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1000年前から愛してる
おめでたです(後半アウクトルサイド)
タイムスリップ生活2日目。
朝、水汲みから帰ってきた俺を迎えたのはアウクトルの衝撃の一言だった。
「できたぞ」
俺は汲んできた水を全部床にぶちまけた。
腹に手を当て、笑みを浮かべる少女。
男の時同様ニヤリと笑ったつもりなのだろうが、可憐な少女の姿なので歪さを感じてゾクリとした。
「お前の協力のおかげだ」
「朝食作ってくれたのか?」と惚けたかったが、逃げられなかった。
「どどどどどうやったんだ?」
声が震える。本気で心当たりがない。
「昨晩、寝物語で色々案を出してくれただろう。それを活用した」
最初に俺の脳裏に浮かんだのは、俺の精巣から彼女の子宮へ転移魔術を使用したという恐ろしい考え。
だがそれは不可能だ。
俺の肉体へ影響を与えるようなものは、事前に受容しない限り弾く。魔王の本気を出せば押し切られる可能性があるが、それなら絶対に気づく。
次に浮かんだのが、俺の体から切り離された遺伝子情報を転用し人工授精を行なった可能性。だが、毛根が付着していない抜け毛からはDNAの採取は不可能。俺は一晩中気を張っていたから、髪の毛を引っ張って抜かれたら気付く。
髪の毛以外に採取しやすいものといえば――
「……もしかして、指輪の血液を使用したのか?」
褒めろと言わんばかりに、アウクトルの笑みが深くなる。
背筋がゾクゾクする。俺の頭の奥で警報が鳴り響いた。
昨日二人で考えようと話したばかりなのに、彼女は俺の意見を聞かず暴走した。いや、この口ぶりだと、俺の提案を彼女は受け入れたつもりなのだろう。まさに二人で考えた結果。
男だったら頭叩いているところだが、女性にそれをするのは憚られる。性別変えるなんて卑怯だ。
「……次回以降は、俺の同意を得てから実行してくれ」
俺は童貞のまま父親になったようだ。
=========
茫然自失の俺だが、時間は待ってはくれない。
妊娠したとなれば、次は出産の準備だ。
俺の<収納空間>にはそれなりに色々入っているが、それでも妊婦の生活を支えるとなると心もとない。
しかも俺たちは出産も二人で乗り越えなければいけない。
アウクトルは拠点から出ることができないし、この場所に産婆を連れてくることは現実的ではない。
二人とも助産の経験はない。寧ろあったら驚きだ。
俺は童貞で父親になったが、アウクトルは処女で母親になった。
出産は酷い痛みを伴うものと小耳に挟んでいた俺は気が気じゃない。
「お願いだから、陣痛が始まったら子供に転移を発動して産んでくれ」
「何故だ。折角お前の子を産むのだから、余す事なく経験してみたい」
痛みであろうと受け止めて見せよう、とドヤ顔の少女は事の重大さをわかっていない。
「破瓜もなく直接出産とか正気じゃない」
「ならば、安定期に入ったらお前が慣らせば良い。激しくしなければ問題ないらしいぞ。お前が満足するまで広げろ」
笑えない下ネタはやめてくれ。
嘗て男同士の猥談に憧れていた俺だけど、思ってたのとだいぶ違う。
そもそもアウクトルは今、女なので男同士のところに引っ掛かる。そうなると、これ猥談じゃなくて逆セクハラ?
