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婚約期間
※今日から婚約結婚編となります。物語は残り十話程です!最後までイチャイチャをお楽しみ下さいm(_ _)m
「半年後・・・?」
「一年にしろと言われたんだけど、なんとか六ヶ月っていう話でまとまったよ」
リチャードはもっと早い結婚を望んでいたのだが、皇族の血が流れるリチャードと王族の血が流れるメアリーの結婚である。一筋縄ではいかなかった。この婚約は世界中に知らされるものとなり、国王や皇帝も参加することとなる。
「な、なんかすごく話が大きくなってない?」
「・・・まあ仕方ない。ああ・・・もうすぐ遠距離か」
リチャードの帰国が刻一刻と迫ってきている。一度帰国すれば暫く会えないであろう。結婚式の一ヶ月前にメアリーは東国に向かうので、数ヶ月は会えない。
「明日は夕方エーテル劇団の新作のチケットを貰ったから、一緒に行かないか。ターニャさんにも許可を貰ってるから」
「うん、行く!!久しぶりのデートだね」
きっとリチャードがこの国に滞在する期間で最後のデートとなるだろう。メアリーは何を着ていこうかと夜遅くまで悩むこととなった。
+
+
+
「今日は素敵に着飾ってね」
「ふふふ、承知致しました」
心を閉ざしていたメアリーだがリチャードとの婚約を機に屋敷の侍女たちとも会話をきちんとするようになった。彼女たちはメアリーを心配していたようで、メアリーの最近の楽しそうな様子に胸を撫で下ろしているようだ。規則正しい生活と毎日のボディマッサージ、そして極めつけのメアリーの恋心が合わさりメアリーは可愛さだけでなく色気が兼ね備えられている極上の美女と言えるであろう。
「準備はできたのですか?リチャードさんがお待ちですよ」
「ターニャおばあさま、この髪変じゃないかしら」
「とても素敵ですよ、メアリー」
ターニャはあれからメアリーの意見を尊重するようになり、性格も丸くなった。メアリーを無事娶らした後は、田舎でのんびりと過ごすと言っている。
「メアリー、準備はできたのかい?」
「パ・・・パパ、準備中の淑女の部屋に入ってくるなんて失礼だよ!!」
「もう何度も見てるじゃないか」
「そういう問題じゃないの!」
部屋の前で待っていたリチャードが待ちきれず部屋の中に入ってくる。メアリーはリチャードの胸を押して部屋から追い出した。それから十分後に満足したメアリーは部屋から出ていく。
「お待たせしました、リチャード」
「こんな美しいレディなら何時間でも何日でも待ちますよ」
メアリーは淑女の礼をリチャードにした。リチャードも彼女に合わせて恋人をデートに連れていく紳士的な態度でメアリーに自身の腕を付きだし、「お手を」と言って彼の腕に手を組めるようにした。
「ではターニャさん、大事なお孫さんをお借りします」
「はいはい、楽しんでらっしゃい」
馬車の中でリチャードはメアリーの姿を目を細めて見ている。メアリーは今日選んだ服が間違ったかと不安になる。今日はレースなどで可愛らしさは残しつつ、胸元が少し空き体にフィットする素材だ。リチャードが痩せすぎの女性はあまり好きじゃないとメアリーの感覚で知っているので、コルセットも付けていない。ふんわりとした体の丸みと腰の自然なクビレが色っぽさを出している。
「少しこの服・・・大人っぽすぎたかな」
「・・・私の為に着飾ったメアリーはとっても綺麗だよ。綺麗すぎて・・・誰にも見せたくないくらいだ」
髪の毛を一つに纏めているので首筋や肩が露になっている。胸元にはエメラルドのネックレスが輝いていた。その艶かしい肩を触りながらリチャードはキスをする。
「ん・・・」
リチャードに触られるだけでメアリーの体が熱くなってしまう。唇をゆっくり肩や首筋になぞるだけでメアリーの体はピンク色に変化していく。
「痕は付けないから、安心するんだよ」
リチャードは耳の裏にキスをし、耳全体をカプリとしゃぶった。メアリーはゾクゾクが止まらず首筋をピンと張りながら身悶えた。
「耳が弱いのも変わってないね、メアリー。パパにこうされるの、好きだろ?」
「んんん・・・」
リチャードは耳の中に舌を入れ、低い声でメアリーに問い詰める。
「私のいない間、体が疼かなかったかい?」
「・・・うん・・・時々パパを思い出して・・・触ってたの」
「偉いねぇ、自分で出来たのかい?」
そう言っていると馬車は止まり、会場に到着する。馬車を降りた際にはザワザワと二人を見て噂している者もいたが、ボックス席を予約してあったので、噂をしている人たちと交えることなく、裏口から静かに入ることができた。体が火照っていてあまり人に会いたくなかったのでメアリーはほっとした。
「こんないやらしい顔のメアリーを他の人には見せれないからね」
