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少年達のイベント
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マルファンの教会は、朝から甘い匂いが漂っていた。
「焼けましたよ~~!」
シスター・マーガレットが焼きたてのクッキーをオーブンから取り出した。
焼き上がった大量のクッキーは、子供達が袋詰めにしていく。
時々、小さい子どもがこっそりつまみ食いして、年上の子どもに怒られながらも、次々と出来上がっていった。
その様子に、シスター・マーガレットはニコリと微笑んだ。
外では、シスター・ローゼリアがもうすぐ始まるイベントに大忙しだった。
教会の前に長テーブルを並べ、クッキーを並べる。
その他にも、教会の畑で取れた野菜、小さなブーケにした切り花、端切れで作ったコサージュ。統一性はないけれど、すべて教会のシスターと子供達が作った物だ。
今日は曇り空だけれど、雨の心配はなさそうだ。
暑くもないし、寒くもない。外でのイベントにはぴったりな日だ。
「この調子なら、チャリティーイベント開始時間には間に合いそうだわ。
あちらの様子は……」
教会の一角を見ると、イシカワ邸の人達が窓を黒い布で塞いでいた。
「間に合いそうよね……たぶん」
チャリティーイベントをやろうと言ったのは、イシカワ邸のお嬢様だ。
「子供達も楽しそうですし、町の人達とも関わりがふえて、マイカさんが来てからいいことばかりだわ」
シスター・ローゼリアは静かに胸に手を当てる。子供のようにドキドキしている自分がいた。
※※※※※※※※※※
外はまだ昼なのに、すべての窓をふさいだ室内は、まるで月のない夜のようだ。
所々に、心もとない小さなランプが置かれているので、躓いたりぶつかったりすることはなさそうだ。
けれど暗い。そして静かだ。
見慣れた教会の内部も、いつもと雰囲気が違うせいで、知らない場所のようだった。
ルッツは勝手に震える足を何とか踏ん張った。
「ななななんで、俺がこんなこと……おおおい、レオナルド! 先に行くなよ」
「引っ付くの止めてよ。歩き難い」
この暗闇の中を、ルッツとレオナルドは二人だけで進まなければならない。
決して戻るな。先へ進め。これが「お化け屋敷」のルール。
マイカが決めた設定は、「呪われた教会」だ。
この先の部屋で「魔除けの御札」を受けとって、さらに奥の部屋にある祭壇に、御札を備えれば終了。お化け屋敷を出られるという単純な内容だ。
教会で「お化け屋敷」は宗教的にどうなの? と神父に聞くと、この世界では特にタブーも暗黙の不謹慎もないらしい。というか、「お化け屋敷」事態がないから。
「不具合がないか最終確認なんだから、シャッキリ歩いてよ。まだ何の仕掛けもないじゃないか」
「わわわ分かってるよ! 俺が言いたいのは、何で俺なんだってことだ」
「ルッツが、全然怖くないって言ったからだよね」
イシカワ邸の使用人は、チャリティーイベントの手伝いをしている。ただし未成年は「遊べ」とお小遣いをもらった。
ルッツもレオナルドもチャリティーイベントが始まったら、手伝いは禁止。レオナルドとしては、自分も準備に関わった手前、最後まで手伝いたい。そこで妥協案として、モニター参加に立候補した。
ルッツに関しては完全に身から出た錆び。「こんなの全っ然こわくない」と言ったことで、レオナルドと一緒に押し込まれて、現在に至るーーー。
いつの間にか背中に引っ付いていたルッツを半ば引きずるようにして、レオナルドはその部屋に入った。
部屋の中はランプのおかげで、廊下よりも少しだけ明るい。
「……お、教会の自習室じゃん」
見知った部屋に、ルッツは少し身体の力を抜く。
バターーーン!!!
「ひぃぃぃっ!!!」
「っ!!」
背後の扉が勢いよく閉まった。
(今のはちょっとビックリしたな)
レオナルドもビクリと震えたことは、ルッツにはバレなかったようだ。扉の音に驚いたと言うよりは、ルッツの悲鳴に驚いたのだけれど。
「なんだよぅ……扉が閉まっただけか。脅かすなよなぁ……。
ひっ! 何だ? 煙が…………」
「ああ、来たね」
「なになになに?」
ルッツは怯えて、全力でレオナルドにしがみつく。
音もなく、足元に白い霧が漂ってきた。数秒で部屋の半分を霧が覆う。
「ん? お、おい、レオナルド。何か寒くないか?」
霧は冷気を帯びていて、肌がヒヤリとする。
(うん。なかなかいい効果だね)
この仕組みは、レオナルドが調合した薬が元になっている。「ドライアイスないんだぁ」と呟いたマイカの要望で、少し冷たい煙を出す薬を研究した。もちろん薬だから、この霧状の煙は喉にいい薬効効果もある。だから、ルッツがどんなに叫んでも喉をガードしてくれるはず。
「うわぁぁ! 今、そっちの置物が動いた!」
「はいはい」
「ホントだって! 今、そっちの机から……ほら! いいい今、みみみ見たよな?」
「はいはい」
「なんでそんなに冷静なんだよ。
ひっ! 冷たっ! なにか冷たい物が首にぃ~~!
