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閑話 ある日の騎士団
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青い空を大きく二回ほど旋回して、黒い鳥は地上に向かって降りて来た。
ベルントが腕を差し出すと、黒い鳥はスッと止まる。近くで見ると、その鳥はただの鳥ではないことが分かる。
鋭い瞳、身体より長い尾羽。闇色の羽毛は嘴と羽の先だけ青い。
メランバードと呼ばれる種類の魔鳥だ。
首につけられたパールの装飾品は、使い魔用のアクセサリーで、ベルントがデザインした物だった。
ベルントは、メランバードの足に結ばれた手紙を取って確認すると、満面の笑顔で鳥の頭を撫でた。
「よーしよし。いい子だなぁ、ネヴィンは。俺の使い魔は優秀で可愛いなぁ」
デレッとした顔を隠さず歩くベルントの姿に、すれ違う屈強な騎士団の男達がギョッとして目を丸くする。
「だ、だ、団長に何があったんだ……」
「お前、知らないのか? 団長は念願の使い魔を手に入れてから、ずっとあの顔だぞ」
「ええっ! あの鬼団長が……。俺ショック……」
「団長のメランバード可愛いからなぁ。俺も使い魔欲しいな」
「小型の使い魔ならいいけどさ、魔熊とか来たらどうすんだよ」
魔熊、グランベアーは体長五メートルもある大型の魔物だ。一撃の破壊力は凄まじく、比較的温厚。気は優しくて力持ちタイプだ。使い魔にすれば頼もしいが、あまりに大きすぎて、連れて歩くのは困難だ。
「威嚇にはなるな……家に入れてやれないけど……」
カァーーン、カァーーン!! カァーーン、カァーーン!!
突然の緊急警報の音に、和やかだった場に緊張が走った。
「何っ!?」
「行くぞ!!」
立ち止まっている時間はない。騎士団は集合場所に速やかに集合しなければならない。
最近まで年に一度、鳴らされるくらいだった緊急警報。ここ最近は十日に一度、鳴らされる。もちろん訓練ではない。
カァーーン、カァーーン!! カァーーン、カァーーン!!
五分もしないうちに大半の騎士達が集まり、ピシッと並ぶ。
騎士達の前に騎士団団長のベルントが立った。
「東の街、ドロント方面に魔猪の群れが接近中。その数、十体。更に後方から二十体前後確認済みだ。
現在、街の警護の騎士数名と傭兵で応戦中」
騎士達が息を飲む。
魔物が群れで街を襲うなど、ここ百年はなかったことだ。それが今月に入ってからすでに二回目だ。
前回は魔兎の群れだったこともあり、あまり大事にならなかった。だが今回は魔猪。街に侵入されれば被害は大きい。まだ魔狼でないだけ人的被害は少ないだろうが、大きな身体で突進されれば建物は壊滅的だ。
「第一、第三騎士団は至急現地へ向かえ!!
以上、解散!!」
第一、第三騎士団員は慌ただしく走る。
残された者も警戒は解けない。頻繁に魔物の群れが押し寄せるようになったなら、この場もいつ危険にさらされるか分からない。
「しかし、団長! ドロントまで距離があります。間に合いますか?」
「後方の魔猪が加われば、援軍が到着するまで持たないだろう……」
ドロントまで距離がある。しかし、魔猪と応戦中の戦士達を見殺しにする訳にはいかない。
百年間、魔物が増えることなく、大人しく森に住んでいたというのに、ここ最近の魔物の増えかたは異常だ。
野生の魔物に関しての備えや危機感が薄まった今、突然増えた魔物にあたふたする自分達が情けない。騎士達はみな同じ事を思っているだろう。
ベルントはグッと拳を握りしめた。
「ネヴィン!」
ベルントが呼ぶと、彼の使い魔メランバードのネヴィンが頭上に現れた。
ピュイと高い声で鳴いて、ベルントの腕に降りてくる。
黒く柔らかい羽毛を撫で。いつもならデレッと崩れる表情は今は険しく、以前の鬼の団長に戻っている。
「ネヴィン、行けるか?」
ベルントの言葉に答えるように、ピュイと一鳴きする。
「よろしく頼む。俺もすぐ追いかける」
ネヴィンはベルントの腕から飛び立つと、空中を一度旋回して東へ向かって飛んで行った。
体長三メートルもある魔猪が十体。
ドロントに現在滞在している騎士は十人。傭兵が十三人。
ドロントに配属されていた騎士ラルフは、剣を握る手に力を込めた。
魔猪の皮膚は厚い。剣で斬りつけたところで致命傷を負わせられない。
完全に油断していた。
百年、魔物の被害がなかったとしても、魔物が存在する以上、もっと危機感を持っていなければいけなかった。
昔の騎士達は魔猪の厚い皮膚も諸ともしない力を持っていたと言う。
ラルフも訓練と鍛錬を毎日行い、騎士団でも数本の指に入る実力を持っていたのに……。
「魔物の前ではこのざまだ……」
何とか協力して三体を仕留めていたが、もう限界だった。
ここまでか。弱気な思いが押し寄せる。
「ラルフ!」
呼ばれてハッと気がついた時には、三メートルの巨体が迫っていた。
避けきれない!
