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012『戻り橋が使えず志忠屋に行く』
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巡(めぐり)・型落ち魔法少女の通学日記
012『戻り橋が使えず志忠屋に行く』
今日は無理だよ。
新聞を取りに行って戻ってきたお祖母ちゃんがキッパリと言う。
「ええ、なんでぇ!?」
今日は証明写真を受け取りに行く日だ。一日の入学式に間に合えばいいんだけど、それだとギリギリになる。
「川の柵を替えるんだって工事が始まっちゃった」
「ええ、そんな予告なかったよ」
ご近所で公共工事がある時は回覧板とかで予告が出て、現場にも―― 〇日から工事やります ――的なお知らせが貼ってある。前触れもなくいきなりというのは勘弁してほしい。
「ほら、石見銀山と堺だったかで、川の柵が壊れて人が亡くなったり怪我したりってのがあったじゃない」
「あ、ああ……他に渡る手段ないの?」
「時空を渡る橋なんて、そうそう無いわよ」
「だろうねえ……」
そこで予定を変更した。
せっかくの春休み。それも中学を卒業して高校に入るまでの、なんの束縛も無い春休みだよ。
外は花粉が多いということを除けば、とっても爽やかでホワホワした春の朝だよ。じっとしているわけにはいかない。
「志忠屋に行ってくる!」
「え、こないだ行ったとこでしょ」
「うん、食べときたいメニューがあるの!」
ということで、お財布の中身を確かめて志忠屋を目指して外に出る。
ギャギャーーーーーー
工事のオジサンたちが、すごい音をさせながら鉄の柵を切っている。
ちょうどMの標のあるあたりを十メートルほど。他にも標を中心として川上、川下方向に赤い布切れでしるしを入れて、その前を『立ち入り禁止』のテープを渡したカラーコーンが並んでいる。
けっこうヤバかったんだ(^_^;)
しかし、標の前後に集中しているのは時空の橋と関係があるんだろうか……まあ、魔法少女を目指してるわけじゃないからいいけどね。
川に沿って百メートル上流の寿橋を渡る。
川と同じ名前のこの橋は令和の宮之森に行く橋。ほら、最初の合格者説明会の帰り道に渡った橋。
下流の方にも橋はあるんだけど、道がややこしくって、かえって遠回りになる。
今は、令和の宮の森方面に行くから寿橋さ。
昭和も令和も季節はいっしょだから、どっちもうららかな春。
でも、活気があるのは昭和の方。
万博が開催されたばかり、高度経済成長のど真ん中だからね。あちこちで工事してるし、車も今と違ってガソリンやディーゼルばっかで、発進やアイドリングの時は野生動物かってくらいに迫力だよ。
放置自転車と犬のウンチを気にしなくていいのは令和にアドバンテージ。
まだ向こうに行ったのは三回だから、悲劇に見舞われたことはないけど、遠目にオジサンが踏んづけて――クソ!――と口の形だけで分かる怨嗟の声を上げていたのには笑った。
銀行の角を曲がって次のビルの一階が志忠屋。
正午には15分あるから、ランチタイムだけど空いてる。
「また来ちゃいました!」
自動ドアが完全に開き切る前に、カウンター奥のマスターに挨拶。ランチタイムに差し掛かって忙しいマスターは片手だけあげて挨拶。代わりにバイトのペコさんが「いらっしゃいませ(^▽^)」と、十五歳のわたしにも笑顔でお絞りとお水を持ってきてくれる。
「ビーフシチューとガーリックパスタお願いしま~す」
「昼から出かける予定はないの?」
ペコさんが、オーダーを書きながら心配してくれる。
「はい。こないだ来た時、めちゃくちゃ美味しそうな匂いしてたから。今日は挑戦です」
「うん、じゃあ、ビーフシチューとガーリック一つづつです!」
「まいど!」
志忠屋では『ペペロンチーノ』なんてイタ飯風には言わない。カルボナーラは玉子パスタだし、ナポリタンだってメニューにある。
