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「たっだいまぁ」
「お帰りなさい、リュカ。ご飯出来てるから手を洗って来て」
「はぁい」
リュカが卵を2つ、ビビアナに手渡した。ついでに頬にチュと軽いキスを落としていく。最初こそいちいち真っ赤になっていたビビアナだったけれど、今では受け入れている。慣れって怖い。
艶々のマーブル模様の卵と、ストライプ模様の卵だった。孵卵器にセットしながら、他の卵の状態を確かめる。今日、生まれそうな卵がいくつかあるようだ。
「ふふ、順調ね。あら、タンクもお帰りなさい」
タンクは珍しく卵を持っていないようで、そのままビビアナの足元にやって来た。
「ん? どうしたの?」
タンクは辺りをスンスン匂いを嗅ぐ仕草をして、グゥと一つ唸ってからリュカの後に続いた。
「え、何? お腹空きすぎて、ご機嫌斜めなのかしら」
今日の朝食は、ベーグルに生ハムとチーズを挟んだサンドイッチ。茸のクリームスープにデザートはドライフルーツとヨーグルト。
手の込んだ朝食じゃなくても朝食なら問題なし。手軽にパパッとがビビアナのモットーだ。
タンクには魚のソテー。昨日リュカが川で釣った、特大サイズの魔魚だ。ビビアナが両手で抱えるだけのサイズも、タンクにかかればペロリなはず。
「ん~~、魚の気分じゃなかったかな。あ、モズの実のソースをかけたのがいけなかった?」
モズの実は当たり外れがあって、当たりは爽やかな甘さで非常に美味。外れは渋みが少しある。
「もしかして、今日のは外れの実だったかな。匂いで当たり外れが分かるんだったら、家の子スゴいわ」
今度タンクと一緒にモズ狩りにでも行こうかと、鼻歌交じりに食卓へ向かった。
「ビビアナ、そんなところに立ってないで、早く座りなよ」
そんな事を言われても、すぐに足が動かないのだから仕方がない。
テーブルにはビビアナが用意した朝食が並んでいた。
けれど、生ハムとチーズのベーグルサンドには新鮮なトマトやレタスが追加されている。
分厚くなったサンドイッチはスパッと綺麗に半分に切られ、その断面の鮮やかなこと。思わず『うわ』とトキメイてしまった。
茸のクリームスープだってゴロゴロとした肉と数種の野菜が加えられ、デザートのドライフルーツヨーグルトはおしゃれなガラスのカップに移し変えられて、ちょこんとミントで飾られていた。
(な、なんだか勝手にグレードアップしてるし……)
しかも、当然のようにリュカにお茶を注いでいるのは、長いアッシュグレーの髪に切れ長の赤い瞳の男。魔族のウピルだ。
「お座り下さい」
赤い瞳がビビアナを映すと、ウピルはニコリともせずに言った。
「あ、はい」
その見えない圧に逆らえるはずもない。
先ほどタンクのご機嫌が悪かったのは、彼の気配を感じてのことか。
チラとタンクを見るとウピルを警戒しながらも、魚のソテーのとなりにある分厚いステーキ肉に鼻がヒクヒクしていた。
「ビビアナっち。ほらこれ美味しいよ!」
すでに食べていたのは、背中に薄桃色の羽がある少女だった。
「こら、マナ。食事中は羽をしまいなさい。邪魔です」
「はぁい」
ウピルに言われて素直に返事を返した瞬間、シュンと彼女の背から羽が消えた。どういう原理かは分からないけれど、収納自在らしい。
「い、いただきます」
ギクシャクしながら促されるまま朝食を口に運ぶ。緊張で飲み込みずらいのに、美味しい。
「ビビアナの作ったサンドイッチは美味しい!」
「いや、私はただ生ハムとチーズを挟んだだけで……」
「生ハムとチーズは僕が大好きだからね。スープも具だくさんで美味しいよ」
「私は茸を入れただけ……」
「茸の風味が最高だよね」
「……それは良かったわ」
リュカがニコニコしながら食べているのはいい。けれど、ウピルは何故こちらをじっと見ているのだろうか。
正直、気まずい。
それでも残す訳にもいかず何とか食べ進めていると、ウピルの目がスッと細くなった。
「……リュカ様に結婚を申し込んだらしいですね」
ビビアナの手から滑り落ちたフォークがガシャンと音を立てた。
「……けけけ結婚!?」
どういうことだ。
ビビアナがリュカに結婚を迫ったと? ウピルは思っている?