剣を構えて、魔猪がぶつかる瞬間、口の中に剣を突き入れた。厚い皮膚と違って、ズブッと剣が肉を刺す感触が手に伝わる。剣を口に残したまま、すぐに腕を引き抜いた。噛まれたら一溜りもない。
もう剣はない。
再び魔猪が向かってきたら、素手で何とかするしかない。
覚悟を決めて拳を握る。
ピュイーーーッ!!
頭上から高い鳴き声が聞こえた。
「……鳥?」
空に黒い鳥が一羽、旋回している。その鳥から、キラキラ光る物が降って来た。
「何だ……」
鳥はすぐに飛んで行ってしまったが……。
「どうなってるんだ」
あれほど力一杯暴れていた魔猪の動きがおかしい。
ラルフが刺した魔猪もまだ息はあり、すぐにでも向かってきそうな状態だった。それが今はグラグラ身体を揺らしている。すぐにドシンと倒れ込んだ。
「どうなっているんだ……」
魔猪の息はまだある。
しかし身体が動かないのか、倒れてピクピクと痙攣している。
回りを見ると、他の魔猪も次々に倒れて行った。
「ど、どうなってるんだ」
「どういうことだ」
戦っていた男達は、唖然とした顔で剣を下ろしている。
「お前達、気を抜くな! 今のうちに確実に息の根を止めろ!!」
ラルフの叫びに、男達は再び剣を構えた。
十体すべての魔猪を倒した頃、援軍が到着した。
「お前達、大丈夫か!」
騎士団団長ベルント。
その姿を見て、ラルフは拳を握りしめた。
「すみません! 手こずりました!」
情けない。
魔猪が途中で動きを止めなければ、援軍が来る前に殺られていた。
「遅くなってすまない。よくやったな」
ベルントに背中を叩かれ、目頭が熱くなった。
ピュイーーーッ
先程の黒い鳥が空から降りて、ベルントの肩に止まった。
「よし、ご苦労」
ベルントが黒い鳥を撫でる。
「ベルント団長、それは……魔鳥?」
「ああ、俺の使い魔だ。
ここからは俺たちが引き受けよう。
油断は出来ないからな、お前達は街を守れ」
「ベルント団長は……」
「第一、第三騎士団はこのまま直進。魔猪が二十体弱いる! 今は麻痺で動かないだろうが、すぐに効果は切れるだろう! 動きが鈍いうちに狩れ! 気を抜くなよ。
今日は焼き肉だ!」
「「「おおーーっ!!!」」」
援軍の騎士達は野太い歓声をあげて、新たな魔猪の群れに向かって行った。
その日の夜、ドロントの街は大いに賑わった。
何しろ、体長三メートルの魔猪が二十八体。すでに解体されて、大量の肉になっている。
肉はこんがりジューシーに焼かれ、街で無料で配られた。
ラルフは肉に齧り付きながら、ベルントの肩に止まる黒い鳥を見ていた。
「団長の使い魔、メランバードか……」
思わず呟いた声に、隣で肉を食べていた同僚が反応する。
「可愛いよな。魔猪を麻痺させたの、あのメランバードなんだってな。俺も使い魔欲しいな。たまご屋に行ってみるかな」
「たまご屋?」
ラルフも聞いたことはある。森の中にひっそりと建つ店。
しかし使い魔は自分の好みで選べないと聞いた。
「魔猪みたいな奴が使い魔になったらどうするんだよ……」
もう当分、魔猪は見たくない。
「前に団長が、主と特性が反対の使い魔が多いらしいって言ってたぜ」
「「「!!!」」」
「じ、じゃあ俺達にも、補助特化の可愛い使い魔が来るかも知れない?」
それはいいかも知れない。ラルフ達がドロントを守れたのは、団長の使い魔、メランバードのおかげだ。
剣の腕を磨き、それでも足りない部分は使い魔が補助する……魅力的だ。
この時から、騎士団の使い魔ブームが始まるが、実際に使い魔に選ばれた者は一割にも満たない。
その一割で「使い魔を愛でる会」を作り、騎士団の憧れを集めた。
ラルフの頭に青い蝶が止まるようになるのは、もう少し後のこと。
ベルントが腕を差し出すと、黒い鳥はスッと止まる。近くで見ると、その鳥はただの鳥ではないことが分かる。
鋭い瞳、身体より長い尾羽。闇色の羽毛は嘴と羽の先だけ青い。
メランバードと呼ばれる種類の魔鳥だ。
首につけられたパールの装飾品は、使い魔用のアクセサリーで、ベルントがデザインした物だった。
ベルントは、メランバードの足に結ばれた手紙を取って確認すると、満面の笑顔で鳥の頭を撫でた。
