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惑星ファンタジー迷走編
第65話 ライブの後で
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これは西暦9980年のはるか未来のお話。
惑星ドルフレアで行方不明になったケイは、なんと千年前にタイムスリップしていた。
ケイは千年前の時代から、この星の鉱物資源の封印を、千年後のマイ達に託した。
その封印のほこらへ向かうのだが、ここでユアが全宇宙ライブツアーのため、離脱してしまう。
前回のコンサート曲を考えるのに、数週間費やしたが、どうも形にならなかった。
だが前回の話しは六時間くらいかけて、曲をなんとか書いた。
曲よりも、ふたりの立ち回りの方が考えてて楽しかった。
これがアニメ化された時は、ちゃんとした作曲家さんが、かっこいい曲に描き直してくれるだろう。
もし暇があったら、ボカロで製作してみるかもしれない。
「マイお姉さまー。」
前回のライブ会場だった、無人の荒野。
ここでエキシビションライブを一戦まじえたマイが、ヘタっていた。
そこへメドーラの戦闘機が駆けつける。
戦闘機はヒューマノイドチェンジしており、つまり人型形態である。
左右の腕に、ローラスとミイが掴まっている。
戦闘機のコックピットは、つめてもふたりしか入らない。
つまり三人を運ぶには、このヒューマノイドチェンジしかなかった。
そして外に人が掴まっているので、速度もあまり出せなかった。
この形状でも空を飛べるが、反重力な化学が反映されているものだと、思われる。
メドーラ達が戦闘機を降りると、戦闘機は多次元空間の格納庫へと飛び去った。
「マイお姉さま、素敵でしたわ。」
いきなりメドーラはマイに抱きつく。
前回のエキシビションライブは、サポートAIを通してメドーラにも通じている。
サポートAIのミイに憑依しているナツキにも、当然伝わる。
ローラスには直接通じないので、戦闘機のモニターに映し出した。
「はい、私も感動しました。ふたりの強さは知ってましたが、あれはもう、ひとつの芸術です!」
ローラスも前回の感想を述べる。
「ほほほ、お主のことだから、八極陣を試すかと思ったのにのう。」
ミイに憑依したナツキの感想が、これだった。
「僕もそのつもりでしたが、ユア相手に、武器の形状変化させる暇はなかったです。」
暇というより、発想自体がぶっ飛んでしまっていた。
「では、参ろうかの。最初の封印のほこらは、すぐそこじゃ。」
ナツキは荒野のある一点を指さす。地平線と交わるその場所は、数キロしか離れていなかった。
「ま、待ってください。少し休ませてください。」
マイは前回のエキシビションライブで、既に疲れ果てている。
「マイお姉さま、しっかりしてください。ユアお姉さまは、まだライブを続けておりますわ。」
「マジで。」
前回のエキシビションライブから、すでに三時間は経っている。
一応コンサートの予定時間は五時間だが、大抵時間は延びて、六時間はこえる。
「ほほほ、あの者は身体の鍛え方が違うようじゃし、仕方ない事よの。
どれ、今日はゆっくり休んで、明日行く事にしよう。」
マイ達は、荒野のど真ん中でバーベキューとしゃれ込んだ。
このバーベキューセットは、マジカルポシェットに入ってた。
マジカルポシェットには簡易住居も入ってた。
ベッドに一畳、その他のスペースに一畳の、計二畳の広さだった。
トイレや風呂はついてない。
美少女はうんちしないので、トイレは必要ない。
つか、アバター体の召喚者には、必要なかった。
美少女に風呂は絶対必要ではあったが、アバター体の召喚者には必要なかった。
マイは前回のエキシビションライブの疲れから、すぐに眠りについた。
でも、他の三人は寝付けない。
メドーラは封印のほこらの様子を見てくる事にした。
ほこらの封印を解くには、ローラスが必要。
だが、戦える人間は、メドーラとローラスしかいない。
戦えないミイとマイだけを残して、ほこらへ向かう事は出来なかった。
メドーラは浮遊スクーターを取り出すと、ほこらへと向かった。
本来、この星の技術以上の物をこの星の人間の前で使ってはいけないのだが、ローラスの前では、そんな気になれなかった。
なぜならローラスの千年前の先祖が、既に他の星の技術に触れていたからだ。
マイが目を覚ました時、メドーラの姿はなかった。
ミイとローラスがうとうとしてるだけで、メドーラはいない。
「そう言えば、ほこらの様子を見てくるって行ったきり、帰ってきませんね。」
ローラスは大あくびしながら答える。
「ほほほ、そりゃあ封印のほこらだからのう。資格のないヤツは近づけもせんて。」
ナツキのその言葉に、マイは驚く。
「ちょっと、その事ちゃんとメドーラには伝わってるの?」
ナツキはミイの身体に憑依している。
つまり思考の共有が可能。
サポートAIのミイは、同じサポートAIのアイツウと情報の共有が可能。
そしてアイツウのパートナーであるメドーラに、情報の提供が可能。
そしてマイも、サポートAIのアイをパートナーにしている。
