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プロローグ
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「はっはっはっはっはー!恐れ入ったか人間どもよ!」
……え?
「この我輩に不可能等ない!皆のもの!見よ、勇者をこちらで召喚出来たぞ!」
頭に角生やしためっちゃイケメンが中二病的な事を言っているのも意味わかんないが、何より"この状況"で知らない場所に飛ばされたっぽい俺の心境は混乱を通りすぎて何を先にすればいいか判断に困るのだ。
「おい、人間!…我輩が間違っているなど思わないが、一応念のために聞く、貴様は勇者、か?」
くっそイケメンな中二病野郎が俺を上から下まで少々困惑顔で見る。いや、そもそも俺の方が困惑しているんだが…
「俺が勇者かどうかわからねんだけど、このまま話を続けるなら間違いなく変態になるんで服を貸してくれませんか?」
そう、俺は今真っ裸である。
これは断じてそいう趣味ではないことを説明させていただきたい。いや、誰にって言われても…
というか、先程までお風呂に浸かっていて出るか~って風呂場から出たら知らない空間に居たんだ。
「魔王様、変態、召喚した」
後ろから声が聞こえたと思って振り替えったら……俺、死んでいいかな?鬼っぽい美少女に無表情で裸を見らた。しかも、後ろに色々亜種族っぽい方々もいて、視線を逸らす者、指の間から見ている者、哀れみの目で見る者…とりあえず前を手で隠してもう一度言う。
「…ふ、服を貸してくだひゃい」
噛んじまったよ!
「服?貴様は裸の勇者ではないのか?」
「違います。それは只の変態だと思います。てか、裸の勇者って何だよ!?」
「なんだ、違うのか。裸で呆けているから此度の勇者は裸族かと思ったぞ。紛らわしいやつだな」
「いや、理不尽かよ!そもそも俺何で此処に居るのかすら知らないんだけど!つか、もうなんでも良いから隠すものをくれええええ!頼むから!な?不特定多数に裸を見られて平気なほど俺は強くねえええ!俺のHPは既に瀕死だよ!」
「何と脆弱な!裸を見られたくらいで瀕死になるなど、貴様はそれでも勇者か!?」
「ぐふっ…ま、魔王、様、こ、コイツ多分ガチで困って、っ、ますぜ?ははっ…お、恐らく、召喚の、途中で、介入したせい、かと思われます!はははは~!あ~可笑しい!」
神官っぽい格好をしたスキンヘッドの強面のオッサンが魔王様に笑いを堪えながら説明してたんだけど、最後普通に爆笑しやがった。
「あら~、裸の勇者なんてゾクゾクしちゃうじゃない♪」
大変美しいサキュバスっぽい女性に、って多分サキュバスなんだろうな。舌なめずりながら言われた。めっちゃエロい。
「ッチ、リーファ!何か着るものを渡してやれ。話が進まん」
「了解。……ん、着ろ、変態勇者」
先程の鬼っぽい…改め鬼美少女がズボンを渡してくれたが…何処から出したんだ?そして、その軽蔑の眼差し止めて!俺、そろそろ泣くぞ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「さて、勇者。貴様は本来なら人間どもに召喚され、力を蓄え、この魔王城を目指すはずだった。しかし、我々もいい加減貴様ら人間に侵略されるのは不快である。魔獣どもを討伐するのは構わんが、貴様ら人間のせいで器物損害の被害が多すぎるのだ!弁償を申し立てるために使者を送れば侵略してきたと騒ぎ立て我輩の部下を攻撃し、殺そうとする始末だ。故に、此度の勇者召喚の儀を邪魔させて貰ったのだ。毎度勇者を送って我輩を殺そうとしてきているのでな、こちらも暇ではないのだ。この際、貴様が人間を代表して弁償しろ。以上だ」
「いや、多分ですが、俺異世界から召喚されてきてこっちの人間と関係無いんですけど…」
というか、ひどい話だな。異世界転移でよく見る最終的に勇者が国に裏切られる話のにおいがする。
「まぁ、そうだよね~!変態君は完全なるとばっちりだねっドンマイ☆」
先程の強面神官のオッサンがめっちゃ軽い。あと最後のウィンク普通に怖い。ブルッとした。
「人間、めんどくさい」
鬼美少女改めリーファちゃん、手厳しい!
「あのー、因みにですが弁償って何をしたら良いんですかね?」
一応念のために聞いておく
「何って、普通にお金で弁償をして欲しいんだけど!あなた達人間のせいで私の城半壊していて、凄く困っているんだから!どうしてくれるのよ!?」
「お金があれば、全て、片付く」
「うむ。被害の総額は13億8700万ゴールドだ」
ケモ耳の美女、リーファちゃん、魔王様の順で言われたんだけど、ははっどう聞いてもヤバい金額だこれ。
……え?
