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一章 異世界転生(人生途中から)
4 初出勤
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午前7時。ジリリリリと目覚まし時計のベルが鳴り、私は初夏の陽気を感じながら目を覚ました。
この部屋は1階に酒場が入っている安アパートで、値段と立地で住むと決めた。壁紙がウィリアム・モリスのデザインに似ているのが気に入っている。
寝ていたこのベッドやテーブルなどはこの部屋の前の住人だか前の前の住人だかが残していったものだ。
(こんな固いベッドでも体がしんどくならないのはこの体が若いからね)
クローゼットを開け、紺色の地味目なワンピースを手に取る。
ワードローブはマリーさんのお古や、彼女が女性患者さんに声をかけて集めて貰った古着が入っている。無一文でなんの伝手もない私には本当にありがたかった。
これも同じくお古のサテンでできた白のネグリジェを脱ぎ、リネンのシュミーズの上からコルセットを前から巻きつける。
背中のレースアップバックの紐を引き絞ってウエストを締めつけるのだが、この息苦しさには慣れそうもなく、ズリ下がらない程度にいつも緩めにしている。それから前についているホックを留めて後ろの紐を体に結びつけて服を着るのに邪魔にならないようにする。上からワンピースを着て完成だ。
鏡の前に立って姿を確認しながら髪を編んで紐でくくり、ピンでとめてアップスタイルを作る。
(よし、可愛い顔だからどんな服も髪型も似合う)
自画自賛ではない。未だにこの体を自分だと認識できないでいる。もっと時間が経てばこれが自分だと思える日が来るのだろうか。
今はまだ他人に憑依した自分。あくまでも他人のセーブデータの続きからプレイしている感覚。それが私の第2の人生。
ゲームならリセットして『はじめから』を選んだだろう。
(『はじめから』じゃないなんて、この生まれ変わりはバグね)
私はキッチンに立ちコンロの上にフライパンを置き、ノズルを捻って火をつけた。ガスはパイプを使って各家庭に供給されているという。
火種にはコンロに内蔵された魔法石が使われている。
フライパンが温まったらパンを2枚焼き皿に置いておき、次に卵とベーコンを燒く。火が通ったらパンに挟んだ。食材は給料を前借りして買ったものだ。食材は近くにある商店街で買い揃えられた。
昼と夜は診療所で食べられる__というか私が作ることになるのだろう。だから食費は助かるが、それでもしばらくは節約しなければ。
簡単サイドウィッチをお腹に収めて紅茶で一息ついたら出勤だ。
私は部屋を出て街を歩き、商店街を通り抜けて診療所へと向かう。
街を歩く人たちの服装は女性は私のようにワンピースであったり、現代日本で着られているものよりゆったりとした形のスーツを身に纏っている人も見かける。車から降りてくる中流階級か上流階級と思しき人はバッスルスタイルのドレスだ。
男性は古い映画か何かに出てきそうなクラシカルなスーツ姿であったり、シャツとズボンといった現代日本のファッションにも通じるものを感じる服装だ。
「やぁナオちゃん。おはよう」
「おはようございます。ソールさん」
さすがに診療所に来る人全員を覚えているわけではないが、このおじさんのことは覚えている。ギックリ腰で友達と思しき男性に抱えられながら来院したのだ。
(魚屋さんだったのね)
ソールさんは早朝に市場で仕入れてきたであろう木箱に詰まった魚を店先に並べている。確かに年齢を重ねての肉体労働は足腰にダメージがあるだろう。
「あら、ナオちゃんじゃない。おはよう。診療所の外では初めて見るね?」
「おはようございます、グリーンさん。昨日近所に越してきて今日から正式に診療所で働くことになったんです」
「そうなの。頑張ってね!」
はい、と答えて会釈すると、グリーンさんは不思議そうな顔をしながら私を真似て少し頭を傾けた。
(そうか、ここは日本じゃないんだから会釈の習慣もないよね)