「ななな何の事でしょう? 何か誤解が……」
「したよね?」
リュカがニコニコ微笑みながらビビアナを見つめた。
「……いつ」
「燃え盛る炎の前で、ビビアナの全部を僕にくれるって言ったよね」
「あれはっ!!」
確かに言った。
でも結婚だなんて考えてもいなかったのに。
(結婚……。リュカと私が? リュカを夫と呼ぶの? 結婚して子供が生まれたりして……)
ポンとビビアナの顔が真っ赤に染まった。
「きゃはははっ、炎の前で告白! ビビアナっちってば熱いね~~! 人間の雌ってそんなに情熱的なんだっけ?」
「違っ」
「違うのですか? 我らがリュカ様を弄んだとでも?」
空気が冷える。
ウピルの回りに黒い渦のような物が見えるのは、気のせいだろうか。
タンクが低く唸った。ウピルに向けて牙を剥き出しにしている。
そんな中、リュカだけはポッと頬を染めながらニコニコと笑った。
「ウピルはあの時のビビアナを見てないから、そんな事を言うんだよ。あの時のビビアナはさぁ、潤んだ瞳で僕を見つめて、炎を背に背負いながら顔を真っ赤に染めて、僕をギュッと抱き締めたんだ。もうさぁ、一気に惚れ直したね。
いやぁプロポーズは僕がしようと思ってたのに、ビビアナに先を越されちゃったよ。表情がさ、もう可愛くって……僕、よくその場で押し倒さなかったなって自分で自分を誉めたいくらいだよ」
うっとりと金の瞳を閉じるリュカは、頭の角までピカピカ光らせている。
「……そうなんですか?」
ウピルの問いかけに、ビビアナはゴクリと息をのんだ。
「…………そうです」
消え入りそうなほどの声で、そう答える以外、ビビアナに選択肢はなかった。
「おめでとうございます、リュカ様」
冷えた空気が消えた。
「私は式の準備を整えて参ります」
「よろしく~~」
リュカがヒラヒラと手を振ると、瞬きの間でウピルの姿が消えた。
「あ! じゃあマナは余興の練習をしておくね! ワンちゃんに仕込みたいことがあるんだぁ」
サンドイッチを片手に持ったまま、マナも消えた。
残されたのは、デレデレと嬉しそうなリュカと、ため息のような鼻息を出したタンクと、全身の力が抜けたビビアナだけだった。
「ビビアナ」
立ち上がったリュカが、ビビアナの手を取る。
金色の瞳に金色の角。
(相変わらず綺麗)
感情の起伏に反応するらしい角は、穏やかに光っている。
(大きく育ったなぁ)
この短時間で身長はかなり伸び、顔つきも大人っぽくなった。いつの間にか少年とは呼べないほど、大人の男になっていた。
思えば最初から特別手のかかる卵だったのだ。気を抜くとすぐ冷たくなり、必死にビビアナの人肌で温めた。
生まれてからも、魔族のゴタゴタに巻き込まれたり……。
でもいつもビビアナが大好きだと、はっきりと伝えて来たリュカ。
家族を失ってタンクと二人で生きて来たけれど、いつの間にかリュカが側にいて当たり前になっていた。
もうリュカがいないなんて考えられないくらいに。
(あ、そっか)
リュカがいないと寂しいのも、近すぎるスキンシップが嫌ではないのも、リュカに「好き」と言われて嬉しいのも。
(好き、なんだ。私、リュカを本当に好きなんだ)
金色の瞳に宿るビビアナの契約紋がキラリと輝いた。
「ビビアナ。僕と結婚して下さい」
その言葉に、ビビアナはギュッとリュカの手を握り返した。
「はい。喜んで」
今度こそ、自分の意思でリュカの口付けを受け入れた。
Fin。
※※※※※※※※※※※※※※※
おしまいです。
途中、長らく時間を開けてしまいましたが、読んで下さり、ありがとうございました(^-^)/
「お帰りなさい、リュカ。ご飯出来てるから手を洗って来て」
「はぁい」
リュカが卵を2つ、ビビアナに手渡した。ついでに頬にチュと軽いキスを落としていく。最初こそいちいち真っ赤になっていたビビアナだったけれど、今では受け入れている。慣れって怖い。
