ミニマリストな殺人鬼

ミニマリスト憂希

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逮捕

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街で若い女性の行方不明者が続出し警察が捜査していた
今までなかなか手掛かりがなく
情報もなかったが
新たな行方不明者の女性が佐藤と歩いている目撃情報が出た為
警察は佐藤を第一容疑者候補にした

刑事達は佐藤に張り込み証拠を探した

佐藤はそれに気付かず
また新たなターゲットに話かけ
自宅へ誘い出した

「先輩!これって…」

「待て…ただの恋人か、知り合いかもしれん!ここで張り込みだ!」

「はい!」

刑事達は佐藤宅の前で張り込みをした
しかし佐藤と家に入った女性は
時間が経てど出てこない
そして朝になり佐藤が会社へ出社する為出てきた

「おかしい…」

「昨日一緒に入った女性は?」

「よし!令状もある!行くぞ!」

刑事達は出勤する佐藤の元へ走り出した

佐藤は警察と気付き
少し焦る顔付きをしたが
大きな溜め息をすると普通の顔に戻った

警察が佐藤の家の中に入り
女性を探す
すると女性の遺体が…

「なっ…」

さらに佐藤宅に冷蔵庫が2個もあることに疑問に思った1人の刑事
冷蔵庫を開けると

「うぷっ なんだこの臭い…」

ガサガサッ
新聞紙に包んだ物を開いていくと
人間の手や足が次々と出てきた

「佐藤 〇〇!現行犯逮捕!」

「遂に捕まってしまったか…。
いつかはこうなると思っていたが…。さよなら瑠花…。」
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