かっこいいって言って欲しい!

だんご

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イケメンな先輩とかっこよくなりたい私

かっこいい先輩①

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 私はこの春高校一年生になった。しかし、私の身長は中学の時から全く変わっておらず148cmだ。
 小さい頃から人よりは小さかったが後から伸びるだろうと気にしていなかったのが災いだった。
 周りはぐんぐん身長が伸び、自分だけは伸びても1cmだった。しかも追加でみんなはシャキッとした顔にすらっとした体型。それに比べて私は「丸顔」「低身長」というかっこいいには程遠い見た目だった。
 私は小さい頃から「かっこいい」に憧れていた。雑誌でモデルさんを見た時にとてもかっこよくて目をキラキラさせて目標としていた。
 だがしかし、もう高校一年生になってしまった自分はもう無理だと気づいてしまった。
「はぁ、こんなのって…」
 私は別に頭が悪いわけじゃなかったので県内の進学校に行くことができた。
「周り全員高いんだけど。なにこれ進撃?」
 そう思いながらも重い足を入学式へと進めていった。
 みんなが集まっている掲示板を見るとクラスの場所が書いてあった。
 メールでクラスが何か教えてもらったので、私はあれを見る必要はない。
 さっさと行こう。そう思って歩を進めた。
 ドンっ
「うわっ」
「すみません。お怪我は?」
「いえ……。」
 私は固まってしまった。メガネに黒髪ミディアム。高身長にすらっとした顔…。
「イケメンがおった…。」
「え?」
「あ、すみません。あの~お名前とかって…」
澄元 葵すみもと あおいです。」
「私新入生の工藤 風夏くどう ふうかです!」
 咄嗟に名前を聞いてしまった…。引かれてないだろうか。
「新入生だったんだ。私2年生。よろしくね。工藤さん。」
 えええええ!?!?私先輩にあんな図々しい態度をぉぉ!?!?
「あ!先輩だったんんですかぁぁあっ」
「別に気にしないで。そういうのあんまり得意じゃないの。澄元でも葵でもいいよ。」
「ほ、ほんとですか…!?」
 と、いうか、身長高くね??あたしずっと見上げてる気がするんだけど。
「因みに身長って…」
「恥ずかしながら165cmあるんだよね…。もっと小さくなりたくて。」
「私148cmしかないんです…。羨ましい限りですほんと。」
「私も工藤さんが羨ましいな。可愛いし。」
 こんなかっこかわいい先輩から可愛いとか言われちゃ照れるけど…。
 私「」って言ってもらいたいからなぁ。
「あ、クラスまで送っていくよ。迷うかもしれないし。ここ広いからね」
「ありがとうございます!!」

「ここでいいかな。」
「はい。ありがとうございます!」
「じゃあね。また帰り?」
「はい!一緒に帰りたいです。」
「ほんとかわいいねw。じゃあ終わった後クラス前で待ってるからね」
 また可愛いって。私は。
「先輩!」
「せ、先輩?まぁ、別に工藤さんなら…」
「絶対にかっこいいって言わせますから‼︎!」
「…っ!?!?」
 私は。こんなかっこいい先輩を
「そっか…!待ってる。」
 って言わせてやる‼︎‼︎
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