ににに逃げよう! くそっ! ドアが開かないぞ。レオナルド、お前も手伝えよ!」
パニックになっているルッツが煩い。
そもそも『魔除けの御札』を突破しないと、先へは進めない。入り口で説明を受けていたのに、ルッツは聞いていなかったに違いない。
部屋の中に現れるお化けから、『魔除けの御札』を貰えばドアは開く。
ドドドン!!!
「ギャーーーッ!!!」
「きゃっ!」
壁を叩く音と共に現れたお化けは、ルッツの悲鳴に驚いて小さく悲鳴をあげた。
赤い血もどきがべったり付いた白いワンピース、長い髪で顔を隠し、額に白い三角の飾りを付けている。
三角の飾りはマイカこだわりの品だけれど、全員それの意味は分からない。
「お疲れ様です。マリンさん」
お化け役はメイド四姉妹の次女マリンだ。
「いやぁ~~あんなに怖がってくれると、お化け冥利に尽きるけど……こっちがビックリしちゃったわ。
レオ君は平気みたいだね。はい、御札どうぞ」
「ありがとうございます」
「レオ君の作った煙薬もいい感じだよ」
マリンはふふふっと笑うと、掠れた声で言った。
「『この御札を……祭壇に供えるのだ』
ふふ、なかなか様になってるでしょ。
じゃあ、頑張ってね」
開かないドアの前で、絶望に震えているルッツを無視して、レオナルドはあっさりと先に進む。
「あっさり開いた! さっきから全然開かなかったのに!」
いろいろと顔がヒドイことになっているルッツにハンカチを渡すと、罰が悪そうに受け取り、思いきり鼻をかんだ。
「悪い。洗って返すよ」
「いらない」
「焼けましたよ~~!」
シスター・マーガレットが焼きたてのクッキーをオーブンから取り出した。
焼き上がった大量のクッキーは、子供達が袋詰めにしていく。
時々、小さい子どもがこっそりつまみ食いして、年上の子どもに怒られながらも、次々と出来上がっていった。
その様子に、シスター・マーガレットはニコリと微笑んだ。
外では、シスター・ローゼリアがもうすぐ始まるイベントに大忙しだった。
教会の前に長テーブルを並べ、クッキーを並べる。
その他にも、教会の畑で取れた野菜、小さなブーケにした切り花、端切れで作ったコサージュ。統一性はないけれど、すべて教会のシスターと子供達が作った物だ。
今日は曇り空だけれど、雨の心配はなさそうだ。
暑くもないし、寒くもない。外でのイベントにはぴったりな日だ。
「この調子なら、チャリティーイベント開始時間には間に合いそうだわ。
あちらの様子は……」
教会の一角を見ると、イシカワ邸の人達が窓を黒い布で塞いでいた。
「間に合いそうよね……たぶん」
チャリティーイベントをやろうと言ったのは、イシカワ邸のお嬢様だ。
「子供達も楽しそうですし、町の人達とも関わりがふえて、マイカさんが来てからいいことばかりだわ」
シスター・ローゼリアは静かに胸に手を当てる。子供のようにドキドキしている自分がいた。
※※※※※※※※※※
外はまだ昼なのに、すべての窓をふさいだ室内は、まるで月のない夜のようだ。
所々に、心もとない小さなランプが置かれているので、躓いたりぶつかったりすることはなさそうだ。
けれど暗い。そして静かだ。
見慣れた教会の内部も、いつもと雰囲気が違うせいで、知らない場所のようだった。
ルッツは勝手に震える足を何とか踏ん張った。
「ななななんで、俺がこんなこと……おおおい、レオナルド! 先に行くなよ」
「引っ付くの止めてよ。歩き難い」
この暗闇の中を、ルッツとレオナルドは二人だけで進まなければならない。
決して戻るな。先へ進め。これが「お化け屋敷」のルール。
マイカが決めた設定は、「呪われた教会」だ。
この先の部屋で「魔除けの御札」を受けとって、さらに奥の部屋にある祭壇に、御札を備えれば終了。お化け屋敷を出られるという単純な内容だ。
教会で「お化け屋敷」は宗教的にどうなの? と神父に聞くと、この世界では特にタブーも暗黙の不謹慎もないらしい。というか、「お化け屋敷」事態がないから。