「大丈夫よ、マイ。メドーラは無事です。」
アイは、マイに告げる。
「ただ、道に迷ってるみたいです。」
アイのその言葉に、マイは思わず叫ぶ。
「それ、全然大丈夫じゃないじゃん。」
惑星ドルフレアで行方不明になったケイは、なんと千年前にタイムスリップしていた。
ケイは千年前の時代から、この星の鉱物資源の封印を、千年後のマイ達に託した。
その封印のほこらへ向かうのだが、ここでユアが全宇宙ライブツアーのため、離脱してしまう。
前回のコンサート曲を考えるのに、数週間費やしたが、どうも形にならなかった。
だが前回の話しは六時間くらいかけて、曲をなんとか書いた。
曲よりも、ふたりの立ち回りの方が考えてて楽しかった。
これがアニメ化された時は、ちゃんとした作曲家さんが、かっこいい曲に描き直してくれるだろう。
もし暇があったら、ボカロで製作してみるかもしれない。
「マイお姉さまー。」
前回のライブ会場だった、無人の荒野。
ここでエキシビションライブを一戦まじえたマイが、ヘタっていた。
そこへメドーラの戦闘機が駆けつける。
戦闘機はヒューマノイドチェンジしており、つまり人型形態である。
左右の腕に、ローラスとミイが掴まっている。
戦闘機のコックピットは、つめてもふたりしか入らない。
つまり三人を運ぶには、このヒューマノイドチェンジしかなかった。
そして外に人が掴まっているので、速度もあまり出せなかった。
この形状でも空を飛べるが、反重力な化学が反映されているものだと、思われる。
メドーラ達が戦闘機を降りると、戦闘機は多次元空間の格納庫へと飛び去った。
「マイお姉さま、素敵でしたわ。」
いきなりメドーラはマイに抱きつく。
前回のエキシビションライブは、サポートAIを通してメドーラにも通じている。
サポートAIのミイに憑依しているナツキにも、当然伝わる。
ローラスには直接通じないので、戦闘機のモニターに映し出した。
「はい、私も感動しました。ふたりの強さは知ってましたが、あれはもう、ひとつの芸術です!」
ローラスも前回の感想を述べる。
「ほほほ、お主のことだから、八極陣を試すかと思ったのにのう。」
ミイに憑依したナツキの感想が、これだった。
「僕もそのつもりでしたが、ユア相手に、武器の形状変化させる暇はなかったです。」
暇というより、発想自体がぶっ飛んでしまっていた。
「では、参ろうかの。最初の封印のほこらは、すぐそこじゃ。」
ナツキは荒野のある一点を指さす。地平線と交わるその場所は、数キロしか離れていなかった。
「ま、待ってください。少し休ませてください。」
マイは前回のエキシビションライブで、既に疲れ果てている。
「マイお姉さま、しっかりしてください。ユアお姉さまは、まだライブを続けておりますわ。」
「マジで。」
前回のエキシビションライブから、すでに三時間は経っている。
一応コンサートの予定時間は五時間だが、大抵時間は延びて、六時間はこえる。
「ほほほ、あの者は身体の鍛え方が違うようじゃし、仕方ない事よの。
どれ、今日はゆっくり休んで、明日行く事にしよう。」
マイ達は、荒野のど真ん中でバーベキューとしゃれ込んだ。
このバーベキューセットは、マジカルポシェットに入ってた。
マジカルポシェットには簡易住居も入ってた。
ベッドに一畳、その他のスペースに一畳の、計二畳の広さだった。
トイレや風呂はついてない。
美少女はうんちしないので、トイレは必要ない。
つか、アバター体の召喚者には、必要なかった。
美少女に風呂は絶対必要ではあったが、アバター体の召喚者には必要なかった。
マイは前回のエキシビションライブの疲れから、すぐに眠りについた。
でも、他の三人は寝付けない。
メドーラは封印のほこらの様子を見てくる事にした。
ほこらの封印を解くには、ローラスが必要。
だが、戦える人間は、メドーラとローラスしかいない。
戦えないミイとマイだけを残して、ほこらへ向かう事は出来なかった。
メドーラは浮遊スクーターを取り出すと、ほこらへと向かった。
本来、この星の技術以上の物をこの星の人間の前で使ってはいけないのだが、ローラスの前では、そんな気になれなかった。
なぜならローラスの千年前の先祖が、既に他の星の技術に触れていたからだ。
マイが目を覚ました時、メドーラの姿はなかった。
ミイとローラスがうとうとしてるだけで、メドーラはいない。
「そう言えば、ほこらの様子を見てくるって行ったきり、帰ってきませんね。」
ローラスは大あくびしながら答える。
「ほほほ、そりゃあ封印のほこらだからのう。資格のないヤツは近づけもせんて。」
ナツキのその言葉に、マイは驚く。
「ちょっと、その事ちゃんとメドーラには伝わってるの?」
ナツキはミイの身体に憑依している。
つまり思考の共有が可能。
サポートAIのミイは、同じサポートAIのアイツウと情報の共有が可能。
そしてアイツウのパートナーであるメドーラに、情報の提供が可能。
そしてマイも、サポートAIのアイをパートナーにしている。
「大丈夫よ、マイ。メドーラは無事です。」
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