美しい殺し屋

ミニマリスト憂希

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おばあさんの依頼④

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刑事の男性と別れた後
美月と真は準備を行うため
ムーのバーへ

「おや?こんな時間に来るという事は…」

「ええっ…」

美月と真は店の奥へ
店の奥は銃の倉庫や射撃訓練場に
なっていた
美月は回転式拳銃(リボルバー式)を
真は自動拳銃(オートマチック)を
手にした

そして夜中12時頃
不良グループが路地裏で集まっていた
爆音の音楽をかけ
女と酒に浸っていた

「ははっ でさ そいつをタコ殴りにしてやったわけよ」

「え~ ケンジったら強~い」

その時

ピュン!ピュン!

音楽を鳴らしていた機材が破壊された

「なんだ!?」

騒めく若者達

カッ カッ

仮面を被った美月が若者達の前に現れた

「あん?なんだ?」

「おい 姉ちゃん!?仮装パーティーか?」

美月に近づいてきた大柄な不良

ピュン!

ドサッ…

大柄な男は急に倒れた

「あん?アツシ?どうした?」

アツシと言われる大柄な男は起き上がらない
そして血が流れている

「き…きゃ~~!!」

「なんだ!?どうした!?」

真が隠れて狙撃したのだ

「そこの女達!早く退きなさい!
死にたくなければね…」

美月はそういい
回転式拳銃を取り出す

女達は美月の銃を見ると怯えて
言う通り全員逃げ出した

「なんだ!?この女!?」

怯える不良の2人

ドンッ!

「うっ…」

ドサッ

打たれた不良は血を流し倒れた

残る最後の不良(ケンジ)に近寄る美月

「なんだ…?お前は?俺が何をした?」

「私は殺し屋さんです」

「殺し屋!?」

「何をしたか?あなたも人を殺したでしょ!?」

「俺は警察署長の息子だぞ!こんな事してタダで済むと思うなよ!」

「警察署長の息子なら人を殺しても
許されるの?」

そういうと美月は銃の引き金を引いた




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