「不具合がないか最終確認なんだから、シャッキリ歩いてよ。まだ何の仕掛けもないじゃないか」
「わわわ分かってるよ! 俺が言いたいのは、何で俺なんだってことだ」
「ルッツが、全然怖くないって言ったからだよね」
イシカワ邸の使用人は、チャリティーイベントの手伝いをしている。ただし未成年は「遊べ」とお小遣いをもらった。
ルッツもレオナルドもチャリティーイベントが始まったら、手伝いは禁止。レオナルドとしては、自分も準備に関わった手前、最後まで手伝いたい。そこで妥協案として、モニター参加に立候補した。
ルッツに関しては完全に身から出た錆び。「こんなの全っ然こわくない」と言ったことで、レオナルドと一緒に押し込まれて、現在に至るーーー。
いつの間にか背中に引っ付いていたルッツを半ば引きずるようにして、レオナルドはその部屋に入った。
部屋の中はランプのおかげで、廊下よりも少しだけ明るい。
「……お、教会の自習室じゃん」
見知った部屋に、ルッツは少し身体の力を抜く。
バターーーン!!!
「ひぃぃぃっ!!!」
「っ!!」
背後の扉が勢いよく閉まった。
(今のはちょっとビックリしたな)
レオナルドもビクリと震えたことは、ルッツにはバレなかったようだ。扉の音に驚いたと言うよりは、ルッツの悲鳴に驚いたのだけれど。
「なんだよぅ……扉が閉まっただけか。脅かすなよなぁ……。
ひっ! 何だ? 煙が…………」
「ああ、来たね」
「なになになに?」
ルッツは怯えて、全力でレオナルドにしがみつく。
音もなく、足元に白い霧が漂ってきた。数秒で部屋の半分を霧が覆う。
「ん? お、おい、レオナルド。何か寒くないか?」
霧は冷気を帯びていて、肌がヒヤリとする。
(うん。なかなかいい効果だね)
この仕組みは、レオナルドが調合した薬が元になっている。「ドライアイスないんだぁ」と呟いたマイカの要望で、少し冷たい煙を出す薬を研究した。もちろん薬だから、この霧状の煙は喉にいい薬効効果もある。だから、ルッツがどんなに叫んでも喉をガードしてくれるはず。
「うわぁぁ! 今、そっちの置物が動いた!」
「はいはい」
「ホントだって! 今、そっちの机から……ほら! いいい今、みみみ見たよな?」
「はいはい」
「なんでそんなに冷静なんだよ。
ひっ! 冷たっ! なにか冷たい物が首にぃ~~!
ににに逃げよう! くそっ! ドアが開かないぞ。レオナルド、お前も手伝えよ!」
パニックになっているルッツが煩い。
そもそも『魔除けの御札』を突破しないと、先へは進めない。入り口で説明を受けていたのに、ルッツは聞いていなかったに違いない。
部屋の中に現れるお化けから、『魔除けの御札』を貰えばドアは開く。
ドドドン!!!
「ギャーーーッ!!!」
「きゃっ!」
壁を叩く音と共に現れたお化けは、ルッツの悲鳴に驚いて小さく悲鳴をあげた。
赤い血もどきがべったり付いた白いワンピース、長い髪で顔を隠し、額に白い三角の飾りを付けている。
三角の飾りはマイカこだわりの品だけれど、全員それの意味は分からない。
「お疲れ様です。マリンさん」
お化け役はメイド四姉妹の次女マリンだ。
「いやぁ~~あんなに怖がってくれると、お化け冥利に尽きるけど……こっちがビックリしちゃったわ。
レオ君は平気みたいだね。はい、御札どうぞ」
「ありがとうございます」
「レオ君の作った煙薬もいい感じだよ」
マリンはふふふっと笑うと、掠れた声で言った。
「『この御札を……祭壇に供えるのだ』
ふふ、なかなか様になってるでしょ。
じゃあ、頑張ってね」
開かないドアの前で、絶望に震えているルッツを無視して、レオナルドはあっさりと先に進む。
「あっさり開いた! さっきから全然開かなかったのに!」
いろいろと顔がヒドイことになっているルッツにハンカチを渡すと、罰が悪そうに受け取り、思いきり鼻をかんだ。
「悪い。洗って返すよ」
「いらない」
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