「うちはヘルガーリック(地獄のニンニク)使てるから、めちゃくちゃ美味いけど、明日の朝までニオイ抜けへんからなあ、覚悟せえよ」
「ラジャー('◇')ゞ」
「で、やっぱり昭和の宮之森いくんか?」
「うん、制服も買ったし証明写真も撮ったしね」
「1970年か……まあ、いろいろあって面白い年やけどなあ」
「でも、亜世界だから、微妙に違ったりするんでしょ?」
「まあな……応(コタエ)さんは行ってへんねやろ?」
「あ、うん。わたし一人で間に合ってるし」
「やっぱ……」
「え?」
「まあ、せいだい勉強して、いっぱい遊んどいで」
「うん、そのつもり……あ、ペコさん、試験受けるんですか!?」
カウンターの隅に参考書。
「アハハ、今年は受からないと、ちょっとヤバイ……」
そう言って、指を一振りして参考書を消した。
「ああ、お腹空いたあ!」「死ぬぅ!」「ごはんんん!」
OLさんが三人、盛大に空腹を訴えながら入ってきた。
「いらっしゃいませ!」
「ランチ!」「メシ大盛り!」「パスタ、堅めの多め!」
窓際の四人掛けに座ったOLさんは、とたんにネコミミが出て尻尾が生えた。猫又さんたちだ。
「ちょ、人の女の子が!」「あ」「ヤバ!」
シュ!
耳と尻尾が引っ込む。
「あ、だいじょうぶですよ(^_^;)」
「この子も、いちおう魔法少女や」
「おお」
「あ、なんか似てるかも」
「応(こたえ)さんの孫や、粗相のないようになあ」
「「「し、失礼しました!」」」
「あ、いえいえ(^△^;)」
それから、街中の妖やら魔法少女やらがやってきて、志忠屋は楽しくて美味しいランチタイムになった。
おいしくシチューとガーリックパスタを頂いて、その日は真っ直ぐ家に帰った。
☆彡 主な登場人物
時司 巡(ときつかさ めぐり) 高校一年生
時司 応(こたえ) 巡の祖母 定年退職後の再任用も終わった魔法少女
滝川 志忠屋のマスター
ペコさん 志忠屋のバイト
宮田博子
012『戻り橋が使えず志忠屋に行く』
今日は無理だよ。
新聞を取りに行って戻ってきたお祖母ちゃんがキッパリと言う。
「ええ、なんでぇ!?」
今日は証明写真を受け取りに行く日だ。一日の入学式に間に合えばいいんだけど、それだとギリギリになる。
「川の柵を替えるんだって工事が始まっちゃった」
「ええ、そんな予告なかったよ」
ご近所で公共工事がある時は回覧板とかで予告が出て、現場にも―― 〇日から工事やります ――的なお知らせが貼ってある。前触れもなくいきなりというのは勘弁してほしい。
「ほら、石見銀山と堺だったかで、川の柵が壊れて人が亡くなったり怪我したりってのがあったじゃない」
「あ、ああ……他に渡る手段ないの?」
「時空を渡る橋なんて、そうそう無いわよ」
「だろうねえ……」
そこで予定を変更した。
せっかくの春休み。それも中学を卒業して高校に入るまでの、なんの束縛も無い春休みだよ。
外は花粉が多いということを除けば、とっても爽やかでホワホワした春の朝だよ。じっとしているわけにはいかない。
「志忠屋に行ってくる!」
「え、こないだ行ったとこでしょ」
「うん、食べときたいメニューがあるの!」
ということで、お財布の中身を確かめて志忠屋を目指して外に出る。
ギャギャーーーーーー
工事のオジサンたちが、すごい音をさせながら鉄の柵を切っている。
ちょうどMの標のあるあたりを十メートルほど。他にも標を中心として川上、川下方向に赤い布切れでしるしを入れて、その前を『立ち入り禁止』のテープを渡したカラーコーンが並んでいる。
けっこうヤバかったんだ(^_^;)
しかし、標の前後に集中しているのは時空の橋と関係があるんだろうか……まあ、魔法少女を目指してるわけじゃないからいいけどね。
川に沿って百メートル上流の寿橋を渡る。
川と同じ名前のこの橋は令和の宮之森に行く橋。ほら、最初の合格者説明会の帰り道に渡った橋。
