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第2章 確かなもの
第39話 学校へ・・・
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「あんたとは、近いうちにまた会うことになりそうだな」
相坂の首を確認し、氷上に別れを告げて家を出ようとする紗耶香と葉月。
「今、ここではさすがにやらないわよね」
「当り前さ・・・あたしも葉月も、そしてアンタも昨日は一人ずつ殺っているだろ?まだペナルティには余裕があるはずだし、しばしの間はお休みするさ・・・尤も」
紗耶香は口の端を歪めーしかし鋭い眼差しを氷上に向けて、
「どうしてもアンタがやり合いたいって言うんなら付き合ってやらんこともないよ・・・正直言うと、あたし自身は喰い足りないところがある」
「さすが、生前に二人も殺しているだけのことはあるわね」
「そう言うことだ」
氷上はため息交じりに頭を振って、
「私にはまねできないわ・・・だから、今日は勘弁してほしいわね」
氷上はセミロングの髪をかき上げながら、
「でも、あなたが私をレイプしたいというのなら、今の私にはとても抵抗できないわね・・・相坂の首を刎ねてから、正直全身から力が抜けたみたいな感じで、もはや何をされても抵抗する気が起きないのよ」
「ほうほう」
氷上の言葉に先に反応したのは葉月の方だった。
「つまり、今ならアンタとやり放題ってことっすね」
まるで獲物を見つけた肉食獣のような目つきで、葉月は氷上を見つめた。
改めて見てみると、この氷上という女もなかなかの美貌とプロポーションの持ち主である。もちろん、葉月自身も負けてはいないーとは思いたいが、特に胸の大きさを見る限りではー勝っているとも言い難い微妙なラインだった。昨日氷上に殺された相坂という女も、さぞやこの体を満喫したのだろう。
正直うらやましい。
まあ、昨日仕留めた成城女学院のお嬢様もなかなかのものではあったが。
「葉月~、お前も今日はお休みしろ、なんだかんだ言って、お前だってお嬢様相手にやり合って色々あったんだろ?」
知らぬうちに両手の指をワキワキと小刻みに動かしながら、氷上の胸元に近づいて行った葉月の頭をガシっと鷲掴みにして、紗耶香がこの場を後にしようとする。
ちなみに、氷上は胸元を抑え、ケダモノでも見つめるような冷たい目で葉月を睨みつけていたりする。
「この子、手が早そうね・・・」
「悪いね、このノーパン犬のしつけは改めてやっておくから・・・まあ、今日のところはお互いにご挨拶だけってことで」
「先輩、さりげなくノーパンと犬を合体させないでくださいっす!!」
「そうか、犬がパンツ履くわけないから、ノーパンってつける必要もないわけか。ならノーパン娘が正解だな、この場合は」
「だぁぁ~!先輩、さっきも言いましたが、あたしが今ノーパンなのは先輩のせいなんすからね!!」
「尻の風通しが良くていい気持ちだろ?葉月、もっと堪能しろよ」
「冗談じゃないっすよ!」
賑やかな二人のやり取りを見て微笑しながら、
「そうね、今日はお互いここでお開きといたしましょう。と言っても、私もいつまでここにいられるのかわからないけれど、少なくともまだしばらくはここにいるつもりだから・・・」
氷上が挑戦的な笑みを二人に向ける。
「この首が欲しいときは言ってちょうだい。いくらでも相手になってあげるわ・・・どうせ、優勝にはこだわってないわけだし、現役殺人者さんとそちらのノーパンさん?と戦えるならあたしも望むところよ」
「ガーン、ついに氷上さんにまでノーパン呼ばわりされてしまいましたっす」
わざとらしい擬音語をわざわざ口にしながら、がっくしと膝をつきうなだれる葉月。そんな彼女の様子を見て、紗耶香も氷上も苦笑するのであった。
相坂の首を確認し、氷上に別れを告げて家を出ようとする紗耶香と葉月。
「今、ここではさすがにやらないわよね」
「当り前さ・・・あたしも葉月も、そしてアンタも昨日は一人ずつ殺っているだろ?まだペナルティには余裕があるはずだし、しばしの間はお休みするさ・・・尤も」
紗耶香は口の端を歪めーしかし鋭い眼差しを氷上に向けて、
「どうしてもアンタがやり合いたいって言うんなら付き合ってやらんこともないよ・・・正直言うと、あたし自身は喰い足りないところがある」
「さすが、生前に二人も殺しているだけのことはあるわね」
「そう言うことだ」
氷上はため息交じりに頭を振って、
「私にはまねできないわ・・・だから、今日は勘弁してほしいわね」
氷上はセミロングの髪をかき上げながら、
「でも、あなたが私をレイプしたいというのなら、今の私にはとても抵抗できないわね・・・相坂の首を刎ねてから、正直全身から力が抜けたみたいな感じで、もはや何をされても抵抗する気が起きないのよ」
「ほうほう」
氷上の言葉に先に反応したのは葉月の方だった。
「つまり、今ならアンタとやり放題ってことっすね」
まるで獲物を見つけた肉食獣のような目つきで、葉月は氷上を見つめた。
改めて見てみると、この氷上という女もなかなかの美貌とプロポーションの持ち主である。もちろん、葉月自身も負けてはいないーとは思いたいが、特に胸の大きさを見る限りではー勝っているとも言い難い微妙なラインだった。昨日氷上に殺された相坂という女も、さぞやこの体を満喫したのだろう。
正直うらやましい。
まあ、昨日仕留めた成城女学院のお嬢様もなかなかのものではあったが。
「葉月~、お前も今日はお休みしろ、なんだかんだ言って、お前だってお嬢様相手にやり合って色々あったんだろ?」
知らぬうちに両手の指をワキワキと小刻みに動かしながら、氷上の胸元に近づいて行った葉月の頭をガシっと鷲掴みにして、紗耶香がこの場を後にしようとする。
ちなみに、氷上は胸元を抑え、ケダモノでも見つめるような冷たい目で葉月を睨みつけていたりする。
「この子、手が早そうね・・・」
「悪いね、このノーパン犬のしつけは改めてやっておくから・・・まあ、今日のところはお互いにご挨拶だけってことで」
「先輩、さりげなくノーパンと犬を合体させないでくださいっす!!」
「そうか、犬がパンツ履くわけないから、ノーパンってつける必要もないわけか。ならノーパン娘が正解だな、この場合は」
「だぁぁ~!先輩、さっきも言いましたが、あたしが今ノーパンなのは先輩のせいなんすからね!!」
「尻の風通しが良くていい気持ちだろ?葉月、もっと堪能しろよ」
「冗談じゃないっすよ!」
賑やかな二人のやり取りを見て微笑しながら、
「そうね、今日はお互いここでお開きといたしましょう。と言っても、私もいつまでここにいられるのかわからないけれど、少なくともまだしばらくはここにいるつもりだから・・・」
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「この首が欲しいときは言ってちょうだい。いくらでも相手になってあげるわ・・・どうせ、優勝にはこだわってないわけだし、現役殺人者さんとそちらのノーパンさん?と戦えるならあたしも望むところよ」
「ガーン、ついに氷上さんにまでノーパン呼ばわりされてしまいましたっす」
わざとらしい擬音語をわざわざ口にしながら、がっくしと膝をつきうなだれる葉月。そんな彼女の様子を見て、紗耶香も氷上も苦笑するのであった。
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