「この我輩に不可能等ない!皆のもの!見よ、勇者をこちらで召喚出来たぞ!」
頭に角生やしためっちゃイケメンが中二病的な事を言っているのも意味わかんないが、何より"この状況"で知らない場所に飛ばされたっぽい俺の心境は混乱を通りすぎて何を先にすればいいか判断に困るのだ。
「おい、人間!…我輩が間違っているなど思わないが、一応念のために聞く、貴様は勇者、か?」
くっそイケメンな中二病野郎が俺を上から下まで少々困惑顔で見る。いや、そもそも俺の方が困惑しているんだが…
「俺が勇者かどうかわからねんだけど、このまま話を続けるなら間違いなく変態になるんで服を貸してくれませんか?」
そう、俺は今真っ裸である。
これは断じてそいう趣味ではないことを説明させていただきたい。いや、誰にって言われても…
というか、先程までお風呂に浸かっていて出るか~って風呂場から出たら知らない空間に居たんだ。
「魔王様、変態、召喚した」
後ろから声が聞こえたと思って振り替えったら……俺、死んでいいかな?鬼っぽい美少女に無表情で裸を見らた。しかも、後ろに色々亜種族っぽい方々もいて、視線を逸らす者、指の間から見ている者、哀れみの目で見る者…とりあえず前を手で隠してもう一度言う。
「…ふ、服を貸してくだひゃい」
噛んじまったよ!
「服?貴様は裸の勇者ではないのか?」
「違います。それは只の変態だと思います。てか、裸の勇者って何だよ!?」
「なんだ、違うのか。裸で呆けているから此度の勇者は裸族かと思ったぞ。紛らわしいやつだな」
「いや、理不尽かよ!そもそも俺何で此処に居るのかすら知らないんだけど!つか、もうなんでも良いから隠すものをくれええええ!頼むから!な?不特定多数に裸を見られて平気なほど俺は強くねえええ!俺のHPは既に瀕死だよ!」
「何と脆弱な!裸を見られたくらいで瀕死になるなど、貴様はそれでも勇者か!?」
「ぐふっ…ま、魔王、様、こ、コイツ多分ガチで困って、っ、ますぜ?ははっ…お、恐らく、召喚の、途中で、介入したせい、かと思われます!はははは~!あ~可笑しい!」
神官っぽい格好をしたスキンヘッドの強面のオッサンが魔王様に笑いを堪えながら説明してたんだけど、最後普通に爆笑しやがった。
「あら~、裸の勇者なんてゾクゾクしちゃうじゃない♪」
大変美しいサキュバスっぽい女性に、って多分サキュバスなんだろうな。舌なめずりながら言われた。めっちゃエロい。
「ッチ、リーファ!何か着るものを渡してやれ。話が進まん」
「了解。……ん、着ろ、変態勇者」
先程の鬼っぽい…改め鬼美少女がズボンを渡してくれたが…何処から出したんだ?そして、その軽蔑の眼差し止めて!俺、そろそろ泣くぞ
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「さて、勇者。貴様は本来なら人間どもに召喚され、力を蓄え、この魔王城を目指すはずだった。しかし、我々もいい加減貴様ら人間に侵略されるのは不快である。魔獣どもを討伐するのは構わんが、貴様ら人間のせいで器物損害の被害が多すぎるのだ!弁償を申し立てるために使者を送れば侵略してきたと騒ぎ立て我輩の部下を攻撃し、殺そうとする始末だ。故に、此度の勇者召喚の儀を邪魔させて貰ったのだ。毎度勇者を送って我輩を殺そうとしてきているのでな、こちらも暇ではないのだ。この際、貴様が人間を代表して弁償しろ。以上だ」
「いや、多分ですが、俺異世界から召喚されてきてこっちの人間と関係無いんですけど…」
というか、ひどい話だな。異世界転移でよく見る最終的に勇者が国に裏切られる話のにおいがする。
「まぁ、そうだよね~!変態君は完全なるとばっちりだねっドンマイ☆」
先程の強面神官のオッサンがめっちゃ軽い。あと最後のウィンク普通に怖い。ブルッとした。
「人間、めんどくさい」
鬼美少女改めリーファちゃん、手厳しい!
「あのー、因みにですが弁償って何をしたら良いんですかね?」
一応念のために聞いておく
「何って、普通にお金で弁償をして欲しいんだけど!あなた達人間のせいで私の城半壊していて、凄く困っているんだから!どうしてくれるのよ!?」
「お金があれば、全て、片付く」
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ケモ耳の美女、リーファちゃん、魔王様の順で言われたんだけど、ははっどう聞いてもヤバい金額だこれ。
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