下流の方にも橋はあるんだけど、道がややこしくって、かえって遠回りになる。
今は、令和の宮の森方面に行くから寿橋さ。
昭和も令和も季節はいっしょだから、どっちもうららかな春。
でも、活気があるのは昭和の方。
万博が開催されたばかり、高度経済成長のど真ん中だからね。あちこちで工事してるし、車も今と違ってガソリンやディーゼルばっかで、発進やアイドリングの時は野生動物かってくらいに迫力だよ。
放置自転車と犬のウンチを気にしなくていいのは令和にアドバンテージ。
まだ向こうに行ったのは三回だから、悲劇に見舞われたことはないけど、遠目にオジサンが踏んづけて――クソ!――と口の形だけで分かる怨嗟の声を上げていたのには笑った。
銀行の角を曲がって次のビルの一階が志忠屋。
正午には15分あるから、ランチタイムだけど空いてる。
「また来ちゃいました!」
自動ドアが完全に開き切る前に、カウンター奥のマスターに挨拶。ランチタイムに差し掛かって忙しいマスターは片手だけあげて挨拶。代わりにバイトのペコさんが「いらっしゃいませ(^▽^)」と、十五歳のわたしにも笑顔でお絞りとお水を持ってきてくれる。
「ビーフシチューとガーリックパスタお願いしま~す」
「昼から出かける予定はないの?」
ペコさんが、オーダーを書きながら心配してくれる。
「はい。こないだ来た時、めちゃくちゃ美味しそうな匂いしてたから。今日は挑戦です」
「うん、じゃあ、ビーフシチューとガーリック一つづつです!」
「まいど!」
志忠屋では『ペペロンチーノ』なんてイタ飯風には言わない。カルボナーラは玉子パスタだし、ナポリタンだってメニューにある。
「うちはヘルガーリック(地獄のニンニク)使てるから、めちゃくちゃ美味いけど、明日の朝までニオイ抜けへんからなあ、覚悟せえよ」
「ラジャー('◇')ゞ」
「で、やっぱり昭和の宮之森いくんか?」
「うん、制服も買ったし証明写真も撮ったしね」
「1970年か……まあ、いろいろあって面白い年やけどなあ」
「でも、亜世界だから、微妙に違ったりするんでしょ?」
「まあな……応(コタエ)さんは行ってへんねやろ?」
「あ、うん。わたし一人で間に合ってるし」
「やっぱ……」
「え?」
「まあ、せいだい勉強して、いっぱい遊んどいで」
「うん、そのつもり……あ、ペコさん、試験受けるんですか!?」
カウンターの隅に参考書。
「アハハ、今年は受からないと、ちょっとヤバイ……」
そう言って、指を一振りして参考書を消した。
「ああ、お腹空いたあ!」「死ぬぅ!」「ごはんんん!」
OLさんが三人、盛大に空腹を訴えながら入ってきた。
「いらっしゃいませ!」
「ランチ!」「メシ大盛り!」「パスタ、堅めの多め!」
窓際の四人掛けに座ったOLさんは、とたんにネコミミが出て尻尾が生えた。猫又さんたちだ。
「ちょ、人の女の子が!」「あ」「ヤバ!」
シュ!
耳と尻尾が引っ込む。
「あ、だいじょうぶですよ(^_^;)」
「この子も、いちおう魔法少女や」
「おお」
「あ、なんか似てるかも」
「応(こたえ)さんの孫や、粗相のないようになあ」
「「「し、失礼しました!」」」
「あ、いえいえ(^△^;)」
それから、街中の妖やら魔法少女やらがやってきて、志忠屋は楽しくて美味しいランチタイムになった。
おいしくシチューとガーリックパスタを頂いて、その日は真っ直ぐ家に帰った。
☆彡 主な登場人物
時司 巡(ときつかさ めぐり) 高校一年生
時司 応(こたえ) 巡の祖母 定年退職後の再任用も終わった魔法少女
滝川 志忠屋のマスター
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宮田博子
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