艶々のマーブル模様の卵と、ストライプ模様の卵だった。孵卵器にセットしながら、他の卵の状態を確かめる。今日、生まれそうな卵がいくつかあるようだ。
「ふふ、順調ね。あら、タンクもお帰りなさい」
タンクは珍しく卵を持っていないようで、そのままビビアナの足元にやって来た。
「ん? どうしたの?」
タンクは辺りをスンスン匂いを嗅ぐ仕草をして、グゥと一つ唸ってからリュカの後に続いた。
「え、何? お腹空きすぎて、ご機嫌斜めなのかしら」
今日の朝食は、ベーグルに生ハムとチーズを挟んだサンドイッチ。茸のクリームスープにデザートはドライフルーツとヨーグルト。
手の込んだ朝食じゃなくても朝食なら問題なし。手軽にパパッとがビビアナのモットーだ。
タンクには魚のソテー。昨日リュカが川で釣った、特大サイズの魔魚だ。ビビアナが両手で抱えるだけのサイズも、タンクにかかればペロリなはず。
「ん~~、魚の気分じゃなかったかな。あ、モズの実のソースをかけたのがいけなかった?」
モズの実は当たり外れがあって、当たりは爽やかな甘さで非常に美味。外れは渋みが少しある。
「もしかして、今日のは外れの実だったかな。匂いで当たり外れが分かるんだったら、家の子スゴいわ」
今度タンクと一緒にモズ狩りにでも行こうかと、鼻歌交じりに食卓へ向かった。
「ビビアナ、そんなところに立ってないで、早く座りなよ」
そんな事を言われても、すぐに足が動かないのだから仕方がない。
テーブルにはビビアナが用意した朝食が並んでいた。
けれど、生ハムとチーズのベーグルサンドには新鮮なトマトやレタスが追加されている。
分厚くなったサンドイッチはスパッと綺麗に半分に切られ、その断面の鮮やかなこと。思わず『うわ』とトキメイてしまった。
茸のクリームスープだってゴロゴロとした肉と数種の野菜が加えられ、デザートのドライフルーツヨーグルトはおしゃれなガラスのカップに移し変えられて、ちょこんとミントで飾られていた。
(な、なんだか勝手にグレードアップしてるし……)
しかも、当然のようにリュカにお茶を注いでいるのは、長いアッシュグレーの髪に切れ長の赤い瞳の男。魔族のウピルだ。
「お座り下さい」
赤い瞳がビビアナを映すと、ウピルはニコリともせずに言った。
「あ、はい」
その見えない圧に逆らえるはずもない。
先ほどタンクのご機嫌が悪かったのは、彼の気配を感じてのことか。
チラとタンクを見るとウピルを警戒しながらも、魚のソテーのとなりにある分厚いステーキ肉に鼻がヒクヒクしていた。
「ビビアナっち。ほらこれ美味しいよ!」
すでに食べていたのは、背中に薄桃色の羽がある少女だった。
「こら、マナ。食事中は羽をしまいなさい。邪魔です」
「はぁい」
ウピルに言われて素直に返事を返した瞬間、シュンと彼女の背から羽が消えた。どういう原理かは分からないけれど、収納自在らしい。
「い、いただきます」
ギクシャクしながら促されるまま朝食を口に運ぶ。緊張で飲み込みずらいのに、美味しい。
「ビビアナの作ったサンドイッチは美味しい!」
「いや、私はただ生ハムとチーズを挟んだだけで……」
「生ハムとチーズは僕が大好きだからね。スープも具だくさんで美味しいよ」
「私は茸を入れただけ……」
「茸の風味が最高だよね」
「……それは良かったわ」
リュカがニコニコしながら食べているのはいい。けれど、ウピルは何故こちらをじっと見ているのだろうか。
正直、気まずい。
それでも残す訳にもいかず何とか食べ進めていると、ウピルの目がスッと細くなった。
「……リュカ様に結婚を申し込んだらしいですね」
ビビアナの手から滑り落ちたフォークがガシャンと音を立てた。
「……けけけ結婚!?」
どういうことだ。
ビビアナがリュカに結婚を迫ったと? ウピルは思っている?
