美しい殺し屋

ミニマリスト憂希

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殺し屋

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病院

「無事にやり遂げましたよ」

「そう 良かった…」

「小田刑事が協力してくれたおかげみたいですが…」

「えっ?小田刑事が?」

「ええ」

「なんの気まぐれかしら」

「それが真くんが依頼者を救ってる間に
海に墜落したヘリコプターを追って連中を一網打尽に逮捕したみたいでして…」

「それが狙いだったのね
相手は国際手配犯…手柄が目的だったのよ、きっと」

「はは 小田刑事らしいですね」

「ずる賢いやつ!」

「ではそろそろ失礼しますね」

「ありがとうムー」

病室を出るムー

「もう私なんか必要ないくらい
成長したわね真…」

しばらく感慨に浸る美月
しかし美月は殺気を感じた

「遠くで誰かが私を見ている…」

そーと窓の外を眺める美月

チュン!

パリンッ!!

銃弾がガラスを撃ち抜いた

「わざと外したわね…」

弾道方向に目をやり睨みつける美月
そんな美月を遠くでスコープ越しに観て
ニヤッと笑う謎の人物

「ほんの挨拶代わりだ!新井 美月!」

新井 美月は命を狙われていた
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