「半年後・・・?」
「一年にしろと言われたんだけど、なんとか六ヶ月っていう話でまとまったよ」
リチャードはもっと早い結婚を望んでいたのだが、皇族の血が流れるリチャードと王族の血が流れるメアリーの結婚である。一筋縄ではいかなかった。この婚約は世界中に知らされるものとなり、国王や皇帝も参加することとなる。
「な、なんかすごく話が大きくなってない?」
「・・・まあ仕方ない。ああ・・・もうすぐ遠距離か」
リチャードの帰国が刻一刻と迫ってきている。一度帰国すれば暫く会えないであろう。結婚式の一ヶ月前にメアリーは東国に向かうので、数ヶ月は会えない。
「明日は夕方エーテル劇団の新作のチケットを貰ったから、一緒に行かないか。ターニャさんにも許可を貰ってるから」
「うん、行く!!久しぶりのデートだね」
きっとリチャードがこの国に滞在する期間で最後のデートとなるだろう。メアリーは何を着ていこうかと夜遅くまで悩むこととなった。
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「今日は素敵に着飾ってね」
「ふふふ、承知致しました」
心を閉ざしていたメアリーだがリチャードとの婚約を機に屋敷の侍女たちとも会話をきちんとするようになった。彼女たちはメアリーを心配していたようで、メアリーの最近の楽しそうな様子に胸を撫で下ろしているようだ。規則正しい生活と毎日のボディマッサージ、そして極めつけのメアリーの恋心が合わさりメアリーは可愛さだけでなく色気が兼ね備えられている極上の美女と言えるであろう。
「準備はできたのですか?リチャードさんがお待ちですよ」
「ターニャおばあさま、この髪変じゃないかしら」
「とても素敵ですよ、メアリー」
ターニャはあれからメアリーの意見を尊重するようになり、性格も丸くなった。メアリーを無事娶らした後は、田舎でのんびりと過ごすと言っている。
「メアリー、準備はできたのかい?」
「パ・・・パパ、準備中の淑女の部屋に入ってくるなんて失礼だよ!!」
「もう何度も見てるじゃないか」
「そういう問題じゃないの!」
部屋の前で待っていたリチャードが待ちきれず部屋の中に入ってくる。メアリーはリチャードの胸を押して部屋から追い出した。それから十分後に満足したメアリーは部屋から出ていく。
「お待たせしました、リチャード」
「こんな美しいレディなら何時間でも何日でも待ちますよ」
メアリーは淑女の礼をリチャードにした。リチャードも彼女に合わせて恋人をデートに連れていく紳士的な態度でメアリーに自身の腕を付きだし、「お手を」と言って彼の腕に手を組めるようにした。
「ではターニャさん、大事なお孫さんをお借りします」
「はいはい、楽しんでらっしゃい」
馬車の中でリチャードはメアリーの姿を目を細めて見ている。メアリーは今日選んだ服が間違ったかと不安になる。今日はレースなどで可愛らしさは残しつつ、胸元が少し空き体にフィットする素材だ。リチャードが痩せすぎの女性はあまり好きじゃないとメアリーの感覚で知っているので、コルセットも付けていない。ふんわりとした体の丸みと腰の自然なクビレが色っぽさを出している。
「少しこの服・・・大人っぽすぎたかな」
「・・・私の為に着飾ったメアリーはとっても綺麗だよ。綺麗すぎて・・・誰にも見せたくないくらいだ」
髪の毛を一つに纏めているので首筋や肩が露になっている。胸元にはエメラルドのネックレスが輝いていた。その艶かしい肩を触りながらリチャードはキスをする。
「ん・・・」
リチャードに触られるだけでメアリーの体が熱くなってしまう。唇をゆっくり肩や首筋になぞるだけでメアリーの体はピンク色に変化していく。
「痕は付けないから、安心するんだよ」
リチャードは耳の裏にキスをし、耳全体をカプリとしゃぶった。メアリーはゾクゾクが止まらず首筋をピンと張りながら身悶えた。
「耳が弱いのも変わってないね、メアリー。パパにこうされるの、好きだろ?」
「んんん・・・」
リチャードは耳の中に舌を入れ、低い声でメアリーに問い詰める。
「私のいない間、体が疼かなかったかい?」
「・・・うん・・・時々パパを思い出して・・・触ってたの」
「偉いねぇ、自分で出来たのかい?」
そう言っていると馬車は止まり、会場に到着する。馬車を降りた際にはザワザワと二人を見て噂している者もいたが、ボックス席を予約してあったので、噂をしている人たちと交えることなく、裏口から静かに入ることができた。体が火照っていてあまり人に会いたくなかったのでメアリーはほっとした。
「こんないやらしい顔のメアリーを他の人には見せれないからね」
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