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第38話 婆様と魔力鉄砲銃
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今の状態では、魔力鉄砲銃の長時間使用は出来ないと、オレークさん
の母親に言われてしまったのだ。その理由は銃の作りにあると言われ
原因を解決しなければ、此れからも高価な魔力球を壊しながらしか、
使い続ける事が出来ないと断言されてしまった。
オレークさんの母親の名前は、インガさんと言い、魔道専門家の間では
有名な人で、世界的に名前が知れてるそうだ。この人の性格ならば有名
でも驚かないな!初めてあったけど凄く印象的で、忘れられないよ!
何でも、このインガさんは若い時は、とある王国の王宮で働いていたと
かダニエルが話してくれた。インガさん曰く「私が若い時はな、王都
で凄い名前が売れていたんじゃぞ!そして絶世の美女じゃったんじゃ!
爺さんがな、そんな私をな、王都から連れ去り、そしてオレークが生ま
れたんじゃぞ」
誰もそんな事は、訊いていないのだがインガ婆さんは、話し出したら
止まらなくなるそうなので、強引に話を止めてから、原因となる場所
の事を訊いたのだった。
「何じゃ!今からが見せ場だったんじゃぞ!爺さんとの暑い夜の事を
お前等に話して訊かせてやるのに、チッ!」
舌打ちされた.....でも、そんな大昔の事なんって訊きたくないので、強引に
止めたのは正解だった。そのお蔭で、暑い夜のお話は訊かなくて済んでいる
からだ。
「そもそもの原因はな、この引き金と言う物から、繋がっているスプリング
バネが原因なのじゃ、だから、作り方を変えるしか方法はないな。そこで
なんじゃがな!この魔法陣が描かれている筒に、引き金を取り付けて見た
たらどうじゃろうか?」
ちょっと、この婆様は只者ではない!天才と言われる人なのかも知れない!
ダーンが良く言っている「この人は天才なのか?」と言う言葉を使っても
良い位だな。この婆様は天才なのかも知れない!
インガ婆様は、俺達に解りやすく説明する為に、簡単だが絵を紙に描いて
くれている。その絵には、事細かく引き金から、魔法陣の筒までの事が描か
れており、筒も先端の方は動く仕組みになっており、先端が動く事で、引き金
から魔法陣の筒が連動すると、婆様は説明してくれた。
そして、魔法筒の後方は、取り外しが出来る仕組みにする様にと、インガ婆様
は言っている。そうしないと、魔法陣が劣化した時に、取り外しできなければ
描き直す事も出来なくなると言われてしまった。
「普通の魔法陣を描くのにはな、この瓶の液体を使うのじゃが、私が開発した
魔法陣を描く液体を使うと、何と!普通の液体ならば、2~3ヶ月しか持たな
いのだが、私が開発した液体は、1年は魔法陣の劣化しないで使えるのじゃ」
威張った口調で、インガ婆様は俺達に、婆様が開発した液体を買えと言ってきて
いるのだが、これって只の商売の話でしかないよな?
「どうじゃ、身内と言う事だから金貨1枚で、お前等に売ってやろう」
「婆ちゃん、そりゃないよ!可愛い孫に金貨1枚で、魔法陣の液体を売りつける
祖母が何処にいるんだよ!此処は孫の可愛さに免じて、そうだね無料で貰うよ」
ダニエルも祖母に負けておらず、インガ婆様の手から無理やりに、魔法陣の液体を
取上げると、インガ婆様を強引に退けて奥にある、在庫の液体を鞄に詰めだしたの
だった。この家族って.....少しばかり恐いんですけど!
あっ......インガ婆様が泣き出したと思ったら、カウンターの下から何やら黒光りした
筒を.....逃げろ!!!
「ドッカーン!」
本当に町中で、それも自分のお店の中で、大砲を撃ったよ!
何を考えてるんだ?
俺達は、インガ婆様の魔道専門店から、命からがら逃げ出してきていた。
まさか、本当に大砲を撃つとは思わなかったから、驚きを通り越している!
もう呆れるほかないな!
でも、インガ婆様のお蔭で、魔力鉄砲銃に望みが出来た事も、大きな収獲である!
この事をオレークさんに報告して、直ぐに魔力鉄砲銃の改良作業に、取り掛からな
ければならないな!
魔法筒の先端と引き金を連動する仕組みを作れば、魔力球が壊れる事もなくなり
長時間の魔力鉄砲銃の使用も可能になる、オレークさんには、この部分の鋳造が
出来るかを訊きたいのですが、作れますか?