気をつけなければ変に思われてしまう。染みついた習慣を出さないよう常に意識しなければと戒める。
少し昔のヨーロッパのような街並みを眺めながら、将来の見通しの立たない現状を憂いた。
◇
診療所の前に着き、一度立ち止まる。そして深呼吸してから扉を開けて中へ入った。
「おはようございます」
「おはよう、ナオ。今日からウチの正式なスタッフね。よろしく」
診療所を入って右手側にある受付からテイラーさんが返事をしてくれた。テイラーさんは私(奈緒)と同年代の人で、黒髪のキリリとした美人だ。入院中に手伝いで受付に入った時は仕事を丁寧に教えてくれた。
「先生はもう来てますか?」
「えぇ、診察室にいらっしゃると思うわ」
私は待合室を抜けて、その奥にある診察室の扉をノックして入った。
診療所には先生が使う机と椅子、薬品類を入れる棚、そして診察台が置いてある。診察室の奥には処置室があり、急患は直接そこに運び込まれる、とマリーさんが言っていた。もっとも私が手伝いをしていた1カ月の間にそのような患者は来なかったが。
「先生、おはようございます」
「あぁ、ナオ。おはようございます。ちょうどよかった。あなたにこれを」
机の上には山と積まれた本があった。
「座学の教科書です。前の弟子が使っていたものですが、良いか悪いか新品同様なので使ってください」
「わっ、たくさんあるんですね……」
先生は厳しい顔して、
「もちろんです。魔法治療師は主に外傷専門で、病気を治す医師とは違いますが命を預かるという点では同じです。自分の未熟さで患者を死なせたり不利益を与えることはあってはなりません」
そう言って先生は私に白衣を差し出した。
私も社会人になってからは営業としていくつか修羅場も潜ってきた自負はある。しかしミスが誰かの死に繋がることはなかった。けれども医者は違う。
緊張で少し汗ばんだ手でその白衣を受け取り袖を通した。
この体は身長が165cmとこの国の平均身長よりも高い。その背に白衣の長さはピッタリと合った。これはきっとお下がりではなく先生が私のために新しく誂えてくれたものだろう。
(大事にしよう……)
今世で初めて持ったお下がりじゃない自分のためのモノだった。
「さぁ、準備をして開院しましょう」
私はマリーさんやテイラーとともに院内の掃除と医薬品の在庫の確認をして診療所を開けた。
この部屋は1階に酒場が入っている安アパートで、値段と立地で住むと決めた。壁紙がウィリアム・モリスのデザインに似ているのが気に入っている。
寝ていたこのベッドやテーブルなどはこの部屋の前の住人だか前の前の住人だかが残していったものだ。
(こんな固いベッドでも体がしんどくならないのはこの体が若いからね)
クローゼットを開け、紺色の地味目なワンピースを手に取る。
ワードローブはマリーさんのお古や、彼女が女性患者さんに声をかけて集めて貰った古着が入っている。無一文でなんの伝手もない私には本当にありがたかった。
これも同じくお古のサテンでできた白のネグリジェを脱ぎ、リネンのシュミーズの上からコルセットを前から巻きつける。
背中のレースアップバックの紐を引き絞ってウエストを締めつけるのだが、この息苦しさには慣れそうもなく、ズリ下がらない程度にいつも緩めにしている。それから前についているホックを留めて後ろの紐を体に結びつけて服を着るのに邪魔にならないようにする。上からワンピースを着て完成だ。
鏡の前に立って姿を確認しながら髪を編んで紐でくくり、ピンでとめてアップスタイルを作る。
(よし、可愛い顔だからどんな服も髪型も似合う)
自画自賛ではない。未だにこの体を自分だと認識できないでいる。もっと時間が経てばこれが自分だと思える日が来るのだろうか。
今はまだ他人に憑依した自分。あくまでも他人のセーブデータの続きからプレイしている感覚。それが私の第2の人生。
ゲームならリセットして『はじめから』を選んだだろう。
(『はじめから』じゃないなんて、この生まれ変わりはバグね)
私はキッチンに立ちコンロの上にフライパンを置き、ノズルを捻って火をつけた。ガスはパイプを使って各家庭に供給されているという。
