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本編37
■□■□◆◇■□■□
慣れとは怖いものである。
あれ以来竜の館に住み着いたザームエルの存在をソーマは受け入れつつあった。
朝ともに起き、昼は一緒に農作業をしたり魚を捕ったりして過ごし、食事をして、夜は同じ寝台にて気持ちいいことを繰り広げながら眠りに就く。その繰り返しなのに、どんどんと心を許していくのだ。
自分でも不思議でならない。
しかも、王子なのにこんないかにも農民の暮らしに不平不満を言わず、ひたすらすべてを楽しむ彼と一緒にいるのが心地よいとすら思い始めていた。
(でも本当は可愛い女の子と一緒にいたかったんだよな)
未だに嫁を貰う夢を捨てきれていないソーマだが、それでもザームエルとの暮らしは楽しいと感じている。
一日で育ってしまう野菜にびっくりした表情を露にしたときは、思わず声を上げて笑ってしまったくらいだ。
何をしてもすべて楽しむ姿勢は新鮮で、一つ一つに驚く様は見ていて飽きない。
だが一番は、やはり夜の時間だろう。
宮中で巧みな恋愛を繰り広げていたザームエルは、圧倒的な経験値とテクニックを以って、ひたすらにソーマを啼かせ続けた。分身を扱き、時には我慢させ、狂わせながら限界近くまで上り詰めさせてからの放出に、ソーマは自分が解らなくなるほど溺れてしまっていた。
初めては一緒に寝ることを抵抗したり、早く王都へ帰れと言っていたのに、一月もするともうそんなことを言っていたのが嘘のように、その手に身を任せていた。
身体を清めたザームエルが寝台へと入ってくると、当然のように自分に覆いかぶさってくるのにも、夜着を乱すのにも何も言わなくなるどころか、自分からやりやすいように身体を動かしていく。
そして大きな掌が身体をくまなく辿り始めれば、甘い声をあげてしまう。
ただ、初めのころと違って、ザームエルはただ身体を撫で、胸の飾りを弄り、分身を扱くだけではなかった。
大きく足を開かせ、ソーマの下肢にある蕾に指を入れるようになった。初めは一本、それが苦しくなくなると徐々に指を増やし、そして内側からある一点を擦り始めた。
分身を擦られて得られる快楽よりもずっと強烈なその感覚に、あっという間にソーマはのめり込んでしまった。同時に手ではなく口腔に分身を咥えられながら舌で嬲られればひとたまりもなかった。
今夜もまた、ザームエルはソーマを狂わすために寝台にやってくるのだろう。
その時をソーマはドキドキしながら待っていた。
先に清めた身体を包んだ夜着をギュッと握りしめる。
期待にもうソーマの分身は形を変え始めていた。
ドアが開き、ゆっくりとした足取りでザームエルが寝台に近づいてくるのが音で解る。
「ソーマ……」
寝台に上がる前に、優しく自分の名前を囁かれるともうダメだ。今日も気持ちいいことをしてもらえると胸が弾んでしまう。
慣れとは怖いものである。
あれ以来竜の館に住み着いたザームエルの存在をソーマは受け入れつつあった。
朝ともに起き、昼は一緒に農作業をしたり魚を捕ったりして過ごし、食事をして、夜は同じ寝台にて気持ちいいことを繰り広げながら眠りに就く。その繰り返しなのに、どんどんと心を許していくのだ。
自分でも不思議でならない。
しかも、王子なのにこんないかにも農民の暮らしに不平不満を言わず、ひたすらすべてを楽しむ彼と一緒にいるのが心地よいとすら思い始めていた。
(でも本当は可愛い女の子と一緒にいたかったんだよな)
未だに嫁を貰う夢を捨てきれていないソーマだが、それでもザームエルとの暮らしは楽しいと感じている。
一日で育ってしまう野菜にびっくりした表情を露にしたときは、思わず声を上げて笑ってしまったくらいだ。
何をしてもすべて楽しむ姿勢は新鮮で、一つ一つに驚く様は見ていて飽きない。
だが一番は、やはり夜の時間だろう。
宮中で巧みな恋愛を繰り広げていたザームエルは、圧倒的な経験値とテクニックを以って、ひたすらにソーマを啼かせ続けた。分身を扱き、時には我慢させ、狂わせながら限界近くまで上り詰めさせてからの放出に、ソーマは自分が解らなくなるほど溺れてしまっていた。
初めては一緒に寝ることを抵抗したり、早く王都へ帰れと言っていたのに、一月もするともうそんなことを言っていたのが嘘のように、その手に身を任せていた。
身体を清めたザームエルが寝台へと入ってくると、当然のように自分に覆いかぶさってくるのにも、夜着を乱すのにも何も言わなくなるどころか、自分からやりやすいように身体を動かしていく。
そして大きな掌が身体をくまなく辿り始めれば、甘い声をあげてしまう。
ただ、初めのころと違って、ザームエルはただ身体を撫で、胸の飾りを弄り、分身を扱くだけではなかった。
大きく足を開かせ、ソーマの下肢にある蕾に指を入れるようになった。初めは一本、それが苦しくなくなると徐々に指を増やし、そして内側からある一点を擦り始めた。
分身を擦られて得られる快楽よりもずっと強烈なその感覚に、あっという間にソーマはのめり込んでしまった。同時に手ではなく口腔に分身を咥えられながら舌で嬲られればひとたまりもなかった。
今夜もまた、ザームエルはソーマを狂わすために寝台にやってくるのだろう。
その時をソーマはドキドキしながら待っていた。
先に清めた身体を包んだ夜着をギュッと握りしめる。
期待にもうソーマの分身は形を変え始めていた。
ドアが開き、ゆっくりとした足取りでザームエルが寝台に近づいてくるのが音で解る。
「ソーマ……」
寝台に上がる前に、優しく自分の名前を囁かれるともうダメだ。今日も気持ちいいことをしてもらえると胸が弾んでしまう。
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