「よーしよし。いい子だなぁ、ネヴィンは。俺の使い魔は優秀で可愛いなぁ」
デレッとした顔を隠さず歩くベルントの姿に、すれ違う屈強な騎士団の男達がギョッとして目を丸くする。
「だ、だ、団長に何があったんだ……」
「お前、知らないのか? 団長は念願の使い魔を手に入れてから、ずっとあの顔だぞ」
「ええっ! あの鬼団長が……。俺ショック……」
「団長のメランバード可愛いからなぁ。俺も使い魔欲しいな」
「小型の使い魔ならいいけどさ、魔熊とか来たらどうすんだよ」
魔熊、グランベアーは体長五メートルもある大型の魔物だ。一撃の破壊力は凄まじく、比較的温厚。気は優しくて力持ちタイプだ。使い魔にすれば頼もしいが、あまりに大きすぎて、連れて歩くのは困難だ。
「威嚇にはなるな……家に入れてやれないけど……」
カァーーン、カァーーン!! カァーーン、カァーーン!!
突然の緊急警報の音に、和やかだった場に緊張が走った。
「何っ!?」
「行くぞ!!」
立ち止まっている時間はない。騎士団は集合場所に速やかに集合しなければならない。
最近まで年に一度、鳴らされるくらいだった緊急警報。ここ最近は十日に一度、鳴らされる。もちろん訓練ではない。
カァーーン、カァーーン!! カァーーン、カァーーン!!
五分もしないうちに大半の騎士達が集まり、ピシッと並ぶ。
騎士達の前に騎士団団長のベルントが立った。
「東の街、ドロント方面に魔猪の群れが接近中。その数、十体。更に後方から二十体前後確認済みだ。
現在、街の警護の騎士数名と傭兵で応戦中」
騎士達が息を飲む。
魔物が群れで街を襲うなど、ここ百年はなかったことだ。それが今月に入ってからすでに二回目だ。
前回は魔兎の群れだったこともあり、あまり大事にならなかった。だが今回は魔猪。街に侵入されれば被害は大きい。まだ魔狼でないだけ人的被害は少ないだろうが、大きな身体で突進されれば建物は壊滅的だ。
「第一、第三騎士団は至急現地へ向かえ!!
以上、解散!!」
第一、第三騎士団員は慌ただしく走る。
残された者も警戒は解けない。頻繁に魔物の群れが押し寄せるようになったなら、この場もいつ危険にさらされるか分からない。
「しかし、団長! ドロントまで距離があります。間に合いますか?」
「後方の魔猪が加われば、援軍が到着するまで持たないだろう……」
ドロントまで距離がある。しかし、魔猪と応戦中の戦士達を見殺しにする訳にはいかない。
百年間、魔物が増えることなく、大人しく森に住んでいたというのに、ここ最近の魔物の増えかたは異常だ。
野生の魔物に関しての備えや危機感が薄まった今、突然増えた魔物にあたふたする自分達が情けない。騎士達はみな同じ事を思っているだろう。
ベルントはグッと拳を握りしめた。
「ネヴィン!」
ベルントが呼ぶと、彼の使い魔メランバードのネヴィンが頭上に現れた。
ピュイと高い声で鳴いて、ベルントの腕に降りてくる。
黒く柔らかい羽毛を撫で。いつもならデレッと崩れる表情は今は険しく、以前の鬼の団長に戻っている。
「ネヴィン、行けるか?」
ベルントの言葉に答えるように、ピュイと一鳴きする。
「よろしく頼む。俺もすぐ追いかける」
ネヴィンはベルントの腕から飛び立つと、空中を一度旋回して東へ向かって飛んで行った。
体長三メートルもある魔猪が十体。
ドロントに現在滞在している騎士は十人。傭兵が十三人。
ドロントに配属されていた騎士ラルフは、剣を握る手に力を込めた。
魔猪の皮膚は厚い。剣で斬りつけたところで致命傷を負わせられない。
完全に油断していた。
百年、魔物の被害がなかったとしても、魔物が存在する以上、もっと危機感を持っていなければいけなかった。
昔の騎士達は魔猪の厚い皮膚も諸ともしない力を持っていたと言う。
ラルフも訓練と鍛錬を毎日行い、騎士団でも数本の指に入る実力を持っていたのに……。
「魔物の前ではこのざまだ……」
何とか協力して三体を仕留めていたが、もう限界だった。
ここまでか。弱気な思いが押し寄せる。
「ラルフ!」
呼ばれてハッと気がついた時には、三メートルの巨体が迫っていた。
避けきれない!