火種にはコンロに内蔵された魔法石が使われている。
フライパンが温まったらパンを2枚焼き皿に置いておき、次に卵とベーコンを燒く。火が通ったらパンに挟んだ。食材は給料を前借りして買ったものだ。食材は近くにある商店街で買い揃えられた。
昼と夜は診療所で食べられる__というか私が作ることになるのだろう。だから食費は助かるが、それでもしばらくは節約しなければ。
簡単サイドウィッチをお腹に収めて紅茶で一息ついたら出勤だ。
私は部屋を出て街を歩き、商店街を通り抜けて診療所へと向かう。
街を歩く人たちの服装は女性は私のようにワンピースであったり、現代日本で着られているものよりゆったりとした形のスーツを身に纏っている人も見かける。車から降りてくる中流階級か上流階級と思しき人はバッスルスタイルのドレスだ。
男性は古い映画か何かに出てきそうなクラシカルなスーツ姿であったり、シャツとズボンといった現代日本のファッションにも通じるものを感じる服装だ。
「やぁナオちゃん。おはよう」
「おはようございます。ソールさん」
さすがに診療所に来る人全員を覚えているわけではないが、このおじさんのことは覚えている。ギックリ腰で友達と思しき男性に抱えられながら来院したのだ。
(魚屋さんだったのね)
ソールさんは早朝に市場で仕入れてきたであろう木箱に詰まった魚を店先に並べている。確かに年齢を重ねての肉体労働は足腰にダメージがあるだろう。
「あら、ナオちゃんじゃない。おはよう。診療所の外では初めて見るね?」
「おはようございます、グリーンさん。昨日近所に越してきて今日から正式に診療所で働くことになったんです」
「そうなの。頑張ってね!」
はい、と答えて会釈すると、グリーンさんは不思議そうな顔をしながら私を真似て少し頭を傾けた。
(そうか、ここは日本じゃないんだから会釈の習慣もないよね)
気をつけなければ変に思われてしまう。染みついた習慣を出さないよう常に意識しなければと戒める。
少し昔のヨーロッパのような街並みを眺めながら、将来の見通しの立たない現状を憂いた。
◇
診療所の前に着き、一度立ち止まる。そして深呼吸してから扉を開けて中へ入った。
「おはようございます」
「おはよう、ナオ。今日からウチの正式なスタッフね。よろしく」
診療所を入って右手側にある受付からテイラーさんが返事をしてくれた。テイラーさんは私(奈緒)と同年代の人で、黒髪のキリリとした美人だ。入院中に手伝いで受付に入った時は仕事を丁寧に教えてくれた。
「先生はもう来てますか?」
「えぇ、診察室にいらっしゃると思うわ」
私は待合室を抜けて、その奥にある診察室の扉をノックして入った。
診療所には先生が使う机と椅子、薬品類を入れる棚、そして診察台が置いてある。診察室の奥には処置室があり、急患は直接そこに運び込まれる、とマリーさんが言っていた。もっとも私が手伝いをしていた1カ月の間にそのような患者は来なかったが。
「先生、おはようございます」
「あぁ、ナオ。おはようございます。ちょうどよかった。あなたにこれを」
机の上には山と積まれた本があった。
「座学の教科書です。前の弟子が使っていたものですが、良いか悪いか新品同様なので使ってください」
「わっ、たくさんあるんですね……」
先生は厳しい顔して、
「もちろんです。魔法治療師は主に外傷専門で、病気を治す医師とは違いますが命を預かるという点では同じです。自分の未熟さで患者を死なせたり不利益を与えることはあってはなりません」
そう言って先生は私に白衣を差し出した。
私も社会人になってからは営業としていくつか修羅場も潜ってきた自負はある。しかしミスが誰かの死に繋がることはなかった。けれども医者は違う。
緊張で少し汗ばんだ手でその白衣を受け取り袖を通した。
この体は身長が165cmとこの国の平均身長よりも高い。その背に白衣の長さはピッタリと合った。これはきっとお下がりではなく先生が私のために新しく誂えてくれたものだろう。
(大事にしよう……)
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