「ななな何の事でしょう? 何か誤解が……」
「したよね?」
リュカがニコニコ微笑みながらビビアナを見つめた。
「……いつ」
「燃え盛る炎の前で、ビビアナの全部を僕にくれるって言ったよね」
「あれはっ!!」
確かに言った。
でも結婚だなんて考えてもいなかったのに。
(結婚……。リュカと私が? リュカを夫と呼ぶの? 結婚して子供が生まれたりして……)
ポンとビビアナの顔が真っ赤に染まった。
「きゃはははっ、炎の前で告白! ビビアナっちってば熱いね~~! 人間の雌ってそんなに情熱的なんだっけ?」
「違っ」
「違うのですか? 我らがリュカ様を弄んだとでも?」
空気が冷える。
ウピルの回りに黒い渦のような物が見えるのは、気のせいだろうか。
タンクが低く唸った。ウピルに向けて牙を剥き出しにしている。
そんな中、リュカだけはポッと頬を染めながらニコニコと笑った。
「ウピルはあの時のビビアナを見てないから、そんな事を言うんだよ。あの時のビビアナはさぁ、潤んだ瞳で僕を見つめて、炎を背に背負いながら顔を真っ赤に染めて、僕をギュッと抱き締めたんだ。もうさぁ、一気に惚れ直したね。
いやぁプロポーズは僕がしようと思ってたのに、ビビアナに先を越されちゃったよ。表情がさ、もう可愛くって……僕、よくその場で押し倒さなかったなって自分で自分を誉めたいくらいだよ」
うっとりと金の瞳を閉じるリュカは、頭の角までピカピカ光らせている。
「……そうなんですか?」
ウピルの問いかけに、ビビアナはゴクリと息をのんだ。
「…………そうです」
消え入りそうなほどの声で、そう答える以外、ビビアナに選択肢はなかった。
「おめでとうございます、リュカ様」
冷えた空気が消えた。
「私は式の準備を整えて参ります」
「よろしく~~」
リュカがヒラヒラと手を振ると、瞬きの間でウピルの姿が消えた。
「あ! じゃあマナは余興の練習をしておくね! ワンちゃんに仕込みたいことがあるんだぁ」
サンドイッチを片手に持ったまま、マナも消えた。
残されたのは、デレデレと嬉しそうなリュカと、ため息のような鼻息を出したタンクと、全身の力が抜けたビビアナだけだった。
「ビビアナ」
立ち上がったリュカが、ビビアナの手を取る。
金色の瞳に金色の角。
(相変わらず綺麗)
感情の起伏に反応するらしい角は、穏やかに光っている。
(大きく育ったなぁ)
この短時間で身長はかなり伸び、顔つきも大人っぽくなった。いつの間にか少年とは呼べないほど、大人の男になっていた。
思えば最初から特別手のかかる卵だったのだ。気を抜くとすぐ冷たくなり、必死にビビアナの人肌で温めた。
生まれてからも、魔族のゴタゴタに巻き込まれたり……。
でもいつもビビアナが大好きだと、はっきりと伝えて来たリュカ。
家族を失ってタンクと二人で生きて来たけれど、いつの間にかリュカが側にいて当たり前になっていた。
もうリュカがいないなんて考えられないくらいに。
(あ、そっか)
リュカがいないと寂しいのも、近すぎるスキンシップが嫌ではないのも、リュカに「好き」と言われて嬉しいのも。
(好き、なんだ。私、リュカを本当に好きなんだ)
金色の瞳に宿るビビアナの契約紋がキラリと輝いた。
「ビビアナ。僕と結婚して下さい」
その言葉に、ビビアナはギュッとリュカの手を握り返した。
「はい。喜んで」
今度こそ、自分の意思でリュカの口付けを受け入れた。
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おしまいです。
途中、長らく時間を開けてしまいましたが、読んで下さり、ありがとうございました(^-^)/
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このお話に、続きを待ってくれてる方がいるなんて!
正直、再開を迷っていましたが……もう少ししたら続きを書きます。いやぁ、パワーを貰いましたぁ。ありがとうです(^з^)-☆