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アーネスト⑬
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アーネストがフェネルに持ちかけられた賭けには驚いたが、アーネストにとっても悪くはないものだった。
(ずっと拗れてたもんな)
フェネルが学生の時に家に帰らなくなった。それもこれもキャサリンが家にいると襲いたくなるらしいからだ。まだ幼いキャサリンを好きになるなんて彼はロリコンかと少し引いたくらいである。フェネルの父とアーネストの父が小さい頃から子供ができたら婚約させると約束していたのだが、どちらも男児が生まれたので話しはなくなっていたのだが、再婚してキャサリンの存在ができたことにより彼女と婚約することが決まったのである。
(フェネルもその純愛を貫いたんだな)
そんな一人を一途に愛するフェネルにキャサリンは絆され、二人は愛し合うようになった。アーネストとキャサリンのデートにもフェネルが付き添い、たまに二人きりにさせてあげることもあった。血が繋がってなくとも兄妹が結婚することはタブーである。結婚するにはフェネルが両親と縁を切り、姓を変えなければならない。
「アーネスト、俺は家族と縁を切る覚悟ができた。だから俺が勝ったら、キャサリンをくれないか」
「・・・縁を切ってどうするんだ」
「さあ、どっかコルケット領みたいにのどかな場所で彼女とのんびり過ごすよ」
結果フェネルが勝てばキャサリンとコルケット領を渡すことを約束した。負ければ彼は彼の全財産をアーネストに渡しキャサリンとこの国を出ると言っていた。
(どっちにしろ彼女と一緒になるのは確定か)
アーネストはわざと負けそうな馬を選び、フェネルを勝たせた。これでアーネストもエレナに告白できる。帰って詳細をフェネルと相談しあった。フェネルに結婚しようと言われたキャサリンは驚き、幸せそうな笑みを浮かべた。
+
+
+
「はい、宜しくお願いします」
「エレナっ・・・」
アーネストのプロポーズにエレナは涙した。エレナから突きつけられる条件も可愛いものだ。彼女には今何でも分け与えてあげたいくらいである。指輪を受け取ってもらった今アーネストは最高の幸せを感じていた。
(結婚なんて誰とでもいいと思ってたのに)
彼女が誘拐されて、絶対に彼女が欲しいと思った。ウェイン伯爵には一生牢屋から出すつもりはない。これから彼を調査して罪を上乗せしていくつもりだ。
「エレナ、俺は君しか愛せないようだ。一生手放すつもりはないぞ」
「・・・ええ、一生離さないで」
アーネストはエレナの手を取った。彼女とこんな風に一緒にいるだけで、アーネストは世界一幸せなのだ。
(ずっと拗れてたもんな)
フェネルが学生の時に家に帰らなくなった。それもこれもキャサリンが家にいると襲いたくなるらしいからだ。まだ幼いキャサリンを好きになるなんて彼はロリコンかと少し引いたくらいである。フェネルの父とアーネストの父が小さい頃から子供ができたら婚約させると約束していたのだが、どちらも男児が生まれたので話しはなくなっていたのだが、再婚してキャサリンの存在ができたことにより彼女と婚約することが決まったのである。
(フェネルもその純愛を貫いたんだな)
そんな一人を一途に愛するフェネルにキャサリンは絆され、二人は愛し合うようになった。アーネストとキャサリンのデートにもフェネルが付き添い、たまに二人きりにさせてあげることもあった。血が繋がってなくとも兄妹が結婚することはタブーである。結婚するにはフェネルが両親と縁を切り、姓を変えなければならない。
「アーネスト、俺は家族と縁を切る覚悟ができた。だから俺が勝ったら、キャサリンをくれないか」
「・・・縁を切ってどうするんだ」
「さあ、どっかコルケット領みたいにのどかな場所で彼女とのんびり過ごすよ」
結果フェネルが勝てばキャサリンとコルケット領を渡すことを約束した。負ければ彼は彼の全財産をアーネストに渡しキャサリンとこの国を出ると言っていた。
(どっちにしろ彼女と一緒になるのは確定か)
アーネストはわざと負けそうな馬を選び、フェネルを勝たせた。これでアーネストもエレナに告白できる。帰って詳細をフェネルと相談しあった。フェネルに結婚しようと言われたキャサリンは驚き、幸せそうな笑みを浮かべた。
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「はい、宜しくお願いします」
「エレナっ・・・」
アーネストのプロポーズにエレナは涙した。エレナから突きつけられる条件も可愛いものだ。彼女には今何でも分け与えてあげたいくらいである。指輪を受け取ってもらった今アーネストは最高の幸せを感じていた。
(結婚なんて誰とでもいいと思ってたのに)
彼女が誘拐されて、絶対に彼女が欲しいと思った。ウェイン伯爵には一生牢屋から出すつもりはない。これから彼を調査して罪を上乗せしていくつもりだ。
「エレナ、俺は君しか愛せないようだ。一生手放すつもりはないぞ」
「・・・ええ、一生離さないで」
アーネストはエレナの手を取った。彼女とこんな風に一緒にいるだけで、アーネストは世界一幸せなのだ。
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