよう静かにベッドに近づくと、ツェツィーリアはぐっすり眠れているようで、ホッと胸を撫で下ろした。

 ツェツィーリアの横に潜り込んで、眠っている彼の身体を優しく抱きしめる。むずがるツェツィーリアから少し色のある声が漏れたが、すぐにそれは寝息に変わる。良い夢が見られたらいいと願うばかりだ。

「おやすみ。良い夢を」

 ジークハルトの声に反応はない。

「……愛してるよ、ジルケ」

 今なら、言えずにいた言葉を呟いても、誰も咎めてくることはない。小さく言葉を紡いだ時、タイミング良くツェツィーリアがこちらに寝返りを打ってジークハルトの胸に顔を埋めてきた。

 同じ男だというのは分かっている。が、この細い肩や薄い身体に触れると、どうしても庇護欲が湧き上がってしまう。

 彼の安寧を与える存在に自分がなれたら良い。そう願いながら、ジークハルトも目を閉じた。

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