剣を構えて、魔猪がぶつかる瞬間、口の中に剣を突き入れた。厚い皮膚と違って、ズブッと剣が肉を刺す感触が手に伝わる。剣を口に残したまま、すぐに腕を引き抜いた。噛まれたら一溜りもない。
もう剣はない。
再び魔猪が向かってきたら、素手で何とかするしかない。
覚悟を決めて拳を握る。
ピュイーーーッ!!
頭上から高い鳴き声が聞こえた。
「……鳥?」
空に黒い鳥が一羽、旋回している。その鳥から、キラキラ光る物が降って来た。
「何だ……」
鳥はすぐに飛んで行ってしまったが……。
「どうなってるんだ」
あれほど力一杯暴れていた魔猪の動きがおかしい。
ラルフが刺した魔猪もまだ息はあり、すぐにでも向かってきそうな状態だった。それが今はグラグラ身体を揺らしている。すぐにドシンと倒れ込んだ。
「どうなっているんだ……」
魔猪の息はまだある。
しかし身体が動かないのか、倒れてピクピクと痙攣している。
回りを見ると、他の魔猪も次々に倒れて行った。
「ど、どうなってるんだ」
「どういうことだ」
戦っていた男達は、唖然とした顔で剣を下ろしている。
「お前達、気を抜くな! 今のうちに確実に息の根を止めろ!!」
ラルフの叫びに、男達は再び剣を構えた。
十体すべての魔猪を倒した頃、援軍が到着した。
「お前達、大丈夫か!」
騎士団団長ベルント。
その姿を見て、ラルフは拳を握りしめた。
「すみません! 手こずりました!」
情けない。
魔猪が途中で動きを止めなければ、援軍が来る前に殺られていた。
「遅くなってすまない。よくやったな」
ベルントに背中を叩かれ、目頭が熱くなった。
ピュイーーーッ
先程の黒い鳥が空から降りて、ベルントの肩に止まった。
「よし、ご苦労」
ベルントが黒い鳥を撫でる。
「ベルント団長、それは……魔鳥?」
「ああ、俺の使い魔だ。
ここからは俺たちが引き受けよう。
油断は出来ないからな、お前達は街を守れ」
「ベルント団長は……」
「第一、第三騎士団はこのまま直進。魔猪が二十体弱いる! 今は麻痺で動かないだろうが、すぐに効果は切れるだろう! 動きが鈍いうちに狩れ! 気を抜くなよ。
今日は焼き肉だ!」
「「「おおーーっ!!!」」」
援軍の騎士達は野太い歓声をあげて、新たな魔猪の群れに向かって行った。
その日の夜、ドロントの街は大いに賑わった。
何しろ、体長三メートルの魔猪が二十八体。すでに解体されて、大量の肉になっている。
肉はこんがりジューシーに焼かれ、街で無料で配られた。
ラルフは肉に齧り付きながら、ベルントの肩に止まる黒い鳥を見ていた。
「団長の使い魔、メランバードか……」
思わず呟いた声に、隣で肉を食べていた同僚が反応する。
「可愛いよな。魔猪を麻痺させたの、あのメランバードなんだってな。俺も使い魔欲しいな。たまご屋に行ってみるかな」
「たまご屋?」
ラルフも聞いたことはある。森の中にひっそりと建つ店。
しかし使い魔は自分の好みで選べないと聞いた。
「魔猪みたいな奴が使い魔になったらどうするんだよ……」
もう当分、魔猪は見たくない。
「前に団長が、主と特性が反対の使い魔が多いらしいって言ってたぜ」
「「「!!!」」」
「じ、じゃあ俺達にも、補助特化の可愛い使い魔が来るかも知れない?」
それはいいかも知れない。ラルフ達がドロントを守れたのは、団長の使い魔、メランバードのおかげだ。
剣の腕を磨き、それでも足りない部分は使い魔が補助する……魅力的だ。
この時から、騎士団の使い魔ブームが始まるが、実際に使い魔に選ばれた者は一割にも満たない。
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