異世界への転移または転生者の募集張り紙

青樹春夜

文字の大きさ
28 / 51

27枚目 ある会議の記録2

しおりを挟む
 ~ある会議の音声の続き~

「——つまりこの戦いに参加できるのは第2世界『スローライフ』、第3世界『けもみみ』、第4世界『チート』、第7世界『異国の留学生(8名の男性攻略中)』、第22世界『黒の剣聖』・『白の剣聖』、第28世界『諜報員』、第66世界『鬼』、第77世界『神様候補』、第98世界『JK』・『おっさん』…の11名か?」

「そうなりますな。『異能力者』と『機械戦争』の世界は募集人数が満たされず、まだ展開オープンされていないので」

「はい、質問!」

「どうぞ、『けもみみ』さん」

「第44世界、だったかな? ハイファンタジーのダンジョン世界。あれに行った人はどうなってるんですかぁ?」

「うむ、可愛らしい質問だ。彼は残念ながらダンジョンの深層部に入り込んでいて間に合わないようだ」

「はい、質問!」

「どうぞ、『おっ』さん」

「(なんだその呼び方?)ええと、三国志の世界があったはずですが?」

「うむ、かなりのマニアがやって来てな。あっという間に条件をクリアして現世に帰還してしまった」

「はい」

「どうぞ、『異国の留学生イケメン攻略中』さん」

「第7世界に戻りたいんだけど」

「うむむ……今暫くご協力下さらんか?」

「(急にキレて)あと1人でコンプなのよッ! 一番手強いのを残して来たのよ! 全能力のレベルを最高MAXまで上げて、生徒会に入って、親密度を上げて来たのよッ!」

「……では、ダメ押しの『おまじない』の裏技ひみつを教えよう」

「ぐぅっ、卑怯な!」

「はい、『神様候補』がいるなら彼女に任せれば? 神様なんだろう?」

「うむ、『諜報員』君の質問ももっともだが、彼女の能力は『幸運の手』『飛行』『透明化』なのだ。むしろサポート役だな」

「はい、質問」

「どうぞ、『鬼』さん」

「(鬼さんって…)どっかにアンチチートな冒険者募集があったはずだが? そいつ、いないな?」

「うむ、彼はあの世界で職業・盗賊になってしまった。手配中らしい」

「はいはいはい!」

「なんだ『JK』」

「扱いがおかしいって!」

「はい、次」

「聞けよッ! チート野郎を呼んでくればいいだろ? 強いんだから」

(ざわざわ…)

「うむ。まだ彼は此処には来ていないようだが……」

(バタン!ドアの開く音)

「きょ、局長ー!」

「なんだ?職員A」

「だ、第4世界『チートハーレム』の異世界が第6世界に飲み込まれましたー!!」

「なんだと!?」


 録音は続く……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  ブックマーク・評価、宜しくお願いします。

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。 この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。 ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。 少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。 更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。 そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。 少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。 どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。 少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。 冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。 すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く… 果たして、その可能性とは⁉ HOTランキングは、最高は2位でした。 皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°. でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~

専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。 ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。

【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活

シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!

処理中です...