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日向荘にて(第21話)
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ニャンドラゴラは、なぜ自分の攻撃が早苗に当たらないのかわからなかったー。
一方で、魔力の素質の高い杏里には、はっきりとその理由が分かったのである。
「さて、ニャンドラゴラ君・・・じゃなくて、憤ドラゴラ君だったっけ?今は・・・」
得意げ且つ涼し気な表情で、憤ドラゴラに迫る早苗ー。
「残念だけど、君の攻撃は、これからも一切当たらないよぉ~。そして、多分君にはその理由はわからないだろうね~」
早苗の言葉に憤りを感じながらも、一方でなぜ攻撃が当たらないのかわからないのは事実なので、思わず後退る憤ドラゴラー。
「ど、どういうことでやんすか?なぜ、あっしの攻撃が素通りされてしまうのでやんす?」
狼狽える憤ドラゴラに対し、
「ふっふっふ・・・」
と、まるで普段のミケさんのように不敵な笑みを浮かべる早苗。
「まあ、私の能力の実体を捉えることができていないようじゃ、いつまでたっても私に攻撃を当てることはできないよね」
「な、なんですと!?」
能力の実体という言葉に、思わず反応を示す憤ドラゴラ。どういうことだ、あの扇女の能力は、風や鉄扇を操るだけじゃないのか・・・?
狼狽の色を隠せない憤ドラゴラに対し、早苗がすっと前に出て、
「さあて、そろそろ私の方から反撃してみようかなぁ~。覚悟はいい?憤ドラゴラ君!!」
「・・・!?」
今度は、早苗の攻勢が始まったのだったー。
一方で、魔力の素質の高い杏里には、はっきりとその理由が分かったのである。
「さて、ニャンドラゴラ君・・・じゃなくて、憤ドラゴラ君だったっけ?今は・・・」
得意げ且つ涼し気な表情で、憤ドラゴラに迫る早苗ー。
「残念だけど、君の攻撃は、これからも一切当たらないよぉ~。そして、多分君にはその理由はわからないだろうね~」
早苗の言葉に憤りを感じながらも、一方でなぜ攻撃が当たらないのかわからないのは事実なので、思わず後退る憤ドラゴラー。
「ど、どういうことでやんすか?なぜ、あっしの攻撃が素通りされてしまうのでやんす?」
狼狽える憤ドラゴラに対し、
「ふっふっふ・・・」
と、まるで普段のミケさんのように不敵な笑みを浮かべる早苗。
「まあ、私の能力の実体を捉えることができていないようじゃ、いつまでたっても私に攻撃を当てることはできないよね」
「な、なんですと!?」
能力の実体という言葉に、思わず反応を示す憤ドラゴラ。どういうことだ、あの扇女の能力は、風や鉄扇を操るだけじゃないのか・・・?
狼狽の色を隠せない憤ドラゴラに対し、早苗がすっと前に出て、
「さあて、そろそろ私の方から反撃してみようかなぁ~。覚悟はいい?憤ドラゴラ君!!」
「・・・!?」
今度は、早苗の攻勢が始まったのだったー。
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