俺はオレークさんに、インガ婆様から教えて貰った事を説明すると、オレークさん
に鋳造で、その部分を作れるかを訊いていた。
「そうだな.....細かい部品を組み合わせて、そして筒を形成すれば出来なくもない」
オレークさんが言いたいのは、1つの筒ではなく、部品を何個も作り、それを組み
合わせてから、筒にすると言っているのだ。そうする事で、鋳造が楽になるし、
更には強度も増すとの事だった。
俺達は、早速に鋳造場に赴き、砂型を作り出したのだった。
の母親に言われてしまったのだ。その理由は銃の作りにあると言われ
原因を解決しなければ、此れからも高価な魔力球を壊しながらしか、
使い続ける事が出来ないと断言されてしまった。
オレークさんの母親の名前は、インガさんと言い、魔道専門家の間では
有名な人で、世界的に名前が知れてるそうだ。この人の性格ならば有名
でも驚かないな!初めてあったけど凄く印象的で、忘れられないよ!
何でも、このインガさんは若い時は、とある王国の王宮で働いていたと
かダニエルが話してくれた。インガさん曰く「私が若い時はな、王都
で凄い名前が売れていたんじゃぞ!そして絶世の美女じゃったんじゃ!
爺さんがな、そんな私をな、王都から連れ去り、そしてオレークが生ま
れたんじゃぞ」
誰もそんな事は、訊いていないのだがインガ婆さんは、話し出したら
止まらなくなるそうなので、強引に話を止めてから、原因となる場所
の事を訊いたのだった。
「何じゃ!今からが見せ場だったんじゃぞ!爺さんとの暑い夜の事を
お前等に話して訊かせてやるのに、チッ!」
舌打ちされた.....でも、そんな大昔の事なんって訊きたくないので、強引に
止めたのは正解だった。そのお蔭で、暑い夜のお話は訊かなくて済んでいる
からだ。
「そもそもの原因はな、この引き金と言う物から、繋がっているスプリング
バネが原因なのじゃ、だから、作り方を変えるしか方法はないな。そこで
なんじゃがな!この魔法陣が描かれている筒に、引き金を取り付けて見た
たらどうじゃろうか?」
ちょっと、この婆様は只者ではない!天才と言われる人なのかも知れない!
ダーンが良く言っている「この人は天才なのか?」と言う言葉を使っても
良い位だな。この婆様は天才なのかも知れない!
インガ婆様は、俺達に解りやすく説明する為に、簡単だが絵を紙に描いて
くれている。その絵には、事細かく引き金から、魔法陣の筒までの事が描か
れており、筒も先端の方は動く仕組みになっており、先端が動く事で、引き金
から魔法陣の筒が連動すると、婆様は説明してくれた。
そして、魔法筒の後方は、取り外しが出来る仕組みにする様にと、インガ婆様
は言っている。そうしないと、魔法陣が劣化した時に、取り外しできなければ
描き直す事も出来なくなると言われてしまった。
「普通の魔法陣を描くのにはな、この瓶の液体を使うのじゃが、私が開発した
魔法陣を描く液体を使うと、何と!普通の液体ならば、2~3ヶ月しか持たな
いのだが、私が開発した液体は、1年は魔法陣の劣化しないで使えるのじゃ」
威張った口調で、インガ婆様は俺達に、婆様が開発した液体を買えと言ってきて
いるのだが、これって只の商売の話でしかないよな?
「どうじゃ、身内と言う事だから金貨1枚で、お前等に売ってやろう」
「婆ちゃん、そりゃないよ!可愛い孫に金貨1枚で、魔法陣の液体を売りつける
祖母が何処にいるんだよ!此処は孫の可愛さに免じて、そうだね無料で貰うよ」
ダニエルも祖母に負けておらず、インガ婆様の手から無理やりに、魔法陣の液体を
取上げると、インガ婆様を強引に退けて奥にある、在庫の液体を鞄に詰めだしたの
だった。この家族って.....少しばかり恐いんですけど!
あっ......インガ婆様が泣き出したと思ったら、カウンターの下から何やら黒光りした
筒を.....逃げろ!!!
「ドッカーン!」
本当に町中で、それも自分のお店の中で、大砲を撃ったよ!
何を考えてるんだ?
俺達は、インガ婆様の魔道専門店から、命からがら逃げ出してきていた。
まさか、本当に大砲を撃つとは思わなかったから、驚きを通り越している!
もう呆れるほかないな!
でも、インガ婆様のお蔭で、魔力鉄砲銃に望みが出来た事も、大きな収獲である!
この事をオレークさんに報告して、直ぐに魔力鉄砲銃の改良作業に、取り掛からな
ければならないな!
魔法筒の先端と引き金を連動する仕組みを作れば、魔力球が壊れる事もなくなり
長時間の魔力鉄砲銃の使用も可能になる、オレークさんには、この部分の鋳造が
出来るかを訊きたいのですが、作れますか?
俺はオレークさんに、インガ婆様から教えて貰った事を説明すると、オレークさん
に鋳造で、その部分を作れるかを訊いていた。
「そうだな.....細かい部品を組み合わせて、そして筒を形成すれば出来なくもない」
オレークさんが言いたいのは、1つの筒ではなく、部品を何個も作り、それを組み
合わせてから、筒にすると言っているのだ。そうする事で、鋳造が楽になるし、
更には強度も増すとの事だった。
俺達は、早速に鋳造場に赴き、砂型を作り出したのだった。
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