俺の葛藤などどこ吹く風で、アウクトルは機嫌良さげにもたれかかってきた。
駄目だ、普通に説得したんじゃ聞く耳を持たない。
こうなったら伝家の宝刀を使うしかない。
「俺の母親は出産時に亡くなった。いつものお前なら対処可能であっても、そのいつもの状態じゃなくなるのが出産だ。陣痛どころか、異常があれば即転移魔術が発動するように事前に設定して欲しいくらいだ」
「――軽率だった。俺としたことが浮き足立っていたようだ。言う通りにしよう」
俺の心の傷どうこう言っているが、別にそんなものはない。
彼女に何かあれば、残りの四天王は生まれない。未来へ戻る方法も俺は知らない。
全部アウクトル頼み。普通に保身だ。
重くなった空気を変えるため、俺は話題を変えることにした。
「4人出産するとなると、時間がかかるな。向こうに戻ったら、老けた姿に驚かれそうだ」
「お前は老化しない」
「何だと?」
「俺とお前の魂は繋がっている。俺が生き続ける限り、お前は今の状態を維持することになる。誓約魔術を結んだではないか」
「…………」
俺が魔界で誓約魔術を結んだのは一度だけ。カフェ開設時のアレだ。
最後に書かれていた条項、時の流れ云々言っていたやつ。あれに違いない。
知らぬ間に俺たちは一蓮托生になっていたようだ。アウクトルが生き続ける限りってことは、逆に死んだらどうこうなるって事だろ。
益々アウクトルの安全を守らなくてはならない。
マジでお前ひとりの体じゃないんだからな!
俺は必要な知識及び、生活物資を手に入れるために冒険者として働くことにした。
この時代では、よくあるファンタジーの設定通りの冒険者生活を送ることができる。
冒険者はギルドに登録した後、依頼を達成もしくは採取した素材をギルドに売る事で生計を立てる。
俺は採取一択。日帰りできる事を前提に、足を伸ばせる範囲で魔獣を狩っている。
手っ取り早く稼ぎたいので大物狙い。
魔物の種類に詳しくないので、何が高額なのか分からない。取り敢えず「幻の~」とか「伝説の~」と言ったそれっぽい頭書きが付くものを狩っている。
他人と組むと、スケジュールに自由が利かないので専ら単独。
お前元からソロしかできないだろうって? そうだよ、ギルドでも誰も声かけてくれなかったよ。
登録日から今日に至るまで、皆遠巻きに見ているだけだ。新人に絡んでくるテンプレな三流すらいない。
ギルドでは受付嬢としか話していない。その受付嬢も毎回人が変わるから、親しくなったりもしない。
俺は環境を変えてもボッチ属性らしい。
=========
「そろそろ頃合いだな」
この時代、些細な違和感でも取りこぼせば致命傷になる。
アウクトル・ゲネリスなら一瞬感知した気配を絶対に解析する。違和感の元と魔術的繋がりを持つフォンスを見つけ出し、彼と接触するのは丁度今頃。
アウクトルは、自分の片翼は世界一良い男だと確信している。
フォンスに抱かれる事など考えられなかったアウクトルだが、先日彼が童貞だと知り考えを改めた。
初めての夜、男の経験に乏しい告白をしていたが、女との経験は当然あるものだと思っていた。しかしそうではなかった。
アウクトルは彼の最後の存在になれば充分だと自分に言い聞かせていたが、諦めていた物を手にできる可能性があるなら手段を惜しみはしない。
最初も最後も全て欲しい。その為なら性別を変えることも厭わない。
最早抱かれることへの抵抗は無く、如何に彼をその気にさせるか考えた。
この時代で二人に子供が産まれる事は嘘ではない。だが自分に都合の良いように誘導したのも事実。
逃げられぬよう状況を整え、万人受けしそうな容姿に姿を変えた。
普通の男であれば、免罪符になるような理由を与えられ、半裸の若い女に迫られれば容易に陥落する。
だがあの状況でも、フォンスはアウクトルの負担を憂い、その心の有り様に配慮した。
若い男が一晩中、女を抱きしめて何もしないなど彼でなければあり得ない。
一切不埒な真似をする事なく、アウクトルを安心させるように宥め続けた。信じがたい鋼の精神だ。
妊娠発覚時もそうだ。
アウクトルにも独断専行した自覚はある。夢のような二人きりの生活、自分は何年だって続けても構わないがそれでは四天王が保たない。時間がないのは本当だ。
一方的に父親としての責任を押し付けられたにも関わらず、フォンスは拒絶する事なく受け入れた。
それだけではなく、現在進行形で甲斐甲斐しくアウクトルを支えてくれている。
満足そうな微笑みから魔性が覗く。
婚姻の証として贈った腕輪を撫でた。
今の所、万事順調だ。
朝、水汲みから帰ってきた俺を迎えたのはアウクトルの衝撃の一言だった。
「できたぞ」
俺は汲んできた水を全部床にぶちまけた。
腹に手を当て、笑みを浮かべる少女。
男の時同様ニヤリと笑ったつもりなのだろうが、可憐な少女の姿なので歪さを感じてゾクリとした。
「お前の協力のおかげだ」
「朝食作ってくれたのか?」と惚けたかったが、逃げられなかった。
「どどどどどうやったんだ?」
声が震える。本気で心当たりがない。
「昨晩、寝物語で色々案を出してくれただろう。それを活用した」
最初に俺の脳裏に浮かんだのは、俺の精巣から彼女の子宮へ転移魔術を使用したという恐ろしい考え。
だがそれは不可能だ。
俺の肉体へ影響を与えるようなものは、事前に受容しない限り弾く。魔王の本気を出せば押し切られる可能性があるが、それなら絶対に気づく。
次に浮かんだのが、俺の体から切り離された遺伝子情報を転用し人工授精を行なった可能性。だが、毛根が付着していない抜け毛からはDNAの採取は不可能。俺は一晩中気を張っていたから、髪の毛を引っ張って抜かれたら気付く。
髪の毛以外に採取しやすいものといえば――
「……もしかして、指輪の血液を使用したのか?」
褒めろと言わんばかりに、アウクトルの笑みが深くなる。
背筋がゾクゾクする。俺の頭の奥で警報が鳴り響いた。
昨日二人で考えようと話したばかりなのに、彼女は俺の意見を聞かず暴走した。いや、この口ぶりだと、俺の提案を彼女は受け入れたつもりなのだろう。まさに二人で考えた結果。
男だったら頭叩いているところだが、女性にそれをするのは憚られる。性別変えるなんて卑怯だ。
「……次回以降は、俺の同意を得てから実行してくれ」
俺は童貞のまま父親になったようだ。
=========
茫然自失の俺だが、時間は待ってはくれない。
妊娠したとなれば、次は出産の準備だ。
俺の<収納空間>にはそれなりに色々入っているが、それでも妊婦の生活を支えるとなると心もとない。
しかも俺たちは出産も二人で乗り越えなければいけない。
アウクトルは拠点から出ることができないし、この場所に産婆を連れてくることは現実的ではない。
二人とも助産の経験はない。寧ろあったら驚きだ。
俺は童貞で父親になったが、アウクトルは処女で母親になった。
出産は酷い痛みを伴うものと小耳に挟んでいた俺は気が気じゃない。
「お願いだから、陣痛が始まったら子供に転移を発動して産んでくれ」
「何故だ。折角お前の子を産むのだから、余す事なく経験してみたい」
痛みであろうと受け止めて見せよう、とドヤ顔の少女は事の重大さをわかっていない。
「破瓜もなく直接出産とか正気じゃない」
「ならば、安定期に入ったらお前が慣らせば良い。激しくしなければ問題ないらしいぞ。お前が満足するまで広げろ」
笑えない下ネタはやめてくれ。
嘗て男同士の猥談に憧れていた俺だけど、思ってたのとだいぶ違う。
そもそもアウクトルは今、女なので男同士のところに引っ掛かる。そうなると、これ猥談じゃなくて逆セクハラ?
俺の葛藤などどこ吹く風で、アウクトルは機嫌良さげにもたれかかってきた。
駄目だ、普通に説得したんじゃ聞く耳を持たない。
こうなったら伝家の宝刀を使うしかない。
「俺の母親は出産時に亡くなった。いつものお前なら対処可能であっても、そのいつもの状態じゃなくなるのが出産だ。陣痛どころか、異常があれば即転移魔術が発動するように事前に設定して欲しいくらいだ」
「――軽率だった。俺としたことが浮き足立っていたようだ。言う通りにしよう」
俺の心の傷どうこう言っているが、別にそんなものはない。
彼女に何かあれば、残りの四天王は生まれない。未来へ戻る方法も俺は知らない。
全部アウクトル頼み。普通に保身だ。
重くなった空気を変えるため、俺は話題を変えることにした。
「4人出産するとなると、時間がかかるな。向こうに戻ったら、老けた姿に驚かれそうだ」
「お前は老化しない」
「何だと?」
「俺とお前の魂は繋がっている。俺が生き続ける限り、お前は今の状態を維持することになる。誓約魔術を結んだではないか」
「…………」
俺が魔界で誓約魔術を結んだのは一度だけ。カフェ開設時のアレだ。
最後に書かれていた条項、時の流れ云々言っていたやつ。あれに違いない。
知らぬ間に俺たちは一蓮托生になっていたようだ。アウクトルが生き続ける限りってことは、逆に死んだらどうこうなるって事だろ。
益々アウクトルの安全を守らなくてはならない。
マジでお前ひとりの体じゃないんだからな!
俺は必要な知識及び、生活物資を手に入れるために冒険者として働くことにした。
この時代では、よくあるファンタジーの設定通りの冒険者生活を送ることができる。
冒険者はギルドに登録した後、依頼を達成もしくは採取した素材をギルドに売る事で生計を立てる。
俺は採取一択。日帰りできる事を前提に、足を伸ばせる範囲で魔獣を狩っている。
手っ取り早く稼ぎたいので大物狙い。
魔物の種類に詳しくないので、何が高額なのか分からない。取り敢えず「幻の~」とか「伝説の~」と言ったそれっぽい頭書きが付くものを狩っている。
他人と組むと、スケジュールに自由が利かないので専ら単独。
お前元からソロしかできないだろうって? そうだよ、ギルドでも誰も声かけてくれなかったよ。
登録日から今日に至るまで、皆遠巻きに見ているだけだ。新人に絡んでくるテンプレな三流すらいない。
ギルドでは受付嬢としか話していない。その受付嬢も毎回人が変わるから、親しくなったりもしない。
俺は環境を変えてもボッチ属性らしい。
=========
「そろそろ頃合いだな」
この時代、些細な違和感でも取りこぼせば致命傷になる。
アウクトル・ゲネリスなら一瞬感知した気配を絶対に解析する。違和感の元と魔術的繋がりを持つフォンスを見つけ出し、彼と接触するのは丁度今頃。
アウクトルは、自分の片翼は世界一良い男だと確信している。
フォンスに抱かれる事など考えられなかったアウクトルだが、先日彼が童貞だと知り考えを改めた。
初めての夜、男の経験に乏しい告白をしていたが、女との経験は当然あるものだと思っていた。しかしそうではなかった。
アウクトルは彼の最後の存在になれば充分だと自分に言い聞かせていたが、諦めていた物を手にできる可能性があるなら手段を惜しみはしない。
最初も最後も全て欲しい。その為なら性別を変えることも厭わない。
最早抱かれることへの抵抗は無く、如何に彼をその気にさせるか考えた。
この時代で二人に子供が産まれる事は嘘ではない。だが自分に都合の良いように誘導したのも事実。
逃げられぬよう状況を整え、万人受けしそうな容姿に姿を変えた。
普通の男であれば、免罪符になるような理由を与えられ、半裸の若い女に迫られれば容易に陥落する。
だがあの状況でも、フォンスはアウクトルの負担を憂い、その心の有り様に配慮した。
若い男が一晩中、女を抱きしめて何もしないなど彼でなければあり得ない。
一切不埒な真似をする事なく、アウクトルを安心させるように宥め続けた。信じがたい鋼の精神だ。
妊娠発覚時もそうだ。
アウクトルにも独断専行した自覚はある。夢のような二人きりの生活、自分は何年だって続けても構わないがそれでは四天王が保たない。時間がないのは本当だ。
一方的に父親としての責任を押し付けられたにも関わらず、フォンスは拒絶する事なく受け入れた。
それだけではなく、現在進行形で甲斐甲斐しくアウクトルを支えてくれている。
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★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★